
春夏秋冬
世田谷シルク
座・高円寺1(東京都)
2022/04/20 (水) ~ 2022/04/24 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2022/04/21 (木) 14:00
3年前の横浜版より広く天井も高い会場になったことで投影用スクリーンが巨大になり迫力増(笑)。それだけでなく横浜ではただの(?)白いパネルだったものが厚みがあり障子戸の付いた装置になったりとグレードアップしていわばデッサンとそれを元にした油絵、的な?
個人的には抽象表現で「想像の糊しろ」が大きい横浜版の方が好みだが今回のコレもアリ、みたいな。
また、終盤の「アレ」に女性の生涯を描いた他の芝居を想起。

板の上の二人と三人そして一人
映像劇団テンアンツ
小劇場B1(東京都)
2022/04/22 (金) ~ 2022/05/05 (木)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
お笑い芸人の舞台にかける情熱をテーマに、上西雄大さんらしい昭和の香り色濃い、人情味と笑いに満ちた舞台劇だった。

はなれながら、そだってく。
ひとごと。
こまばアゴラ劇場(東京都)
2022/04/28 (木) ~ 2022/05/08 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★
初見のユニット。私の苦手なパフォーマンス系。つまらなくはないが、面白いとも言えない。
子どものテキストをベースに構成されたらしいセリフに合わせたパフォーマンスだが、残念ながらそのテキストに面白さを感じられなかった。小野彩加のパフォーマンスにクウォリティを感じた。子どもに見せることを想定しているようだが、子どもの観客はいなかった。

メリー・ポピンズ【3月26日~30日公演中止】
ホリプロ/東宝/TBS/梅田芸術劇場
東急シアターオーブ(東京都)
2022/03/20 (日) ~ 2022/05/08 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
作品そのものが長い宿題になっていて、以前本を買ったが未読、映画は先には見まいと取ってある(この状態が10年以上)。すぐ手が届く所にある未知なるファンタジーが、舞台でロングランの報。いつか見られるな、と悠長に構えていたら東京公演終了が迫り、「わしがメリー・ポピンズか..」と若干の逡巡を払って観劇した。
(貴重な観劇枠であったので他の「ケダモノ」「フェアウェル、ミスター・チャーリー」のいずれかを決めかね、まず「ケダモノ」脱落、残る二つをギリギリまで迷った挙句こちらを取った。その判断の当否について言えば・・、「メリー・ポピンズ」はミュージカルとしての予想を超えては来なかった印象。全くの未知数であったもう一つを観たかった・・というのが正直な気持ち。)
とは言え、マジカルな演出は優れもの、緻密なテンポ感と緩急、歌唱力と、観客が「心地よく」なる道具立ては十二分に配され、「商品」として評価するなら「値段に相応しい中身でありました」と答える事になるだろう。

僕は歌う、青空とコーラと君のために
ヒトハダ
浅草九劇(東京都)
2022/04/21 (木) ~ 2022/05/01 (日)公演終了
映像鑑賞
満足度★★★★
映像配信を拝見。小劇場での鄭義信作演出舞台というのは結構久々な気が。それだけに劇場で受けるインパクトを取りこぼしてる可能性を思いつつ、配点。
とにかく鄭義信らしさが炸裂であるのは毎度の事である。冒頭から笑いを飛ばし客も巻き込み(時にはいじりも)高めに高めてシリアスがさらっと入り込む。今舞台は米軍相手のキャバレーの設定、生ピアノと歌がある。店のオーナー(梅沢昌代)以外皆男性でフォーハーツ(当初スリーハーツであったが序盤で韓国人脱走兵が加わる)を結成しており朝鮮戦争特需の時代を背景に糊口をしのぐ手段としてショーで食っている格好。皆歌える役者で手練れの演技派揃い「だからやれる」芝居でもある。
役者集団ヒトハダの旗揚げ公演という。昨年流れた公演を目にする事ができ満足だが、この所帯でのコンスタントな活動は(傍目に見れば)中々難しいと想像する。継続のレールに乗るためのアイデンティティ、ここにしか無いもの、かつ無くしたくないと思えるものを、願わくは見出されん事を。

