miss_youの観てきた!クチコミ一覧

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女子高生とかJKとか呼ばれるイキモノたち

女子高生とかJKとか呼ばれるイキモノたち

人間嫌い

switch box あけ/たて ギャラリー(白楽)(神奈川県)

2015/01/31 (土) ~ 2015/01/31 (土)公演終了

満足度★★★★

無題1378(15-026)
15:00の回(快晴)、14:30会場着、ほとんど垂直の階段を上り2階へ。ロフトをあがって屋根裏部屋に入ったような感じ。小さなテーブル、丸椅子、壁にはイラスト、写真、鳥(素材はなんだろう)、CDから流れるBGM、L字の客席、横長の窓の外はアーケード街(狭いながら面白いお店がたくさん)。

「人間嫌い」は2作目(前回は2014/11@都立家政)、岩井さんは客演(2014/2@博品館)を見ているので3作目。

14:55前説(岩井さん)、15:01開演~15:23終演。

タイトルにあるように当事者(高校2年生)が自身とそこから観ている世界を画いたもの。「習作」という表現でよいのか、私自身としては、ひとつひとつ積み重ねてゆく過程を観ることができる連作のひとつではないかと思って観ていました。

ともだち、親、勉強、どれも毎日向き合っていること。それらのシーンをあらかじめ決められた「キリトリ線」に沿って採り上げるのではなく、作家としての感性がこの作品を創り上げた。そういうものではないかと。

The World of Kaleidoscope 2015

The World of Kaleidoscope 2015

La Danse Compagnie Kaleidoscope

こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)

2015/01/31 (土) ~ 2015/02/01 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題1377(15-025)
18:00の回(晴、強風)、17:05ロビー内の椅子に座り、17:24整列(2列)、17:30開場(30人くらい並んでいました)、18:00前説(アナウンス)、18:04開演~18:25、18:28~18:46、休憩、19:02~19:24終演。

2013年以来で2回目(去年は@赤レンガだったので...)。

左右からすばやい動きで舞台に上がり、スモークで照明の鋭さを際立たせたり、半歩後ろは闇のような効果を出したりしながら、ノイズや打楽器によるリズムがダンサーの動きと重なり、力強く重厚な雰囲気でした。

ハッとするようなライティング、客席にかなり近づくかと思うとサッと奥の闇に消えてゆく。まるで忍者のよう。

「蛍よ……妖しの海を翔べ」

「蛍よ……妖しの海を翔べ」

劇団ギルド

座・高円寺1(東京都)

2015/01/29 (木) ~ 2015/02/01 (日)公演終了

満足度★★★★

無題1376(15-024)
19:00の回(曇)。18:30会場着、受付(全席自由)、ちょうど開場時間。
舞台上、左右に平台4段のみ。前説なしで19:01開演~20:19、休憩、
20:29~21:35終演。

土田さん(B.LET'S)さんが出ていらっしゃるので観にきました。こちらは初めて、B.LET'Sの永島さん、以前、こちらに所属していたのですね。

説明に「現代史劇」(戦後~という意味?)とありますが、「源義経」については、名前、逸話2~3コ程度しかしらないので終演後いろいろ検索してみました。

平台以外には何もない代わりに、正面(かなり大きい)に映像(スチームパンク風)、雨や風の音が伴い、シーンに変化をもたせていました。現代~侍風までと衣装はそれぞれ(バラバラ)。

どこまでが史実とされているもので、どこからが創作なのかはよくわからないものの面白く観劇できました。

片岡八郎の「構え」、背中の線、座っている姿がなんともいえない。


学生運動...は、デモのシーンがちょっと映ったくらいですかね。当パンによると初演は1980/7。

岡村さん「Another×Other(2012/9@サイロ)、酒井さん「月見草一夜 ツキミソウヒトヨ(2014/3@がざびぃ)」、仲田さん「鋼鉄の処女(2011/7@BOX in)」、松尾さん...兎団やTRICKTOPS、松本さん「Spring(2014/3@グロット)」。

仲田さんの次回作「奇妙な果実」は(てがみ座)横山さんが出ているので観に行こうと思っています。

オーロライトカンパニー「オパールの檸檬世界 ─Snow Ball Earth」

オーロライトカンパニー「オパールの檸檬世界 ─Snow Ball Earth」

NPO法人らふと

RAFT(東京都)

