miss_youの観てきた!クチコミ一覧

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十年希望〜俳優養成所編

十年希望〜俳優養成所編

ザ・モンキーフライ・プロジェクト

上野ストアハウス(東京都)

2012/11/13 (火) ~ 2012/11/19 (月)公演終了

無題528(12-271)
20:00の回(晴)。19:23開場着、受付(整理券あり)、19:30開場。イス席(クッション厚め)、19:51前説、20:02開演~22:18終演。「No Rain, No Rainbow」をみているので2作目。どうも「繰り返す」ことがすぐにわかってしまう、それも一人ずつ少なくなっていくんだろうなということまでなので、お話そのものから牽引力を削いでしまったのではないかと思い、舞台が遠くに感じられてしまいました。同じ曲が繰り返されるのも苦手。
時の経過が視覚的にもわかるような仕掛があれば良かったかな。

ネタバレBOX

罪を犯した仲間を簡単に(そう見えたので)赦すのは如何なものか…。もしかして、この場所はずっとそのままだったのかな、取壊しとか誰かが使うとか、空きのまま?
苦情★真に受けTV

苦情★真に受けTV

妹尾Pファクトリー

新宿シアターモリエール(東京都)

2012/11/22 (木) ~ 2012/11/25 (日)公演終了

無題527(12-270)
19:00の回(晴)。18:23会場着、受付/ロビー開場中、18:30開場。撮影用のカメラがありました。19:01前説(場内アナウンス...アニメ声で)19:04開演~21:17終演。お芝居の間、少し違和感を感じ続けていたのはたぶん普段みるお芝居と違ったから(TV的ノリ?)だろうと思いました。TVはニュースか報道番組くらいしかみないので、みなさん初めての方ばかり。最後のトークはおもしろかった。

ネタバレBOX

お話はテンポよく進み、小難しいところなどなく、それは場内の笑い声の多さでもわかります。舞台でもipadが普通に使われるようになったのか...どういったものか金田さんだけはすっと入っていけました。
ぱれえど

ぱれえど

浮世企画

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2012/11/21 (水) ~ 2012/11/27 (火)公演終了

満足度★★★★

無題526(12-269)
19:30の回(晴)。18:50受付(整理番号券あり)、19:02開場、入口入ってすぐ右が客席、舞台が近いのか白黒幕が目の前に。パイプ椅子にザブトン2枚(でも薄い...)、4-5列くらいだったか。こんなに狭かったかなと感じるものの、それで終わるわけではないと思いながら開演を待ちます。前回の「沼辺者」からで2作目になります。鳥のさえずり、車が水をはねてゆくような音...木魚、救急車のサイレンもあるのかと思ったら外から聞こえてくる音でした。19:29前説(1時間40分)、19:38開演~21:11終演。山森さんと中島さんはポかリン「宙の色(2012/4)」、平田さんは先月の「Baggage Claim」、吉川さん「カナヅチ女、夜泳ぐ(2012/7)」。奥にバーのカウンター、手前の左右に別々の部屋、奥行きがありますが、遠いという感じはしません。鈴木アメリさんが抱えて出た来たときは当然「ノコギリ」のような音が出るんだろうなと思っていたので..聴いてビックリ。終演後台本を買う..また次回も来ようと思う。

ネタバレBOX

前作では宮本さん、本作ではアメリさんがお話の中で異質な役割。みんな見えていて、図書館の司書で、年とらないし(何を食べているのだろう)、それで達観しているのか。

ヴァイオリンが弾けるというのは...そうか特技だったのですね(ネットで確認)。ムターとかヤンセンとか諏訪内さんとか聴きに行きましたが、これほど近くではなかったので(笑)、すごいお得感。ギターやフルートとの競演も楽しかった。

雑遊の地下からでてくるのは初めてみました。
カラスの楽園

カラスの楽園

Trigger Line

小劇場 楽園(東京都)

