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なかなか失われない30年

なかなか失われない30年

Aga-risk Entertainment

新宿シアタートップス(東京都)

2024/04/27 (土) ~ 2024/05/06 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

このGW、早くにいろいろ予定を入れてしまったので、今回は難しいかなと思っていたが、なんとか隙間を縫って席を確保。SF好きとしてもツボに入るセリフがあちこちに。観に来てよかった。

Life is Numbers

Life is Numbers

劇団6番シード

萬劇場(東京都)

2024/05/02 (木) ~ 2024/05/08 (水)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

ハートサイド観劇 物語の構造自体秀逸で数字に関わる各お話をメインストーリーにただぶら下げるだけでなく多重に連動させかつスッキリまとめている 全キャストしっかり見せ場のある群像劇 時間経過を感じさせる場面転換と逆に時間経過を感じさせない場面転換がスッキリ見られることに大きく貢献していた

ネタバレBOX

特に前半は細切れ感を強く感じた キャラクターや設定がまだあやふやで場面の切り替えの速度に順応できていないのが原因かも 若干明確に区別がつきずらいキャラクターもおりその辺も前半のいまいち間につながっているように思う
めくる、くる、くる。

めくる、くる、くる。

インプロカンパニーPlatform

上野ストアハウス(東京都)

2024/05/02 (木) ~ 2024/05/06 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

ポップでファンタジックな見た目とは裏腹に、結構シリアスでシニカルな話ですね。大枠は決まっているとはいえ、これが8割アドリブとは。大いに楽しめました。

風と共に去りめ

風と共に去りめ

かーんず企画

シアター711(東京都)

2024/05/02 (木) ~ 2024/05/05 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

リンクする4つのストーリーが4分割された舞台で同時進行。コンパクトで濃密なグッとくる話ですね。分からないところもありますが、大いに楽しめました。

恋と呼ぶには気持ち悪い

恋と呼ぶには気持ち悪い

株式会社ジェイステイツ

ヒューリックホール東京(東京都)

2024/04/26 (金) ~ 2024/05/05 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

原作未読ですが、この舞台版のラブコメ、分かりやすい演出で大いに楽しめました。主役JKのキャラが好感持てますね。

風と共に去りめ

風と共に去りめ

かーんず企画

シアター711(東京都)

2024/05/02 (木) ~ 2024/05/05 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★

難解なストーリーでした。

狂っても、恋

狂っても、恋

寝れない部屋

OFF OFFシアター(東京都)

2024/05/02 (木) ~ 2024/05/05 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2024/05/04 (土) 19:00

価格4,000円

役者さんの演技が良かったので、2時間というやや長尺でも飽きずに見ることができた。春名風花さんは魔性の女がよく似合う。

ネタバレBOX

演出を工夫されていたが、話の内容としては全体的にありがちな展開ではあった。
作家は煙草好きなのかわからないが、作家夫婦はカラオケ好きということはわかった
ピーチボーイズ

ピーチボーイズ

Peachboys

シアター711(東京都)

2024/04/23 (火) ~ 2024/04/29 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2024/04/29 (月) 18:00

価格3,800円

おかわりで千穐楽を観劇。あの勢い、情熱をラストまで保ち続けたのは驚異。ダブルコールになるのも必然。かつての小劇場演劇が最高だった頃が蘇った

『法螺貝吹いたら川を渡れ』東京公演

『法螺貝吹いたら川を渡れ』東京公演

渡辺源四郎商店

ザ・スズナリ(東京都)

2024/05/03 (金) ~ 2024/05/06 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

田町駅での安全確認で突然電車が線路でストップ。やっと動いて降りられたが、乗り換えの電車が全く来ない。運良く何とかギリギリ間に合った。
ここ最近、凄え作品ばっか観ている感じ、何か申し訳ない。金を払えば良いものが観れる訳でもないのに。
舞台前に立っているインディー・レスラーみたいなゴツイ人が作・演出の畑澤聖悟氏だった。(絆會・織田絆誠っぽくもある)。

主演の三上陽永氏がハマり役。
ヒロインの木村慧さんは福原愛に似た美人。
山上由美子さんも重要なパーツを担う。
アイヌ娘の三津谷友香さん。
工藤良平氏は石破茂似。
音喜多咲子さんは子供役で見事。
ドラムの白石恭也氏は猿岩石の森脇っぽい。硬質な音が効いている。
ギターの高坂明生氏、パール・ジャムの曲のフレーズを入れたり、なかなかやるな。

16世紀安土桃山時代、南部氏が治めていた現在の青森県と岩手県の北部。1571年、家臣の津軽氏が謀反を起こし、強引に独立を果たした。(現在の青森県西部)。
江戸時代になり南部藩、津軽藩となっても諍いは続く。1714年、藩境を巡っての烏帽子岳での紛争は幕府の調停が入るものの遺恨を残した。(『檜山騒動』)。
1821年、津軽藩主を暗殺しようと大名行列襲撃を企んだ南部藩の相馬大作が死刑になっている。(『相馬大作事件』)。

