+sugar+の観てきた!クチコミ一覧

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いつだって~○×△~は

いつだって~○×△~は

あみゅーず・とらいあんぐる

カフェ+ギャラリー can tutku(大阪府)

2012/08/30 (木) ~ 2012/09/02 (日)公演終了

満足度★★★

平成作家リーディング
まだ暑い夏の日、ステージタイガー谷屋さんが客演されるご縁で観にいってまいりました。
あみゅーずさん、初めて。
この前後あたり、やたらリーディング公演を観る機会が多かったのですが、こちらもそのひとつ。

しかし、リーティングとはいっても、きっちりただ本を読むというだけのスタイルではなく、プラスお芝居が挟まれるスタイル。
題材は、割とわたし世代の本好き女性には馴染み深いのではなかろうかと思われる、三人の女性作家。
三浦しをんさん、唯川恵さん、川上弘美さん。
コバルト文庫とかで読んだ気がします。

そんな比較的新しい時代のライトな作家さんの作品なので、お話もライト。
三本とも恋愛がテーマだったように思います。
歴史のある劇団さんのリーディングなだけに、多少小難しいのではなかろうかと身構えてもいたのですが、決してそんなことはなく。
演出のしかたも三本ともに変化させてあるので、とても観て楽しめました。

なんといいますか・・・三本目の川上弘美先生作「天頂より少し下って」。
ここで主催の条あけみさんと、谷屋さんが恋人同士なのですが。
もうこんな谷屋さん観たことないよ!ってくらいセクシーで。
ちょっと観ていられないくらい、そわそわどきどきしてしまいました。
心臓に悪かった(笑)

ハイツ・カイゴパンク

ハイツ・カイゴパンク

特攻舞台Baku-団

浄土宗應典院 本堂(大阪府)

2009/08/27 (木) ~ 2009/08/31 (月)公演終了

満足度★★★★★

ファイナル
こちらも、観劇に出会う前の公演だったので生舞台は観られず。
DVDで観させていただきました。

オープニングのダンスめっちゃかっこい!!
照明綺麗~。
確かに歌はともかく、めちゃんこかっこいいライブシーンからのオープニング。
随所に爆笑どころ、うっとりどころ、そして・・・感涙どころ満載。

介護、という取り組むにはいささか難しいテーマ。
それをこれだけの透明感、これだけの真摯さで描けるのが、素晴らしい。

憧れの存在であり救いの存在でもあり、追いつき追い越す存在であったはずだったひと。
その人の身に起こっている現実。
何回も何回も繰り返される言葉、でもそのニュアンスは同じ内容なのに繰り返される度に変化し。
別れのとき、見えない姿に向かってのかえってくるよ~の連呼、たまんなかったですね。泣いちゃいますよ、号泣です。

今と変わらず、人と人の深い見せかけじゃない関わり、繋がり。
芝居というものに対する姿勢もそこに現れているようで。
ちゃんと人間が描かれているその芝居、観客を楽しませるサービス心。
たとえ映像でも観られてよかった。ありがとうございました!

ネタバレBOX

西原さんの歌声、いろんなところで聴く機会ありましたが。
この中で歌われていた歌、一番好きかも。
胸に染み入る。
それに対する谷屋さんの歌が・・・ひどい(笑)

冒頭はニット帽で隠していた、剛さんの髪型がいかつい!!
こんな人に遭遇したら、リアル避けますね!

生で拝見することができなかった、あびるさん。
すごいなぁ、パワーアクトレス!
この個性はかけがえがない、惜しい・・・。

DVD収録の日替わりゲストはバグダッドカフェの泉さんと一ノ瀬さん。
これが噂の・・・とわくわく。
おもろかった!!大爆笑!!酸欠起こすかと思った!
全員、大火傷やったww
病的船団

病的船団

特攻舞台Baku-団

浄土宗應典院 本堂(大阪府)

2008/08/27 (水) ~ 2008/08/31 (日)公演終了

満足度★★★★★

すばらしい
わたしがまだ観劇に出会うよりも前の作品。
ようやくDVDで観ることができました。
映像なのだけども、作業をしながら観るつもりだったのに。
冒頭からずっと手が完全に止まり、釘付けになる吸引力。

