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ビニールの城【5月8日~5月9日花園神社公演中止】

ビニールの城【5月8日~5月9日花園神社公演中止】

劇団唐組

花園神社(東京都)

2021/05/08 (土) ~ 2021/06/03 (木)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

神谷バーでトリス(国産安ウイスキー)を飲んでベロベロになっている男、隣の止まり木に腹話術の人形を置き独り言を呟いている。カウンターの上には封の切られていない昔懐かしのビニ本(無修正のエロ本)が酒の肴なのか鎮座して、何処かで見たことのあるような気がする表紙の女が黙ってこちらを見詰めている。男の呟きは酔いと共に勢いを増し、何だか文学めいた詩人めいた文言を発するのだがいよいよ意味は掴めない。
そんな舞台。

ネタバレBOX

どんどんどんどん藤井由紀さんが美しくなっていく。
父と暮せば

父と暮せば

こまつ座

紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)

2021/05/21 (金) ~ 2021/05/30 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2021/05/24 (月) 14:00

座席1階

1994年の初演以来、コンビを替えて上演し続けている。こまつ座のDNAとも言える代表作だ。本日は幽霊の父親役が山崎一、広島の原爆から「生き残ってしまった」娘を伊勢佳代が演じた。

理不尽な戦争、災害。その惨禍を生き抜いた人はよく「自分だけが生き残ってしまった」という言葉を絞り出す。死んだ者は、「生きているだけで幸せ」と生き抜いてほしいと願う。だが、生き残った者は生きているという「罪」を悔い、重荷として背負う。

この舞台では、死んでしまった父親が幽霊になって娘の元に顔を出し、その恋を応援する。相手はとてもいい人のようで、娘も好意を抱いているのだが、「自分だけが幸せになってはいけない」と相手を避けようとする。それをユーモアたっぷりに諭しながら応援する父の姿がとてもいい。実際に父と娘が生きていたらそういう家族関係にはならないのかもしれないが、包容力豊かなお父さん、というキャラクターで、客席をほっとさせる。

二人とも再演の舞台だけあって、切れ味があるというか、緩急をつけたテンポのいい見事な演技だった。息がぴったり合っていて、原爆投下での惨状の場面などは、客席の感涙を誘う。

いい舞台というのは、何回見てもいいものだ。こまつ座おすすめの通り、続いて上演される「母と暮せば」とセットで観劇したい気持ちになる。

家族のはなしPART1 2021

家族のはなしPART1 2021

(株)モボ・モガ

KAAT神奈川芸術劇場・ホール(神奈川県)

2021/05/14 (金) ~ 2021/05/30 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