時代は明治元年、新政府軍と旧幕府軍の戦闘は北へ向かう。
川を挟んで何百年も憎しみ合う津軽と南部。だがこの村の者達は皆マタギ(東北地方の山間に暮らす狩人)。山の神を信仰し、熊(いたず)を化身と考える。何とか殺し合わずに済む方法を模索する。

客席でガチガチに入り込んでいる女性がいて、相槌を打ったり悲鳴を上げたり、心配になる程、物語にのめり込んでいた。これはそんな凄え舞台だってこと。
MVPは木村慧さん。ラスト・シーンは詩だ。
是非観に行って頂きたい。

ネタバレBOX

明治元年となった1868年、戊辰戦争(新政府軍と幕府軍による内戦)ではどちらも幕府軍として戦ったが、津軽藩が新政府軍に寝返る。その後、南部藩も降伏。津軽藩は官軍としての実績を作る為にどさくさに紛れて南部藩の領地・野辺地馬門村に侵攻、放火。局地戦となる。(『野辺地(のへじ)戦争』)。

分かっていてもラストのエピローグが完璧。吹雪く雪山、熊と人としての再会。最後の台詞。完璧だ。(台詞の意味は全く解らないが、それでも構わない)。

三好十郎の『斬られの仙太』や桟敷童子の『空ヲ喰ラウ』、岡本喜八の『赤毛』なんかもイメージした。筒井康隆の『旅のラゴス』のラストも。
ほぼ実話ベースなのが衝撃的。
想い光芒、想われ曙光

想い光芒、想われ曙光

劇団25、6時間

萬劇場(東京都)

2023/09/06 (水) ~ 2023/09/10 (日)公演終了

実演鑑賞

人・家族の愛情と伝承というかランタンを空へ飛ばすコムローイ祭りを絡めたヒューマンドラマ。
第35回池袋演劇祭参加作品(★評価は演劇祭授賞式後)。

愛情も伝承も目に見えず、その確認が難しいという共通性があるが、それをヒロインの事情に重ねて紡ぐ。このヒロインの過去・生い立ちがドラマのカギ。人の愛や家族の幸せを求める、しかし 何が<普通の愛や幸せ>なのか説明できない。坦々とした暮らし、が 手放して初めて分かる 愛と幸せ という思い。

タイトル「想い光芒、想われ曙光」の<光>は 勿論ランタンを意味しているだろう。同時に家族の約束の意も込められている。そしてランタン祭りの夜にだけ会える水の精霊姉妹ーーまるで七夕の彦星と織姫のようなーーが人の運気を掌る。物語は 情緒と抒情といった心と光(風)景を観るような余韻あるもの。

祭りの雰囲気は、ランタンが灯り 両壁に花火の映像を映す。それを見上げる人々は着物姿という風情あるもの。舞台美術は上手 下手がほぼ対称で段差(階段)がある。その上り下りが時間と場所の変化を表し、さらにキャストの動きに躍動感ー生きている を感じさせる。
(上演時間1時間40分 途中休憩なし)【A】

ネタバレBOX

孤児院育ちの女性 明(香月美慧サン)が、そこで知り合った男性と結婚し幸せな家庭を築くはずだったが…。女性は母からのネグレクトによって、愛することが怖く いつの間にか人を愛することが出来なくなった。それでも同じ境遇(孤児院育ち)の男性 四宮遼と結婚した。 ある日 家の前に赤ん坊が捨てられており、自ら育てようと決心した。が、彼女にはもう一つ決定的に愛が確認できない理由・・人の顔が覚えられない病気(相貌失認)があった。

遼は、社会的に成功を収め 金も地位も信頼も欲しいがままにしていた。しかし、それらは彼の心を満たすものではなく、業績が上がっても 心の乾きは増していく。そして別れた妻 明と子の写真を眺め夢想に浸るばかり。ある日、街の片隅にある薄汚れた社(やしろ)を穢したことで、水の精霊の怒りをかってしまう。そして仕事に悪影響が出始める。

この2つの出来事を絡め、血の繋がりはないが<愛>と<情>を持つことが出来るという予定調和へ。大団円へ導くのは、水の妖精姉妹のお伽話…ランタン祭りの日に 姉妹は出会えるという言い伝えがあった。しかし時代と共に祭り自体も廃れて、俗にいう世知辛い世の中が浮き上がる。
場面毎に リアル+ファンタジー+ユーモラスな雰囲気を漂わせるような工夫が観てとれる。

先行き不透明で不寛容になってきた今こそ、血の繋がりのない疑似家族とも言えるような人間関係に焦点をあてる。そこには見守る友人や会社の人々の優しさ温かさが希望の光となっている。勿論 ランタンの〈灯〉に重ねていることだろう。
次回公演も楽しみにしております。
パレードを待ちながら

パレードを待ちながら

劇団未来

こまばアゴラ劇場(東京都)

2024/05/03 (金) ~ 2024/05/05 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