前劇団時代と現劇団ではカラーがだいぶ違う、そういう印象を持っていたのですが。
そうじゃない、ただ手法が、表現する手段、手にする道具が変わっただけ。
描きたい作り出したいと願う核の部分は現劇団と同じ、と感じました。
イキル人間のココロ、ナマのむき出しのちゃんと生きているココロが描かれていた。

表現手法が現劇団とは異なる。
その違いこそが、ステージタイガーなのだなと。
ここからのシフトチェンジ、足を止めることなく手を休めることなく、歩んできたその二年間に、思いを馳せる。

公開リハーサル

公開リハーサル

sunday

ABCホール (大阪府)

2012/11/08 (木) ~ 2012/11/08 (木)公演終了

満足度★★★★★

わくわくしました☆
ゲネなんて観させていただくの初めての経験でした。
劇場入りしてまだ一回も組んだ状態で通してないとのことで、ほんとに通し一発目。
始まる前の、本番とは違う空気。
後方から聞こえてくる、内容までは聞き取れないものの、演出家さんの指示出し。
稽古場で練られていたものが、たった今目の前で完成品に仕上げられてゆく。
作品世界を楽しみたい気持ちと、本番一日前の通常なら観られない状態を観察したい気持ちと、半々。
とても貴重な体験、ありがとうございました!!

ナイゲン【本ページは2012年版です。ご注意下さい】

ナイゲン【本ページは2012年版です。ご注意下さい】

Aga-risk Entertainment

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2012/09/22 (土) ~ 2012/09/30 (日)公演終了

満足度★★★★

予定に入れてよかった☆
各クラスの代表者と文化祭実行委員で会議を開き、文化祭の各クラス企画の内容を審査するとともに。
自分たちの企画を捨てて、学校から急遽言い渡された企画に変更しなくてはいけないクラスを1クラスだけ、多数決で決めるという内容。

ネタバレBOX

事前に当日パンフレットとともに椅子に置かれた資料に目を通すことはできなかったのですが。
その資料を見ながら観劇するスタイルのようだったので、わたしも遠慮なく目を通す。
この資料がめっちゃ事細かに作りこんであって、おもしろい!
各クラスの出し物がどういうものなのかについての企画書なのですが・・・。
ほんとにこのまんま文化祭の催しで使えるクオリティです。
むしろ、この企画書を元にほんとに文化祭イベントやるのもおもしろそう。
そして各クラスは出し物にちなんだ個性的な団体名をそれぞれもっていて、会議中は各クラス代表者をその団体名で呼ぶシテムで。
団体名が愉快なものばかりなので、呼ばれる度に笑いのツボをくすぐられて困りました。

各クラスみんな学校から言い渡された企画をやりたくないがために、他のクラスを蹴落とそうと必死。
その攻防舌戦のやりとりが、笑いどころ満載でおもしろくっておもしろくって。
話し合いが進むにつれ、各登場人物の人間関係、恋愛事情があからさまになっていって、それにより地味な事件も勃発していったり。

ひたすら笑えたその舌戦なのですが・・・観ていて心の片隅で思ったのは。
こういう風に忌憚なく意見をぶつけ合うことができる環境って、素敵やな~って。
それはもう醜い争いだったりもするのですが・・・おとなげなくても醜くても清々しかったです。
なんか陰にこもっているというか、裏では陰口全開で表だけ良い顔して、怪我しないようにお上手においしい思いだけ味わって、立場保とうとしている人間が一般的には多い世の中じゃないですか。
でもね『ナイゲン』ではそれはもう言いたい放題に本音ぶつけ合って、全力で議論戦わせてて、気持ちがよかったです。

