満足度★★★
なかなか楽しめた!
信長の変貌ぶりに唖然(笑)。
気軽に楽しめる作品。
上演時間約100分。
ネタバレBOX
現代にタイムスリップした信長(魂も肉体もタイムスリップ)、明智光秀(魂だけタイムスリップし、現代人に乗り移る)が繰り広げるコメディ。
以下私見。
<脚本>
・着眼点、発想が面白い!
・信長の変貌ぶりが大胆で楽しめた!
現代語をマスターしバイトする信長って(笑)。
・水槽にいたウーパールーパには気づいていたが、”そのため”だったのか(笑)。目立たせるという意味では、なかなかのアイデア。
・こんな優柔不断男が何故もてる(笑)
・楽しめるが笑いはニヤリ、小出しの笑いの連続でピークが分かりにくい。
だらけていた信長が現代での野望を見つける姿を描いていたが、個人的には笑いに徹した方が更に楽しめるように思えた。
<舞台美術>
舞台を真ん中で区切り、2部屋の構成。
生活感がなさそうでありそうなセットが良かった。
<役者陣>
信長役の役者さんが、コメディとしての信長を親しみやすく好演。
他の役者さんも自然体で演じているように見えた。
女性陣のケンカシーンは、いかにも、といった感じで楽しめた(笑)。
実際はもっと修羅場なのだろうが。。
<その他>
題名やこりっちの説明文がうまい。
少ない文字数でキャッチコピーのようにまとめ、興味を惹いた。
誰でも知っている信長が題材のため、
観劇初心者でも親しみやすく観劇できる作品だと思う。
楽しい雰囲気を感じる劇団だったので、違う作品も観てみたいと思った。
満足度★★★
役者陣が好演!
なかなか面白い。後半、一気に惹き込まれた!
上演時間約2時間。
ネタバレBOX
(現在)おい(父親・おじさんの死後) →(過去)父親・おじさんの若い頃→(現在)おい の構成で物語が展開。
閉山直近のとある炭鉱町が舞台。
貧乏だったけど輝いていたに違いない、おじさんの人柄に触れた物語。
役者陣が皆さん、上手い!
贅沢な時間を過ごせた。
ただ、芝居の展開として、前半が長く感じた。やや冗長か。
炭鉱町の人たちのキャラクターが濃すぎ、ちょっとついていけないところも。。
後半の展開が面白く、一気に物語の中へ惹き込まれた。
金儲けのために仲間を裏切る兄(父親)に対して、弟(おじさん)が
とった行動が見どころ。
おいの出生までの下り(父親と母親馴れ初め?)も楽しめた。
劇団初見であったが、好印象な劇団であった。
とにかく役者陣の力量が素晴らしかった!
最後の挨拶では役者陣全員が頭を深々と下げていた。
その姿勢は素晴らしいと思った。
満足度★★★
【スペードチーム】後半が見どころ!
後半が見どころ、勝負どころ!
上演時間2時間40分(休憩10分含む)。
ネタバレBOX
正直、前半は残念な感じであった。
芝居、歌、ダンスで一体感を感じることができず、余計なシーンも多く感じてしまった。。
こんなもの?と思ってしまったが、後半で巻き返した。
というか後半部分+αの上演で休憩時間無しで良いのでは?と思ってしまった。。
後半はテンポ良く物語が進み、芝居、歌、ダンスの一体感を感じることができた。物語のどんでん返しも面白かった。
勝者は詐欺師でもペテン師でもない。女性は恐ろしい(笑)。
あと劇場内の空調効きすぎて寒かった。周りは皆上着を着ていた
満足度★★★
好感触
なかなか楽しめた。
特に役者陣が印象に残った。
上演時間1時間50分。
ネタバレBOX
物語は6短編集。
脚本は着眼点は面白いと思ったが、まだアクセルを踏み出した感じで、パワー全開という印象ではなかった。
今回は色々な味付けの物語を試食した感じかな。
今後、加速していくだろうという印象を持った。
役者陣は、表情豊かに演じている人が多く、自分の役割を丁寧に演じているように感じ、好感触であった。
個人的には、梶原真理子さんが良かった!
