
僕らが歌をうたう時【無観客配信公演】
芝居処 華ヨタ
in→dependent theatre 1st(大阪府)
2021/05/21 (金) ~ 2021/05/23 (日)公演終了
映像鑑賞
満足度★★★★
配信アーカイブ観劇。
オンラインでも拝見しましたが、途中、通信途絶などあり、一部拝見できなかったので、再度アーカイブにて観劇。
本劇、上着を羽織る事でその役になる体で、登場人物9人を役者5人が入れ替わり立ち替わり、次々と役替わりしながら進行。
改めて再度観劇することで、腹への収まり具合が更に良くなった。
二度目だけど、感動した!

山姥の息子
水中散歩
シアター風姿花伝(東京都)
2021/06/23 (水) ~ 2021/06/27 (日)公演終了
実演鑑賞
ウード、パンデイロ等中東辺りの民族楽器等を用いた生演奏と生S.E が劇にピッタリでした。
演奏は私の好きな深草アキさんに通じるものを感じました。
打楽器等を用いた生SEは歌舞伎的でもありますよね。

飛行場長サンテグジュペリ
Sky Theater PROJECT
小劇場 楽園(東京都)
2021/06/25 (金) ~ 2021/06/27 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
サンテグジュペリという人が、どんな人か全く知らなかったが、このお芝居に教えてもらった。
交渉人としても、力を発揮したとは、驚いた。サンテグジュペリ役の役者さん、とても好感が持てた。
人柄が良く、思いやりにあふれた、あたたかさがにじみ出ている。
一番、インパクトがあったのは、キツネだ。最初から最後まで出番があったのだが、これは何か意味があるのだろうか?
ヒントが、作品の中にあったのかもしれない。ネタバレになってしまうので書けないが、もしかして... とも思う。
私は、妙にこの動きがリアルで、見いっていた。
今だに、目に焼き付いている。
あとは、役者さんの衣装がひとりひとり特徴があり、楽しめた。
名作を観ているような、素敵な雰囲気を持つお芝居だった。
この雰囲気、たまらなく良い!!!

書く女
劇団未来
未来ワークスタジオ(大阪府)
2021/06/18 (金) ~ 2021/06/27 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
樋口一葉の伝記ものだが、想像をはるかに超えて明るくキュート。じめじめしたところが全然ない。恋にも恵まれず、生活は貧しく、それでも書き続ける一葉。24歳でこの世を去るが、現代から考えるとホント大人ですね。
そんな一人の女性の生きざまをダイナミックな演出と粋のいい俳優陣で見せてくれる観客にとっても至福の時です。主役の一葉は断トツの出来だが、妹役の人が後々印象に残ります。
小さな狭い舞台も工夫していろいろ見せてくれます。愛情がこもってますね。秀作!

山姥の息子
水中散歩
シアター風姿花伝(東京都)
2021/06/23 (水) ~ 2021/06/27 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
劇中にも出てきた、語り継がれる話的な内容、良かったです!
なんでも解明されてしまうのも味気なく、わからないからワクワクする、
そんな子供の頃に思っていた気持ちを思い出させてくれました

"家族"のショートストーリーズ 「ファミスト!!」
イベント企画OZ
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2021/06/22 (火) ~ 2021/06/27 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
先程Aプログラム観劇しました。
20分ほどのショートストーリーが4本で90分の公演でした。
話題のように舞台観劇慣れていなくても充分楽しめます。
まだ席あるそうですので迷ってらっしゃる方は是非!

黄色い叫び
TRASHMASTERS
サンモールスタジオ(東京都)
2021/06/23 (水) ~ 2021/06/27 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2021/06/24 (木) 18:00
初演から何回も観ている戯曲だが、迫力があり重厚で優れた舞台だった。観るべし!
2011年の4月、中津留lovers名義で上演され、震災から1ヵ月で「災害」を扱った作品というので話題になったが、中津留loversでの再演やトム・プロジェクトのプロデュースで何回か上演されたものの、中津留の本拠地であるTRASHMASTERSでは初めての上演。他のユニットに書いた戯曲をトラッシュがやるのは恐らく初めてではないか。部分的に改作はされているが、大筋は変わっていない。133分。
田舎で災害に慣れてしまった人達と、東京に出ていて正論を言う匠、そして匠を応援する何人かの対立を描く前半の青年団の会議。そして後半は災害が起こり…、という展開だが、説教臭い展開ではない。匠が感情的になっている様子も描き、よく練られた戯曲だが、本作では個々の人物のキャラクターがより際立ち、見事な作品になっている。どの役者も熱演だが、嫌な役回りを演じた長谷川景と、看護師を演じた福永理未が特に光った。

