
脳ミソぐちゃぐちゃの、あわわわーで、褐色の汁が垂れる。
オフィス上の空
シアタートラム(東京都)
2020/09/17 (木) ~ 2020/09/27 (日)公演終了
満足度★★★★
駅改札横という好立地、さらに空間も非常に広く、感染対策も徹底されていて、安心して観ることができました。
タイトルがふざけた感じだったのでちょっと不安がありましたが、内容は時世を踏まえた非常にしっかりとした見ごたえのある内容で、キャストも素敵な方々ばかりの素晴らしい2時間の舞台でした。
個人的には、ラストシーンが納得いかなかった(えっ?これで終わりという感じ)のと、スピーカーからの音が騒音レベルでうるさく、非常に耳障りだったのが残念でした。
扉座の有馬自由さんがいい大人を演じていらっしゃいました。

脳ミソぐちゃぐちゃの、あわわわーで、褐色の汁が垂れる。
オフィス上の空
シアタートラム(東京都)
2020/09/17 (木) ~ 2020/09/27 (日)公演終了
満足度★★★★
感染対策が徹底されていて客席も50%だったので、快適に安心して観ることができました。
題名が特殊な感じなのでふざけた内容が盛り込まれてるのかと思いましたが、真っ当なこれぞ演劇という舞台で良かったです。
ただ、個人的には最後のシーンがないほうが好みでした。

壊れた夜空
劇団 浮浪舎
Therter Cafe 信天翁(大阪府)
2020/09/18 (金) ~ 2020/09/21 (月)公演終了

ReaDance THE FOREST
WItching Banquet
ハーフムーンホール(下北沢)(東京都)
2020/09/17 (木) ~ 2020/09/18 (金)公演終了

ターニングポイントフェス~関西小劇場演劇祭~
ターニングポイントフェス
ABCホール (大阪府)
2020/09/19 (土) ~ 2020/09/20 (日)公演終了

脳ミソぐちゃぐちゃの、あわわわーで、褐色の汁が垂れる。
オフィス上の空
シアタートラム(東京都)
2020/09/17 (木) ~ 2020/09/27 (日)公演終了
満足度★★★★★
下ネタマンサイで、すごーくおもしろい舞台でした。
劇場がとにかく、素晴らしくて、感激でした。
ストーリーもおもしろくて、おもしろくて、楽しかった。
ライトと音響効果も絶妙で、もう、言うこともないくらい、素晴らしい。
個人的にには、主演の男性が、よい演技をしていた、と思う。
あと、これは もしかすると、わたしだけが思っているのかもしれませんが、全体的には、ひとりひとりのせりふは、聞こえていますが、声が小さくて、聞こえないところがありました。
小さい劇場なら、耳が痛いくらい聞こえるのですが。
耳をすまさなくても、自然に耳に入ってくればいいなあ、と思っているのは、わたしだけでしょうか?

壊れた夜空
劇団 浮浪舎
Therter Cafe 信天翁(大阪府)
2020/09/18 (金) ~ 2020/09/21 (月)公演終了
満足度★★★★★
人の想う気持ち 母 息子椿丸 遊女 班長 セメントになった 砂防ダム 人似草
心の中の世界 明治と」昭和の時代を越えて 絡む因果、業、詰まった想いの様 人似草が通り過ぎる。
私はこの芝居の半分くらい観れてない部分が多くあると思う。 この感覚のお芝居は大好きです。

星をかすめる風
秋田雨雀・土方与志記念 青年劇場
紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)
2020/09/12 (土) ~ 2020/09/20 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2020/09/18 (金) 19:00
座席1階
若くして日本の刑務所で獄死した韓国の国民的詩人、ユン・ドンジュの物語。青年劇場に初登場となる温泉ドラゴンのシライケイタの脚本・演出ということで期待して出かけた。
福岡刑務所で鬼と恐れられていた暴力看守が殺害される。看守がきていた服からは一編の詩が書かれた紙が見つかる。所長に殺害犯の特定を頼まれた若い看守が収容されていた朝鮮半島出身の罪人たちの取り調べを始めた。「あんな暴力男に恨みを持っていないやつはいない」との供述が続出し、犯人は簡単に割り出せたと思われたのだが。
舞台は休憩をはさんだ後半に大きく動く。先の戦争中、朝鮮人たちを多く収容していた刑務所という極限的な舞台設定で、人間の優しさ、温かな心の動きなどが随所に顔を出すのがとてもいい演出だと思う。そのものは出てこないが、塀の外と中の凧揚げ合戦は、客席の想像力を膨らませる舞台設定だ。誰も見ていないのに、外で凧を揚げているのが小学生くらいの女の子という人物設定もすんなり受け入れられ、その心の交流に想像が膨らんでいく。シライ演出の妙だと言える。
青年劇場の演目では反戦劇が多く、今回もほぼ同じ方向性である。だが、シライケイタの劇作家としての、あるいは演出マインドがいつもの作品とは違うテイストに仕上げ、客席にこれまでとは違う風を吹かせたと思う。カーテンコールの拍手にそれを感じた。秀作だ。