「初夏の略奪戦」と「あの街の病院」では、まるで別人のように感じた。
ギャグものでもシリアスものでもそつなくこなす、幅の広さを感じた。
あと、今村貴子さんはラウンドガールを丁寧に演じていた印象で目を惹いた。
場面転換で良いアクセントになっていた。
「初夏の略奪戦」の男性陣も楽しめた!表情抜群(笑)。
受付スタッフの対応も好印象だった。
今後が楽しみと思える劇団である。
満足度★★★
面白い!
細かいことはともかく、楽しんで観れた。
上演時間3時間15分(休憩なし)であったが、長くは感じなかった。
ネタバレBOX
ネタばれというより、私見(観客としての視点)を述べる。
出演者28名と多いため、誰がどの役か把握するのに時間を要した。
パンフレットに人物相関図があった方が良いと思う。
また、出演者が同じような衣装であり、分かりにくかったため、
主要人物だけでも衣装の色を別にする等して欲しかった。
(同行者も同意見)
歴女による、案内はなかなかアイデアだと思う。
ただ、今回の役者さんは個人的には合わなかった。
緊迫感のある場面の後、明るい感じで話されることにより、
舞台に集中していた意識が急に現実に引き戻されてしまった。
落ち着いた語りの方が良かったように思える。
出番直前になると、出番の役者が待機しているのが丸見え。。
これは役者が見えないよう、もう少し配慮が必要に思えた。
3時間15分という上演時間は、一般的には長すぎると思う。
私は夜公演を観たが、21:45終了であった。
もし長い時間にするなら、もう少し早い時間からの開始して欲しい。
(同行者も同意見)
役者陣の力量にバラツキがかなりあるように感じた。
最澄、桓武天皇役の役者さんは見応えがあり良かった。
人数が多いとどうしても余計なセリフや場面が多くなるように思える。
最澄、桓武天皇との下りに内容を絞り、上演時間をもう少し短くした方が良いように思えた。
客席を走り回る演出は良かった!
照明、音響の使い方は効果的であった!
舞台を客席の中央に置いた芝居は楽しめた。
ただ、場面展開の仕方には工夫があった方がいいかな。
死んだ人間がすぐに起き上がるのは、ちょっと違和感が。。
満足度★★★★
【あの記憶の記録】素晴らしい!!
芝居好きなら、これは観るべき作品!
非常に重いテーマなので、覚悟して観ること。
個人的には、とても良い時間を過ごせた!
上演時間120分。
ネタバレBOX
男の口からアウシュビッツで過ごした悪夢のような時間が語られた。
最後の最後に、夫婦で交わした会話で救われた気分。
家族愛を感じた。
これは観た方が良い作品である!
満足度★★★
まあまあ楽しめた
上演時間120分。
ちょっと長く感じたかも。
ネタバレBOX
<感想>
脚本がイマイチだったような気が。。。
どこが盛り上がりなのかが分かりづらく、同じような場面が続き、間延びしていたような気がした。。
結局どこがポイントなのか、何が言いたいのか分かりずらかった。
<役者陣>
なかなか魅力的なメンバーであった。
違う役どころもみてみたい。
<改善した方が良いと思える点>
・出演者が18人と多いので、パンフレットに人物相関図があった方が良いと思う。(どの部隊所属がエリートなのか、最初よく分からなかった。。)
・上演時間はコリッチかhpに事前にお知らせがあった方が良いと思う。
満足度★★★
なかなか楽しめた
出産まじかのプレ・ママたちを巡る物語。
上演時間95分。
ネタバレBOX
なかなか楽しめたが、劇屋いっぷく堂に対する期待度が高いため、
評価は☆3つ。
笑いを追及する物語なのか、シリアスな物語なのか、
中途半端に感じてしまった。
以前観劇した、「課長、コクっちゃえば?」「デザート出しちゃってもいいですか!?」に比べると笑いの突き抜け感が無かったように思えた。
また赤ちゃん誕生に向けたそれぞれの家族の事情はそれぞれ重いのに、
悪くいうと上っ面しか捉えていないように感じてしまった。
(笑いを主にするなら、家族の事情が重すぎると感じた。
だからヘビーコメディなのかな?)
95分という時間の中に色々盛り込み過ぎているせいかもしれない。
中年男の想像妊娠の下りは、なかなか楽しめた。
個人的には、とても好きな役者さん(笑)。
あとは、コリッチ等に、上演時間や座席は指定席である旨を事前に
案内してもらえると助かるかな。
満足度★★★
試みは面白い
試みは面白いし、役者陣の身体能力はなかなか凄いと思う!