草彅剛を軸にしたコント集。大阪のCMクリエーターの二人の作・演出で、東京の観客は見慣れていない面白さだ。東京にもナンセンスやコメディはあるが、ケラとも違うし、三谷とは異質だ。今までの演劇の約束ごとを無視しているような、うまく使っているような異色の舞台になった。
「わからない言葉」は生活規律のだらしのない夫(羽場)と几帳面な妻(小西)の中年夫婦に飼われている犬・ハッピーを草薙が演じる。犬や外国人を含めた現代の市民生活で、言葉のコミュニケーションの可能性をめぐるコントである。
約束をすっかり忘れていた夫の中央アジアの友人(畠中)がガールフレンド(小林)とともにやってくる。かつてその国で働いていたのに、夫はすっかりその国の言葉を忘れている。
犬と人間の間に、また人間と人間同士の間に、どちらが言葉が通じるか、音楽なら通じるのか、といった下世話でもあり、広げられる話題でもある素材をもとにナンセンスなドタバタが展開する。
 犬にわかる言葉はゴハンとサンポ。中央アジアの国の言葉はもう完全に分からない。友人が連れてきたガールフレンドの衣装は異国風で、言葉も中央アジアの言葉を話すのだが、やがて、実は日本人で通訳だということが分かる。こういう仕掛けが効果を上げている。
これだけよく出来たコントにはなかなかお目にかからない。
それは二話の「笑って忘れて」も同じで、こちらはリモートで働いている夫〈草薙〉と妻(小西)の物語である。記憶喪失症にかかった妻の取り違え劇(であることがなかなかわからないように舞台が進行する)が、結局は夫婦愛の物語になっていく。一話とは違うテイストのコントで、夫々1時間。間に休憩がある。
 どちらのコントも、笑劇らしい無理な設定をしているのだが、本がよく出来ていて、素直に楽しめてしまう。俳優も、関西にありがちはオーバーな演技が臭くなる一歩前で寸止めしていて、そのへんの呼吸が揃っているのもうまい。草薙の犬は犬らしいところを形では全く見せていないのに、犬の役になっている。ほかのベテランの配役もハマっていて、特筆するとすれば小林きな子。二話の会社のドジな同僚もうまいものだ。あまり東京では見ないがはじけている。初演は二年目に京都で上演していて、その時の羽場の役は池田成志だった由だが、羽場は池田とは別の面白さを出していると思う。
 作・演出の演劇経験はサラリーマン劇団と紹介されているので、ふと気が付いたのは、80年代後半に旗揚げした喇叭屋である。主宰した鈴木聰も確か電通の腕利きの宣伝マンで、旗揚げしたときは確か「サラリーマン新劇」といっていた。作風も内容も違うが、今の生活者にエンタテイメントとしての芝居を、広告という無名の場所から発言してきたことでは通底するものを感じる。その精神が、舞台に生きている。
神奈川なので、土曜の夜の満席の客席の劇場は東京のぎすぎすした自粛劇場とは違う和やかさがあった。さらに言えば、、コロナ禍でジャニーズタレントのファンクラブのリピーターに頼った大劇場の公演を数多く見たが、この公演は唯一そういう勘定ずくをバランスシートの片側に置かないでも見られた愉快な公演でもあった。

姿

姿

ゆうめい

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2021/05/18 (火) ~ 2021/05/30 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★

パクリ?とオマージュ?の間な感じの演出が、斬新というよりも古めかしい感じに見えてしまいました。

ネタバレBOX

演出の方が色々な芝居を参考にしているのだろうけれども、既視感があるというか、無難に芝居のいいところを持ってきましたという感じ。ドタバタするところもあるのだけれど、整理やコントロールされていないようで、もう少しブラッシュアップした方がいいかなぁと思います。
姿

姿

ゆうめい

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2021/05/18 (火) ~ 2021/05/30 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

開場後の自由席は遠方から来る客には辛い。
電車の止まるリスクなどを考えると、
相当早く出なければいけないので座席指定ができる指定席にしてほしい。

劇の内容とアフタートークの温度差がかなりあった、
アフタートークを聞くとそんなに複雑な家庭環境だったのだろうかと
思えてしまう。

劇自体はフィクションと言っているが、フィクションに思えない部分もあり良かった、手法としては弟兄と似たような感じで、
それを親子に置き換えた感じもしないでもない。

次はドローンでも飛ばすのだろうか?

あの娘みゅ~ん

あの娘みゅ~ん

なかないで、毒きのこちゃん

ザ・スズナリ(東京都)

2021/05/19 (水) ~ 2021/05/23 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

ダメおじさんが可愛らしく見え、ほのぼのした話から一転・・・スプラッターホラーに変わりゆっくりとは見させてくれzず、ラストはめでたしめでたしではないのが毒きのこちゃんらしくてよかったです。

引き結び

引き結び

ViStar PRODUCE

テアトルBONBON(東京都)

2021/05/19 (水) ~ 2021/05/23 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

割とレトロな感じの時間SFものでした
人情味と温かさはあるものの
科学とかの冷たさシビアさが不足してて
説明不足な感も否めなかったかなぁと感想

開演前からのトークにて
座の温めとかは十二分であり
ほんわかとした雰囲気は好ましかった(^ー^)

ネタバレBOX

時間ものSFは結構出尽くしてて
設定とかの説明と らしさ の出し方が難しいかなぁ
とかも感じました

今作では過去には素潜りで海底に到達する感じで
短時間で現代に引き戻され=過去の改変は現代にも及ぶという枠でした
現代時間の経過も過去と同様みたいで等差的でしたなー
これが等比的だとクロノスジョウンターになるんだけどね

肺癌の設定とかは映画(原題: Frequency)が近いかなー
基本アットホームな感覚での人物群像は
ママは小学4年生 みたい かも?