話し合いが進み、最終的にまとまりそうだったところを、ひとりの反対意見によりぶち壊しに。
わたしは思った、それ今言うことか?と・・・会議の始まりの一番冒頭で言うべきことやろ?と。
始めの始めに言わないなら、いっそもう言うなよ、しかもそのタイミングでと、いらっとしました。
彼の言い分は、学校から一方的に押し付けられたことに従うのは間違ってるということでしたが。
そういう風にしか捉えることができない時点で、きみが間違ってるんだよ。
わたしが言いたいこと、この場にいたらわたしもそういう方向にもっていきたかったことは、実際に目の前で展開されて、おかげでめっちゃすっきりしました。
そうなんだよ、何事も発想の転換。
なんでも拒否、拒否、拒否、はただの駄々っ子。
理想掲げて自分は正しいと思い込み、周りに押し付け周りの声に耳を傾けない、周りの者のことを考えないのは、ただのナルシスト。
マイナスなことをマイナスのまませず、どれだけプラスに転換してゆくか、それで人の一生の中の幸せの量は大きく変わることでしょう。

単純な笑えるおもしろさ、それだけではなく。
学校の文化祭の話し合いというミニマムな世界から、心理戦、人間関係のありかたにまで思考が広がる『ナイゲン』=「内容限定会議」、見応えのあるおもしろいお芝居で大満足でした。
クリスタル イヴ 東京公演

クリスタル イヴ 東京公演

劇団PEOPLE PURPLE

SPACE107(東京都)

2012/09/06 (木) ~ 2012/09/09 (日)公演終了

満足度★★★

きらきらしてました
聞き及ぶ評判がとってもよくって、とても楽しみにしていた初めてのピーパーさん観劇。
安定感のあるお芝居に、確立された個性を輝かせる役者さんたち。
なるほど~という印象。

ネタバレBOX

タイムトラベルものの、恋愛SF作品。
過去に生き別れた恋人を、時空を超えて救いに行き、運命を変えるという。
SFというジャンルの王道ど真ん中をまっすぐ突き進んでいるあたりがハリウッド映画的で。
勧善懲悪で完全無欠のハッピーエンドなあたりがディズニー映画的。

登場人物たちのキャラクター付けがくっきりはっきりしていて。
お話はとてもわかりやすく、起承転結わかりやすく展開されてゆく。
いささか都合が良すぎるようにも思い、あまりに綺麗にまとまりすぎて多少物足りない感があったのは事実なのですが。
あまりにも日常生活で心が疲れてしまった時に現実世界を離れ癒してくれる夢の世界、そういうものも必要。
そんな時間をピーパーさんの公演に来れば得ることができる。
観に来た人にハッピーを振り撒くシアワセな舞台であり、劇団さんなんだなと思いました。
ライ・トゥ・ミー【終演致しました。】

ライ・トゥ・ミー【終演致しました。】

エビス駅前バープロデュース

エビス駅前バー(東京都)

2012/09/28 (金) ~ 2012/10/13 (土)公演終了

満足度★★★

素敵な時間
エビス駅前バーは、普段は通常営業しているリアルなバー。
なので、そんなに演技空間は広くはない。
その空間のど真ん中にさらに横長のカウンターテーブルを設置していたので・・・。
座席場所によってはいつもよりもさらに客席と役者さんとの距離が至近距離。
あんな距離で、あんなレベルのお芝居を観られるなんて、エビス駅前バーくらいなもんだ(笑)
毎回書いてますが、ほんとに空間そのものが贅沢な芝居世界で、雰囲気に酔えます。

ネタバレBOX

近隣大型スーパーと、元密着商店街の間の確執と戦いという、全国各地でよく見られる社会問題。
そこに、男女関係のもつれによる夫婦間、親子間の断絶やいさかいという、米内山さんらしいテーマが絡み合う。
とってもオトナテイストなお話を、とってもオトナテイストな演技で。
エロティックだったり、ドロドロしてたりするのだけども。
底にはにはあったかい人の心が流れていて、観終わった後ほっこりする素敵な公演でした。

真ん中に据えられたカウンターテーブル。
その場所でホチキスのザキヤマさんが・・・それはもぉ~えろくて。
うっかり真正面なんかに座っちゃった日にゃ、とんでもない至近距離でそれを観ることになるという。
わたしは隅っこのほうだったのでまだよかったのですが、それでもめっちゃどきどきしました。
ハートの強さ、必要です。

