最新の観てきた!クチコミ一覧

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坂東玉三郎特別公演

坂東玉三郎特別公演

松竹

新橋演舞場(東京都)

2026/04/08 (水) ~ 2026/04/23 (木)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

一幕は映像、次の幕は映像の続きのお芝居と、様々な挑戦をしている舞台でした。どうしても歌舞伎の玉三郎に慣れているので新鮮な舞台との印象と歌舞伎以外の玉三郎に慣れないという印象が半々だった気がします~

第85回「a・la・ALA・Live」

第85回「a・la・ALA・Live」

a・la・ALA・Live

座・高円寺2(東京都)

2026/04/22 (水) ~ 2026/04/22 (水)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

とても楽しい時間を過ごさせていただきました。
ベテランぞろいの、それぞれ味のある皆さんの素敵なパフォーマンス、
一瞬たりとも目を離すことができず夢中になって拝見しました。
短く感じた、あっという間の素晴らしい2時間。
大変お疲れさまでした。そして、有難うございました!!

おにぎり

おにぎり

Antikame?

雑遊(東京都)

2026/04/22 (水) ~ 2026/04/26 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

3セット6作品を観劇

六つ子を産んだ親は、どの子も可愛いだろうけれど、
それでも思い入れが違うはず。
観た者の特権として、勝手に思い入れを抱かせていただき、『おかか』の『中間的、に於いて』について記す。


作演出の #吉田康一 さんは冒険者であり、チャレンジャーで開拓者だ。
かつて開演から20分も照明を当てず暗闇のまま、囁きを聴かせる作品を上演し聴衆の度肝を抜いた。
演劇界に一石を投じ、物議を醸した。
界隈で激震が走った。
そして今回は一切言葉を発しない無言の作品を上演した。
見せずに聴かせる作品から、聴かせず観させる作品を叩きつけてきた。
狂ってる。(褒めてます)
我が眼が声を聴く。
光と影……
視線と表情……
動きと歩み……
静寂と音……
なんと雄弁に語りかけてくることか。
終演しても終わらない。
我が脳内でずっと語りかけてくる。

人生で……
社会で……
世間で……
彷徨い……
佇み……
座り込む。

視線は泳ぎ……
スレ違い……
交わる一瞬に狼狽える。
他者(ひと)のことが気になり
他者(ひと)の視線が気になり
前者には嫌悪が忍び
後者には恐れが巣喰って
いつも怯えている。
それはまるで依存するネットというパラレルワールド。
時折離脱しても、また戻ってしまう。
果たしてこの世界とその世界には境界があるのか……無いのか。
血が通う世界なのか。
そもそも血の通う世界なんて存在するのか。
人はいつだって、擦り寄ってくる孤独の恐怖と戦い拠り所を探している。
倒れそうになる心を支えてくれる、
キミの手をずっと探している。


観られてよかった。

ベガスペガサス

ベガスペガサス

やみ・あがりシアター

北とぴあ ペガサスホール(東京都)

2026/04/25 (土) ~ 2026/05/06 (水)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

価格3,500円

悔しかったなぁ

ネタバレBOX

深読みしすぎた…紅だったとは
リバースデイ騎士

リバースデイ騎士

無頼組合

オメガ東京(東京都)

2026/04/23 (木) ~ 2026/04/26 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

シリアスでコミカルな探偵モノ、グッときましたね。話は実に高密度で、昭和の香りが漂っていました。

魔族会議

魔族会議

たすいち

インディペンデントシアターOji(東京都)

2026/04/22 (水) ~ 2026/05/03 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

再演のようだが今回が初見。各々の凝った衣装やメイクも楽しく、こちらもゆるーい気分で、ニコニコしながら最後まで観ていられた。

パズル2026

パズル2026

A.R.P

ウッディシアター中目黒(東京都)

2026/04/22 (水) ~ 2026/04/26 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

これはありえねー無理無理展開のコメディ、大いに楽しめました。伏線皆回収して、大団円なのがイイですね。

軋み

軋み

Nana Produce

テアトルBONBON(東京都)

2026/04/23 (木) ~ 2026/04/29 (水)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

殺人事件付きの夫婦再生物語、目まぐるしい展開と密度の濃い内容に圧倒されますね。

パズル2026

パズル2026

A.R.P

ウッディシアター中目黒(東京都)