「TABOO」
TEAM空想笑年
インディペンデントシアターOji(東京都)
2021/06/23 (水) ~ 2021/06/27 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
キャー!!! キリッとしたイケメンの、カッコいい昭和の男のオンパレード!!!
普通の劇団だと、イケメンがいいとこ2、3人なのに... こんなにたくさん贅沢です。
嬉しい悲鳴を、必死でこらえていた私。いいんですか? こんなに出血大奉仕しちゃって..
ストーリーだって、あり得ない設定だけど、ちゃんと、つじつま、あっていて超おもしろい。
笑いも満載!!! 恐いヤーサンだけど親しみもてるし。
ラストのところの乱闘シーン、スゴい、スゴい、スゴい!!! でもそれだけじゃない。ネタバレになるから書けないが、もうこんな贅沢なシーン、いいの、っていう感じ!!!
スカッとしたし、もう驚き、感動!!!
姉さん役の役者さんの衣装必見!!!
本当に観てよかった。大、大満足です。

山姥の息子
水中散歩
シアター風姿花伝(東京都)
2021/06/23 (水) ~ 2021/06/27 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
生演奏がとてもよかった。妖怪を通じて、自分たち自身に置き換えられる感情がとても良い観後感だった。
翻弄されていく2人の様など、個人的な事情にも反映されて、見応えがあった。
懐かしさも感じる、おもしろい公演でした。

Silent Scenes
ゼロコ
こまばアゴラ劇場(東京都)
2021/06/11 (金) ~ 2021/06/20 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
緻密なノンバーバルシアター。とても良い。
無言劇は有言劇と比べて、視覚情報が主になるため、動きにより一層注意を払わなければいけないと察するが、しっかりと今見るべきところを押さえられており、こちら側の想像力を掻き立ててくれる。
言葉なしでも、芝居や人物描写がしっかりしており、深いところまで連れて行ってくれた。
マイムの技術もしっかりしている。安心感。
また必ず観たい。

黄色い叫び
TRASHMASTERS
サンモールスタジオ(東京都)
2021/06/23 (水) ~ 2021/06/27 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
勢いがある作品。好みが分かれそうな作風にも「これが表現したい」と意気込みを感じられて好感が持てる。私は好きな作品だった。

フェイクスピア
NODA・MAP
東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)
2021/05/24 (月) ~ 2021/07/11 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
時代にあった、すばらしい作品でした。
涙が出ました。
タイトルからして、いい仕事をしている。またリピートしたい作品です。

目頭を押さえた
パルコ・プロデュース
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2021/06/04 (金) ~ 2021/07/04 (日)公演終了

「TABOO」
TEAM空想笑年
インディペンデントシアターOji(東京都)
2021/06/23 (水) ~ 2021/06/27 (日)公演終了
![あるこくはく [extra track]](https://stage-image.corich.jp/img_stage/m/000/nophoto_stage.png)
あるこくはく [extra track]
ほろびて/horobite
SCOOL(東京都)
2021/06/19 (土) ~ 2021/06/21 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
#あるこくはく
#ほろびて
出会ってから何作品目になるだろう。万華鏡のようにクルクルと表情を転がしてみせる #鈴政ゲン さんのその振り幅は、観る度に大きく広がっているような気がする。目は口ほどにものを言いう…を実践する女優が、確かにそこに存在した。彼女のモノローグの可笑しさに思わず吹き出してしまった。
設定は、あまりにもバカバカしいのだけれど、その裏側には世界に蔓延るさまざまな差別が浮き上がる。それを結びつけるのはもちろん無理矢理で強引なのだけれど、俳優の確かな演技力がそれを成立させた。中でも、トイレから戻った父親 #吉増裕士 さんの怒りと憤りが圧巻。そこには当然、娘への愛情が溢れているのだが、同時に世間の常識の代弁者となり、差別的な視線を反映させる。日本人の自意識の奥底に潜むアジアでの優位思想が滲む。戦争や災害などの非常事態に浮き彫りとなるその感情は、醜くも自分の中にあることを自覚し嫌悪する。人間は脆いという言葉が、抜けない棘のように、ゆっくりと心臓へ向かって攻撃を続ける。
たった1時間とは思えない密度の公演。ラストのリレーするモノローグの意味について、繰り返し反芻しながら考えている。
いま、キャリアのある俳優さんの中で観たい人と問われれば、この三人を選ぶ。#木場勝巳 さん、#相島一之 さん、#吉増裕士 さん。今作は、それを一層強く感じさせる濃密な時間だった。