少年社中の尚さん。
モマぶりに観たら、えらい様変わりしていらっしゃって。
ムラサキシャツに、ビジュアル系な髪型。
観始めてしばらくの間、それが尚さんだといささかも気づかないくらいイケメンホスト風で、びっくりでした。
アクアリウスの囀リ

アクアリウスの囀リ

劇団有馬九丁目

OVAL THEATER & GALLERY (旧・ロクソドンタブラック)(大阪府)

2012/09/22 (土) ~ 2012/09/23 (日)公演終了

満足度★★★

解釈さまざま、どれもきっと正解
自分が演じる登場人物と、自分自身の存在。
あまりに演じる役に同化しすぎていくと、本当の自分自身が何者なのかわからなくなってゆく。
演じる登場人物の人生を背負えば背負うほどに。

観客として観ているわたしたちでも、上演されるお芝居の内容が自分自身の体験や想いに触れる時、共感しすぎて引きずられることがある。
ましてや演じている役者さんにとっては、それは尚のことだろう。
演じている役の体験、台詞、想いが、自身が内面に抱えているものとふっとリンクする瞬間がひとつひとつ重なっていくごとに、その境目はあいまいになっていき、溶け合い同化してゆく。

このお芝居は、お芝居の中でお芝居をするという劇中劇を題材に使われている。
役者が役を演じていく中で、架空と現実の境がわからなくなってゆくことに関する実験を、実際に劇中で演技をしながら行うという内容。
劇中劇が進んでいくにつれ、徐々に境がなくなっていく様がよく出ていたように感じました。
劇中の役者たちはきっと、それぞれ自分たちが演じている役と自身に共通項があるのだろうなとも思ったり。
最終的にあれは・・・役者たちが、演じている役さらには芝居と溶け合い交じり合った結果、芝居世界が現実に出現した、ということなのかな?
なかなか、意図せんとするところを理解するのが難しく・・・観終わった後、脳内ぐるぐるでした(笑)

その劇中劇自体もなかなかにおもしろく、ゲームというよりは・・・ゲームを題材にした漫画のようで、個人的にはハン○ー×ハ○ターを連想(笑)
物の怪を退治するハンターという職業な人々がいる。
そしてそのハンターたちを取りまとめるハンター協会があって、ハンターたちはその実績に応じたハンターレベルというものがある。
ハンターたちは、みなそれぞれ特殊な能力を使うことができて。
各自ハンターという職業に就くにあたって、それぞれのドラマがある。
しかし、その「ハンター」という職業を成り立たせるために、ハンター協会の人間は物の怪を悪者に仕立て上げて、さらにその影では物の怪が全滅してしまわないように養殖しているという。

それは漫画ちっくであり、かつありがちといえばありがちかもしれないけども。
逆にいうと、この劇中劇だけでも一公演成り立たせることができるだけのボリュームがあるということでもあり。
そこには人間心理の本質を突いていく台詞が散りばめられていたり、観ているものが何を意味しているのかと考え込まされるような背景設定もあったり。
さらには表現方法が前回公演ですごい!と思わされたザキさんらしいおもしろい形態で。
観た後、さらっと終わってしまわず残り続けるような、とても見応えのある公演でした。
次回作もとても楽しみです!

ネタバレBOX

役者さんで最も印象深かったのは。
石神さんは別格だから横に置いておくとして(笑)
やはりヤタガラスの笹暮ととさんです。
そしてタミセの石川信子さん。
あと霊媒師の赤江翔馬さんの動きは注目してしまいました。
他の舞台でも観たいと思いました。
終わってないし ■チケット情報12時16時の回は当日券でます!■

終わってないし ■チケット情報12時16時の回は当日券でます!■

りゃんめんにゅーろん

カフェ+ギャラリー can tutku(大阪府)

