
そして、死んでくれ
M²
ラゾーナ川崎プラザソル(神奈川県)
2021/10/13 (水) ~ 2021/10/17 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
重厚・端正といった印象の公演。
物語は、昭和11(1936)年に起きた二・二六事件の当日とその前・後日を青年将校の視点で描いたもの。丁寧な作りだと思うが、説明にあった「コロナ禍を生きる全ての人に問う。私たちが目指す未来とは?」に直結する描きではなく、史実と思われることを順々に展開し、そこから観客が各々想像を膨らませてほしいと…。上演前から流れている放送は、事件の半年後に開催されたベルリン・オリンピックの競泳実況「前畑ガンバレ!」が、何となく現代に繋がってくるが…。
(上演時間1時間40分)

友達
シス・カンパニー
サンケイホールブリーゼ(大阪府)
2021/10/02 (土) ~ 2021/10/10 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★
鑑賞日2021/10/05 (火)
不条理劇らしいと聞いて、ちょっと嫌な予感がしたのを覚えている。一度も舞台を観たことがない演出家だった。
案の定、客席の私は最初から沈没した。
9人の闖入者があったら、私なら、過呼吸になるくらい驚愕するだろう。9人なのだ、衝撃は半端ない筈だ。あんなに安易に受け入れてしまうものだろうか。
この、リアル感のなさに思いっきり退いた。
もうダメね。ちっとも芝居に入り込めない。
かつていろいろ観た、別役さんの不条理劇。けっこう笑えちゃう部分もあって、面白かった覚えがある。
浅野和之(祖母)、キムラ緑子(母)、鷲尾真知子・・。
この豪華なキャストに期待しない演劇ファンはないだろう。その彼らが端役を演じたのだ。
この「無駄に豪華」な配役陣で1時間30分の舞台だった。
床に設置された、どこでもドアみたいなところから、男以外のいろいろな登場人物が出現する。男と闖入者9人以外の登場人物が、太い綱でつながれている。だから何だって訳じゃないけど。繋がれた奴のとこにはアイツらはこないってことのようだ。
少しずつ追い詰められていく男(鈴木浩介)がちっとも気の毒に思えない。
最後に男は、布で覆われた牢屋の中で毒入り葡萄酒を呑まされ、吐血して死ぬ。流れ出た血が徐々に広がっていく終幕部。
吐血ってあんなに血が出るものだろうかと思わずツッコミを入れたくなった。
サスペンスドラマだって2時間は楽しめる。1時間半の芝居に、私は何を期待して来たのだろうか。
そんな私が何よりも、不条理・・!

そして、死んでくれ
M²
ラゾーナ川崎プラザソル(神奈川県)
2021/10/13 (水) ~ 2021/10/17 (日)公演終了

HELI-X Ⅱ
High-position
紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)
2021/10/07 (木) ~ 2021/10/17 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
今回も殺陣シーン満載でカッコ良かったです。「HELI-X」として生きる彼らの痛みが切なかった。次回もあるようなので、みんな幸せになれるよう祈っています。

「PUZZLE~HUGALIVE2021~」「天穹の雫」
ハグハグ共和国
萬劇場(東京都)
2021/10/07 (木) ~ 2021/10/10 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
「Your CHOICE」観劇
面白い企画、選択の時間の1分は少し長いかな⁉︎と、感じましたが、
その最中のアドリブも楽しかったです!

大人のメルヘン絵本シリーズ 『霧野仙子』
Project Nyx
満天星Cafe(東京都)
2018/11/20 (火) ~ 2018/12/11 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
座席1階
2021年10月8日から17日にかけての公演を拝見した。
これまでに5回?公演があったというが、今回はニクス15周年記念公演と銘打ち、新宿梁山泊の芝居小屋満点星で行われた。
霧野仙子とヤルセナカスが4組。それぞれバージョンが違う。拝見したのは、霧野仙子役に吉田直子、ヤルセナカス役にジャン・裕一という大人の風格漂う「ジュテーム」組だ。前振りや舞台回しを受け持つ「ラズベリー隊」に、ニクス率いる水嶋カンナを筆頭に20,30,40代女性のトリオで舞台を仕切った。
そもそも、漫画家やなせたかしとイラストレーター宇野亞喜良が組んだ最初で最後の絵本のオマージュ作品だ。だが、リーディングのスタイルでなく、絵本をベースに宇野亞喜良の絵をふんだんにつかった、1時間余りのニクスらしい妖艶な舞台が展開する。
自分が見た「ジュテーム」組は、霧野仙子の何とも言えない色っぽさが物語を支配する。吉田直子のゾクッと来るような美しさに見入ってしまう。一方のラズベリー隊は、前振りですべるところもあったが、やなせたかしの歌詞を奏でるコーラスは満足できる。バックのギター演奏もよかった。そのメロディーに「天国への階段」があったのにはとても感動した。
新宿梁山泊は12月に、李麗仙追悼公演と銘打って「少女仮面」を上演する。水嶋カンナの熱演をここでも期待したい。