時々展覧会
時々自動
元映画館(東京都)
2022/04/28 (木) ~ 2022/05/01 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
由緒正しき日本の前衛。倒すべき敵は妖怪キャピタル(資本〈主義〉)。芥正彦の舞台を観に行った時と似た感慨に。
『人工地獄(Artificial Hells)』とまで言われているインタラクティブアート(双方向芸術)の世界。今回はコロナ対策の為、当初の予定の「作品(俳優)展示会」を断念。通常の舞台の形を取ることに。若者が目立つ客層は現代美術(コンテンポラリー・アート)の愛好家のよう。37年の歴史を持つこの劇団の訴求力の高さ。主催の朝比奈尚行氏の挨拶から始まり、後ろのスクリーンには映像や写真や絵が流れる。所々、朝比奈氏の解説入り。全てのマイクスタンドに血が滲んだ包帯が巻かれ、無機生物のよう。
まずスクリーンに旅一座の面々の冒険の旅が映し出される。これがPV調のかなり良い出来。体調不良で降板となったチカナガチサトさんも映像のみで出演。「東京少年」の笹野みちるを思わせる中性的な魅力。そしてその面々が会場に入ってくる。
サーカス団のような思い思いの出で立ち。全員歌唱力は折り紙付き。なかでもホアキン・ジョーカー風味なクラウン・メイクの伊地知一子さんと柴田暦(れき)さんの歌声が印象に残った。会場に防音設備がないことを逆手に取り管楽器なし(ウクレレのみ)のアカペラ縛りでいきなり始まる合唱。しかも無茶苦茶レベルが高い。足踏みで異なるリズムが刻まれ見事なアンサンブル。この展開が苦にならないのは曲の素晴らしさ。今作の楽曲の殆どを作曲した故・今井次郎氏の才能。
ニュートンが発見した「光にも重さがあること」、降り注ぐ光の重さで潰れていく動物達の姿が絵本のようなイラストで展開される疑似科学テイストな“みんなのうた”の『また森へ』。
時々失神したり眠りに就いたり突然誰かがスキャットを口ずさんだり・・・。
「『風吹き』やろうか。」と誰かが言い出し、何度も歌詞を変えて歌われる代表曲的『風が吹いてきたよ』。
『革の鎧』の歌詞が意味深。
「もしもわたしに勝ち目があるなら
何も信じぬ虚ろな心
これを頼りに撃ち進むだけ」
会場の元映画館を拠点に今後活動していくそうだ。ハマる人はかなり深みにハマりそうな『It's sometimes automatic.』。

甘い手
万能グローブ ガラパゴスダイナモス
J:COM北九州芸術劇場 小劇場(福岡県)
2022/04/23 (土) ~ 2022/04/24 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
ちょっとおバカな青春群像劇!!めちゃめちゃ笑わせてもらいました。
再公演という事で、初演の時にも見に行ったのですが、
前回と比べると演技も舞台もすごく良くなっていました!!
沢山のキャラクターが舞台上でわちゃわちゃする感じがすごく楽しかったです。
また、役者のみなさんの配役がすごく合っていると思いました。

THE 39 STEPS【5月2日~17日公演中止】
東宝
シアタークリエ(東京都)
2022/05/01 (日) ~ 2022/05/17 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
ソニンいいね。ソンソニンいい。
妖艶な感じも幼気な感じも良かった。
バラエティでドミノ倒しをしていたソニンではない。
ヒチコック映画のタイトルがセリフの随所に出てきた。

いきなり!エンプティ!
にちようび企画
in→dependent theatre 1st(大阪府)
2022/04/29 (金) ~ 2022/05/01 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
チラシの印象で観ないにしていましたが、観劇された方の「観てきた!」を読ませていただき、最終公演に行ってきました。最初のシーン、なんかややこしいこと言ってるなあと思ったのだけど、どんどん話が展開して、人間関係がいろいろからみあいながら、痛いセリフがところどころあって、最後は見事に着地しました。兄が良かったなあ。とにかく兄でした。