親の顔が見たい
Art-Loving
APOCシアター(東京都)
2020/09/16 (水) ~ 2020/09/22 (火)公演終了
満足度★★★★★
いじめの問題を真正面から表現して見せた
見応え十分な舞台でした
配役の設定も巧くて感情移入と理解がし易かったデス
コロナ対策下での客席と舞台を隔てるアクリル板が
世相を反映してて何ともでしたが
運営側の苦労が十分に視覚化されておりました

Crime-2nd-
Sun-mallstudio produce
サンモールスタジオ(東京都)
2020/08/26 (水) ~ 2020/08/31 (月)公演終了
満足度★★★★
書き忘れ。配信観劇は全体記憶が薄れやすいようだ..。
Crime第一弾は観ておらず、2ndは配信に間に合って鑑賞できた。
犯罪にまつわる短編3つで2時間、各組頑張ってクオリティを高め、第3弾への期待に繋げたという所だろうか。記憶を掻き起こして一応感想を。
一つ目、女性記者によるインタビューで構成。人物の周囲は闇(道具は椅子のみ)、拠り所は言葉のみで何度も意識が飛んだ(疲労のため)。が、概ね事件のアウトラインは掴めた。闇サイトで出会った面識のない3人の男が不法に金品を得るために集まり(「志」ある者が三人寄れば文殊の知恵とでも考えたのか)、計画の詰めは甘く予定外の展開に場当たり対応に終始し、最後には殺人という結末を迎える。旧日本陸軍の暗喩(実話だが)にも見えた。
二つめはいじめ自殺事件の生徒の担任、生徒指導教員、女性教育委員(か教育長)、いじめた生徒の親(ともう一名居た気がする)による会話劇。この事件が話題になったのは教師が生徒のいじめに参加していた事。脚本では事件は、「パッとしない」教師が生徒に誘われ喜んでうかうかと参加したらそれが自殺した生徒の「葬式遊び」だった、と語られる。この事実を伏せようとする教育委、同情から隠ぺいに傾く指導教員に対し、良心の呵責に苛まれる担任は・・。(The Stone Ageブライアント・鮒田直也作←注目)
三つ目は高橋いさを作演出による、凶悪殺人犯に面会に来る被害者遺族(父親)のエピソードで語り手が刑務官。恨みつらみをぶつける事なく温和に季節の会話などをする遺族と、面会者に「感謝してます」を絶えず口にする受刑者の、激する事のない会話の片鱗に「事件の涙」を想像させるうまい設定。死刑囚への肉親以外の面会は例外措置だった、という事でやがて最終面会日が迎える。
犯罪に眉をひそめながら被害者遺族の各様の思いを知ろうとせず、厳罰化を口にして溜飲を下げる風潮。世知辛い時代には「他人を利用する」エゴが増殖するが、これも「利用」の仕方だろうか。作家の執筆動機は知らないが、ステロタイプな「被害者」像に対するアンチテーゼが、社会派な気配を消しても読み取れた。

脳ミソぐちゃぐちゃの、あわわわーで、褐色の汁が垂れる。
オフィス上の空
シアタートラム(東京都)
2020/09/17 (木) ~ 2020/09/27 (日)公演終了

親の顔が見たい
Art-Loving
APOCシアター(東京都)
2020/09/16 (水) ~ 2020/09/22 (火)公演終了
満足度★★★★★
グループなんだからリーダーは誰か・・・?
名前が出てくる順番だと思っていた・・・♪
きっとクラスの中とか見た感じではそうなんだろう・・・でも・・・♪