ラ・ラ・ラジオ物語
劇団暴創族
劇場MOMO(東京都)
2021/10/06 (水) ~ 2021/10/10 (日)公演終了

キルミーアゲイン'21
劇団鹿殺し
松下IMPホール(大阪府)
2021/10/15 (金) ~ 2021/10/17 (日)公演終了

ピンク
猫のホテル
ザ・スズナリ(東京都)
2021/10/06 (水) ~ 2021/10/13 (水)公演終了

いらないものだけ手に入る
兵庫県立ピッコロ劇団
ピッコロシアター (兵庫県)
2021/10/09 (土) ~ 2021/10/14 (木)公演終了
実演鑑賞
流石ピッコロ。舞台装置(大道具含む)は、値段の割にお得感ある。内容については、題目との繋がりが未だに見えないが、綺麗な時間がながれた。その中には差別・過去の歴史過程・シンボルに基づいた争い(今の世界でもある問題)が未来永劫続くのだが、和平もできるが結局は・・・。平日にも関わらず、かなりの人が入っており、楽しく拝見できました。

青年団「東京ノート」
枚方市総合文化芸術センター指定管理者 アートシティひらかた共同事業体
枚方市総合文化芸術センター/関西医大・小ホール(大阪府)
2021/10/08 (金) ~ 2021/10/10 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2021/10/08 (金)
青年団はレパートリーを一定期間ごとに再演してくれるので、地方に住む平田オリザが言うところの「ボクのお客さん」たちは、安心して、好きな芝居の再演を待つことができる。
何年ぶりの「東京ノート」だろうか。
こけら落としの劇場で、久々の「東京ノート」だった。一新された舞台美術がとてもオシャレ。
通常、芝居で台詞が重なることはほぼないが、同時多発演劇の舞台に最初は慣れるまでちょっと戸惑う。
聞いて欲しい会話は巧妙にクローズアップされるので焦ることはないのだけれど。
遺産の絵を相続する問題や高校時代の家庭教師との火遊びやら平和運動をしていてその後堅実な仕事に就いた学芸員の意外な前歴やら・・。まるで人の噂話を立ち聞きするような舞台に観客は耳をひそめる。同じ舞台を観ても、その時の自分の関心事やら経験でハッとする場面が違うのが面白い。観客ひとりひとりの「東京ノート」である。
<ネタバレへ>
私の場合、苦しい時に、女同士はこんなふうに助け合えるんだと、胸がキュンとした。舞台が、自分の生きてきた人生にスポットライトを当ててくれるようで、平田オリザの再演舞台は毎回楽しみにしている。

HELI-X Ⅱ
High-position
紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)
2021/10/07 (木) ~ 2021/10/17 (日)公演終了

いとしの儚
る・ひまわり
六本木トリコロールシアター(東京都)
2021/10/06 (水) ~ 2021/10/17 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
儚くて、切ない、オトナの和風ダークファンタジー、グッときましたね。一人多役の多い役者さん達の熱演も見事でした。

クロノス
LOGOTyPE
中目黒キンケロ・シアター(東京都)
2021/10/06 (水) ~ 2021/10/10 (日)公演終了

HELI-X Ⅱ
High-position
紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)
2021/10/07 (木) ~ 2021/10/17 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2021/10/11 (月) 19:00
ステージの左右の上にはロックのコンサートに行くとあるようなスピーカーがあり、いつもより音響がくっきりはっきり&迫力。