大人数であるにもかかわらず、チームワークも良く、全体のダンス等、動きによる表現も楽しめた!
上演時間110分。
ネタバレBOX
暗転がなく、役者陣の動きっぱなしの表現は本当に凄い!と思った。
これ練習どうやって行ったのかな?相当大変だっただろうなと思わずに
いられない!息もあっていて、見事だった!!
ダンス公演的なものであるなら、個人的な評価は高くなるのだが、
芝居としてみた場合は、う~んという感じ。。。
例えば、ピストルを撃ち合うところを、口で「バンバン、バキューン」と
表現するのは、まるで子供の遊び、もしくは学芸会のようだった。。。
もちろん、役者陣の技量があるのでみれることはみれるのだが、
110分という長い芝居の中で同じような場面が多かった印象。
やや冗長的な感じ。
観劇後、あらすじを考えた場合、厳しく言うと「で、何?」って
思ってしまった。。。
パフォーマンス自体は楽しめたので、個人的には「残念というより、惜しい!
、もしくは勿体ない!」という気持ち。
今回のような長編だと途中で飽きてしまったので、
短編の物語にして、スピーディーに様々な表現をした方が
個人的には良いと思えた。
最後の全員でのダンスパフォーマンス、
こういう終わり方はいい!楽しめた!
今回は友人と一緒に観劇したが、ほぼ同じ感想だった。
作り手として、勇気のいる冒険的な表現も多かったと思う。
試みには拍手を送りたい。
満足度★★★
なかなか面白い
家族とは、兄妹とは、人生とは。
確かにセンチだった。
上演時間1時間45分。
ネタバレBOX
寝たきりの父親が亡くなるまでの、3兄妹の奮闘ぶりを描いた作品。
<感想>
笑えるところはとても笑えるが、
家族のあり方や人生について、
芝居を通して真面目に語っているように感じた。
良い作品だと思うが、コメディー色がもっと強い作品、
どちらかというと笑えるだけの作品の方が
劇団にはあっているのでは? と感じた。。。
白柳さんがパンフレットに書いていることは、
とっても共感できるけど。
<パンフレット>
簡単なあらすじと相関図は、分かり易くて良かった。
こういうのは助かる。
<役者陣>
誰もセリフを噛まず、好演していた!
私は濃いキャラが好みなので、個人的には
カネコサチエさん、釜野真希さん、加藤圭貴さんが
良かった。
<スタッフ>
胸にスタッフと書かれたバッチをしていて、分かり易い(笑)。
皆さん、きびきび動いていて好印象だった。
<その他>
開演前、脚本・演出の白柳さんからご挨拶があったが、
私が観劇した回では、「脚本・演出、劇団主宰」という
ことには触れなかったため、終演後近くの人が、
「脚本は誰だったんだろう?」と言っていた。
せっかくなので名乗った方が、良いように思えるかな。
満足度★★★
面白いとは思う
やっぱり劇団新感線は面白かった。
東急シアターオーブは初めて行ったが、11Fということもあり、
窓からの夜景がきれいだった(笑)。
上演時間3時間45分(20分休憩含む)。
ネタバレBOX
年末近くに芸能人のライブを幾つか楽しんだ。
最高のエンターテイメント、会場の熱気、盛り上がりを感じた後での
観劇のせいか、今イチの感が否めない。
これはあくまで個人的な問題であるが。
しかし、面白いことは面白い。
今回の収穫は、高橋由美子さんかな。
地味な役なのに、舞台で輝いてみえた!舞台上手だと思う!
それにしても、三浦春馬さんのセリフが多かったような気が。
特に2部は。
<良かった点>
・役者陣がセリフを噛まない。これは素晴しいと思った。
・舞台横設置画面からの映像は、なかなか楽しめた。
<ちょっと残念に感じた点>
・上演時間が長い。
・音響のせいか、セリフが聞きづらいところがあった。
・第1部がイマイチに感じた。2部が勢いがあって良かったが。
・三浦春馬さんの役名が”明智”という時点で、展開が想像できてしまった。
芝居の出演者数、豪華な顔ぶれ、生演奏等、劇団としては、
きっと最高峰の公演だと思う。
ただ、公演料金は12500円と考えると、普通の評価になるなあ。
満足度★★★★
【鎌倉編】しみじみ、じんわりと伝わってくる
ある一家の4年間にわたる大晦日の夜を綴った物語。
どこにでもありそうな、家族の話。
そう、料理で言うと、まるでお惣菜を食べているような気分になる。
なのに、舞台に惹き込まれる、目を離せない!