2012/09/07 (金) ~ 2012/09/09 (日)公演終了

満足度★★★

四畳半のひきこもごも
出てくる人物は、一人残らず心が弱い。
弱さを抱えながら、時に弱さに負けたり、流されたり、逃げたりもしながら。
それでもぎりぎりの崖っぷち、必死でもがいて生きるということにしがみついている。
生きるということをがんばっている、そんな人々。
でも。
がんばってはいるけど、生きるということを楽しんでいる人がいない。
それがたぶん、わたしが観ていてどうしようもなく鬱々としたところなんだと思う。
イーッ!ってなった(笑)

それでも腹が立つようなことはなかったのは。
やはりそれでも一生懸命に生きようとしているから、かも。

会場内の使い方全般的にみて、これはカフェ公演ということは意識されておらず、完全に劇場空間として使われているなという印象を受けました。
会場手配というのは、公演準備期間の中でも比較的早い段階で行われるはず。
どんな経緯であれせっかくのカフェ公演、劇場ではなくカフェで公演しているのだと いう意義をもう少し感じたかったかな。
話の中心に街作りゲームがあるのだから、四畳半の外側にミニチュアで街を再現する とか。
美術的にも、演出的にも、カフェ空間の使い方の工夫がちょっと欲しかった。

素朴な疑問なのですが。
割とふつーに、世間一般のオトナの人々は、二股かけてたりするものなのでしょー か。
ひとりと同棲していながら、そこ出てすぐまた同棲できる人が他にもいるとか。
ひとりと友達以上の関係になりつつ、同時進行で他の人とも友達以上とか。
そういやキープとか、そういうワードもちょいちょい聞くよな~なんて、そんななん だか中高生的なことをえぇオトナなわたしがいまさらながら思ったりしてました。

わたしもどちらかというとゲーム好きなほうで、よくゲームはしてます。
むしろ、今回劇中で中心にあったゲームのモデルも知って、というかやってたり。
ゲームは・・・課金したら負けなのですよ。
時間を使いすぎても負け、ゲーム=生活になってしまっても負け。

全体振り返ってみて。
ゲームと現実のリンクなど、ある部分部分では非現実的なのかもしれないけども。
そこに登場している人々は、なんの装飾も綺麗ごともない、とても現実的ないまここに生きている人々のお話でした。

エンカウントLOVE!

エンカウントLOVE!

ともにょ企画

浄土宗應典院 本堂(大阪府)

2012/07/11 (水) ~ 2012/07/15 (日)公演終了

満足度★★

腹が立つ!
この男は、とかく自分のことしか考えてない。
レイナを愛しているといいながら、この男が愛しているのは自分だけだ。
甘えるな!逃げるな!生身の人間と繋がれ!
「ジブン」ではない人間、「ジブン」とは違う別の人間と関わり。
人を知り、人のことを考え、想い、それにより「ジブン」を知るのだ。
こうやって、とかく「ジブン」のことしか考えず、ツライツライと逃げて闘おうとしない変わろうとしない向上していこうとしないで、うずくまっている人間は、ダイキライだ。

というわけで、とかく怒りをかきたてられる芝居でした(笑)

ネタバレBOX

オタク=コミュニケーション能力不足な人間だという図式は、思い違いはなはだしい。
それは、アニメや漫画や小説やゲームを創作しているクリエイティブな仕事をされている人々にたいへん失礼なことなのだ。
そして、そのクリエイティブな仕事を愛するファンの方々にもたいへん失礼なのだ。
わたしは他人と関わろうとせず、自分の世界だけに閉じこもり理解しようとも、理解しあおうともしない人間は好きではない。
だがしかし、オタクと言われるような人に特になにも思わない。
ぶっちゃけ、わたしも演劇オタクだ(笑)

そこを同一視してしまう人種は、いささか思慮が足りない残念なひと、とあえて言ってしまう。
協走組曲第3楽章

協走組曲第3楽章

ステージタイガー

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2012/07/13 (金) ~ 2012/07/18 (水)公演終了

満足度★★★★★

Aチーム初日!
良かった!!とても良かった!!
無駄をこそぎ落としたというコトバどおり、精錬されつくした、あまりにもフルスロットル全開の60分間。
60分という時間が、あんなに短く感じることがあるなんて。