2012/11/15 (木) ~ 2012/11/25 (日)公演終了

満足度★★★★

無題525(12-268)
19:00の回(曇)。18:05開場着、受付、整理券はないのでそのまま外で待ち、スタッフの方と少しお話する。

18:30開場、今日もいつものように「右」のほうに座ります。舞台は白木の板張り、もともとそうだったは思えず...舞台面よりやや狭い位置に芝生(シート)、その上にこれも白木の箱(椅子)と簡素な舞台。18:45/18:55前説(場内アナウンス)。予定通り19:00開演~21:07終演。この前に「雲。家。」をみていて、相変わらずわからないままで終わったのですが、こちらはお話の展開が速いのにとてもわかりやすい。他の方が書いていらっしゃるように(ヒットする)映画やドラマのように巧くつながっているし、役者さんも個性的で、アメリカっぽい演技でもあったように感じました。

ネタバレBOX

カラスの話はうろ覚えだったのでウィキペディアで確認するも、劇中のセリフの位置づけがもうひとつわからなかった。カラスは戻ってこなかった...それはカラスが自身の「楽園」を見つけたから、だとすると、タイトルが意味していることは...何?

短いシーンが途切れることなく展開、お話(事件)の重大さ=緊張感が伝わってきます。BGMや効果音もよくあっていたように思います。役者は3ケ所より出入り、これが結構頻繁にあるのだけれど気にならない(普段は、細切れだと意識が途絶える)。それぞれが立っている「位置」関係がいいのか狭さを感じない、最後の演説のシーンなどは大観衆が見えるようでした。

ただ、よくばりかもしれませんが...TVや映画であればわかりやすさが大切でしょうが、お芝居の場合、もっと違った何かがあってもよかったのでは...とも思いました。
ファミリー(仮)

ファミリー(仮)

and Me

OFF OFFシアター(東京都)

2012/11/21 (水) ~ 2012/11/27 (火)公演終了

満足度★★★★

無題524(12-267)
19:30の回(曇)。18:45受付(整理番号券あり)、19:00開場。下手にテーブルとソファ、奥にはコートハンガー。上手、カウンターとスツール、カウンターの奥にはお酒、グラス、アイスクーラー、ポットやラジカセ、醤油の小瓶かな。19:15/19:25前説(1時間30分)。19:32開演~21:00終演。女性、7人、それぞれの人生、そして自分についても考えてみる。もたいさんは「ブス会」で2回、村田さんは「東京カンカンブラザーズ」、菊池さん「趣向」、辻川さん「文月堂」と意外とみていました。

ネタバレBOX

女であること、母であること、娘であること、育て育てられること、過去のこと、今のこと、これからのこと、「しあわせ」とはすれ違ってしまう人生。そのそれぞれを描いたお芝居。

お酒...雲山、梅酒、おかし ?

Menuをみると、ハンバーグ定食、さば味噌定食、しょうが焼定食、むつの西京焼定食。カレーライスにおにぎり、日替りランチ。

身近にあって不思議はない題材。
Picnic(ピクニック)

Picnic(ピクニック)

のむらんぷ

BAR COREDO(東京都)

2012/11/17 (土) ~ 2012/11/20 (火)公演終了

満足度★★★★★

無題523(12-266)
20:00の回(晴)。徒歩圏内と思って油断してしまい早足で…19:38会場着(はは、余裕だ)、受付し中へ。いつもとは反対側、右へ行きます。中央、4つテーブルが寄せられ花が置いてあり左右(ということは入口からみて手前と奥)に椅子。右側(奥)の椅子の足元にはヴァイオリンケース。Vol.5とありますが初めてです。19:59前説、20:05開演の辞、20:07暗転〜21:19終演。

加藤さん、フルタ丸、土谷さんはタラッサーコで。3つの短いお話。ヴァイオリンケース(父)/セーラー服(娘)で時間は遡り、つながっていたのですね(違ってるかな?)。幕間にS&G、The Beatles。もともと「父娘物」には弱いのと女優さんたちがとても上手いので…みにきてよかったです…今夜、楽日だったんですね。