上演時間95分。
ネタバレBOX
脚本家の吉田小夏さんは、こんなことをきっと伝えたいのだろう、と
推測しながら観劇。
シンプルな題材でありながら、観劇する人によって、見方、感じ方が
違う作品のような気がする。
私はこういう何気ない日常を創り上げる、脚本、演出の力量は凄い!
また、それに応える役者陣も素晴しいと思った。
芝居好きの人に、特にオススメかな。
自分なりの答えを見つけたら、楽しいと思う(笑)。
ちなみに、一緒に観劇した友人(観劇歴はそこそこ。初心者ではない)は、
「役者陣は良かったし、芝居に惹き込まれたけど、結局何を言いたいのか分からなかった。
好きな人は嵌る作風というのは分かるなあ」という感想だった。
芝居というのは、観る人により本当に感想は様々であり、
だから実際に観たくなる(笑)。
満足度★★★★
いや~素晴らしかった!
劇団初見であったが、とても良い時間を過ごせた!
脚本、演出、舞台美術、役者陣が素晴らしかった!
これが3000円(自由席)の公演とは・・・・。
また良い劇団と出会え、幸せ!
上演時間約120分。
ネタバレBOX
詳細なあらすじは他の人が書いているので、割愛。
舞台セットであれだけの雨を降らせる、あんな機関車が登場する、
といった点は、他公演ではなかなか観れないと思う。
そして、最後のひまわり(悲惨な状況の中、希望を感じされるラスト)。
役者陣は、本当に達者な人ばかり。
ほとんどの人が印象に残っている。
今回の役柄により、印象の強弱があるだけに思える位、良かった!
接客もとても良かった。
何よりアンケート回収に力を入れている姿勢が非常に強く感じられ、
好印象であった。
残念だったのは、観客。
関係者の家族か、知り合いなのかは分からないが、
役者が出て度に私の後方席でしきりに話声が聞えた。
あと最寄駅から劇場まで徒歩15分かかるというのは、
ちょっと難に感じたなあ。
ここだと、観劇初心者を誘いにくいと思ってしまった。。。
とはいえ、素晴らしい劇団とまた出会えた!
次回公演が楽しみだ!
満足度★★★★
【五邪鬼編】自分ならどう行動する?
海外において、拉致・監禁されるという理不尽な状況の中、5人の日本人が
次第に追い込まれていくさまを描いた作品。
この状況の中、「自分ならどう行動する?」と考えながら観劇。
緊張感のある時間を過ごした。
「メガバックスの暖かな作風が懐かしい・・・」と思わずにいられない。。
上演時間105分。
ネタバレBOX
今回はいつも以上に、役者陣の力量を試すような作品に感じた。
極限状況に追い込まれ人はどのように行動するのか?
役者陣が臨場感を持って演じ、観客がそれを感じるかが評価のカギに
なるような気がする。
少なくとも私は監禁者の一人のような気持ちで、緊張感をもって観劇できた。
<あらすじ>
海外で拉致された日本人5人。
監禁室の中で5人の中で殺し合いを行い1人になったら、
解放するという設定。
拉致したのは海外の金持ちたちと思われ、誰が最後まで生き残るのか、
賭けの対象にしている模様。
<役者陣>
役者陣はそれぞれの役柄を本当に見事に演じていた!
これだけ作風が違うと、観客だけでなく、役者陣もとまどわないかな?
と思ってしまうが、実際どうなのだろう(笑)。
感じの悪いエリート社員を演じた、山下広志さん、
憎らしい感じがヒシヒシ伝わっていたので、きっと観客から早く死ね!
と思われるだろう(笑)。上手い!