今回、裸も、筋肉アピールも、下ネタも封印して。
ステージタイガー役者の腕っ節を見せつけられた。
みんなみんな、この芝居を見続けていたいと思うような演技ばかりで。
動きのキレ、表現力やテクニック、ひとりひとり目が離せなさすぎで、ひとりひとりに専用の目が欲しかったです。
とかく身体能力がめちゃんこ高いので、ステージングがこれまたかっこよすぎ!
ふわぁっと魂持っていかれました。
もう芝居中思わず、声に出さず何度も、「うまい・・・」「かっこいい・・・」とつぶやいてしまったでした。

演じる役者さんにより、まったく違う顔を見せる同一の役。
しかし表裏一体、どちらも同じひとりの人間なのだと。
通常ならひとりでひとつの顔しか見せられないけども、二人でひとりを演じることによって、ひとりの人間を違う角度から、違う視点から見せることができている。
そう思うと、AとB、両方観て、ようやくひとりの人間を観ることができるような気がして。
まだBを観てないので、待ち遠しい気持ちでいっぱいです!

協走組曲第2楽章

協走組曲第2楽章

ステージタイガー

in→dependent theatre 2nd(大阪府)

2012/05/18 (金) ~ 2012/05/21 (月)公演終了

満足度★★★

鍛え上げられた筋肉のような舞台
序章を経ての、第2楽章。
お話は続きではなく、登場人物も裏設定などがあれば別ですが表面的には一切被らず。
完全に独立した協走組曲の新しいお話。

LINX'S参加作品であるがゆえに、20分という枠の枷があった。
その枷を感じずにはいられなかった印象。
これがステージタイガーだ!という要素は、ぎゅぎゅっと詰め込まれていて濃縮されていましたが。
制限時間内に収めなければならないため、余分をこそぎ落とされまくって無駄の一切ない、核のみ残ったかのような。
それゆえに、情感の部分を伝えきれてないように感じました。

惜しかった、できるものなら枷から解き放たれた第2楽章も観てみたい。

ネタバレBOX

千秋楽、谷屋さんが消しゴムを舞台裏にまですっ飛ばしてしまって(笑)
そういう演出なのかとも思ったのですが、拾えないまま消しゴム持ってる体でテル子さんが芝居を続けていて、ナマの舞台で巻き起こることへの対応力を感じました☆

普段凛々しい役柄の多い小野さんの、凛々しいんだけども可愛い妹キャラが萌え♪
そして、「今日も元気に狂ってます」とザキさんにツイートされてた石神さん・・・あぁ~ほんまや狂ってるねぇ~と、ものっすごい納得しました(笑)
白井さんのウザキャラっぷり、ウザすぎで普通にしゃべってるだけでもおもろかった・・・。
蛇口からアイスクリーム

蛇口からアイスクリーム

突劇金魚

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2012/07/02 (月) ~ 2012/07/04 (水)公演終了

満足度★★★

初日観劇
初日に、「村上くん」と「夏の残骸」を観てきました。

「村上くん」、文豪を目指す二人の少年の話。
ひとりは才能あるけど夢追わず、ひとりは才能めぐまれないけど夢を追う。
才能があるから、やるのか?
才能がなければ、やってはいけないのか?
才能があれば、やらなくてはいけないのか?
人生の選択肢というものを思う。
照らす照明の色鮮やかさが、シーンを印象的にしてました。

「夏の残骸」、愛する人とひとつになりたくて、愛する人を食べてしまう。
小説などでも、ちょいちょい見かける設定。
それをサリngさん的に表してました。
普段は可愛らしく可憐な印象の蔵本さんの、艶のあるぞっとする演技が良かった。
野村さんがやはりここでもいつものあの正装で・・・正直ちょっと食傷気味。

全体的に、サリngさんらしい、文学的な舞台やったな~と思いました。
できるものなら「村上ちゃん」も観たかった。

【21ステ無事終了!】とーく・おぶ・ざ・でっど 弐【次回は夏か秋!】

【21ステ無事終了!】とーく・おぶ・ざ・でっど 弐【次回は夏か秋!】

JOHNNY TIME

エビス駅前バー(東京都)

2012/03/22 (木) ~ 2012/04/02 (月)公演終了

満足度★★★

さすが気持ち悪かった(笑)
ずっと観てみたいと思いつつ、やっと念願かなっての初じょにーさんでした。
続きものなお話なので、このお話の前にあったできごとなどわからない部分もありつつ、単体でも楽しめました。
主に・・・ゾンビの芝居の気持ち悪さという点で(笑)
さすがじょにーさんやなぁという、気持ち悪さ。
映像も使ったおもしろい趣向で、楽しませていただきました♪

秀吉死す!