ネタバレBOX

1話目...振り返るといろいろ考えさせられるものがあるけど、3話目の途中までそれがわかりませんでした。女子高生の揺れる心は同年代の娘がいる身としてはそれなりに感じ入るところが多かったですし、2話目でのおふたりの様子も、きっとそうなのだろうと思うとともに、もう思い出すこともない高校時代の空白を少しだけ意識したり。3話目、男は大人であるようでそうでもない部分を持っているのか、ベルリン(タイトル、カケラ)からドイツでのことかと思ってしまった…よくみれば2話の制服なのに…ご飯、味噌汁、梅干(はちみつ入りかな)、カップヌードル。娘の反発にはたくさんの感情が込められているのだろうとも…。
選曲した方は普段からこういった曲を聴いているのか…(私は普通に聴いてるけど)。
ロックミュージカル『Marionnette〜マリオネット〜』

ロックミュージカル『Marionnette〜マリオネット〜』

ショーGEKI

こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)

2012/11/17 (土) ~ 2012/11/25 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題522(12-265)
19:30の回(晴)。19:05会場着、受付、中に入る際、腕に「Stage Pass」を貼ってくれます。全席指定、入って左に客席、前から1番、奥から1番〜手前は25-6番。大掛かりで色鮮やかな舞台、中央は円形の舞台(青山よりは小さいがここがメイン)で両サイドにそれぞれ10席ほどあり。正面に巨大な「輪」…水車のようなスターゲイトのような。階段で上り下り、下手上、ハートマークでも演技あります。実は受付のところから出演者の方々がいらして場内へ案内、会場内でも数名が誘導(Straydogと同じ)。始まってしばらくはペースが合わないカモ、と感じていましたが、ドンドン盛り上がってきました。大昔、よく四季をみに行ってましたが、それからずっとミュージカルは避けていた…のに、今夜は楽しかったし、凄かった。19:29前説のようで開演〜20:50〜休憩〜21:02〜22:26終演。

ネタバレBOX

全員出てくると相当な迫力、どこをみても誰をみても役になりきっていて、セリフのある役者さんはインカムを使用、よく聞こえます。色とりどりの衣装、白と黒の対比、客席とのやり取り、奥行きも高さもある会場を持て余すことなくエンターテイメントで満たしていた。
cafeシアターD.C.(ダ・カーポ) 【東京公演】

cafeシアターD.C.(ダ・カーポ) 【東京公演】

さるしげろっく

ウッディシアター中目黒(東京都)

2012/11/16 (金) ~ 2012/11/18 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題521(12-264)
17:00の回(晴)。16:40受付、開場。椅子席、1-2列目は平地、舞台には、テーブル席がひとつ、テーブルクロスがかけられ、グラスがひとつ。こちらの劇団は初めて、「season1」。16:54前説、17:04開演~18:07終演。4つの時間帯に4組の客。4話+4つのダンスなので1話は決して長くはありませんが、どれも面白い(役者さんたちの持ち味もあると思います)。「season2」もみたかった。

ネタバレBOX

ダンスがなぜ必要だったか...ではありますが、明るい表情はよかったと思います。

たとえがヘンですが、これがあればご飯は何杯でもいけますよ...という味わいでした。わかりやすくて、心情が伝わってきて、マスターと店員のやり取りもほほえましく。
LUCID DREAMER(ルシッド・ドリーマー)

LUCID DREAMER(ルシッド・ドリーマー)

劇団Ya-taro

池袋GEKIBA(東京都)

2012/11/15 (木) ~ 2012/11/18 (日)公演終了

無題520(12-263)
12:00の回(晴 強風)。11:30受付開場。1列目ベンチシート2-6列目椅子席。昭和..戦後っぽい歌謡曲が流れている。下手にテーブルとオフィス用椅子、正面には本棚(でも本は1冊もない)、上手にはベッド、バナナが寝てる。本棚が移動するくらいで、ほぼ同じセットで現実と夢。こちらの劇団は初めて。夢といえば「Inception」、本作もSF的な要素を含んだ物語でずっと大昔の「NHK少年SFドラマシリーズ」のひとつにあってもいいようなテーマ。12:02前説、12:08開演~14:14終演。最近多いのが、冒頭、数十秒の印象的なシーンをもってくること、本作もそうだったけど、それがあったから、というほどのものではなかったように思う。このとき、カレンダーは12月だった...本編では9月だったので劇中なにかあるのかと思ったけど何もなかった。