研修医を演じた杉本絵利香さん、ある意味一番怖い人物を
そう感じさせずに好演。
手術中の痛がる声が臨場感ありすぎ(笑)。
カメラマン役を演じた星祐樹さん、一番人格者ながら、
次第に追い込まれ人格が壊れていくさまを好演。
人柄のよい感じの最初と、最後で一番ギャップを感じた(笑)。
新婚旅行中に監禁された役の吉田瑞樹さん、
渋い感じの雰囲気がとてもこの芝居にあっていた。
芝居当初から、キーマンではないかと思っていたが、
様々な面をもつ役柄を好演していた。電話で奥さんと話せた幸せ者か(笑)。
父のいる海外を訪ずれた大学生役の前川史帆さん。
表情の芝居がとにかく素晴しい!それだけで狂気を感じさせる!
暖かな作風より、少し怖い作風の方が得意なのでは?
と感じてしまうほど、今回の役がはまり役(笑)。
<美術>
メガバは見事な舞台美術が素晴しいが、今回は監禁室が舞台のため、いつもと比べると、シンプルな舞台美術。
しかし監禁室のリアルな感じが出ていた。
(観劇しているときは違和感はなかったが、地下室に監禁されていたのに舞台正面の鉄格子はちょっと変?と思ってしまった。)
<少し残念に感じた点>、
芝居の中で、監禁室に手紙を投函する数が多い感じがしてしまい、
ちょっと冗長に思えたなあ。
シルバという芝居に出てこない人物も、ちょっと・・・かな。
時間通りに当たり前のように上演を開始。
スタッフによる観客への気遣いのある対応。
公演内容だけではない、とても良い劇団だと思う。
最後に、今パンフレットをみたら、私が今回観劇した感じたようなことが
書かれていてビックリ!!
自分にとっては、最初に読まなくて良かったかも(笑)。
満足度★★★★
【ザ・トラブルマスターズ】いいよ!これ!!
なんといっても脚本が素晴しい!
設定も秀逸。舞台の中にグイグイ惹き込まれた。
「笑えて泣けて、どんでん返しがたまらない」という、説明文に偽りなし!
オーソドックスな展開であったが、これは本当に楽しめた!
非常に分かり易いストーリーであり、観劇初心者にもオススメ!
上演時間約110分。
ネタバレBOX
観終わってみれば、非常にオーソドックスなストーリーであったが、
どんでん返しの展開が心地良かった(笑)。
家族愛を軸にしたストーリー。
莫大な財産を持った87歳の老人が、子供家族(子供夫婦、孫兄妹)と憎みあっているため、財産全てを25歳の愛人の誕生日に全て譲渡しようとする。
愛人の誕生日まで20日程度。
慌てた家族は探偵事務所に駆け込むが探偵事務所にそそのかされ、探偵事務所の工作員と家族全員でその間に老人の殺害を企てるが・・・。
役者陣は皆さん好演していたが、個人的には孫兄妹が良かった!
2人とも表情の演技が良く、感情の起伏が分かり易いが、
わざとらしくなかった。
観劇後の心地良さ、「観て良かった!」と思う作品であった!
満足度★★★★
好きだなあ、こういう作品!
様々な恋愛模様を描いた作品。
ある日の夜~朝にかけてを中心に物語が展開していく。
とにかく話が分かり易く、そして役者陣がそれぞれの役柄を好演していた。
個人的には、なかなか興味深く観劇できた。
恋愛世代(何歳まで??)の人に、特にオススメかな!
ちょっとトレンディドラマっぽくて楽しめた!
上演時間約110分。
ネタバレBOX
・予備校教師と生徒
・職場(予備校)の同僚
・フリーターと年上女性
・夫婦間
等の恋愛を描いた作品。
相手への信頼関係が不安定となった時に、人は様々な行動を起こす。
人を愛して、相手に対して不安になったりしたときの姿を、
分かり易い形で描いていた。
少々強引な感じの設定もあると感じたが、
110分で描く世界であるのだから、そこはご愛嬌(笑)。
「恋愛して、はじめて自分がこんな自分だと知って驚いた」、
「男は犬、女はネコ」。
こんなセリフで出てきたが、なんだか共感したなあ(笑)。
役者陣が全員役柄とピッタリな感じで演じていたのが印象的!