秀吉死す!

激富/GEKITONG

ABCホール (大阪府)

2012/06/15 (金) ~ 2012/06/17 (日)公演終了

満足度★★★

軽快アクション時代劇
これでまだ二回目の激富さん観劇。
今回も美男美女揃い、アクションもダンスも豊富で、派手でエンターテイメイント性の高い舞台。
その割には、舞台美術、衣装が、テーマパークのアトラクションショーのような安っぽさがあったのが、いささか残念。

オリジナルの歴史ファンタジーが、非常にわかりやすい明快なお話、筋立て、設定で、気楽に楽しんで観ることができ。
観た後、あー楽しかった~♪と、楽しく明るい気分で帰れる、そんな舞台でした。

 ふすまとぐち

ふすまとぐち

劇団野の上

アトリエS-pace(大阪府)

2012/06/21 (木) ~ 2012/06/22 (金)公演終了

満足度★★★★

自立する心
初めての本公演観劇、やはり方言での上演で、やはり言葉さっぱりわからない。
言葉がわからなくても芝居で理解をしたいと、芝居で伝えようとしているはずだと、最初のうちはとても集中して食い入るように芝居を追ってました。
しかし、それも最初のうちだけ。
話が進むにつれて、わかるような言葉で芝居をされている場面もあったりしつつ、そしてなんといっても芝居が魅力的で、ことばがわからないことも気にならなくなってゆきました。

方言でつむがれる、日本全国の家庭で巻き起こっているであろうリアルな嫁姑問題。
しかしやはり、相手の立場になって考える想う、それが肝要なんだなと。
最後、姑が寝たきりになってからのひとりごとに、すべてが集約されている。
聞いてると胸が締め付けられました。
自分自分ではいけない、双方互いに。
お互いに殻に閉じこもらず、自分のものさしだけで考えず。
他者と自分を区別して、他者を理解をする、それにはまず自分自身の心が自立していなくては不可能。
人との関わり、触れ合い、集団の中の一部である自分。
ヒトというものを考えさせられるお芝居でした。

と書くと、とかく小難しいお芝居なんだろうという印象になってしまうかもしれませんが。
そんなことはなく、エピソードは腹抱えて笑うレベルのおもしろさでした(笑)
突き抜けたやりきり度と思い切りがあり軽快で、最後まで飽きさせず引きつけ続ける工夫が絶妙。
百次さんしか存じ上げませんでしたが、なんとも魅力的な芝居をされる役者さん揃い。
ぜひ、また大阪でも公演していただきたいです。

ネタバレBOX

姑が嫁に向かって、キンチョールとチャッカマンで火炎放射器をリアルにお見舞いしたときには・・・ぶったまげました(笑)
ぼおおおお!って、ほんとに炎吹いてるし!度肝抜かれました!!

おとなしくだいぶヘタレな夫役と、小憎たらしく小生意気なご近所の男の子の二役な、百次さん。
その演じ分けがカメレオンで、さすがな芸達者ぶりを見せ付けられました。
男の子のときは、ぶん殴ってやろうかと思う憎たらしさで(笑)
夫のときは、あなたがしっかりしていれば・・・と情けなく、そしてこんな旦那は絶対いやだと思いました。
サヨナラ

サヨナラ

baghdad cafe’

AI・HALL(兵庫県)

2012/06/29 (金) ~ 2012/07/01 (日)公演終了

満足度★★★★★

初日、胸いっぱいの感激
オムニバスなんだけども、ごく自然な流れでエピソードは紡がれ繋がってゆく。
出演者数はかなりの大人数、しかも関西小劇場界を代表するような各劇団から集結した個性あふれる面々。
その豪腕揃いの役者陣が織り成す、リアルファンタジーの世界でした。