主人公が過去の人間を助けてーの設定は
アットホームだと良いが
とある映画オチでは
最初の時空犯罪者としての見学ツアーに組み込まれてた
って~のもあったよ
過去で閉じ込められた主人公が
過去の周囲の人間達に誰も信じてもらえず
過去の自分に連絡してーなんてのもあった

全体的にレトロな感じの今作でしたが
海外ドラマ タイムトンネル 程ではなかった

自分だという証明に
肩に入れ墨入れて
未来の自分に咎められるシーンは
何となくのリアルが良かったデス

時間遡行設定に神様まぶすなら
もーちょい
いろいろと設定を弄れたんじゃないかなーとかも感じた
もじゃ神さまはキサラギアリス(某秘密結社製)さんに毒舌で
突っ込まれたら現代的になったーかも?


蝶の筆

蝶の筆

CROWNS

インディペンデントシアターOji(東京都)

2021/05/12 (水) ~ 2021/05/23 (日)公演終了

映像鑑賞

最近の配信は映像は結構きれいですが、音声は難しいのでしょうね。小さな声で話しているところを基準に音量を合わせると、大きな声や音楽シーンでびっくりします。
後半始まってちょっとしたあたりで白い服の男性が中央に出てきますが、白い服が照明でとんでいる感じになって幽霊かと思ってしまいました。

アルビオン

アルビオン

劇団青年座

俳優座劇場(東京都)

2021/05/21 (金) ~ 2021/05/30 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

まさに現代版桜の園で、登場人物までわかりやすく対応している。しかし、こちらの女主人はかなりやり手の経営者のようで強烈な自我と意志を持っていて、物語も古典を超えてパワーアップしている。この劇団の実力も凄い。

姿

姿

ゆうめい

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2021/05/18 (火) ~ 2021/05/30 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★

ネタばれ

ネタバレBOX

ゆうめいの『姿』を観劇。

一昨年の三鷹市の期待の若手劇団の公演で絶賛の嵐だったらしい。
その再演。

父、母、息子の三人の家族の話し。
両親が離婚するらしい。息子も母親の行動にはゲンナリしているので納得している様子だ。そこから父と母の出会い、更なる過去から現在に至るまでが描かれている。
今作の最大の魅力は父親役を本当の父親が演じているのだ。勿論、素人だ。今までの経験したことのない「ポツドール」を超えるリアリティーで攻め込んでくるのかと期待したが、以外や以外、構成力の巧みさ、舞台美術の扱い、小道具の見立、多数の俳優たちが同時進行で同じ役を演じたりと演劇の面白さを味わえる作りにはなっている。
ただそれは過去に観たことのある有名な劇団の特徴的な箇所とそっくりで、目新しいものではない。
特に「チェルフィッチュ」の身体表現をそっくり真似した箇所にはウンザリ。
文句は言いつつも、完成度自体は悪くないが絶賛はしない。
狸の里帰り

狸の里帰り

トム・プロジェクト

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2021/05/21 (金) ~ 2021/05/30 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

23(日)観劇しました。この緊急事態の状況の中、そしてコロナが引き起こす恐怖の中に集まった人たちの抱える問題を作者が見事な作品にしていると思います。説明的なセリフではなく進行していくドラマに目が離せません。6人の俳優の個性が際立っていました。改めて生の舞台の良さを再確認しました。前作に続いて、狸シリーズの続編を観たくなりました。

引き結び

引き結び

ViStar PRODUCE

テアトルBONBON(東京都)

2021/05/19 (水) ~ 2021/05/23 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

紬チームを観劇しました。過去に行く度に現在が変わるので、やや混乱しましたが、面白かったです。テンポが良く、役者さん達の熱演もあり、どんどん惹き込まれました。笑いあり、涙あり、感動ありの観応えのある内容でしたが、正直、ちょっと都合が良すぎるかな・・という印象はありました。劇団の雰囲気の良さも加わり、明るい気持ちになれる舞台で満足でした!