2015/01/30 (金) ~ 2015/02/01 (日)公演終了

無題1375(15-023)
14:00の回(快晴、寒)。13:31受付(チケットレス)、開場。

波の音、どこかの海岸らしい。14:01前説(50分)~14:59終演。

「説明」を読んで面白そうだと思い観に来ました。桑原さんは「奇跡の年(2015/1@KAAT)」に出ていた方ですね。島田さんは「ヘソのゴマ、ゴマの星(2013/12@画廊)」でしょうか。

すみません、正直なところお話がわかりませんでした。つまらないとかではなく何がどうなっているのかが。レモンと紙は見ればわかるし、ダンスもトレーニングしていらっしゃるようにみえます。が、どういう展開になっていて、「説明」とどこでつながっているのかが。

ネタバレBOX

前日がセッションハウス、今日はスペース・ゼロでダンス公演を観ているので、どうしてもこの会場でのダンスパフォーマンスに物足りなさを感じました。群舞のような(演技に添いながらの)流れならまだよいのですが、唐突感が拭えませんでした。

淡々とした演技がややもすると単調な進行に陥るので、もっと世界観を提示したらお話に食いついて行けたかもしれません。
ダンス花 vol.22

ダンス花 vol.22

セッションハウス

神楽坂セッションハウス(東京都)

2015/01/31 (土) ~ 2015/01/31 (土)公演終了

満足度★★★★

無題1374(15-022)
19:00の回(晴、強風、寒)。18:34受付、開場。19:01前説(90分、休憩あり)。19:04~19:55、20:08~20:36終演。

1.「Pink tea」外園彩織
2.「カラダモアソブ」空洞A(歌川翔太、中村駿)
3.「シュガー アンド スパイス」POM(久保澄恵、重松悠希)
4.「社会が果たして、立場の拮抗に対して寛容であるかを知るがため。」山本和馬
5.「いとしやかなしや」大西唯香

外園さんの同作は2014/12。大西さん、歌川さん&中村さんは2014/5に観ていました。

今回、セリフとトークがありましたがやはり苦手(一時停止しているような感覚)。

外園さんは前半(男性的)、後半(女性的)と分けていたように感じました(白いシャツが男物ではなかった?)。

POMのお二人はとても息があっていて、ここまで鮮やかなダンスは双子の姉妹以来。

大西さんはカラダそのものが「弦」であり「弓」でもあるような印象。

空飛ぶ帽子

空飛ぶ帽子

妖精大図鑑

Geki地下Liberty(東京都)

2015/01/21 (水) ~ 2015/01/25 (日)公演終了

満足度★★★★

無題1373(15-021)
12:00の回(曇)。会場前の道路は工事中。11:32受付、開場。

舞台の上、妖しい植物が枝を伸ばし、ボール、象(のじょうろ)、紙ヒコーキ、スニーカー、ノートなどが果実のように垂れている。左右の壁にはしご。

12:04前説(アナウンス、ステレオ音声、50分)、12:06学生服姿の男登場、開演~12:59終演。6作品。此処は久しぶり、「妖精大図鑑」は@セッションハウス(2014/5)が初見。

ずっとゾンビのイメージでいたので、やや健康的になったのはとても新鮮...なのでもっとテンポをあげたほうがよかったのではないかなと思いました。

言風景

言風景

多摩美術大学卒業制作展 めっけ!

アレイホール(東京都)

2015/01/22 (木) ~ 2015/01/25 (日)公演終了

満足度★★★★

無題1372(15-020)
18:00の回(曇)。17:40会場(3F)へ。会場の一角をカーテンで仕切り、椅子席。17:45読みながら、ということで希望者に「テキスト」配付。終演後、お訊きする、と私も持っている「舞台芸術(2005/5刊...先日、紀伊國屋書店新宿本店に置いてました)」に掲載された「4時48分サイコシス(谷岡健彦)」版のようでした。

サラ・ケインの作品はできるだけ観るようにしていて、「めっけ!」でもみつけたので聴きにきました。今迄、短縮版、舞踏に近いもの、翻案..いろいろ観ましたが、観るほどに遠いところにあるような気がしてくる作品です。