2026/04/22 (水) ~ 2026/04/26 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

パズルという、タイトルにワクワクしていました。最後に絡み合う瞬間が、笑いが起こって、楽しかったです。
気になったこと3つのうちの、最後の3つ目が
笑えました。

裏切りのリング

裏切りのリング

アクト計画(株式会社バランス企画)

アトリエ三軒茶屋(東京都)

2026/04/25 (土) ~ 2026/04/29 (水)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

 初めて行った小空間。

ネタバレBOX

 板上には下手側壁にパイプ椅子2脚。上手側壁には脚立、丸椅子、鍛錬用の器具2つ。ロープは張られていないがプロレスリングの設定なので皆ロープを跨いで出入りする。小さなスペースということもあり出捌けは劇空間入口と設定上事務所空間となっている袖のみ。登場人物は、ジム会長、所属レスラー4名及び女性。他登場はしないが既に60歳を超えた在籍レスラー1名。練習がきつ過ぎる、とプロレスラーをやめたがっている最年少レスラーをはじめ事務所移転希望者だの横領している者等、事務所内はてんやわんやであるが、実は天変地異まで襲ってきたか? と疑われるほど空模様も怪しいらしい。それは最年長の彼の為に特別に組まれた本日の特訓に現れない唯一のレスラーの様子を探る為に外出したメンバーらが戻ってくる度に口にする異様な情報から推測できるものであった。内にはプロレス事務所崩壊危機、外には故知らぬ不気味な災害⁉ かも知れぬ何か・・・が迫る。癇癪持ちでスパルタ式の鍛え方一辺倒の会長の機嫌を損ねまいと悪戦苦闘する面々とどうやら崩壊してしまった街全体の真っただ中で、唯一取り残されてしまった、彼らの選択は? を描く60分。外で起こっていたことは環境崩壊に伴う都市の完全崩壊であるが、その伏線が最年長レスラーの様子を確認しに出た者の報告である。然し彼らの口頭の報告だけが演じられるのでインパクトが弱い。ラジオの音声が時折途切れ途切れで聞こえ、それが臨時ニュースのキレッパシで天候の異常な急変を告げているとか、信じられない異常事態が起こったといったことが観客に何となく分かるようにしておいた方がラストを際立たせるだろう。
リバースデイ騎士

リバースデイ騎士

無頼組合

オメガ東京(東京都)

2026/04/23 (木) ~ 2026/04/26 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

面白い、お薦め。
人気の「騎士(ナイト」)シリーズの番外続編公演として復活。このシリーズは、架空の都市(サウスベイシティ)を疾走するような早いテンポで進む。そこには鋭い社会性、それに挑む愛すべきキャラクターが生き活きと活躍し娯楽性に富んでおり、多くのファンを魅了してきた。6年ぶりの公演だが、その面白さは健在で観客を飽きさせない。
(上演時間1時間55分)

ネタバレBOX

この都市は 殺伐・退廃したイメージを持たせているが、一方 その佇まいのようなものはスタイリッシュ、洗練されているという感じもある。そんな混沌とした街で探偵業を営んでいる。

舞台はほぼ素舞台。シーンによって 探偵事務所の机やBarのソファなど簡易な調度品を運び込み場面を分かり易く作る。全体が走り回るようなアクションシーンであることから、ある程度のスペースを確保しておく必要がある。その情景・状況は役者の演技で体現しており、緩急ある動きは思索とアクションというメリハリを表している。

冒頭 風吹淳平(シラカワ タカシサン)が別の場所(あの世)からサウスベイシティを俯瞰しているところから始まる。今 リバース探偵社所長は柊ジロー(シラカワ サン二役)、淳平と同様 非合法な仕事以外は何でも引き受ける。話の展開は次元や時間を越えることなく、”今”という時の中で描かれる。それだけに分かり易いし ストーリーに集中できる。騎士シリーズファイナルで 大切な人と場所を失う悲しさ、それでも鶴田紅(小川直美サン=元風吹探偵事務所所長)は 淳平から「死にたくなるような孤独を乗り越えて生きていけ!」と励まされていた。その応援歌のようなセリフが心に響たものだ。その紅が 弟のような五代銀次(滝沢 信サン)と一緒にリバース探偵事務所に雇われて 今作の事件に関わっていく。上手く引き継ぎ 繋げている。