social D

social D

ニサンカタンソ

北千住BUoY(東京都)

2021/05/13 (木) ~ 2021/05/16 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

16日午後、BUoYで上演されたニサンカタンソ第一回公演『social D』のteam Woman千穐楽を観てきた。これは、知人の役者・高坂汐里が主宰している関係からである。この作品、team Womanと男性team Manの2ヴァージョンからなっていて、自分が観たのは高坂汐里が出演しているteam Womanの方。

舞台はエピローグ付きの1時間55分ほどの作品。
エピローグは、事の発端である婚活パーティーの一場面。そう、この物語に登場してくる5人の女性が参加している。そして、5人はこれはという男性と付き合うことになったのだ。
本編はそこから。この5人が付き合いだした男性。実は同じ男性で、それぞれの女性に違った職業をしていると5⃣股交際をしていたのだった。そのことを、5人の女性の一人、堂丸彩乃(高坂汐里)が知ることになり、この男性・高野岳に復讐すべく高野名義で残り4人の女性を呼び出し、事の成り行きを説明する。タイトルのsocial Dというのは、この5人のイニシャルにDが付くことから名付けられた仲間としての呼び名。5人は高野を呼び出し、本人の口から5股の事実を白状させる。その過程で「恋愛とは何か」「結婚とは何か」「5人は満たされていたのかいなかったのか」が論議されるのだが、結局高野は5人の怒りを買って岩というかブロックというか固いもので椅子にくくりつけた高野を打ちたたく。途中5人の一人がトイレに駆け込み吐くのであるが、実は彼女、高野の子供を妊娠していた。その妊娠の事実を高野が素直に喜んでくれないことに、怒りを込めた表情でブロック?を手にするシーンで物語は終了する。

この舞台を見始めて気づくのは、物語の展開がかなり容易く想像できてしまう点。まぁ、脚本的に軸になる事柄が使い古された内容という事なのだ。それを楽しく緊迫感ある舞台に仕上げたのは、演出と役者の個性だと感じた。脚本と演出は松井カズユキが担当していた。作品の短所と長所双方を担った形。役者では、当日プログラムを物販で購入しなかったの役者名が明確で無いのだが、5人の女性の中で一番年長の女性を演じた役者の演技が秀でていた。
このニサンカタンソという団体の本質を見極めるには、まだ数回公演を見続ける必要があるだろう。次回作を期待したい。

引き結び

引き結び

ViStar PRODUCE

テアトルBONBON(東京都)

2021/05/19 (水) ~ 2021/05/23 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

現在・過去を往還し、さらに未来まで時間軸をのばし人との繋がりをもたせた公演。その描き方は理屈というよりは感性で表現した そんな印象だ。タイトル「引き結び~紬ぎ結ぶは時間の糸~」にあるように時を隔て繋がりを観せようとするが、ご都合的なところもあり、ストーリー展開を追うといった観方をしていると逆に混乱し解り難くなる。前説でも言っていたが、肩の力を抜いてゆったりとした気持で、そう大らかに構えることだ。
(上演時間1時間35分)【紬チーム 千穐楽】

ネタバレBOX

舞台セットは、中央が割けた大木(ヒマラヤスギだったら出来すぎか 花言葉=あなたのために生きる)を中心に上手・下手に変形段差を設けたスペース。さらに下手客席側に喫茶店。重要な小道具として固定電話が置かれている。後景(書き割り)はローマ数字、アラビア数字が書かれた幕があり、そこに後々、渦巻映像を映し時間という表現しにくい概念(または現在・過去の往還を歪化)を表わす。

梗概…照美真也がかつての恋人・水橋桜の不慮の死を阻止しようと、現在(2001年)から過去(1974年)へタイム"トラベル"する。現在の真也には別れた妻との間に1人娘・藤田心桜がいる。過去を変えることによって現在に影響-娘は存在しないというタイムパラドックスは避けたい。物語の設定は、もじゃ神の神力なのか天才発明家・真也によるタイムマシンの発明によるものか、それとも彼の幻想なのか判然としない。さらに、現在と過去を何度も往還させるためストーリー展開が煩雑になるのが難点。またサイドストーリーとして、自分が父親から受けた虐待のトラウマで、自分に子育てが出来るかといった苦悩も放り込むからよけいに面倒だ。

