映像鑑賞
満足度★★★★
口コミ初投稿、初めての劇団さんの鑑賞です。
脚本は噛めば噛むほど考察が進みましたが、1回の実演鑑賞で理解するには登場人物も多く、大風呂敷を広げて畳めきれない内容なのが惜しいところです。
初日実演鑑賞組の評価が低くなるのは致し方ないかなと思います。
不幸にも配信という映像作品になって、不謹慎ながらも良かった作品であるとも言えます。
主人公、父母、転校前の同じ柔道部の女子、転校先の同じ教室の同級生、転校先にいた幼馴染のギャルとその彼氏のヤンキー、転校先の先生、そして肝である主人公が突如部長を務めることになった演劇部の個性豊かすぎるメンバー。
それぞれの登場人物が自身の理想と現実のギャップを自責とするか、他責とするか、その中間で佇んで気付かないふりをするか。
GWも後半戦に入ります。
是非とも登場人物と共に「苦しんで」ほしい作品です。