Tsukasanの観てきた!クチコミ一覧

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ある日、ぼくらは夢の中で出会う

ある日、ぼくらは夢の中で出会う

ネルケプランニング

紀伊國屋ホール(東京都)

2012/07/04 (水) ~ 2012/07/08 (日)公演終了

満足度★★

期待外れ
客層が若い女性中心で芝居を観に来ているというより役者を観に来ているという印象を受けた。決してそのことを否定するつもりはないがストーリーに工夫がなく、台詞一つ一つに入り込むことができなかった。客層を意識したリメイクをもっとしても良かったのではないか。
終わった後、何も残る余韻のようなものもなく、残念な芝居であった。

Diamond Ray【ご来場ありがとうございました!】

Diamond Ray【ご来場ありがとうございました!】

東京ROSE company

SPACE107(東京都)

2012/06/27 (水) ~ 2012/07/01 (日)公演終了

満足度★★★

主演の方の熱演
主演の方の熱演が光っていました。ストーリーに少々無理があると感じたのは私だけでしょうか?

ネタバレBOX

生きている人の心臓移植は、あり得ないため、ストーリーに無理がありました。
つか版・忠臣蔵~スカイツリー篇~(東京)

つか版・忠臣蔵~スカイツリー篇~(東京)

劇団扉座

すみだパークスタジオ倉(そう) | THEATER-SO(東京都)

2012/06/15 (金) ~ 2012/06/24 (日)公演終了

満足度★★★★★

つかこうへいの降臨
いきなりのあの曲、パロディのようで、完璧なリメイク、あんな衣装やこんな演技、ネタバレになってしまうので書けないが、まさにつかこうへいの降臨と言えるだろう。台本を1500円で購入してきたので、早速復習してみよう。今回は一回限りの観劇予定だったのだが、もう一度観たかったと今更後悔、もう土日の前売り券は完売のようだ。

ネタバレBOX

白鳥の湖の大音量の中、近松の台詞ががなり立てられる。チャイコフスキーはお好きですか? とんでもないイカサマ野郎ですね、横内さんも。横内さんにはこの言葉も褒め言葉と受け取っていただけることでありましょう。
まるでバラの花束で大山を叩くようなシーン、そんなシーンもありました。国とは女のことぜよ、これもどこかで聞いた台詞ですね。
つかこうへいへの愛情たっぷりのステージでした。
飛龍伝〜革命という名の愛のために〜【全公演終了いたしました。ご来場ご声援ありがとうございました】

飛龍伝〜革命という名の愛のために〜【全公演終了いたしました。ご来場ご声援ありがとうございました】

演劇サムライナンバーナイン

タイニイアリス(東京都)

2012/06/08 (金) ~ 2012/06/17 (日)公演終了

満足度★★★

チーム9観劇
「あんた東大生なのに、なんで、そんなにヤンキーなんだよ!」というストーリー予告に惹かれて観劇。確かに美智子は少しばかりヤンキーっぽかったけど、ストーリーは極めて原作に忠実であった。
個人的にはもつとデフォルメした新しい飛龍を観た
かったのだがなぁ。山崎一平役、台詞の間違いが目立ち、その都度気分が萎えてしまう。練習不足か。
其れにしても、タイニーアリスのあの椅子は何とかならないものか、腰が2時間もたない。

Hysteric・D・Band「神様の観覧車」

Hysteric・D・Band「神様の観覧車」

LDH JAPAN

青山円形劇場(東京都)

2012/06/06 (水) ~ 2012/06/17 (日)公演終了

満足度★★★★

切ないストーリー
初めて来た劇場ですが、どの席も舞台に近くよく見える。
少し当初想像していた結末とは違ったが、家族愛を感じる良質なストーリーであった。大道具や小道具等いろいろ工夫がこらしてあり、たっぷり楽しめた二時間であった。