リバース探偵社に持ち込まれる、又は巻き込まれる事件をサスペンス/アクションとして観(魅)せていく。今回は この街を裏から支配している組織との対決。暴くための証拠は「黒革の手帖」にある。松本清張の同名小説を思わせるようだが、公演はピカレスクではなく、ヒューマンドラマとして展開する。黒幕は意外な人物であるが、その心情は自身の過去も含め 人材のサルベージに資するもの。コロナ禍を経て、6年ぶりの復活公演。演劇だけではなく多くの文化活動に影響が出た感染症、その逆境からの脱出が本公演のよう。リバース探偵社は、立ちはだかる奇妙な価値観や規範に抗い、時代の波に揉まれながらも活躍していきそう。
次回公演も楽しみにしております。
パズル2026

パズル2026

A.R.P

ウッディシアター中目黒(東京都)

2026/04/22 (水) ~ 2026/04/26 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

めちゃくちゃ、面白ろかったです!絶妙な掛け合いでそれぞれのキャラもピッタリでした。期待を裏切らない劇団さんです。ハッピーな気持ちで帰宅しました。

黒いチューリップ

黒いチューリップ

新宿梁山泊

新宿 花園神社境内 特設紫テント(東京都)

2026/04/25 (土) ~ 2026/05/10 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

ネタバレ

ネタバレBOX

新宿梁山泊『黒いチューリップ』を観劇。

 初演は1983年に西武劇場(パルコ劇場)にて、唐十郎が蜷川幸雄に向けて書いた伝説の作品。舞台一面にパチンコ台が並んだセットが圧巻だと20代の頃に聞いた記憶は残っている。その時の美術は朝倉摂。

 声帯模写師・エコーが黒いチューリップが開くパチンコ代に恋をしてしまう…、というあらすじを聞いただけでゾクゾクしてしまう。
 新宿梁山泊は座付作家・鄭義信と組まなくなってから、唐十郎やシェクスピアの戯曲を演っていることが多いが、どうにもいつも乗れずじまい。唐十郎の芝居を観れるのは、唐組、唐ゼミ、新宿梁山泊と数が少ないが、新宿梁山泊が選ぶ演目にはいつも興味をそそられる。
 唐十郎の戯曲は未だに分からない部分が多いが、究極の恋愛ものと捉えるとグッとくる。そこに焦点を当てていたのが第七病棟で、緑摩子の存在も大きかったようだ。退廃的な空気感での異形への恋物語を大事にしているので、涙してしまう瞬間すらある。その辺りは今の唐組(久保井研)も大事にしているようだ。蜷川幸雄はそことスペクタクルな部分を上手くふるいにかけ、紅テント以外で観る唐十郎を成立させてしまう凄さがあった。新宿梁山泊は常にスペクタクルに特化しているからか、恋物語が薄らいでしまい、ドラマ部分になると中だるみしてしまっている。戯曲の捉え方次第だが、乗れない理由はそこかもしれない。
 だが神社で見るテント芝居、若手俳優の熱量、最後の舞台崩しは貴重である。特に今回の舞台崩しは圧巻であった。
 
海まで100年

海まで100年

劇団ケッペキ

THEATRE E9 KYOTO(京都府)

2026/04/25 (土) ~ 2026/04/26 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

久しぶりのケッペキ
3.14福島の話
今頃感は有るが、まだあの影響を受けている人もいる…忘れないでということなのか…
刺さらなかった…

少年はニワトリと夢を見る

少年はニワトリと夢を見る

実験演劇アトリエ +C某(プラシーボ)

FLYING CARPET FACTORY(大阪府)

2026/04/25 (土) ~ 2026/04/26 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

手荷物検査をする等厳重な体制
コンテンポラリーかと思いきや、セリフも有りますし、コンテンポラリーの方が…
こんな事も有る…神は二物を与えるかもしれません…
流石サリング作品

ガールズ&ボーイズ

ガールズ&ボーイズ

新国立劇場

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2026/04/09 (木) ~ 2026/04/26 (日)公演終了

