夜叉とみなし児
GENZAi.
荻窪小劇場(東京都)
2015/09/18 (金) ~ 2015/09/20 (日)公演終了
満足度★★★★
無題1599(15-288)
15:00の回(晴)。
14:30受付、開場。普段とは逆の設定で入り口側が(段差をつけた)舞台。
桟敷、ミニ椅子、パイプ椅子の客席。
14:57前説(90分)、15:00開演~16:37終演。
畑中さん、植村さん、舟橋さん、矢部さん(「悪い森(2014/7@サブテレ)」はCOoMOoNOの作品で。
2階、下手階段を使った人の繋がりが交差(交錯)したお話のように感じました。登場人物の相関がなかなか把握できず、最後になって少しわかったのかな...というところでした。
会話のトーンなどは独特のものを内包、暗めの照明が閉じた関係を思わせ、高低差による登場人物の距離感など、幻想的な印象を受けました。
先日、RAFT@東中野で小野彩加さんのダンス公演を観てきました。11月の公演に出るということでしたのでそちらも楽しみです。
小野彩加プロデュース「RAFT BALL」
NPO法人らふと
RAFT(東京都)
2015/09/18 (金) ~ 2015/09/18 (金)公演終了
満足度★★★★★
無題1598(15-287)
19:00の回(雨~曇)
18:35受付、開場、入り口側に客席(間に通路)。
先日観た「既に溢れている(中川さん)」でこちらの公演を知り観に来ました。中川さんは「水中めがね∞)、下島さんとご一緒の「DANCE ASSORT(2015/6@絵空箱)」「ピュア魂2(2013/7@PRUNUS)」。
18:56/19:01前説(小野さん)、開演~20:14終演。
3演目、これがコンテンポラリーダンス...という枠をいとも軽く突き抜けたアイデア(発想、振付)。①ちからこぶ②副音声付自虐的ダンス&つながった二人③...戸籍/朗読風/プリント/動き...ちょっと表現できない不思議さ
当パンをみますと、小野さんCOoMOoNO(11月)とありました。偶然ですが、本日(9/19)、GENZAI.『夜叉とみなし児』を観に行きます。11月公演も。
中川さん、小野さんはリジッター森脇さんと共演(10月と12月)。
阿修羅
大駱駝艦
大駱駝艦・壺中天(東京都)
2015/09/11 (金) ~ 2015/09/19 (土)公演終了
満足度★★★★★
無題1597(15-286)
20:00の回(雨)、19:00受付(整理券あり)、傘/荷物預り、19:30開場、2回目なのでひな壇2列目(観やすかった)、最前列に桟敷がでて満席。
後ろに下がった分、視界が広がりました。20:02前説(英語バージョンあり、70分)、上演~21:17終演。
阿修羅の目線からは逃れられず、3人が体を寄せ合うと阿修羅像らしさがよくでます。ヘアスタイル、腕、そしてなによりも鋭い眼光。倒れても、なお立ち上がる真っ赤なカラダ、鬼気迫る舞台でした。
幕末緞帳イコノクラッシュ!
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王子小劇場(東京都)
2015/09/04 (金) ~ 2015/09/15 (火)公演終了
満足度★★★★
無題1596(15-285)
19:30の回(晴)。
18:30受付(整理券あり)、19:00開場。
楽屋を通って中へ、前回同様、2階まで飾り物いっぱい、階段あり、最前列(ミニ椅子)目の前にマイクスタンド5本、2列目からパイプ椅子。かなり若い方が多く、上演中も楽しそうでした。
やないさきさん(白米少女..たぶん10作超)が出ていらっしゃるので。「常夜ノ國ノ★アリス(2014/5)」から続いて4作目(「コルトス脳信号(2012/@ミラクル)」を観ています)。
今回は、「なじみ」ある題材で楽しく観ることができました。意外と字幕が役に立ちました。
19:28前説(アナウンス)、19:34開演~21:40終演、Live21:45~21:56。
あの日はライオンが咲いていた
PocketSheepS
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2015/09/10 (木) ~ 2015/09/13 (日)公演終了
満足度★★★★★
無題1595(15-284)
19:30の回(曇)
18:45受付(整理券あり)、19:01開場。
珍しく1Fにスタッフの方が待機していて受付開始まで待つようにとの案内。