ネタバレBOX

結局、2つの「世界」はどんな関係かわからなかった(台本買ったので読んでみます)。でも、状況の説明をラストまで引っ張らずに、後半、徐々に明らかにしてゆくのがお話の展開としてお客さんに優しいのではないかと思いました。かつて読みまくっていたSF「ジュブナイル物」は読者を置いてきぼりにすることなく、引きつける話術に長けていたと思います。オフィスから東京タワーは近くに見え、スカイツリーもみえる...からかもしれませんが、そんなに神聖な位置づけにできるものか...よくわかりませんでした。メッカには「長い歴史」がありますが東京タワーはせいぜい「戦後」のこと。途中まで
Modern Dance Performance

Modern Dance Performance

日本大学芸術学部演劇学科 平成24年度舞台総合実習4D

日本大学芸術学部江古田校舎北棟中ホール(東京都)

2012/11/16 (金) ~ 2012/11/17 (土)公演終了

満足度★★★★★

無題519(12-262)
17:00の回(雨が強い)。16:20会場(江古田)着、受付(整理番号券あり)16:32開場(10番ずつ)。入ってみると、立派なホール。13組、3年生による実習公演。舞台が高めなので5列目に座ります。17:00前説(場内アナウンス..10分の休憩ありで2時間20分の予定)、17:06開演~19:32終演。前半1~7、休憩、後半8~13。どれも瑞々しく感じました。背景の色合い、天井からの照明、ステップの音、数人の「かたまり」が散り、集まり…。メルヘン、懐かしい風景、慌ただしさ…いろんなものが見えました。ことしは日本女子体育大学の「ぴちぴち」を見逃し、ずっと残念に思っていたのですが、リカバーしました。パンフレットをみると12月中にいくつか公演があります。都合がつけばみたいと思います。

ネタバレBOX

各演目7-10分くらいで、間に3-4分の入れ替え時間、トラブルなく順調に進行。
駅を降りると北口階段下に案内の方がふたり、北棟の手前にもおひとり。駅からすぐだけど、なるほどーと感心。
アンケート用紙は表と裏があり、裏面には各演目ごとに記入できるようになっていました。
当パンには「創舞者名(顔写真付)」、「使用楽曲」、「出演者名」「照明担当者名」が記載されています。

芝居をみるほうがずっと多く、ダンスはほぼ特定のダンサーしかみていないので、こういった複数の演目はよい機会。できればコミカルに徹した(高襟のような)演目もみたい。
PADMA vol.3- FAST LANE FINAL -「隔離病棟」

PADMA vol.3- FAST LANE FINAL -「隔離病棟」

Performance team PADMA

赤坂元気劇場(赤坂GENKI)(東京都)

2012/11/16 (金) ~ 2012/11/18 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題518(12-261)
13:00の回(雨)。早めに着いたのにもう並んでいる。3作目にしてようやく!。12:01受付(整理番号券あり)、12:30開場、舞台は4ケ所、メインの正面(三角コーナー)、2列の客席の後ろに人が一人通るくらいの通路、客席左にもサブの三角コーナー、そこに連なって高台。客席右にはDJ。さっき、たまたまつけたTVで「ダブルダッチ(日体大)」のことを採りあげていましたが、目の前で見たものは大変な迫力だった。そういった意味では...神戸さん...今日もナース姿(半蔵門でもそうだった)。13:04開演~15:11終演、~15:20アフタートーク終了。

受付後、外で待っていると声をかけられる、とみると以前、劇場でお見かけした方...で、金子さんでした..、なんとスタッフ、ということでした(ビックリ)。

ネタバレBOX

帰り際、出口で「演目表」をいただきました、実に多彩。
トレーニング(カラダとキモチ)あってのパフォーマンスだと思うのですが、自分の手の先にある空間(お客さんとの距離)までも自在に操る..すごいな。
神戸さんまで宙で回ってるし。
(ホント)に飛び出てくるパフォーマンスと響くビート、ステージを縦横に動く、お客さんを楽しませることに徹した舞台。楽しかった。
キックアウト!