本気の本読み!ビブリオライブ 2
本気の本読み!ビブリオライブ
NOS Bar&Dining 恵比寿(東京都)
2022/05/01 (日) ~ 2022/05/01 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
本日拝見してきました。思っていたよりパワフルで、そして気持ちも入りとても面白かったです。 確かに朗読劇とも違いますね。また、おもしろいジャンルだと思います。
また、朝からがいいですね。この後の時間も使えていいと思います。既に自戒も決まっているとのことでしたので、期待です。時間が合えば伺いたいですね。そんな時間でした。

板の上の二人と三人そして一人
映像劇団テンアンツ
小劇場B1(東京都)
2022/04/22 (金) ~ 2022/05/05 (木)公演終了

茶の間が水浸し【4月14日~17日公演中止】
吉祥寺GORILLA
サンモールスタジオ(東京都)
2022/04/13 (水) ~ 2022/04/17 (日)公演終了
映像鑑賞
満足度★★★★
口コミ初投稿、初めての劇団さんの鑑賞です。
脚本は噛めば噛むほど考察が進みましたが、1回の実演鑑賞で理解するには登場人物も多く、大風呂敷を広げて畳めきれない内容なのが惜しいところです。
初日実演鑑賞組の評価が低くなるのは致し方ないかなと思います。
不幸にも配信という映像作品になって、不謹慎ながらも良かった作品であるとも言えます。
主人公、父母、転校前の同じ柔道部の女子、転校先の同じ教室の同級生、転校先にいた幼馴染のギャルとその彼氏のヤンキー、転校先の先生、そして肝である主人公が突如部長を務めることになった演劇部の個性豊かすぎるメンバー。
それぞれの登場人物が自身の理想と現実のギャップを自責とするか、他責とするか、その中間で佇んで気付かないふりをするか。
GWも後半戦に入ります。
是非とも登場人物と共に「苦しんで」ほしい作品です。

エゴ・サーチ
プラグマックス&エンタテインメント / サンライズプロモーション東京
紀伊國屋ホール(東京都)
2022/04/10 (日) ~ 2022/04/24 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2022/04/23 (土) 17:00
バズりや炎上の話かと思ってたら、ミステリーっぽい雰囲気に。フォークデュオがいいスパイスになっていました。

FLOWER DRUM SONG
エイベックス・エンタテインメント
日本青年館ホール(東京都)
2022/04/23 (土) ~ 2022/04/27 (水)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2022/04/24 (日) 12:00
ロジャーズ/ハマースタインIIが中華系移民の物語のミュージカルを作っているとは知りませんでした。歌が映えていたステージ。

リスナーたちの星空
ニッポン放送
紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)
2022/04/27 (水) ~ 2022/05/01 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2022/04/30 (土) 18:00
複数の常連リスナーが主人公で、ラジオのパーソナリティーの影は薄い。コミュニケーションの場はネットに移って久しいですが、人の声も恋しいですね。

板の上の二人と三人そして一人
映像劇団テンアンツ
小劇場B1(東京都)
2022/04/22 (金) ~ 2022/05/05 (木)公演終了
実演鑑賞
鑑賞日2022/05/01 (日)
価格5,900円
1日12時半開演の松チーム回を拝見。
でっ、事前のストーリー案内から予想していた以上に、(私見だが)ベタな展開に手が合わず
更に、ああいったやり方での笑いの取り方も好みではなかったため
前半90分を終えたところで退席させてもらった。
ということで、あくまで個人的嗜好に合わなかったためだけの低評価ゆえ、今回は、☆評価は遠慮させて頂く。

甘い手
万能グローブ ガラパゴスダイナモス
J:COM北九州芸術劇場 小劇場(福岡県)
2022/04/23 (土) ~ 2022/04/24 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
最初から最後までドタバタな展開で、笑って顔が痛くなりました!舞台を観るのは初めてでしたが、また次の作品も見てみたいと思いました。