時間になり順番にエレベータへ乗り込んで、さてどうなるかみていると、右側の方はエレベータを下り、脇へ寄り奥の人の後に続くも、左側の方はそのまま受付へ直行。ここは、待っていた(乗り込む)順と下りる順がどうしても逆になるのでどうするのかみていました。スタッフの方は何も言いませんがこれでいいとは思いません。シアター・ミラクルやアサヒ・アートスクエアなんかも同様。
グレー系のパネルで仕切られた舞台、唯一、天井付近のみ絵本の世界のような造り。こちらは初めて。
調べると、弦巻さんは「StarDustTales(2011/9@サンライズホール)」に出ていらっしゃいました。
2重構造を持つお話、途中から少しずつ溶け合ってくるので分かり難いということはありませんでした。
記憶の移転は「愛に時間を(1973)」にあったような記憶...。
「花」を着けているかどうか...ですかね。。
終盤まで会話のテンポ、役者さんたちの動きがよく、一転してラストへの展開も自然な流れに感じました。
流れ星
劇団ポコポコ
d-倉庫(東京都)
2015/09/11 (金) ~ 2015/09/13 (日)公演終了
満足度★★★★
無題1594(15-283)
12:00の回(晴)。
11:15受付、ロビー開場、スタッフはグリーンのTシャツ着用、11:30開場。
横いっぱい使ったなかなかいい雰囲気のセット。手前がメイン、奥、上部の窓。古い型の扇風機、蚊取豚、黒電話、手前は縁側なのかスリッパがあります。
こちらは初めて。11:55前説(120分)、12:01開演~13:59終演。
冒頭、お年寄りの会話で始まった時には「学生さんだとやっぱり無理があるかなぁ~」と感じましたが、魔法使い(武永さん好演!)が出て来たあたりからグッと面白くなってきました。
かつてのSF少年ドラマ的な雰囲気で、お話(原作)の展開もよく練られていました。
ぎこちなさが残るものの一生懸命演っているのを観るのは気持ちよいものです。
よみ人シラズ
ナイスコンプレックス
吉祥寺シアター(東京都)
2015/09/09 (水) ~ 2015/09/14 (月)公演終了
満足度★★★★
無題1593(15-282)
19:00の回(雨~曇)。
18:40会場着、受付(全席指定)、開場済。
横長の階段、上部に日の丸、手前にはパイプ椅子(19脚)。四方に柱(天井まで)。少し暗い場内、18:56前説、19:05開演~21:20終演。終演後台本を購入。
「休んでいる暇もない(2013/1@シャイン)」に客演していた紅林さん所属の劇団ということで初めて観たのが「斜い人(2013/5@サンモールS)」。以来(前回作未見)4作目。
歴史の振り返り、今(2015)とあるかもしれない未来(2035)とが間に挟まれ、少し難しい構成になっているように感じました。
観ているだけでは「Tack(脳電動携帯アプリ)」が何なのかよくわからず、父と子の関係ももうひとつ...?
演出は(過去公演と同じく)面白いと思うのに、お話の方は何が何しているのか同期できず、台本で補完。
阿修羅
大駱駝艦
大駱駝艦・壺中天(東京都)
2015/09/11 (金) ~ 2015/09/19 (土)公演終了
満足度★★★★★
無題1592(15-281)
20:00の回(曇)。
19:00受付、整理券あり、19:28整列、19:30開場(荷物預かり)、混んでくると舞台とひな壇席の間にベンチシート席ができるので、そこに座る方によっては
1列目ですと多少観にくくなることがあります。始めから2列目以降にするか、前に座り直すのも可です。
天井から白い布が垂れ、枝のようなものが四方に伸びています。
1.緒 The umbilical cord
2.かみたちのあそび Playing of gods
3.笑い女 Laughing women
4.てのひらに太陽を Sunshine to the palmar
5.非天 A Sura
6.光 The halos
20:03前説、20:05開演~21:13終演。
「肉のうた(2014/9」以来の2回目です。
布はガーゼ生地でしょうか...干からび、綻びだらけ。
ミズトイノリ - water angel
KARAS
KAAT神奈川芸術劇場・中スタジオ(神奈川県)
2015/09/05 (土) ~ 2015/09/10 (木)公演終了
満足度★★★★★
無題1591(15-280)
19:30の回(曇~雨)。2回目、最終日です。
19:01開場、19:35開演~20:36終演。
今夜は位置を変え上手側の席、まるで月が傾いて、観えるものが違ってくるような感覚。
絶え間なく押し寄せる波、渦巻き、(月の)明りを反射し、淀み、繰り返し、無限の周期を繰り返す水。