看板娘ホライゾン

看板娘ホライゾン

ホチキス

王子小劇場(東京都)

2012/05/31 (木) ~ 2012/06/10 (日)公演終了

満足度★★★★

いやー、楽しかった
肩に力を入れず、純粋に楽しめるエンターテイメントであった。
テンポが良い。役者陣も上手い。セットも本格的であったし、三分に一回は笑わせてくれる。こんなお芝居、大好きです。

光の帝国

光の帝国

teamりんくす

しもきた空間リバティ(東京都)

2012/05/26 (土) ~ 2012/05/27 (日)公演終了

満足度★★★

面白かった
社会人だけでやっている劇団であるが、かなり練習をしているようで、発音も聞き取りやすく、楽しめた。いろんな超能力を見れるかと思っていたのだが、そこは続編に期待したい。

熱海殺人事件 ザ・ロンゲスト・スプリング

熱海殺人事件 ザ・ロンゲスト・スプリング

THE EDGE

epok(大阪府)

2012/05/25 (金) ~ 2012/05/27 (日)公演終了

満足度★★★★★

役者達のプライドを賭けた戦い
髪切りマッチと称して、四人の役者のプライドを賭けた戦いが行われた。人気投票で最下位の者が髪の毛を切るとのこと。髪切りマッチには賛否両論があって、私もその意味が見出せないのだが、少なくとも「プライドを賭けた戦い」と言っても過言ではない熱い舞台であった。
伝兵衛を演じた後藤は時々台詞の間違いは目立ったが何と言っても表情が多彩で実に良い。金太郎を演じた倉増もとぼけたいい味を出している。水野を演じた辻野の「トップになっちゃる」の下りには圧倒されてしまった。大阪迄来て良いものを見せて頂いた。
予約特典として、前作のモンテカルロイリュージョンのDVDを頂いたが、早速見せていただくこととしよう。ファンサービスもここまでくると感動である。本当は★四つだが、お土産に敬意を評して五つ星としたい。

羽球魂 -我ガ友、イタク恋ヒラシ-

羽球魂 -我ガ友、イタク恋ヒラシ-

劇団EOE

ウッディシアター中目黒(東京都)

2012/05/18 (金) ~ 2012/05/20 (日)公演終了

満足度★★★★

関矢、復活の兆し
土曜日に続き、千秋楽を観劇。
土曜のマチネ後の書き込みでは、関矢の元気のなさを勝手に心配していたのだが、制作の佐藤さんの情報によると、ソワレ前に関矢が気炎をあげていたとのこと。自らの不甲斐なさに、休火山が噴火したのだろう。果たして千秋楽では、その関矢の気合が十分に伝わってきた。女帝は私だ、他の誰にも渡しはしない、そう聴こえてきた。
都築も、引き続き快調。昨年の初舞台と同一人物とは思えない存在感である。餓死菓子、声が限界を超えてしまっている。この辺りは今後の課題であろう。
3月半の断食で本劇団の得たものは大きかったと総括したい。さよならなつやすみで、更なる進化を見せていただくことを今から楽しみにしている。

羽球魂 -我ガ友、イタク恋ヒラシ-

羽球魂 -我ガ友、イタク恋ヒラシ-

劇団EOE

ウッディシアター中目黒(東京都)