キックアウト!

lovepunk

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2012/11/13 (火) ~ 2012/11/18 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題517(12-260)
19:00の回(晴)。18:35会場着、受付(小宮さんがいらっしゃる)。入ってみると赤い床面、役者さんお二人が場内の案内。最前列はミニ椅子、2列目まで平地で3列目から段差...たぶん5列くらい。舞台は主に「リング」。少し盛り上がっているのは下にクッションのようなものを敷いているからかな。奥にあるのはリングロープと支柱(白、赤、青)か...。上手には会議室用テーブル。「SLW」の文字。新宿女子★プロレス。スポーツを生で観戦した記憶がないので(一回だけ、甲子園の決勝をみたくらいか)比較できませんが、舞台が狭く感じるほど勢いが満ち満ちている内容でした。「平成戦後少女」から4作目。19:05開演~20:53終演。....とにかく間近で見ていて迫力あった。ひとりひとりの性格付けがはっきりしていてわかりやすいし、それぞれ別の面を持っているのでお話に拡がりがでている。よくもここまでできる(稽古した)ものだと感心するばかり。プロレス物は初めて、いままで一番パワフルだった。残りの公演、けがなどされませんように。

ネムノキノシタニ

ネムノキノシタニ

サンハロンシアター

Geki地下Liberty(東京都)

2012/10/31 (水) ~ 2012/11/04 (日)公演終了

満足度★★★★

無題516(12-259)
19:30の回(晴)。18:30会場着、受付(整理券あり)、19:00開場。舞台中央に大きな樹(これが楡の木ですね)、左右にベンチ、背景は白いスクリーン、葉にグリーンの照明があたっています。小宮さん(おしゃれな衣装)のお名前があったのでみにきました。「いのち〜フル〜」に続き2作目。前作は「Mother」、今回は「IF」…これは懐かしい、昔は弾けたもんだ(爆)。19:26前説(場内アナウンス)、19:31鳥の声、ツアー客…開演、客席に資料配布、からすが鳴き暗転〜21:00終演。

いつかは考えるであろう「その場所」、世界には多くの「カタチ」があるんだと思う。突然であったり、闘病の末であったり、志し半ばであったり、様々。「軽み」を感じるお芝居でした。木霊(やまびこ)には感心しました。


いきをすう...

いきをすう...

d’UOMO ex machina

camarada(東京都)

2012/10/28 (日) ~ 2012/10/28 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題515(12-258)
16:00の回(ときどき雨)。15:26会場着、中目黒駅から少し歩いたビルの2階、入って受付..思っていたより広く、右側が客席で、いろんな椅子、ソファが用意されていて好きなところに座ってよいようです。真ん中あたりにテーブルと椅子があるのでここが舞台なんだろうと思い、ちょっと迷いながら山手通りを背にする位置のソファに座りました。見渡すと、いろいろ絵がかけられています。あとで調べてみると「ツバキアンナ」さんの個展。「マンガと浮世絵とロックで育ち」という紹介がありました。どんな「ロック」を聴くのだろう...「やぶ乃椿」というブログに作品が載っていました。

丸いテーブル、ざくろ、マルボロ、椅子の一つには台本、コの字型の客席、みなさんひとしきりまわりを見渡し、席を決めていらっしゃる。ここは初めて、こういったお店も初めて。「初めて」は緊張する、Liveでも芝居でも映画でも、そこに自分の居場所を造るのに時間がかかる、これも「みる」ことの一部だと思っている。