3人がそれぞれ朗読するのでキャラクターのイメージを固定するのが難しい、と感じました。反面、三つの色をみることができたのはよい機会でした。

帰宅後テキストを眺めてみるが、まだまだ想像力が足りないなと感じる。

平均律、バッハより

平均律、バッハより

KARAS

KARAS APPARATUS(東京都)

2015/01/24 (土) ~ 2015/01/31 (土)公演終了

満足度★★★★★

無題1371(15-019)
20:00の回(曇)。19:45着受付、19:58開場、20:14開演~21:10終演、トーク21:11~21:24。21日(水)まで「道化」を上演しているのにすぐ本作(!)。

「春」「道化」と勅使川原さんのメイクがポイントになっていましたが、本作ではシンプルに黒い衣装と(電球)照明、初演時(まだここに通っていませんでした)と同じ音楽。

(白ではありませんが)明と黒に彩られた身体が鍵盤のように音と息遣いを生みだしているような気がしました。


This is 30

This is 30

シンクロ少女

スタジオ空洞(東京都)

2015/01/23 (金) ~ 2015/02/01 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題1370(15-018)
15:00の回(曇)。14:31受付、開場。

入って右壁沿いに客席(ミニ椅子+パイプ椅子)。中央にその昔小学校で使っていたような木製の椅子が3つ、下手4段、上手1段(椅子とベンチ)の台。客入れは「Journey」(ベスト盤でしょうかね)。

14:57前説(75分)、15:03開演~16:20終演。

墓参りで久しぶりに集まった兄弟のお話...ですが、とーぜん、とんでもない展開になり人生の悲哀をことごとく吹き飛ばす3人の、泣き、こけおどし、怒り心頭を仲良く川の字に並べた愛の物語。

ネタバレBOX

今回も「Queen」、絶唱。

メインは3つの椅子(実は車のシート)なので中央寄りの座席がお薦め。

泉さんの「長男」、ひたすらゆらりゆらりと、流れる様、思わずホッとし、笑ってしまう。
議題:ギタイ

議題:ギタイ

多摩美術大学卒業制作展 めっけ!

シアター711(東京都)

2015/01/21 (水) ~ 2015/01/25 (日)公演終了

無題1369(15-017)
11:30の回(快晴、日向は暖かい)。11:00受付、11:13開場。

やはりお面の人(先日の人とは違う方)がいて...いつもこっちを見ているような気になる(後ろにもあったらもっと面白いと思う)。先日は「21:00開演」だったので約10時間の時差。ということで2回目です。

開演やや押し、11:37開演~12:07終演(ちょうど30分)。いろいろな生活音、動物会議(議題)、溶け込むことで浮かび上がる擬態。

よく観に行くダンス公演では照明と身体の位置により深く幻想的な風景を創りあげているのですが、本作もポップな図柄、線描、アニメーションによって面白さが引き立つように工夫されていました。

残念ながら機材の不調でスモークが使えず、効果が薄れてしまいました(ですので評価なし)が、スモークを使用するという発想がどうやって生まれたのだろう、と思いながら観ていました。

エンドロールが別バージョンだった...どこまでユニークなんだ!!(笑)

「めっけ!」では、古澤さん、妖精大図鑑、言風景(「4.48サイコシス」の朗読)、モンモン4作品。各劇場に掲示された(古びた)パネルもよかったですし、「めっけ!」とはよく言ったものだと思いました。

魂になるらしい

魂になるらしい

ゆるふ酒

キッド・アイラック・アートホール 5Fギャラリー(東京都)

2015/01/22 (木) ~ 2015/01/25 (日)公演終了

無題1368(15-016)
19:00の回(晴)。18:32会場着、5Fの会場内で受付、入って左(道路側)が客席(2列)。

左右の壁際に椅子(3脚ずつ)、上着、風呂敷包、帽子など。右奥の席に女性がおひとり。場内には暖房が入っていないようで、座ってから10分ほどしてコートを着なおしました。19:00前説(吉田さん)、開演~20:10終演。3人の役者さんによる生と死、繋がってゆく世代のお話(らしい)。

吉田さんのプロフィールに「ttu」の演出助手とあり、どんな方かなと思い、観に来ました。

この会場では「COoMOoNO」、1Fでは「k.a.n.a(ダンス)」「多摩美(卒業制作)」「d’UOMO ex machina(演劇)」「tea for two(演劇)」...始まりは「氷中の星(木村愛子さんのダンス)」...などを観ましたが、いずれも個性的な作品で、そういった意味では本作、期待通り。