脳ミソぐちゃぐちゃの、あわわわーで、褐色の汁が垂れる。
オフィス上の空
シアタートラム(東京都)
2020/09/17 (木) ~ 2020/09/27 (日)公演終了
満足度★★★★
語れる程観てないが、センスの良い演出家さんは沢山居るが、今風に言うと“とにかくクセが凄いッ!!”現代美術家(アーティスト)寄りの表現をする演出家さん。
サスペンス調の妖しいテイストや魔球的なゾワゾワする感じは少々鳴りを潜めていたが、存在感の有る実力派若手俳優の共演が楽しい舞台。

ReaDance THE FOREST
WItching Banquet
ハーフムーンホール(下北沢)(東京都)
2020/09/17 (木) ~ 2020/09/18 (金)公演終了

『劇団乱れ桜 × 空宙空地』
火曜日のゲキジョウ
in→dependent theatre 1st(大阪府)
2020/09/15 (火) ~ 2020/09/15 (火)公演終了

ReaDance THE FOREST
WItching Banquet
ハーフムーンホール(下北沢)(東京都)
2020/09/17 (木) ~ 2020/09/18 (金)公演終了
満足度★★★★★
チラシから、あやしい感じの作品を想像していたが、全然違った。
ダンスが、クラシックバレエのように、上品で、美しく、上手で、うっとりして、観ていた。
ピアノ、フルート、バイオリンなどと、朗読のコラボはよく観たことがあるが、ダンスとのコラボは始めてだ。素晴らしかった。朗読のストーリーも良く、ラストも衝撃的だった。舞台もビニールのよう物に覆われていて、コロナ対策も万全でした。
とても素晴らしい公演でした。
観てよかった。満足です。

心の嘘
劇団俳優座
俳優座スタジオ(東京都)
2020/09/04 (金) ~ 2020/09/20 (日)公演終了

拝啓、衆議院議長様
Pカンパニー
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2020/09/17 (木) ~ 2020/09/21 (月)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2020/09/18 (金) 14:00
価格5,500円
昨年に続く再演。注目の裁判も終わっているが、再演の舞台はどう変わったか。初演に続いて足を運んだ。
昨年よりも、結論が重く感じた。命の価値に差をつけることが、空気感としてより強まっているからではないか。新型コロナで全国に差別感情が広がったからか。死刑になることが決まったのだから、あの一人の男の問題だからもう忘れていい、そんな無言の世論を感じたからか。
命に差をつけられない。何回見ても、結論は同じなのだが、そこに至るまでのルートが違う。再演を見て発見した。

Killing Moon
DANCETERIA-ANNEX
WAKABACHO WHARF 若葉町ウォーフ(神奈川県)
2020/08/29 (土) ~ 2020/09/01 (火)公演終了
満足度★★★★★
知人が役者として出演してるので観劇。若葉町ウォーフ初めて来た。踊ったり、歌ったり、殺陣もあり、見どころたくさんの演出だった。冬の公演も来ます!

心の嘘
劇団俳優座
俳優座スタジオ(東京都)
2020/09/04 (金) ~ 2020/09/20 (日)公演終了
満足度★★★★
休憩挟んで2時間40分とのアナウンス。コロナ下では少人数、短時間に傾きそうな所「おーよくやるな」と思う。もっとも観客としてはディスタンス規制により座りやすく、荷物も置きやすく、2時間半超えでも乗り切れると思える。そして開幕以後はアナーキーな台詞や展開も空中分解せず、芝居はラストまで無事運行した。
以前俳優座5Fでの翻訳劇を(型どおりの外人演技の濫用で)忍耐で観た記憶があるが、今回は俳優がある微妙な線を出している。狂気や狂気に触れたリアクションを応酬しつつ正常に戻らぬまま飛行する劇の「正解」のない演技も、何かが狙われており、その結果「心の嘘」の一つのあり得る形が提示されたと見えた。演出がどんな言葉で何を俳優に要求したのか大変に興味がある(どんな舞台もだが)。
その問題のドラマ。後で調べると1985年初演とある。この劇が普遍的かという議論をすれば、「アメリカ社会と歴史」という要素を我々はカッコに入れて作品を見ており(見ることが許されており)、だから海外のものは何でも(特にアメリカ産と聞くだけで親近感を持つし)「普遍性のあるドラマ」と錯覚しそうだ。
だがこのドラマでは、人間の相互理解や関与し合う「力」が、機能不全となった悲劇が終始描かれる。悲劇は時代性と不可分である。彼らを包囲するものを告発する意志が作者の筆に宿っていると推察できるから。何に対する告発なのか、そこは分からないが。。