「海へ」「フーちゃんのこと」
ソニー・ミュージックアーティスツ
俳優座劇場(東京都)
2022/04/28 (木) ~ 2022/05/08 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
小劇場系の短編ワンシチュエーション・ドラマを二本立てで見るという面白い企画だ。しかも再演、12年前の初演はそれなりに評価も得ている。現に見てもいる。舞台の出来もよかった。その時は、ほかに蓬莱竜太と鄭義信の二本もあって、1時間ものの二本立て,役者も総替わりで、日替わり、昼夜替わりで上演され当時としては話題にもなった勢いのある公演だった。主催は演出者のプロダクションだった自転車キンクリ―ツ。今回は興行会社。趣向は同じながら、赤堀作品は再演、マキノ作品は新作(初演の時の「ポン助先生」は山路和弘の快演もあって面白かった)である
短編と言うが赤堀作品は1時間半くらいあって、100人レベルの小屋だと一夜芝居だ。マキノ作品を合わせて2時間50分。中野の下町と言った富士見町のアパートの一室のドラマと言う条件が縛りになっている一幕もの二本だ。
十二年前の初演を見ているので、いつもとは少し違う感想になる。
劇のリアリティはずいぶん時代に左右されるものだと改めて思う。初演はバブル崩壊の後、沈滞の十年で世間がうんざりし始めている時期。バブルを味わえず知っているだけの世代が、どのエピソードでも中心で、そのドラマが世間の共感を得られた。タイトルがとられた松田聖子の「赤いスイートピー」を歌うだけで空気まで伝わった。座・高円寺の高い天井を生かしたセットはアパートの表から組んであったように記憶しているが、そういうアパートに住む住人と言うだけで共感があった。まだ昭和の出し物である「長屋モノ」が最後の残影を残していた。今回の俳優座劇場はこういう組み方が出来ないので、横に二部屋を組んでいる。それだけでずいぶん時代を感じる。この後、大震災が襲い、コロナの空白の年月があった。今の俳優たちには実感はないだろうと思う。それがどこという事はないが舞台に出ている。
第二部「フーちゃんのことでは、初演のころは代表的な国民スターだった中村雅俊が出ている。初演は関係ない。役どころはムショ帰りの詐欺師である。同じ仲間の半海一晃と十数年ぶりに会う設定になっている。マキノらしい愉快なコンゲームなのだがなぜか笑えない。
時代の生活感を土台にした現代劇の難しさを感じる。同時に意外な再演の効もある。
観客席も、初演時は同時代を生きる共感が舞台の上と下にあった。今の観客席は舞台の上よりもさらに年齢が高い。意外に若い世代は少ない。演劇が狭い世代のものとは思わないが、ナマモノだけにそこは逃れられないところか、と粛然となる。

フェアウェル、ミスター・チャーリー
theater 045 syndicate
スタジオ「HIKARI」(神奈川県)
2022/04/28 (木) ~ 2022/05/01 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
数十年前、カルトな人気を得た『フェアエル、ミスター・チャーリー』
この劇中映画が全ての軸となってのヨコハマハードボイルドストーリー。
退廃的な現実と映画の虚構世界との境界線が段々無くなって・・・混沌の中に巻き込まれていく感じ。
破天荒かつ浪漫に溢れた世界観からはヨコハマ版テント公演といった印象を受けつつ
そこに濃厚な政治背景や照明テクニックがこれでもかと加わり、怪演の連鎖、もう怨念が渦巻いているような迫力。
ストーリーをちゃんと消化できたかどうか自信ありませんが、このエネルギーを生で浴びてきただけでも充分価値ある公演でした。

時々展覧会
時々自動
元映画館(東京都)
2022/04/28 (木) ~ 2022/05/01 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2022/04/30 (土)
価格2,700円
30日18時開演回を、おかわり!
開演前に展示物を一通り目にして、開演後は二度目なので最早驚きはないものの、皆さんのパフォーマンスを、しっかりと味わうことが出来た。