複雑なお話ではないものの、当パン表紙にある「生きているよりも死んでいる方が楽かもなぁとか思うよ」というメッセージになかなか近づけませんでした。

考えてみますと、役者さんたちとは数世代違うので「彼らの今」と「私の今」をそのまま比べてみても意味がなさそうで、といっても、とっかかりはないし。

また、生きているから感じる胸の痛み、そのぽっかり空いてしまった穴をどうやってふさげばよいのか。2つの物語が次の世代の誕生につながっていますが、最後のオチ(再生?)にはかなり違和感。それは完全に閉ざされた時空を意味すると思ったからです。

会場は3人でちょうど良い広さ。とにかく普通の劇場に比べ「寒い」ので、ツイッター以外でも、予約の返信メール、自身のサイトなど...お知らせすべきではないかと思います。一部ですが、(声が大きすぎて)聞き取りにくいセリフがありました。役者さんたちの個性とは合わないのかもしれませんが、もっとメリハリ(や毒気)があってもいいのにと思いました。登ってゆくか堕ちてゆくか。

議題:ギタイ

議題:ギタイ

多摩美術大学卒業制作展 めっけ!

シアター711(東京都)

2015/01/21 (水) ~ 2015/01/25 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題1367(15-015)
21:00の回(小雨)。20:30会場着、受付(こりっちからですとギリギリまで予約登録できるようで返信メールも届きましたが、やはり、受付の方のリストには載っていなくて当日券扱い)、開場。

脚演出その他多数の古澤さんは「ぬちょぉ…(2014/7@画廊)」を観ています。前日、風邪で休んでいてこの遅い時間でどうかなと思ったのですが、上演時間30分ということでしたので観に来ました。

すでにご本人は会場内にいて、準備、誘導なども。

下手に照明用の卓があるだけで何もない舞台、正面のみ白く薄地のカーテンらしき布。「スタッフ」に古澤さんのお名前しかありませんが、実にその通りで、初めて観る不思議さ。

SEで牛、鳥、ライオン、馬、羊、ハエ???の鳴き声など。誘導スタッフが顔の左側にお面をつけていてたまに見るとびっくりする。この時間帯だというのに増席あり(多くは学生さん)。21:03前説(30分)、開演~21:34終演。

とくに(正面)スクリーンの映像(自分の衣裳にどう映えるかまで考えているらしい)が多彩で、これにピタリとシンクロした身体の動き(振付)とSEが心地よい。ブラックユーモア、ヘリウムガス(?)、マイムのような滑稽さ...途中で照明を切り替え、スモークを出す...実に多才。

終盤、呼吸を整える場面もあったけど、とても充実した30分でした。もう一回観たい…体調がどうか。

Cheer

Cheer

日本女子体育大学舞踊学専攻

府中の森芸術劇場(東京都)

2015/01/20 (火) ~ 2015/01/20 (火)公演終了

満足度★★★★★

無題1366(15-014)
18:30の回(晴)。17:40会場着、受付(指定席)、18:03開場。事前に受付時間を18:00から17:30に繰り上げるという連絡あり。

観客の大部分は女性、高校生の集団もいてロビーはガヤガヤ。18:36ブザーが鳴り前説(アナウンス)、18:41開演~19:11、休憩、19:21~19:57、休憩、20:09~20:52終演。

今年のタイトルは「Cheer」(2014は「Capsule」)。

「春の祭典」「ファランドール」「1812」などが鳴り響く

オープニングから客席は盛り上がり(サンバなので)、衣装、照明、ひとりひとりのパフォーマンスがどれも素晴らしい。コミカルな仕掛けやダイナミック(出初式!!)な振付。手拍子で参加する客席、最後の挨拶では涙も。

回帰熱

回帰熱

観覧舎

OFF OFFシアター(東京都)

2015/01/14 (水) ~ 2015/01/18 (日)公演終了

無題1365(15-013)
3)
13:00の回(晴)。12:30受付、13:40開場。ソファと衝立のみの舞台。13:05開演の挨拶~14:33終焉、アフタートーク14:37~14:45ゲスト(劇団EOE)藤原さん。