黄色い叫び
TRASHMASTERS
サンモールスタジオ(東京都)
2021/06/23 (水) ~ 2021/06/27 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
何度も再演されているということで期待して観に行ったが、僕は最近の作品の方が好きなのかもしれない。特に前半、みんなが怒鳴っていたのがキツかった。熱が入る芝居なのはわかるのだけれど・・・。きっとこれは好みなのだろうなぁ。
でも、中津留さんのメッセージ性が強い作品の感じは好き。
だれが正解なわけでも、だれが間違っているわけでもなく、それぞれの立場や環境の中における、それぞれの想いが交差するのが、なんとも切ない。その切なさがラストのシーンに集約していく感じが、とてもよかった。

「TABOO」
TEAM空想笑年
インディペンデントシアターOji(東京都)
2021/06/23 (水) ~ 2021/06/27 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
主演、アクション指導の有賀太朗氏、開演前の前説を独り延々二十分雑談でこなす見事な話芸。誰かに喋りが似てるなあとずっと思っていたのだが、『見取り図』のツッコミの盛山晋太郎氏だった。舞台が開幕すると文句なしの熱演で圧倒的な力を見せつけ観客を捻じ伏せてみせる。ヤクザに無理矢理スカウトされて演出を強要される無名の俳優役。
もう一人の主人公、ヤクザの若頭役庄田侑右(しょうだゆうすけ)氏が超カッコいい。ガチガチのヤクザながら初めて演劇に触れ、こんなゾクゾクする世界があったのかと全存在が震えてしまう。キャラが生きている。
商業演劇の演出家役、身長170cmのモデルもこなす長身女優、真辺彩加さんも美しかった。
最高なのは怪優夢麻呂氏、三役を演じたのだがそのどれもが作品の中枢を担う重要キャラクター。三役共に観客の心に突き刺さる見事な存在として演じ分けてみせた。こういうプロフェッショナルが一人いるだけで、作品の重みが違ってくる。
座組の役者層の厚さでホンが目指したものを見事に表現することに成功。
シマを巡って二つのヤクザ組織が対立。西城組の組長の娘が演劇祭に出演することを切っ掛けに東郷組も参加を決定。演劇による対決にて雌雄を決する事となった。西城組が金に糸目を付けず人気商業演劇の演出家を引っ張ってくれば、東郷組は『宝の原石は小劇場にあり』との信念で名も無き俳優をスカウト。抗争の行方はそれぞれの『ロミオとジュリエット』が握ることとなった。
かなり才能溢れる脚本で、これを雛形に映画化の企画も持ち上がるかも知れない程。演出はまだ伸び代がありそう。面白いのでお勧め。

黄色い叫び
TRASHMASTERS
サンモールスタジオ(東京都)
2021/06/23 (水) ~ 2021/06/27 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
何度も再演されている中津留のディスカッション・ドラマで初演以来十年もたつのに、色あせないばかりか、コロナ禍のもとの中央政権のあやふやで頼りない無責任体制を見るにつけ、このドラマが描いた国民の怒りは地方からふつふつと中央に押し寄せているのを感じる。政治を担うものと国民との乖離は長く言われてきたがいま、それは、一層明らかになっていて、オリンピックを機会にそろそろ手が付けられない状態になっている。
この作者はそれが人間なのだ、と、図式的にならないように多くの作品を書いてきているが、ここに至れば、このドラマも、今こそ見るべきドラマ、という事になる。小さな劇場での再演だが、満席の客席の空気は重かった。