大川翔子さんが演じた年上女性が、年下フリータを束縛する姿、
ちょっと怖くてひいてしまった(笑)。
個人的には、感動するところはなかったが、
共感できるところが多かったかな(笑)。
満足度★★★
【シラノ・ド・ベルジュラック】なかなか楽しめた!
劇団、シラノ・ド・ベルジュラックとも初見であったが、
なかなか楽しめた!
30名近い出演陣であったが、数の多さを上手く生かしていた印象。
演出が楽しめ、観劇していて飽きさせない工夫がされていた。
上演時間約2時間。
ネタバレBOX
全体としては、なかなか楽しめた!
シラノ・ド・ベルジュラックは初めて観たのだが、
物語が分かり易かった。
(そもそも分かり易いものなのか、工夫により分かり易かったのかは、
残念ながら分からないが)
出演陣の力量にバラツキを感じたが、全員で歌う場面が多く、
迫力を感じる舞台であった!
舞台が始まった頃は、学芸会っぽく観えたのだが、
黒い衣装のメンバーが歌うあたりからは、グイグイ惹き込まれていった。
良かった点は、舞台を囲んだ黒カーテンの後ろからの歌。
舞台上に居ない出演陣たちがここで歌い、舞台が進行していく場面が
あったが、舞台周りから歌声が聞こえ、ここは特に楽しめた。
あと、公演後の挨拶の後に、ギターの伴奏で全員で歌うというのも
印象的であった。
そうそう、今回は古典であったが、現代劇もみてみたいと思った。
というのは、舞台中に笑える場面が何か所かあったのだが、
そこは役者陣が楽しそうに演じていて、こちらも笑みがこぼれた。
笑いの多い、現代劇というのもあっているような気が(笑)。
ちょっと残念であったのは、観客に出演陣の家族が多かったのか、
公演中、話声が何回か聞えたところ。。。
スタッフの対応は、とても感じが良かった。
帰りは、出演陣による観客のお見送りまであり、
気持ちの良い公演であった!
満足度★★★★
これはいいよ!面白い!!
お笑い仕立てでありながら、物語の伝えたいことも明確に感じられた!
笑いのシーンでは、会場中、笑い声で溢れた。
こういう万人向けの作品は好きだ!
友人やカップル等で観劇すると、観劇後も盛り上がれそう(笑)。
上演時間約120分。
ネタバレBOX
役者陣、全員いい味出してた(笑)。
安心して観劇できた。
番組をアニメで表したのは、アイデアだなあ(笑)。
「トマトの汁をスタッフが口を開けて受けるシーン」や
「海外の風景を下手なフルートで流すシーン」は笑って苦しかった(笑)。
これはオススメなので、ネタバレはここまで。
満足度★★★
説明文に偽りなし!
説明文にあるが、「制止を振り切って、お届けする変な芝居」とは、
まさにその通り(笑)。
ボス村松氏の頭の中を探検するような、そんな芝居。
幾つかの芝居が、同時並行的にシンフォニーのように奏でられる!
上演時間120分。
ネタバレBOX
舞台には、ギロチンが(笑)。
「死刑制度廃止」、「工事現場」、「秋葉原無差別殺人」の話が
絡み合い?ながら物語が進んでいく。
「死刑制度廃止」の話が本線と思うが、
人権派弁護士のぐるぐるメガネちゃんのキャラが際立ちすぎ(笑)。
執行が世襲制というのが、凄い発想だった。
小劇場ならではの作品で、個人的にはなかなか楽しめた。
満足度★★★★
やっぱり好み!
あれ、今回はなんだか、ちょっといい話になっている!
いつものライオンパーマの世界観(可笑しい人たち登場はお約束)
だけで終わらない。
上演時間120分。
ネタバレBOX
いつもの「劇団の作風」と「ちょっといい話」のコラボ。
新しい感じがなかなか楽しい。
SMっぽい仮面はもはや劇団のシンボルか。
これみると、やっぱりライオンパーマだと、にやりとしてしまう。
ダウト、ジェロ等のネタは最高に楽しい(笑)。
頭の中で行う将棋、囲碁、マージャンという発想も笑えた。
全編に渡って恋愛漫画の話かと思っていたので、
ちょっと意外な物語だった。
恋愛漫画の最後のシーンは、心暖まったなあ。
次回公演でもこういう作風でいくのか、今までの笑いでいくのか、
どちらにしても楽しみである!