ペーパーカンパニー ゴーストカンパニー
BE WOOD LIVE
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2021/10/06 (水) ~ 2021/10/10 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
劇場は感染対策万全の環境で、楽しむ事が出来ました。締切前で修羅場な新聞編集室での…スラップスティックながらも…ハート温まる良い作品でした。
千秋楽も配信で鑑賞しました。

ファクトチェック
秋田雨雀・土方与志記念 青年劇場
紀伊國屋ホール(東京都)
2021/09/17 (金) ~ 2021/09/26 (日)公演終了
映像鑑賞
満足度★★★★★
重厚な会話劇。
政治問題を家族問題に上手くリンクさせた脚本が見事。
役者さん達の演技が素晴らしかった。
候補作の選考基準が良く分からないが今年の読売演劇大賞で
この作品が選ばれたら読売少し見直すかも。さて。

心は孤独なアトム
“STRAYDOG”
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2021/10/06 (水) ~ 2021/10/10 (日)公演終了
実演鑑賞
4年ぶりに “STRAYDOG“Produce公演。やっと初めて「心は孤独なアトム」観たわけで。期待していた以上に面白かったし 楽しかったし何が大切なのか考えさせられたり 人を思う大切な気持ち 後悔しない生き方が大事。何度も再演されてるわけがすごくわかり 今回 延期になりながらも上演されて本当に良かった!千秋楽しか 観てませんが 役者さん達 ひとり ひとり役にはまっていたし 熱い気持ちが伝わってきて感動❗️観に行く きっかけになった 安川さんに感謝! 機会があれば ぜひ また再演を。

ヌーのコインロッカーは使用禁止
映像劇団テンアンツ
「劇」小劇場(東京都)
2021/10/08 (金) ~ 2021/10/17 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
面白い!
正直、「切なくて愛おしい 心温まる 笑いと涙の人情ファンタジー」という謳い文句以上の感動作。満席なのも頷ける。笑い声、啜り泣き、時に拍手と観客を巻き込んでの好公演。
前説、仮面をつけた上西雄大氏(映像劇団テンアンツ代表)の笑いの中にも優しさ溢れる話のまま本編へ。3時間40分(休憩15分含む)という大作だが、泣き笑いという感情を揺さぶり続ける。その振幅に酔いしれているため、体感時間はアッという間だ(大袈裟か)。
物語は、社会的なことを絡ませるわけでも、何かを比喩や暗喩するといった深い思考を巡らせる事(必要)も無く、ひたすら物語に感情をゆだねるだけ。それで満足だ。
卑小と思いつつも気になるところ。課題と言えるか分からないが…。
物語だけであれば、正味3時間程度もしくは切るかもしれない。本作は映画化されており、或る国際映画祭では最優秀作品賞(グランプリ)を受賞するなど評価されている。映像では容易に出来ることが、舞台では簡単に出来ない。場面転換のことである。映画ではカット割り・撮影後、編集でいかようにでも状況や情景を表現出来るが、舞台は場面転換が多くなる。その間、物語は足踏みしている。
一方、場面転換がないと泣き笑いの感情が置いて行かれ余韻に浸る時がない。完全暗転ではなく薄暗くすることで転換作業を観せ、効果的な音楽も流し観客の意識を離さない巧さもあった。
本作は、幅広い年代に愛されると思う。ただ上演時間が長いと年配者には(身体的に)辛いかもしれない。若い人も含め、途中休憩時には大半の人が劇場外に出て伸びをする姿があったのも事実。多くの人に観てほしい作品。ラストは感動!
(T徳竹・主人公ヌー役編)

ゆびさきと恋々
ワタナベエンターテインメント
本多劇場(東京都)
2021/06/04 (金) ~ 2021/06/13 (日)公演終了
映像鑑賞
満足度★★★★★
暫くぶりに全く悪意のない、悲劇のない、透明でピュアな恋の物語を観た。原作を知らないので、主人公の雪(雪の穢れのない素直な表情が愛おしい!)が傷つくことがないようにと半分ヒヤヒヤしながら観ていたが、とてもやさしい話の流れとハッピーエンドにほっとした。耳の聞こえない少女とバックパッカーで世界を回る青年の感覚のつながりがとても素敵だった。