実演鑑賞

何時からか演劇関連情報がネットのブラウザを開けば届くようになり、本作もそれで知った。増岡女史の回を観るつもりでいたのだが、オーディションで勝ち取った増岡の枠は真飛の半数(当初オファーしてた真飛の出番を半分には減らせないだろうと)。
何のかので結局真飛聖バージョンを観劇(もっとも開演直前までは増岡回と勘違いしていたので不意を突かれた。あーそっだったー・・と、些か落胆したのは増岡ファンだからではなく約10年前見ていたので変化を見たい、比較したい欲求のため)。
一方真飛女史の舞台は未見だが宝塚の男役トップの履歴から、ある程度想像の範疇。そしてその通りの立ち方であった。が、その流暢さ、変化への柔軟さ、2時間の耐久時間一瞬のダレもないスタミナには圧倒された。

一人芝居が持つポテンシャルに瞠目。役者を見せる芝居でもあり、文学座増岡氏の残り僅かな機会、やはり観たいとリピートを考えたが断念した。
真飛が本作で描いた女性のキャラと合わないな、と感じたのは序盤だけ、それは主人公が破茶滅茶な十代を送り、故に学歴と言えるものもなく、ただその生活とは自らの気づき、直感でおさらばして「夢」を持とうとした「汚濁から抜け出た」来歴から。彼女は映画業界の端っこの端っこにでも食らいつこうと、受けた面接で持ち前の機転でアピールし合格した、というエピソードは二番目だったか。芝居は数ピースに分かれ、暗転で水分補給の間が設けられるが、冒頭のくだりの最後は偶然出会った夫との馴れ初め。破茶滅茶できる女=そこそこの容姿、地頭の良さを想像させ、そっちの感覚が鋭敏なので結婚も早い・・。最悪の出会いからのギャップに萌え、夫をゲットしたが、ベンチャー的な隙間産業(車両関係の)に成功した彼とは、彼女自身も夢を追い、自立した大人同士の関係に満悦。子育ての苦労もあるが、自分が惚れた相手と夫婦になった、との認識であった。
この前提が、後半瓦解して行く。
話は彼女の忌憚ない糊塗のない具体的なもので、主観的にはどれもが「真実」。子供(上は女、下は男)の性格特徴もえらく具体的で賢母とは言えないが必死に関わる。仕事も頑張る。
作者が想定したキャラは、幼い頃から自由を求めた故の苦労人、手持ちの財産(知的にも金銭的にも)の乏しい身分で二十歳前後、ゼロ(いやマイナス?)から人生を始めた女性、世間的尺度では敗北だがそれを認める前提知識も経験もない故に「楽天的」。だから後になって発見する事になる真実もある。。
真飛女史は前向き楽天性を良く表していた。ただ優等生にも見える。増岡女史はどう見えただろうとやはり想像してしまう。

贋作ですけど

贋作ですけど

悪の談話室

STAGE+PLUS(大阪府)

2026/04/24 (金) ~ 2026/04/26 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

前回とは全く違うコメディ
テンポ良く時間が流れる
楽しめました✨

おにぎり

おにぎり

Antikame?

雑遊(東京都)

2026/04/22 (水) ~ 2026/04/26 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

【こんぶ】観劇、面白い。
新旧2作品×3公演 すべて観たが、その印象は 時々の時代背景を映しながら、人間を見つめ寄り添った優しい眼差しを描いているようだ。脚本の芯が おにぎりの具材だとすれば、その握り加減は演出であり役者の演技ではなかろうか。固く握ればシリアス調、緩く握ればコメディ調、そんな単純ではないだろうが…。勿論 その時 観る客の心境や状況によって印象が違うだろう。そう感じるのは、【おかか】で観た「背中を向ける」は、別公演で観たことがあるから。

さて、今作の「うらなえないし」と「わたし、笑える」は都会暮らしの女性の淋しさ侘しさが じわっと伝わってくる。

「うらなえないし」は、占い師(男)と客(女)の二人芝居。薄暗い中に「占い」と書かれた行灯が灯る。2人はミニ椅子に座り向き合っている。シンプルな舞台セットといい、何となく別役 実の舞台世界のような雰囲気だが、けっして不条理ではなく 仄々とした温かい空気が流れるよう。雨が降り出した地べたに 女性が突っ伏すように寝転び はしゃぎ出す。まるで青春映画のワンシーンを見るようだ。