これで演劇から離れるというのはトークのときに気がつきました。杏上さんの作品は青ひげマシーン「宇宙船に乗りたい女達(2011/10@pit)」からで6作目、「夢訪人」の2作が上演された会場とともに強烈な印象として残っています。声をおかけすればよかった。

本作、配役の境界がぼんやりとしか捉えられず、少し混乱してしまいました。「EOE(すみません、最近観に行けてないです)」の役者さんがゲストというのは意外でした。

道化

道化

KARAS

KARAS APPARATUS(東京都)

2015/01/16 (金) ~ 2015/01/21 (水)公演終了

満足度★★★★★

無題1364(15-012)
20:00の回(晴)。19:45会場着、受付、19:58開場、20:09開演~21:11終演(トークなし)。

一瞬、強い照明。中空に浮かぶ首、やがて黒の上下、白い手、左右にほんの少し揺れるカラダが見えてきます。


※今年は「花」シリーズがたくさんあるようです。

ネタバレBOX

「道化」ならばお客さんを楽しませるのだろう、と思ってはならず、真っ白な顔に真っ赤な口と目、闇の中を自在に漂い、悪夢をみてしまいそうな存在。ゆっくりと進める歩はみせかけで、実は、瞬時に飛び込んできそうな危うさ。歪んだ笑顔に狙った獲物を突き刺す視線。これをさらに際立たせる「照明」、本作も鰐川さんということです。(ご本人はロビーに出ていらっしゃいませんでしたが)PCなどでコントロールしているのではなくすべて手動だそうです。初めて観たときから独特の照明効果に感心、今夜はまた格別。


客席へ下りてきた道化はすでに「怪物」のような存在で、お客さんに向けた眼が異様な凄みをみせていました。

舞台上でも客席との距離を探っているような動きが怪しく、眼を合わせるのに躊躇してしまうほど。

ほとんどの時間が、カラダの傾き、頭の動き、表情...そしてそれらに陰影をつける照明で構成された舞台でした。
琥珀-elektra-

琥珀-elektra-

EgHOST

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2015/01/16 (金) ~ 2015/01/18 (日)公演終了

無題1363(15-011)
19:00の回(晴)。18:31受付(定刻開始の告知)、開場。
入り口から見てちょうど「コ」の字、手前の椅子席に座ります。ここからですと「正面」は左、正面席は桟敷(1)+パイプ椅子(2)、正方形の台の上に正方形の(掘り炬燵風)テーブル、中に照明。「正面」奥に段違い(手前が高い)の足場。妖しい雰囲気の方が場内誘導。

18:56前説、18:59杖をついた女性が登場、舞台を横切り客席後方のやや高めの位置へ。但し、ここですと私の座席からはよく見えるものの、残りの2面のお客さんからはみえない〜20:43終演。

神話(洋の東西を問わず)とは縁遠いので、登場人物の相関関係がすぐにはわからず、日常的に殺しあう...ものなのか...ということはなんとなく。

昨年、@サブテレニアンで「縛られたプロメテウス」を観ました。セリフが聞き取りにくかったこともあり、全然わからず、岩波文庫を借りるも面白くなく。と、相性はよくないのでした。

「配役」もなかなか覚えられなさそうで、唯一「DIO」のみアルファベット表記(R.J.DIOじゃないと思うけど)。

独特の視点から芝居を創り上げている作品は、物語の内容がわかる/わからないとは別に「刺激」を受けます。ただ、いろいろ「?」な部分が残ることが多く、後を引きずるもやもや感が厄介。

藍沢さんは(そうおっしゃてはいませんでしたが、その半球に闇を抱えた)「月」ということだそうで、舞台(の世界)で起こっているさまざまなことを映し返しているのだろうか、と思って観ていました。月の満ち欠け、潮の満ち引き、日蝕...赤い月、蒼い月、それは狂気の世界、青い星はいつまでもただ操られるだけの世界、なぜなら、月は無慈悲な夜の女王なのだから。

シアター21フェス”冬編” vol.99

シアター21フェス”冬編” vol.99

セッションハウス

神楽坂セッションハウス(東京都)