穏やで透明感のあるなせせらぎ、恐ろしいまでの轟音、生命を宿す水、季節を表現する水。
荻窪の「APPARATUS」よりは広いようにみえますが、まったく無駄のない空間という印象でした。
今夜は外国のお客さんも多く、予定変更してよかったと思いました。
勅使川原さんは「氷」強い意志、冷たさとその裏側にある熱さ、佐東さんは「水」自由にカタチを変え静と動とを兼ね揃えている、鰐川さんは「水蒸気」軽やかな飛翔、熱くなれば上昇し、また下降する。
観ていてそう感じるのでした。
ミズトイノリ - water angel
KARAS
KAAT神奈川芸術劇場・中スタジオ(神奈川県)
2015/09/05 (土) ~ 2015/09/10 (木)公演終了
満足度★★★★★
無題1590(15-279)
19:30の回(曇~雨)。
18:45会場着、19:00整理番号順に開場。19:33前説(アナウンス)、19:36開演~20:36終演。
いつものようにぼんやりと手前だけが見えるときには何か仕掛けがあるものですが、ここKAATでもありました。
カンタン・ロジェさん、鰐川枝里さんを加えた4人のダンスは、静止から高速まで一気に加速、舞台両サイドからは電子的ノイズ、さらにはクラシックから大音量のノイズに至る音の圧力、水の流れが聴こえ、幾何学模様の照明は空間を閉じ込めているようでした。
これだけ速いと浮力が生まれるのではないかと思ってしまいます…
予定にはなかったのですがもう一回...
紙の花たち
スポンジ
「劇」小劇場(東京都)
2015/09/02 (水) ~ 2015/09/06 (日)公演終了
満足度★★★★
無題1589(15-278)
15:00の回(曇)。
14:15受付(整理券あり)...外で待っていると元劇団ピアチェーレ(日本女子大)の俳優さんに会う(いやいや懐かしい!)。14:31開場、階段を上るとハワイアンにセミの声。
民宿ひまわり、玄関、フロント(カウンター)、テーブル(白いクロス)、おみやげ(のしいか...)、カレンダーに時刻表。玄関の外は鬱蒼と茂った緑。下手にTVモニター(白い布がかかっている)、階段。
トランスしそうなS.E、うめき声、読経風、太鼓に鐘。
15:00前説(アナウンス、105分)、15:02開演~16:52終演。
毎日をそれまでの毎日のように過ごすこと、埃まみれになってしまった希望であっても忘れ去ることができないこと、自分を偽ってでも相手には知られたくないこと。どこに向かっても行き止まりのようなお話だったように思います。
SMOKIN’ LOVERS(20名様限定公演)
惑星☆クリプトン
BAR BASE(東京都)
2015/09/04 (金) ~ 2015/09/13 (日)公演終了
満足度★★★★
無題1588(15-277)
12:00の回(曇)
11:33受付(手首にチケットを巻く)、開場(1ドリンク)。
壁側に椅子席+ソファ、カウンター席もあり。
SMOKIN’ LOVERS(20名様限定) 煙チーム
12:05開演~13:50終演。
「煙草が苦手な方はご遠慮ください」とあるので喫煙しない身としてどうかなと思ったものの空調が効いていたのでそれほどではありませんでした(座ったのは一番奥)。
入るとカウンター席に紫煙を吐き出している女性がおひとり。
オープニング含め9話で構成された短編集(2人/3人芝居)、オチがなかなか洒落ています。
劇中、岡村孝子「心の草原」を聴くことができる...「夢の樹(1985)」を買ったきりで...有楽町マリオン朝日ホールに行ったことを思い出す...。
カウンター席に座っての演技、時々、マスターがカウンター内にいるものの、背中と横顔と紫煙によるお芝居。
パイドパイパー と、千年のセピラ
劇団ショウダウン
あうるすぽっと(東京都)
2015/09/04 (金) ~ 2015/09/06 (日)公演終了
満足度★★★★★
無題1587(15-276) 【千年のセピラ】
19:00の回(曇)。
18:30開場、19:00開演~19:40、休憩、19:57~20:42終演。日程決められずギリギリの予約で座席はI列。
「スピンオフ」ということで「パイドパイパー」に繋がるのですが、途中、(本編を観た人向けに)もっと伏線を張ってもいいのではないかと思いました。
ヒーロー/ヒロイン誕生秘話、たとえば「X-MEN ZERO」「STAR WARS EPISODE III:REVENGE OF THE SITH」「Batman Begins」。
本編「パイドパイパー」が先か本作「千年のセピラ」が先か...