役者は椅子に座り、煙草を吸う、紫の煙が昇ってゆく〜What a Wonderful World〜17:15終演。ツィッターにいくつか画像がありました。

受けた印象をどう残せばいいのかまとまらず…

独特のイントネーション、セリフ。普段みている小劇場でも、一人芝居でもない。

キメラガール アンセム/120日間将棋

キメラガール アンセム/120日間将棋

The end of company ジエン社

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2012/11/07 (水) ~ 2012/11/11 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題514(12-257)
18:00の回(雨)、楽日。17:20受付(整理番号付前売)、17:30開場。舞台にはすでに二人役者さんがいらして、それぞれ「盤」に向かっていました。2面に客席、入って手前側5列くらいと左に2列。二つの「盤」は縦に位置しているので手前の役者さんは背中しか見えません...ので、横からみることにしました。大きななマス目(5×5)が描かれた舞台、畳より少し広めの対局者が座ったり寝たりする場所。中央にもうひとつ高くなった舞台。周辺にはたくさんの「白」と「青」の駒...分厚いものは「家」にもみえます。下手(奥)に置いてあるラジカセから音楽が流れています。男がひとり現れ腕組みをしながら主人公の盤を覗き込む。17:40清水さんがでてきて、その男の喫煙を注意する。開演までに数回出てくるが気が付くとそれは開演前の諸注意だった(飲食喫煙、トイレ、撮影等)。下手(奥)の黒い壁、時々右上に文字が映る(23日目3六歩...)。英語もときどき。18:07(清水さん)「次の方どうぞ」が開演だと思う~19:29終演。2-3箇所同時に会話が行われたり、1対数人で話が展開したり、ここはどこなのかとか(病院なのか、夢なのか、その後なのか)、いろいろ考える。自分の手、盤の向こうの手、その次、そのまた次...と生きていくということはどの道を行くのか/行かないのかという決断の連続のように感じる。終演後、外で傘を差しながら清水さんに次のご予定などお聞きする。

”椿姫”

”椿姫”

aji 2021年活動終了

APOCシアター(東京都)

2012/11/08 (木) ~ 2012/11/13 (火)公演終了

満足度★★★★★

無題513(12-256)
14:00の回(曇のち雨)。開場前、風がないので寒いというほどではありません。13:40受付、開場。入って手前が客席、舞台は階下へ降りる辺りまでで、最前列は役者さんに近い。「メロス」から3作目。結局「椿姫」の予習はサボった。たまたま、今読んでいる「カルロス・クライバー」の伝記にオペラとして出てくるのが関係といえば関係だけど、クライバーで持っているのは「魔弾の射手」のみ、ベートーベンなどは図書館で借りた(節約だ)。正面、正方形の白い紙(?)が縦横20枚くらい吊られています。各片には2本の白い縦糸が通してあり、横糸も数本。舞台面はベージュのカーペット。役者さんは客席裏、下手の階段から出入。14:00前説、14:03,ajiのお二人、靴を脱ぎ両手に、正面を見つめていたその目はやがてお互いをみる、というより睨み合う、真っ赤な照明。男性はモノトーン、女性は彩り豊か、ただ、お二人のお揃いの衣装は「赤い椿」「白い椿」のように思えました〜15:59終演。終演後は「赤」と「白」の飲物が振る舞われました。「赤」をいただき、ちょうど近くにいらした金子さんに「青い飲物」に質問するも答えは秘密のようでした(特製)。外にでたら雨。

ネタバレBOX

やっばり、原作物は読んだことがある/ない、でかなり違ってくるように思う。
が、なかなか小説をよむ時間がない、時間があれば自然科学系、社会科学系のものを読んでしまう。ストーリーがある小説を読むにはある程度まとまった時間が必要。

きっと世の中の古典的な作品でも、「娼婦」が採りあげられているのだろうと思う。日本でいうと「吉原」だろうか。「ガールフレンド・エクスペリエンス」を観たのは2010年だったか...先日みたお芝居は「たけくらべ」の一部を織り込んでいた。