2015/01/17 (土) ~ 2015/01/18 (日)公演終了

無題1362(15-010)
17:00の回(晴)。16:20会場着、学生さんが大勢、16:30受付、開場。背中が痛いので初めて後方椅子席へ(なかなか快適なれど、臨場感激減)。17:03前説(90分+10分休憩)~18:29終演。久しぶりのセッションハウス。東京女子体育大学、桜美林大学から出ているので、お客さんの多くは学生さん。

【演目】
TOY「仁義なき戦い」(跡部舞・菊原由香利)
L'Alr du Temps「雨あがりに...」(川井小枝子・徳江みさほ・都丸明子・畠井美香・鶴田ふみ代)、
水中めがね∞「グッバイジェンダーセレモニー」(岩瀬菜々子・中川絢音・根本紳平)
III「reverie」(高岸知実・田村倫子・清水孝夫)
毛円だんす「Moonlight Stream」(ジェフ・モーエン、奥山由紀枝、長田和子、塩崎有妃子、田村佳子、山下富美)
hug「Or Be」(大迫菜緒・高橋美砂)
高橋志帆「青い鳥」L'Alr du Temps(川井小枝子・徳江みさほ・都丸明子・畠井美香・鶴田ふみ代)

水中めがねは「4771-72(2014/11@櫂/根本さん出演、中川さん演出)」を観ました。高橋さんは「マドモアゼルシネマ」に出ていた高橋さんですね?

今日は「セリフ」が多かったように思うのですが、慣れないものです。芝居の中にダンスが組み込まれているのはずいぶん観ているのでもう意識しなくなりましたがダンサーが話すことにはまだ違和感があります。

マナナン・マクリルの羅針盤 再演 2015

マナナン・マクリルの羅針盤 再演 2015

劇団ショウダウン

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2015/01/15 (木) ~ 2015/01/18 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題1361(15-009)
15:00の回(晴)。14:20受付、14:31開場。撮影あり。

15:02開演宣言~16:01、休憩、16:15~17:26終演、トーク17:28~17:50、今回も2回観てしまいました。

手の、指先の動きまでもが物語を克明に伝え、正面、横、斜めからの目線の先にあるものがこちらにも見えるようです。大洋、大海原、自然の猛威、魔獣の雄叫び、飛び交う砲弾、ダイナミックな展開は何回観てもよいものです。

新春玉山福袋

新春玉山福袋

花まる学習会王子小劇場

王子小劇場(東京都)

2015/01/15 (木) ~ 2015/01/17 (土)公演終了

満足度★★★★★

無題1360(15-008)
12:00の回(晴、強風)。11:30受付、開場、琴/笛のBGM。比較的高い舞台で、ミニ椅子、パイプ椅子が平地、3列目からひな壇。

11:58前説(つくにさん、100分、10分休憩、本日カメラ撮影)、12:03モラルさんのコメント~開演~12:51(3作)、13:00~13:44(3作)終演。

田中渚さんがつくにさんの作・演出で、ということなので観に来ました。田中さんは「つぎとまります(2012/12@王子小)」再演からで6作目。つくにさんは「その揺れでふれる手(2014/10@王子スタジオ1)」と本作。

各作品には、①映像による各作家のコメント②続いて、いかにも...なタイトル、役者名などが厳かに...明転すれば、思い思いの(笑ってしまう)展開。それぞれは短い作品ですが、6人の「共演者」も個性豊かで面白いものばかり。「売れ残って」しまった週の穴埋め公演ということだそうですが、堪能しました。

マナナン・マクリルの羅針盤 再演 2015

マナナン・マクリルの羅針盤 再演 2015

劇団ショウダウン

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2015/01/15 (木) ~ 2015/01/18 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題1359(15-007)
19:30の回(雨)。18:45会場着、受付(整理券あり)、19:00開場。

昨年(2014/9)、2回観ているので3回目になります。

前説では120分+休憩10分。19:31開演の挨拶~20:28、休憩、20:37~21:48終演、アフタートーク(東京のみとのこと)21:50~22:02。

アフタートークでもありましたが、何ケ所か演出が変わっていました(気がついてよかった!)。照明、スモーク、S.E.、音楽、ポジション/声の切替、カラダの入替がテンポよく展開、変幻自在の林さんだからこそできる作品。大きなスクリーンで観るCG映像に引けを取ることのない大活劇(ファンタジー)。

次回は@あうるすぽっと、大きな会場は苦手なのですが行きますよ。

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