本編を先に観ているので、逆だとどうなるか難しいところですが、最近は、一般的に(映画など)本編先行型ではないかなと思います。
舞台が(横/縦/奥)広いので走りながらや位置を変えてのセリフはやや苦しいかな...と、いろいろ改善点はあると思いながらもこのような表現形式に挑戦すること、それを見届けるのもいいのではないかと思うのでした。
パイドパイパー と、千年のセピラ
劇団ショウダウン
あうるすぽっと(東京都)
2015/09/04 (金) ~ 2015/09/06 (日)公演終了
満足度★★★★★
無題1586(15-275) 【パイドパイパー】
11:30の回(曇)。
10:55会場着、受付(全席指定)、11:03開場。横に広い舞台(左右均等)、2階建て。11:27前説(アナウンス)、11:31開演の挨拶、開演~14:00終演。
「マナナン・マクリル(2014/8@風姿花伝/2015/1@BASE)」に続いて3公演目になります。
当パンに載っている「相関図」をみるとたくさんのカタカナ名、役者さん19名。小説でも映画でもカタカナ名を覚えるのが大の苦手で、本作も難易度が高く、また、座席はC列でしたが、時々、セリフが聴き取りにくいシーンがあり、筋を追うのに苦労しました。
騎士というと、ずっと昔「中世騎士物語(ブルフィンチ)」を読もうとして頓挫しました。ちゃんと読んでおけば多少は理解が深まったのでしょう。
本作の剣と魔法(笛)的な世界感はオーソドックな構成。「謎」を維持しながら最後に明かされるという展開は安心してお芝居に身をゆだねることができます。
個人的にはもう少し小さな会場が好みなのですが、2016/1はBASE THEATERとのことでまた観に行きます。
銀河鉄道の夜 2015
ROGO
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2015/09/03 (木) ~ 2015/09/20 (日)公演終了
満足度★★★★★
無題1585(15-274)
18:00の回(雨)
19:00だと勘違いし30分遅刻(すみませんでした)。
2回目、18:35着(途中入場...新居さんに案内されたのですが、客席の様子を熟知しているようで扉を開ける前、座席が髙くなっているからと教えていただきました)、~20:06終演、~アフタートーク20:26。
最後列でしたが、2回目ということもあり、声の大きさ、照明の強弱、役者さんひとりひとりの表情、灯りの加減、舞台全体がよく見えました。
2012/2014/2015と3公演目。初演とはだいぶ違ってきた、と、ATで。
静謐、夢幻の時間、少年の心、友への語りかけ、役者の手のひらの灯り、どれもが美しく、遠くの星々の瞬きが舞台に届く。
また来年も観たい。
銀河鉄道の夜 2015
ROGO
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2015/09/03 (木) ~ 2015/09/20 (日)公演終了
満足度★★★★★
無題1584(15-273)
19:30の回(雨)。
18:55会場着(5F)、受付(お久しぶりの新居さん..全席指定)、19:09開場。
何もない舞台、19:18/30前説(115分)、弦の音色が響き開演~21:29終演。
木谷さん「ぱらいそ(2015/5@APOC」「見よ、飛行機の~(2015/6@明石)」が客演ということで観に来ました...で、開演したら梅田さん...すぐ気がつきました(同じく「ぱらいそ」)も出ていらっしゃったのでビックリ。
宮沢賢治の作品はどちらかというと敬遠してきたのですが、本作は、役者さんと演出、ダンサーと振付に加え、音響、歌、照明が素晴らしく、日曜日にもう一回観に行くことにしました。
満天の星、流れる天の川、汽車の音。美しく豊かな感性を現す群舞が舞台を覆い尽くしていました。
星座がさまざまな物語を彩るようにダンサー(役者を含む)は宇宙の摂理を紡いでいるようでした。
天皇ごっこ~母と息子の囚人狂時代~
オフィス再生
APOCシアター(東京都)
2015/08/28 (金) ~ 2015/08/30 (日)公演終了
満足度★★★★★
無題1583(15-272)
13:00の回(曇)
12:15会場着、受付(整理番号あり)、1Fで待機。12:30開場。
入って右に客席、床壁に白線(蓄光テープ?)で四角い枠が続いている...客席下にも...上手壁のものは丸く歪んでいるので閉じた次元のような印象。
正面、段になっているところ、下手、数段高くなっているところに役者さんが背を向けて佇んでいる。舞台上には、細めの姿見。