当パンに「悲劇なのか」ということが書かれていました。個人的には「悲劇」ですと表される作品(W.S.とかも)は好みではないので、どんな作品になるのかと思いながらみていましたが、今夜もajiらしい味付けだったと思います。



「まちづくりproject」11月

「まちづくりproject」11月

THE TRICKTOPS

ワーサルシアター(東京都)

2012/11/08 (木) ~ 2012/11/12 (月)公演終了

満足度★★★★★

無題512(12-255)
18:00の回(晴)。「宇宙の旅」&「7月」からは毎月なので5作目。毎回、脚本演出の今泉さん、Island「Sometimes Cafe」もみてました。17:27受付、17:30開場。セットはいつもと同じ、真ん中に小さなテーブル。18:04駅員砂土さんの前説、今日は上着を脱ぎ正座して。①「命短し」②「カルメン」③「現実」④「スペースカフェ」の順~19:59終演。4ケ月目なので商店街のみなさんと顔なじみになったような感覚。いつものようにおしゃべりし、まちのため熱く(そしてやかましいほどのパワーで)語り合う。CMコーナーの「餃子」...美味しそうな匂いでした。
お芝居をみにいろんな所に行くと、たいてい「商店街」があり、そこに地元のパン屋さんがあれば買って帰ります。バッグの中に入れてしまうとせっかくのふかふかパンが潰れてしまうので、片手に持って…。いい匂いがするのを我慢して自宅へ。あとひと月になってしまいました。この「街」のパン屋さんも繁盛して欲しいな。

好き好き大好き超愛してる。

好き好き大好き超愛してる。

オーストラ・マコンドー

TOKYO FM HALL(東京都)

2012/11/07 (水) ~ 2012/11/11 (日)公演終了

無題511(12-254)
14:00の回(晴)。お堀を歩いてみる。国立劇場、半蔵門。土曜日だからなのかこの時間でもたくさんのひとが走っている。どうやら走る方向は決まっているらしい。会場のTOKYO FMホールに来るのは2回目。1986/3、TOMMY SHAW(STYXのギタリストですね)のLIVEがあった。チケットには「13:00開場」とありましたが、13:23会場着、受付して中へ。高い天井...見上げるとUFOのような巨大照明、覚えているようには思えないが、初めてという気もしない。椅子席が8列くらいで最前列はC列でした。舞台手前、ベッド、収納BOX(本)、小さなテーブルにはマック、絵画展の図録かな。正面には石造りの「壁」とドア。下手にアコースティックギターが2本。MOGMOSさん。BGMにピアノ曲。14:00前説(場内アナウンス)、14:01ギターのチューニング、カポを4フレットに、アルペジオ、14:07暗転~16:24終演。「東京の空に」「チャイムが鳴り終わるとき」に続いて3作目。原作は未読、ネットで拾ってみましたがこれからも読むことはなさそう。「絵」的には面白く、ギターも好き、ただ、床は動く(せり上がる)必要はなかったであろうし(ノイズも大きい)、声が響きやすく、ギターはよく聴こえるのに役者さんによってはセリフが聴き取りにくかったし、後藤さんは声が...あの渋い声を聴きたかった。バウンダリーマイクとかだったらどうだろう?

ネタバレBOX

カトウシンスケさんはajiの「走れメロス!」に出ていらした。亜矢乃さん(...セーラー服だ)は「tsumazuki no ishi 」他で、梅舟さん(とてもよかったし、このホールでもよく声が聴こえる)、神戸さん(歌上手いですね)、等々豪華な役者さんたち。映像も効果的、天井のUFOは下におりてくるし、衣装も変わる。なのでみているのは楽しい...けど、話はぜんぜん分からない...でも、それを言うには原作を読んでみないといけないかなと思うが、そこまでする気にはならない。「絵」はよかったんだけど。

ギターはエレアコじゃなくて、普通のものにマイクを貼り付けただけなのかな?会場を(半)円形に使う、客席にコロシアムのような傾斜を持たせ距離を縮め、舞台を囲む、ギターは(マイクを使わず)生音だけにする…で。ベッドや医療器具はなくても…
『熱狂』・『あの記憶の記録』3月に完全再演致します!!詳しくは劇団ページをcheck!!