真也は自分の死期が近いことから、心残りである 桜との思いを繋ぐことに腐心した。であればタイム”スリップ”は1度だけで、そこの物語に厚みを持たせたほうが分かり易い。物語の全体を貫く”繋ぐ思い”は、たとえ愛しい人が亡くなっても、その人との楽しい思い出があれば生きていける、に表現される。結果的に過去は変えられないのだろうが、それでもラスト 真也と桜は27年ぶりに来世で邂逅する。27年という歳月によって2人の外見は変わってはいるが、それでも認識できるところに、時間の糸を感じる。

現在と過去を往還するたびに1役2人が現れ、テンポの良さと相まってどちらの世界観なのか分かり難くする。役者が熱演しているだけに残念。さらに もじゃ神と原田真理子(星宏美サン)の登場が笑いとともに更に不思議な世界観へ誘う。真理子は言う、将来 息子へ影響する? ということは真也の娘・心桜と関係してくるのだろうか、という想像もできる。この件、アメリカのSF映画「ターミネーター」を連想する。未来・現在・過去、そして再び未来といった連関は紬そのもの。仮に時間は過去・現在・未来と続くのであれば、人の数だけ時間軸=人生があるということ。実に人の機微に触れる公演であった。
次回公演も楽しみにしております。
王将【大阪公演中止 動画配信&緊急YouTubeライブ】

王将【大阪公演中止 動画配信&緊急YouTubeライブ】

新ロイヤル大衆舎

KAAT神奈川芸術劇場 アトリウム特設劇場(神奈川県)

2021/05/15 (土) ~ 2021/06/06 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

森田涼花さん出演。3部作の第2部。
特設会場には驚きました。舞台袖が会場外から見えるところにあり、あえて幕で覆ったりもしていません。これも演出の一部だそうです。
上も、ある程度布で隠していますが完全ではないので、エスカレーターの踊り場から客席が見えます。上の方の階では別のイベント会場があり、それが終わるタイミングには、ざわざわと声が入ってきます。これは少し気になりましたが、オープンな雰囲気の良さがそれを上回りました。
演目は有名な戯曲で、劇団としては4年前の再演になります。初演では下北沢の小劇場楽園というとても小さな会場で、3部合わせて35回もありながら激しいチケット争奪戦でした。今回の特設会場は170席ほど、38回。さらに大阪公演9回。チケット取りは苦労しませんでした。
この舞台はひとりで何役もこなします。森田さんは次女の君子役ですが、2部では三吉の弟子や芸妓も演じます。これは分かりやすいのですが・・。
あとはネタバレにて。

ネタバレBOX

世話人・西村役の荒谷清水さんが後から出てきた時、観る方は「あの西村だ」と思います。しかしどうやら別人を演技しているようなのです。これは良く分からず、混乱しました。ちなみに、役者さんは違いますが初演でも同じでした。
森田さんの君子役。2部3部は坂田三吉と次女の君子の物語と言っても過言ではなく。とても良い役です。
今年29になる森田さん。15の頃からから見てますが、若い役も昔と変わらず、見事なものです。

そう言えば、面白いシーンがありました。三吉が飛び出して宮田が追いかけるシーン。舞台を飛び出し、さらに建物を飛び出します。舞台を降りるとき、ちゃんとマスクをつけます。建物の外は一般の人が座る椅子やテーブルがあるところ。そのシーンの前に、その辺りの人に「もうすぐ演者が飛び出して来ますがびっくりしないで」と注意があります。この舞台セットならではの、楽しいシーンでした。
魔界転生【5月4日~5月11日東京公演中止、6月5日~6月6日大阪公演中止】

魔界転生【5月4日~5月11日東京公演中止、6月5日~6月6日大阪公演中止】

日本テレビ

明治座(東京都)

2021/05/04 (火) ~ 2021/05/28 (金)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