2012/05/18 (金) ~ 2012/05/20 (日)公演終了

満足度★★★★

新生EOE、断食の甲斐はあった
長い断食であった。ようやく新生EOEを観ることができる高揚感と共に、昨年初めて訪れ、EOEと出会ったウッディシアターに入った。
昨年は正直何を言っているのか聞き取れなかった都築の声がよく聴こえる。滑舌の訓練の成果がようやく実ってきたのか。今回の彼の役は意外なものであったが、よく頑張っている。初めての主役を勝ち取った菊池も、相変わらず前説から活躍している。2011年組の最後を飾る保坂も着実に成長している。
2012年組はすでにブログデビューを果たしているが、板の上で観るのは初めて。中でも木崎千温の演技が光る。
絶対エースの平澤は、ますますその持てる力を発揮している。何度か彼女の台詞に鳥肌がたった。
今回唯一残念だったのが、女帝関矢。ハイスピード、ハイテンションのEOEの中で、唯一人、しゃべりのスピードが遅い。おそらくこれ以上のスピードで喋れば、滑舌に問題がでてくるのではないかと思われる。限界を決めてできる範囲内で闘っている感じを受けた。限界突破で闘うEOEの女帝を名乗る以上、もう一つ殻を破って欲しい。
予告編で、次回があの作品と知った。また暫くEOEから目が離せそうにない。

おっと、その前に先ずはあしたの千秋楽だ。

「つかこうへい作品集」

「つかこうへい作品集」

13月のエレファント

ワーサルシアター(東京都)

2012/05/09 (水) ~ 2012/05/13 (日)公演終了

満足度★★

なんだかな〜
ストリッパー物語はシナリオ版の脚色とのことであったが、やはり戯曲版の方が数段優れていると思う。ストーリーはつかこうへいであるが、心に刺さる台詞がないのである。
サイコパスは原作に忠実であったが、木村伝兵衛と榊原を演じる役者が今ひとつであった。水野を演じた女優は良かったので残念であった。

【ご来場ありがとうございました】のんべぇい!

【ご来場ありがとうございました】のんべぇい!

SUMMER SONIC THEATER (サマーソニックシアター)

上野ストアハウス(東京都)

2012/05/03 (木) ~ 2012/05/06 (日)公演終了

満足度★★★

駄菓子への想い
飲んべぇいというよりも、駄菓子屋エレジーという感じ
でした。三ノ輪の駄菓子屋への想いが込められており、楽しく拝観いたしました。セットと時代がめまぐるしく変化し、退屈しない100分間でした。

七夕祭りで

七夕祭りで

★☆北区AKT STAGE

北とぴあ ペガサスホール(東京都)

2012/04/27 (金) ~ 2012/04/30 (月)公演終了

満足度

目的は明確に
AKTの劇作家ワークショップとのことだったので、新しい戯曲作家のお手並み拝見と思い観に行った。船越みゆきや井上賢嗣といった名優と一緒に演劇教室の生徒たちが出演している。はっきり言ってレベル差が激しいため、戯曲自体の評価が出来ない。劇作家ワークショップの発表会ならば劇団員だけで演って欲しかった。演劇教室の発表会は別の機会があるのであまり多くのことを一緒に行おうとすべきではないと感じた。

アンティゴネ/寝盗られ宗介

アンティゴネ/寝盗られ宗介

岡崎藝術座

STスポット(神奈川県)

2012/04/19 (木) ~ 2012/04/24 (火)公演終了

満足度★★

芸術なのか?
正直、理解しにくいお芝居であった。寝盗られはストーリーが分かっているのでまだしも、アンティゴネは原作も知らないため、理解できなかった。二本立てと言うよりも、二作を融合しているため、余計にややこしい。寝盗られの部分はテンポも良く、楽しく観ることが出来たが、アンティゴネの部分は冗長で、面白さが分からなかった。
時間的にもわずか一時間余りと短く、横浜まで出かけて行ったには、物足りなかった。
こう言うものを芸術と呼ぶとしたら、私は芸術は余り好きではない。

オーシャンズ・カジノ

オーシャンズ・カジノ

北京蝶々

王子小劇場(東京都)

2012/04/18 (水) ~ 2012/04/30 (月)公演終了

満足度★★

この物足りなさは一体?
かなり力を入れたセット、素敵な音楽、魅力的な役者陣、上手い演技。なのに物足りない。
何故そう感じるのか?
おそらく一つ一つの台詞が活きていないためではないか。心を打つ台詞がないのである。
確かに楽しいエンターテイメントに仕上がっているのだが、残念なお芝居であった。