『熱狂』・『あの記憶の記録』3月に完全再演致します!!詳しくは劇団ページをcheck!!

劇団チョコレートケーキ

ギャラリーLE DECO(東京都)

2012/10/31 (水) ~ 2012/11/11 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題510(12-253)
19:30の回(晴)。昨日は4階、今日は5階。19:00受付、開場。場内、暗め。三方に椅子席。入って左奥に座ります。前後2列の配置ですが、段差がないので前列に座る場合、早目にご来場を(座席位置によってはややみにくいかも)。空調を入れてないのか少し暑い…。舞台には4人掛けのテーブルと、椅子、少し離れて2人掛けソファ。4人座ってのシーンもあり椅子の背にならない位置がいい。入口を除く角(3箇所)、玄関、キッチンへ、居室へ。19:33前説、19:34BGMがヴァイオリンに、暗転〜朝、家族揃って食事〜21:28終演、重く張りつめた空気、役者さんが揃うと力強い拍手。「十二人〜」をみていまして2作目です。ここで描かれている施設については、今まで数冊本を読んでいて、おおよそのことは「読んで得た知識」として既知のものですが、これだけの粒ぞろいの役者さんたちで演じられると迫って来るものがあります。「アンネの日記展」に行ったのは1978年かな(たぶん)。

ネタバレBOX

1978年には「ホロコースト」の放送、昨年の東京国際映画祭では「サラの鍵」、今でも図書館の新着本の中に関連本を見つけると借りるようにしています。『私はガス室の「特殊任務」をしていた』...。こういった本を読んだり、そこに載っている写真をみたり、それは胸が痛む..という表現では足りない感情を伴いますが、劇中のセリフにもあるように、それは「今」でもなくなってはいません。

相当な緊張感を維持しなければならないと思いますが、役者さんの巧さが際立っています。BGMは控えめ。個人的には日本人の役者さんが、カタカナの名前で呼ばれるお芝居は苦手なのですが、今夜はまったく気になりません。

争うこと、生き残ること、忘れられないから忘れたと思い込まずにいられないこと、家族であること...新しくはなくとも決して古くはならない物語だったと思います。
4/12

4/12

AnK

ギャラリーLE DECO(東京都)

2012/11/06 (火) ~ 2012/11/11 (日)公演終了

満足度★★★★

無題509(12-252)
19:30の回(晴)。暖かい夜、階段踊り場の窓も開場時間まで開けられていました。19:00受付、開場。床には大きめのラグが何枚も敷かれています。入って左の椅子席に座りますが、今夜は椅子席より、壁際のパイプで組まれた席のほうが多かったかも。下手の階段には白い布が掛けられ、上手に向かって、籐製の収納BOX、柱の後ろにはベッド、黒色のテーブル、木製のBOX、タンス、TVとDVDデッキ、入り口は玄関、WCも舞台の一部(ここでの演技はみえませんが)。BOSSのスピーカーが3箇所に。天井からは電球。

19:27場内アナウンスで前説(ここでのアナウンスは初めて)、19:33開演~20:59終演(役者さんの挨拶なし)。みていてあまり気持ちがいいお話ではありませんでした...いきなり別れる場面。でも、終わって、電車に乗って、バスを待っている間...思い出すと、結構よかった。

ネタバレBOX

んーと、これは「時間」を遡っているのですね。それが(きっと)終わりまで続くのだろうなと気づくのに時間がかかりました。結果を先に提示...それをしっかり押さえていないと、肝心の「その場面」に気がつかず時間が遡ってしまいます。それが起こった直後に視線を移しても...時間はもどらない(これで結構落ち込む)。でも、面白い展開だと思いました。

「ぴあ」をみて、というのはずっと前のように感じる。平井さんはパワフル、四宮さんは、感情の切り替えがうまくて、人格の変容がリアルだった。

でもこういった関係って何年も続くのだろうか...と考えるのでした。

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