第一幕70分休憩25分第二幕105分。
マキノノゾミ氏の脚本に期待し、堤幸彦氏の演出に不安を覚え・・・、演劇と云うより舞台ショー的な感じ。背景のプロジェクションマッピングが凄まじいのだが、慣れてくると安っぽく感じる人間の不思議。全ては使い方とセンス、効果と言い訳の違い。
上川隆也氏の柳生十兵衛は意外にも千葉ちゃん調。勿論松平健氏の但馬守は素晴らしかった。荒木又十郎役の木村達成氏はヴィジュアル系バンドマン的に病んでいてカッコ良い。
石川賢版の漫画っぽい設定に『帝都物語』のエッセンスを加えた風味。
宮本武蔵の独り歌舞伎から十兵衛のキャラまでかなりコメディ調な展開が続く。核になるこの世への無念、未練が表現出来ていない勿体無さ。
『魔界転生』にはかなり思い入れがあるので、ついつい観てはガッカリする。深作欣二の映画と石川賢の漫画以外は何か根本的に違う気がする。永井豪の『デビルマン』関連と同じで、見ない方が良いと判っているのに見てしまう。そんな人間はきっと日本にいっぱいいるのではないか?
ラストの全員でのダンスは最高だった。

ネタバレBOX

マキノノゾミ節は第二幕から。怨念の化け物と化した淀君(浅野ゆう子)を義理の娘となるお品(藤原紀香)が諭す。憎悪と復讐の塊であった淀君が自ら成仏するのが見せ場。怨霊の鎮め方が今作品のテーマに。
山田風太郎による柳生十兵衛三部作、『柳生忍法帖』『おぼろ忍法帖』(『魔界転生』)『柳生十兵衛死す』。『柳生十兵衛死す』は江戸時代の柳生十兵衛と室町時代の柳生十兵衛が夢幻能に因って入れ替わり、別の時代で己の義を貫く。到頭最後には互いに相手を斬らなければならなくなってしまう傑作。石川賢の漫画もあるが酷い出来で、いつかちゃんとした作品を誰か作ってみて欲しい。能舞台としても観てみたい。
誰も死なない

誰も死なない

しむじゃっく

新中野ワニズホール ( Waniz Hall )(東京都)

2021/05/20 (木) ~ 2021/05/23 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

価格3,000円

23日14時開演回(70分)を拝見。

途中から先が読めなくなる程、練りに練られた刈馬カオスさんのホンを、6人の役者さん(最後に7人目が登場されたのは、ご愛敬♪)がじっくりと演じ切った70分。
予想以上に良い演劇体験が出来た。

ネタバレBOX

冴島學さん、眞庭美和さんのお初お二人以外は、顔と名前が一致する方ばかりの演技陣。
でっ、そのうち、植松りかさんは、メガネで惑わされた容姿より先に、声の響きで気づいた。

【配役】
ミヤノウチの母…植松りかさん
クボ(ファン)…冴島學さん
ハカマダ(ファン)…杉山純じさん
オガミ(ファンということだったが、実は…)…眞庭美和さん
ヤシマ(担当編集者)…坪和あさ美さん
医師…菊地奈緒さん
植物人間状態の作家ミヤノウチ…7人目の役者さんはWHO?
半勃ニョッキ

半勃ニョッキ

Peachboys

シアター711(東京都)

2021/05/18 (火) ~ 2021/05/23 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2021/05/21 (金) 19:00

あいも変わらずいろんな方面に失礼な(特にキムタクに)ステージに大爆笑の連続。去年の今頃は中止になっちゃって残念な思いをしただけに、元気すぎるステージを見ることが出来て嬉しさも倍返し。

うちのばあちゃん、アクセルとブレーキ踏み間違えた

うちのばあちゃん、アクセルとブレーキ踏み間違えた

劇団チャリT企画

座・高円寺1(東京都)

2021/05/16 (日) ~ 2021/05/23 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2021/05/22 (土) 19:00

ネットの使用に関して、我々は絶対に何かを踏み間違えちゃってますね。苦笑しながら我が身を反省。

喪服、緋色の。

喪服、緋色の。

ワイルドバンチ演劇団

スタジオ「HIKARI」(神奈川県)

2021/05/20 (木) ~ 2021/05/23 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2021/05/22 (土) 14:00

80分。休憩なし。

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