熱海殺人事件 NEXT

熱海殺人事件 NEXT

RUP

紀伊國屋ホール(東京都)

2012/04/06 (金) ~ 2012/04/15 (日)公演終了

満足度★★★★

銀の字、素晴らしい
昨年も観たが、やはり銀の字は素晴らしい芝居をしてくれる。昨年今ひとつと感じたハセキョンは、かなり成長のあとが見られた。ただ今回初出演の中村某は、滑舌も悪く金太郎を演じるのはまだ難しいのではないかと感じた。

ネタバレBOX

途中で高野愛さんと小川智則さんが出てきたのは、嬉しかった。
燃ゆる暗闇にて

燃ゆる暗闇にて

劇団THE NEXT(ゲキネク)

ウエストエンドスタジオ(東京都)

2012/03/23 (金) ~ 2012/03/25 (日)公演終了

満足度★★★

タイトルの意味
どんなストーリーか知らずに、タイトルのカッコ良さに惹かれて観に行ったのだが、なかなか重たいテーマで、話の展開が進行するにつれて、タイトルの意味が少しずつ分かってきた。特にラストシーンは感動的で、確かに暗闇が燃えているように感じた。
途中休憩15分を含めて2時間半の大作であったが、少々話が冗長な気がした。100分位にコンパクトにして、休憩なしで一気に演じて欲しかった。

ダンデライオン~飛龍伝より~

ダンデライオン~飛龍伝より~

ThreeQuarter

池袋GEKIBA(東京都)

2012/03/18 (日) ~ 2012/03/20 (火)公演終了

満足度★★★★

全チーム観せて頂きました
正午より20時半迄、三チーム全て観劇させて頂きました。私としては最後に観た卵チームが一番良かったと思います。一平、美智子の宮内、涼木コンビは最強にして最良の組み合わせでありました。宮内さんの軽さ、涼木さんの表情豊かな強さがとても役にあっていたと思います。

ストーリーは、前作のベロニカと比べて分かりやすくなっていたと思います。おそらく飛龍を初めて観る人には今回の方が数段理解し易かったと思います。その理由はネタバレになってしまうので触れませんが、両作品を観られた方なら、すぐ分かると思います。

本劇団は社会人の方々が働きながらやっておられると伺いました。本当にお疲れ様でした。

掏摸―スリ―

掏摸―スリ―

サイバー∴サイコロジック

OFF OFFシアター(東京都)

2012/03/14 (水) ~ 2012/03/18 (日)公演終了

満足度★★★★

見応えのある秀作
原作は読んだ事がないが、優れた小説を戯曲にしただけあって、二時間余りの時間、飽きさせる事なく、舞台に釘付けにされてしまった。力量のある役者が多く、この劇団のレベルの高さも良くわかった。最初は、所謂ピカレスクものと思って観に言ったのだが、悪としてしか生きられない主人公の葛藤や優しさ、苦しみなどを上手く表現しており、それでも生きていく者の生命力を感じた。

『THE BAKUMATSU PURE HEART CHRONICLES~てら版・幕末純情伝~』

『THE BAKUMATSU PURE HEART CHRONICLES~てら版・幕末純情伝~』

劇団裏長屋マンションズ

アトリエフォンテーヌ(東京都)

2012/03/01 (木) ~ 2012/03/04 (日)公演終了

満足度★★★★

大幅にストーリーを改変した力作
2時間40分、キャスト総勢28名の長編であった。セットや衣装も本格的で、今回の公演に相当力を入れていたものと想像される。
お馴染みの幕末純情伝であったが、ストーリーは原作から大幅に改訂されていた。小説版にしかないシーンも入っていたし、服部半蔵や岡田以蔵も女であったという設定には奇抜なものがあった。単に女性が男役を演じたのではないのが、面白い。今後の展開が楽しみな劇団である。

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