鑑賞日2024/05/04 (土) 18:00

関西の初見の劇団で、戯曲も有名だが観るのは初めて。73分(6分休み)54分。
 第2次大戦下のカナダを舞台に、いわゆる「銃後の妻」たち5人の物語。5人の個性も巧く描き分ける戯曲も見事だし、演じる女優陣も巧いが、ちょっと古い印象がある。1962年創設の関西の劇団が、60年ぶり2度目の東京公演と言うことだそうだが、ファンが多いらしくて、いつものアゴラとはちょっと違った雰囲気がある。

フィクショナル香港IBM

フィクショナル香港IBM

やみ・あがりシアター

北とぴあ ペガサスホール(東京都)

2024/05/01 (水) ~ 2024/05/06 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

お二人のお話はよくできていると感心するものの、劇中映画の「フィクショナル香港IBM」は見どころが分からず途中で飽きてしまった。

風と共に去りめ

風と共に去りめ

かーんず企画

シアター711(東京都)

2024/05/02 (木) ~ 2024/05/05 (日)公演終了

実演鑑賞

お見それしました!
料金と上演時間から軽いものを予想していました。
ところがどっこい、ずっしりとした本格的な演劇でした。
なんといっても脚本が見事。演者もいい。

ネタバレBOX

残念な点はオフィスの机と椅子。
食堂みたい。オフィスに見えない。
バジェット的にギリギリで、致し方なくってことでしょうけど。

あと結末がよく分からなかった点ですかね。
さるヒト、いるヒト、くる

さるヒト、いるヒト、くる

ポケット企画

扇谷記念スタジオ・シアターZOO(北海道)

2024/05/03 (金) ~ 2024/05/06 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

年齢で観え方も違ってくるのかもしれない…と思った。装置も音も照明もステキだった。
劇場が変わった時に装置がどう変わるのか?気になる。

ネタバレBOX

風船が割れるときビクッとなっちゃうよね。
中之島春の文化祭2024

中之島春の文化祭2024

ABCホールプロデュース公演

ABCホール (大阪府)

2024/05/04 (土) ~ 2024/05/05 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

4日に参加☆いやー今年も楽しかった〜\(^o^)/オープニングのダイナマイトしゃかりきサーカスからトリのザ・ロブカールトンまで全ての団体が最高に面白かった!!全団体MVPの素晴らしいイベントやった☆ブラボー

さるヒト、いるヒト、くる

さるヒト、いるヒト、くる

ポケット企画

扇谷記念スタジオ・シアターZOO(北海道)

2024/05/03 (金) ~ 2024/05/06 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2024/05/04 (土) 15:30

ポケット企画「さるヒト、いるヒト、くる」観劇しました。
今回はせんがわ劇場演劇コンクール参加作品であり、とても貪欲な作品作りを行っている様子が伝わってきました。
舞台は「森」を模した抽象的な装置で(コンクールでの転換時間の制約を意識した)同時上演のシベリア基地の転換もスムーズでした。新鮮なところはいくつかありましたが特に暗転の処理は面白かったです。出演者のアンサンブルにも好感を持ちました。
シベリア基地は旭川で活躍している劇団ですが、シリアスだけどペーソスがある舞台に惹かれるものがありました。
#ポケヒト

Life is Numbers

Life is Numbers

劇団6番シード

萬劇場(東京都)

2024/05/02 (木) ~ 2024/05/08 (水)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

クローバーサイドを観劇。
完成度高めな群像劇です。
笑い所もあり、泣き所もありですが、全体としてはピュアなお話。

なかなか失われない30年

なかなか失われない30年

Aga-risk Entertainment

新宿シアタートップス(東京都)

2024/04/27 (土) ~ 2024/05/06 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

アフタートークで池田さんも言っていましたが、今までのアガリスクの総てを集めたようで楽しめた。
初めからラストまで面白いってなんだか凄い舞台だなぁ。

汚泥河童

汚泥河童

片肌☆倶利伽羅紋紋一座「ざ☆くりもん」

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2024/05/02 (木) ~ 2024/05/06 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

ざ☆くりもん初観劇。歌ありダンスあり、サービスし過ぎじゃないかと、後半は少々疲れも感じてしまったほど。でも予想以上に楽しく、しっかりとした舞台だった。

ピーチボーイズ

ピーチボーイズ

Peachboys

シアター711(東京都)

2024/04/23 (火) ~ 2024/04/29 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2024/04/28 (日) 13:00

三宅さんによる「お馴染みの前説」に始まり基本的には「毎回同じ展開」な本編も含めて、もはやこれって「名人芸」ではなかろうか? ほら、古典落語って噺自体は同じなのに繰り返して観ても笑えるじゃないかさ。
それに加えて Peachboys作品は副題の元ネタはもちろん、時事ネタから回顧(?)ネタや自虐ネタまで幅広く貪欲にパロディにしており(そういや文字通りの「楽屋オチ」も(笑))、そのセンスに舌を巻く。
関係者は「宴会芸」と自称しているがこれはもはや「メイ人芸」(もちろん「迷」ではなく「名」ですとも)なのではあるまいか?
あと、時々あった即興を匂わせる台詞(例:昨日と違うことを演るなら相談してくれよ)、実は台本通りなのではないか?との疑惑も。(笑)
さ、5年後あたりの復活公演に望みを託すか。とりあえず Peachboys よ永遠なれ!

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