13:00開演~14:25終演。
BGMに「Child in Time」やシンフォニックメタル系。マッチの炎、両の手にはハンディライト、姿見は場内の照明を跳ね返し、幾本もの光の軌跡が交差する幻想の世界。
鏡の世界と向き合う役者、鉄条網に閉じ込められ、古びた文庫本は乱雑に、着物...アイテムと音楽、セリフが高速度で融合し融解する。
びゅう
Project ONE&ONLY
gallery re:tail(東京都)
2015/08/26 (水) ~ 2015/08/30 (日)公演終了
満足度★★★★★
無題1582(15-271)
15:00の回(曇)。
天気はよくないのに中道通りもたくさんの人、左右に雑貨・インテリア、カフェ、ヘアサロン...と、いつのまにか会場近くになると歩いている人は少なくなり、建物の前で開場を待ちます。
14:41受付、開場。
この会場は2回目なのですが、4面の壁に沿って椅子が用意されていました。L字が2組(入口側のスペースと奥のスペース)どちらに座っても「壁で見えない」シーンがありますが、この会場だからの演出でした。
床、壁、天井にいろいろな(手作り)オブジェが配置されたインスタレーション。
「R10-07B(2011/4@楽園)」からで6作目になりました。
15:02開演~15:58終演。
美大の同期3人が歩む「道」、ひとつの道が分かれた時、面と向かって言い難いことができてしまった時、伝えようと思いながらそれを奥深くに閉じ込めてしまった想い、それを伝えなければならない今。
芝居小屋とは違った雰囲気のギャラリー公演、窓から外光、ドアを開ければ家、車が見え、ここに来るまでに見て来た商店街のイメージを重ねることによってお芝居の世界が色づくようです。
次回(2番街)公演は12月。いつか「ルーサイトギャラリー」で演ってほしい。
地図の剪定 vol.1 戦争の条件
地図
ART SPOT LADO(東京都)
2015/08/26 (水) ~ 2015/08/30 (日)公演終了
無題1581(15-270)
18:30の回(小雨)。
18:00受付、開場。フローリング床、桟敷+ベンチシート+椅子席、満席(当日券はキャンセル待ち?)
「青の砂浜」は未見でこちらは初めて。
「Family Profile(2015/6@Neuro)」で観た戸塚さん、農坂さんが出ているので観に来ました。越さんは「206(2015/8@王子小)」、槙さんは「The funeral party(2013/10@ゴールデン街)」「怪獣使いの娘たち(2014/6@駅前)」。
18:27前説(105分)、18:35客席後方から「こんばんは!」と6名登場、役者紹介、開演~19:13、~19:52、~20:19終演。
「スローターハウス5」「アンブレラシンプトン」「オーガスト・プレイヤー」の3作。
平成生まれの演出家、脚本家による「戦争」または「戦争状態」をテーマとした作品を集め、上演、とありました。
「スローターハウス5」は映画版をTV観ていて、原作も読んだものの結構忘れていましたが「So it goes」...そういうものだ...というセリフは覚えています。
役者さん、お客さんとも学生さんが多いと思いますが、やはり(学生演劇でよくある)わかりにくさを感じました。それは「脚本」よりも演出についてで、なぜこのシーンで、こうやるのか、なかなか物語の構成がみえない等々。
「スローターハウス5」やカート・ヴォネガットって、知っている人って多いのでしょうか...芝居内容から気がつく人はかなりの(SF or ヴォネガット)ファン?
傘が倒れたのは演出か、偶然か...(核の)傘が倒れた..ように感じました。
美しい日々
TEAM 6g
萬劇場(東京都)
2015/08/26 (水) ~ 2015/08/30 (日)公演終了
満足度★★★★
無題1580(15-269)
19:00の回(曇)。
18:45会場着、受付(全席指定)、19:00前説(アナウンス、120分)。
上手、手前に小さなカウンター、箸立て。ほぼ全面薄地の布、奥には何が?
19:06開演、入り口ドアを閉めていないので変わった演出かな、と思いましたがタイミング遅れでした。雨、カウンターはラーメン屋でした~21:09終演。
「さくらノート(2011/4@ザムザ)」「YELL!(2013/1@シャイン)」以来の3作目です。
モリさん「ごきげん!?アキラ(2014/3@ポケット)」「振り子時計物語(2013/11@笹塚)」。
はらみかさんは「振り子時計物語」が初めてでようやくの2作目です。
手前(らーめん屋)、メインの中央、奥、と立体的な舞台設定。