「わたし、笑える」は、当日配付したペーパーに「Antikame? でこのような演劇を扱うことは今後もないでしょう」とあり、幻の作品になってしまうのか?⇒それだったら惜しい。コロナ禍から急速に流行りだしたウーバーイーツ、人との接触を避け 利便性を求めた仕事だったと思う。今作では 人との出会いや縁がなく 繋がることが少ない独身女性の滑稽な思いをリアルに描いている。
(上演時間1時間10分) 

ネタバレBOX

●「うらなえないし」
宇都宮のギョーザ会社に勤めている素人占い師。週末だけ占い師をやっており、以前 占った女性の鑑定評判が良かったことから、その女性がまた来た。占い師はノート(占いKNOW-HOW本?)と女性の手相を見比べ悪戦苦闘、占い始めて3時間になろうとしていた。女は彼氏に振られ淋しくヤケにもなっている。会話の間(ま)と洒脱な台詞が実によい。

突然雨が降り出し、占い師は傘を差しだすが、女は地べたに突っ伏して転がる。青春映画などで雨の中で といった甘酸っぱいシーンを見たことがあるが、今作では戯れであり自暴自棄といった印象のシーン。小雨になり 女は男(占い師)を誘惑するような口ぶり。男に向かって結婚しているの? 男はしばらく無言…恋の駆け引きのようであるが、刹那的でもある。唐突に男は女をおんぶして歩き出すが、その行先は…。

●「わたし、笑える」
独身女性がウーバーイーツを利用して、配達員(男)とちょっとした会話を楽しむ。好みの男性が届けてくれるのを心待ちにする。大人の女性が少女のようなトキめき。舞台は女性の部屋に見立て、配達員は オートロックを解除してもらい、周り(廊下)を回って女性の部屋の前、そのシンプルな動作の中に ありふれた日常が垣間見える。独身女性の友達は呆れているが、淋しさを紛らわすには必要、その便利=割切感が現代的だ。また健気で切実さがリアルに映る。

当日配付ペーパーには「オーディションから起用した俳優さんに向けて、ヒトとの繋がり方の現代的な不気味さを描こうと」とある。人間関係の築き方は、(対面の)コミュニケーションが大切だと思うが、今はインターネット等を通じて非対面の交流も盛ん。コロナ禍が人との物理的な距離だけではなく、精神(心)的な隔たりも出来てしまったかのよう。その意味では不気味さ=無関心・不寛容といった疎外感が表れた物語。乾いた環境から潤いのある繋がりを求めて…。
次回公演も楽しみにしております。
語り芝居『海神別荘』

語り芝居『海神別荘』

ルーサイトシアター

ルーサイトギャラリー(東京都)

2026/04/21 (火) ~ 2026/04/25 (土)公演終了

実演鑑賞

泉鏡花作品 at ルーサイトギャラリー第二弾は前回と同じメンバーで。時折 "koohhh..."と鳴るのが「音効」でなく電車が遠く橋架を渡る音、とだけ脳内処理できればこの場所での芸術鑑賞は他で味わえないものがある。
本作は以前戯曲を読んでいた。耳で聴く読み物としては前の「天守物語」は観客の注意を発語される一語一句に集中させるものがあったが今回の「海神別荘」は一聴して解されない単語が多く(同音異義語の多い日本語の故でもあり)、自分は記憶を頼みに物語を追っていた所がある。初の観客にはどうだったろうか。後でパンフを見れば劇中使われる耳馴染みのない単語の解説が十数語もあった。だが自分も結末の記憶はなく、海の王子の元へ嫁いで来た(人間界から見れば娘を生け贄に捧げた=死んだ)美女と王子との長いやり取りには没入させるものがあり、終わってみれば泉鏡花が描く異界に身を置き、人間その有限なる生物が崇高さをおびる自然界の存在に憧憬し最終的に異界に身を置く決心をする結末に納得させられている。
夜叉ヶ池も天守も異界(自然界のものの化身が棲む)が文明の対極に置かれているのが特徴で、文芸作品としてその背景に改めて関心が。

パズル2026

パズル2026

A.R.P

ウッディシアター中目黒(東京都)

2026/04/22 (水) ~ 2026/04/26 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

画廊喫茶を舞台に結婚詐欺師を軸として刑事・ユーチューバーなど周囲の人々の思惑がコメディタッチに絡み合いつつ最後は色んなピースが収まるところに収まる休憩無し約90分、新人ウェイトレスがいい味出してました。

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