おどる小説 プツンパツンプチン
CHAiroiPLIN
ザ・スズナリ(東京都)
2021/06/17 (木) ~ 2021/06/20 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
#プツンパツンペチン
#チャイロイプリン
レンジャーのヒロインにもダフト・パンクにも見えた #清水ゆり さん。彼女の唯一無二な存在価値が、更に高まったことを実感する公演だった。主宰の #スズキ拓朗 さんと彼女がいれば、それがチャイロイプリンで、そこがチャイロイプリンだ。あの娘もあの人もみんな重要なキャストだし、だったけれど、この二人だけはどうやっても替えが利かない。今作は彼女のスタイルの良さも際立ち、オリエンタルなセレブ感や極楽の境地が、人間の煩悩を見事に具現化した。果てしない欲求を更新し続ける人間というイキモノは、同時に飽きっぽい。次から次へと目移りし、いとも簡単にポイッと捨てる。客席の誰もがプチーンとしたくなったはず。ナカミカラッポニシテネが、なんともエロティックで、妄想が果てしなく広がった。もちろんキャッチーな歌も存分に楽しめる。彼女のロングブレスには、歌い手としての才能の確かさを改めて感じた。
ダンス・音楽・照明の素晴らしさは言うまでもないが、今回は衣装も粋だった。水に濡れると浮き上がるラインがスタイリッシュでクール。水も滴るイイ女とイイ男の群舞が、まるでマイケル・ジャクソン『スリラー』のゾンビのような激しさで迫ってくる。スズナリのあの距離でのそれは圧巻。そこにダフト・パンクのクールさを織り交ぜてくるのだから堪らない。スズキ氏のラストのソロダンスには、芥川の孤独と悲哀が漂った。また一つ彼らが名作を手に入れた。ここ数作の完成度の高さたるや…ため息が出る。もう、次の公演が待ち遠しくてウズウズしている。その時にはきっと、それがワクワクへと変化しているに違いない。

インク
劇団俳優座
俳優座スタジオ(東京都)
2021/06/11 (金) ~ 2021/06/27 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2021/06/24 (木) 14:00
座席1階
何よりも演出がすばらしい。狭い俳優座けいこ場をうまく使っている。四角の角を挟んで客席を2ブロック配置し、残りの二等辺三角形のようなスペースを縦横無尽に使う。さらに、すだれのような幕を使ってその前後を分けたり、文字などを映写したり。ルパート・マードックのテレビインタビューの場面で、マードック役の俳優はそのカーテンの後ろにいて演技しているのだが、そのテレビ画面でしゃべるマードックを同時に幕に映しているという高等テクニック。近年の小劇場では出色の演出であり、舞台を盛り上げた。
物語は、英国の新聞業界が舞台。部数が低迷していた日刊紙「ザ・サン」を買収したマードックが指示して編集者たちを一新し、徹底的な大衆紙路線を推進する様子を描いた。
現代から見ると、日本でも日刊ゲンダイや夕刊フジなどのタブロイド判の「面白ければウソでもいい」、いや、言いすぎか、「裏が取れなくてもいい」というセンセーショナリズムと、お色気路線は珍しくない。だが、当時のイギリスは高級紙と言われるインテリ読者が読むような新聞が普通だっただけに、大変な反響を巻き起こし、それが部数の飛躍的増加につながっていく。
知人のある新聞記者が「面白ければウソでもいいんだよ」と言っていたことを思い出す。もちろん、大半の記事はきちんと裏がとられているはずなのだが、この言葉はある意味で、かなりいいところを突いている。一般の読者が求めているネタは何か、ということを新聞社の経営陣が考えた場合、そういう記事を読みたくてもなかなか言い出せないようなゴシップ、男性にしてみればエッチな記事が手っ取り早いということになるのは容易に想像がつく。面白いことが最も重要で、それが真実なのかどうか、さらに言えばそれを書くことで関係者が傷つくかどうかの検討などはおそらくなされない。
舞台では「女性にも性欲があるのよ」、と女性向けの性的記事の掲載の論議が行われる。容易に想像がつくと書いたが、大衆路線の導入は、当時のイギリスのメディア界では想像もできないような、時代を一新する出来事だった。
休憩を挟んで3時間の長丁場だが、演出の妙とテンポよく進むので楽しむことができる。圧巻は第二幕。当初はマードックの方がイケイケで、ヘッドハントした編集長の方が慎重だったのに、やはり編集者の性なのだろう。読者がガンガン増えると自らの編集に自信を持ち、その路線で突っ走る。そのため、サンを次々に悲劇が襲う。
ラストシーンが象徴的だ。開幕直後に出てくる5W1Hの一つ、Wに注目しよう。最終幕でこの文字が再び登場し、観ているものの心を貫く。
インターネットで自分に必要なニュースだけを拾うような時代になり、総覧性・一覧性が最大の特徴である新聞の衰退はどの国でも激しい。この物語は、ある意味で新聞に力があった、古き良き時代の物語であったと言えるかもしれない。