出演者はとても多い。
多いがゆえに、ひとりひとりが舞台に立っている時間は短くこま切れ。
そえゆえかな、一瞬一瞬が濃密で、とてもポテンシャルが高く、常に芝居の集中が一定レベル以上の高みを保てているような印象。

多いのに、誰ひとり芝居がしんでなくて、活きている。
バグさんはいつ観ても、ほんとに役者さんが活き活きしてるなと、ひとりひとりの役者さんすべてが活きているなと思います。

舞台の上にいる役者さんだけでなく、スタッフワークもかなり豪華なのがバグ。
舞台美術、いつもながらほんと幻想的で芸術性が高く美しい。
衣装も、全ての役者さん共通のデザイン性でありつつ、どれひとつとして同じものはなく、役者さんを引き立てていて素敵なデザイン。
音響、衝撃の生DJも挟みつつで緊張感はんぱなかったのでは・・・。
照明!舞台を照らす照明の、世界をカタチ作るライトのなんと情緒的なことか!

そして、今回ダンスをされておられる役者さんがごろごろいらっしゃったので、パフォーマンスが綺麗で鮮やかでした。
ちょっとした動きの振り付けなども、美しい。

初日を観てきました。
エピソードひとつひとつ、役者さん毎に、思うことはやまほど。
またそれは後日改めて。。。
とかく素晴らしかった!どこをとっても!演劇だ、とても演劇だ!
バグはやはり、その場で観ないといけません。
そこで感じる空気、味わいながら堪能しながら。映像では残らない、残せないものが、そこにある。
劇場で生で観る値打ちを痛感する、そんな舞台。

千秋楽もう一度観に足を運びます。
修正も入れていってるそうな、さらにあげてあげていくそうな。
7つのエピソード、それにまた埋もれにいってまいります。

ネタバレBOX

『サヨナラ』の主役の、一ノ瀬さん。
どの場面、どの場所に立っていても、その立ち姿があまりにも美しくて、惹きつけられました。

西原さんをあんな贅沢な起用のしかたなさるなんて(笑)
わたし録音なんだと思っていたのですが、びっくりなことに音響ブースで生DJをされていたそうで。
あの独特の声、抑揚が好きです♪
男ism

男ism

STAR☆JACKS

Live Bar D.Ⅲ(大阪府)

2012/05/31 (木) ~ 2012/06/05 (火)公演終了

満足度★★★

本格派時代劇
縁あって二回目のSTAR☆JACKSさん本公演。
今回はライブハウスでの公演ということで、前回公演みたいにがっつり本格的時代劇ではないだろうな~と思いきや。
予想外にも、がっつり時代劇でした。

公演は休憩挟んでニ演目。
ライブハウスそのまんまで舞台美術まったくなし。
照明がまた情緒豊かな雰囲気作りをしていて、
花道も活用して客席通路も活用して、ライブハウスそのまんまだというのにまるで芝居小屋にいるかのごとしでした。

ライブハウスという小さい箱でありつつ。
低い天井、そこからぶら下がりまくるライトものともせずに、びゅんびゅんさすが本職なだけあって見事な殺陣さばき。
そして小さい箱だからこそつぶさに見える、ちょっとした時代劇表現テクニックなども興味深く。
二回目のSTAR☆JACKS楽しませていただきました♪
次の12月本公演も楽しみにしてます!

あぁ、ケーキ食べたかった(笑)

ネタバレBOX

一演目目は、親分子分女郎の横恋慕愛憎話。
女郎に惚れて身請けしたい親分。
その親分の子分に惚れている女郎。
女郎の気持ちよりも親分に忠義尽くしたい子分。
そこに付込む、親分子分の間を裂きたい仇もの。

親分に身請けの話されて想う人がいるから、誠の愛を貫きたいからと断固拒むところまではいいのだけど。
女郎さん、想い人の名前あっさり白状しすぎ…と思った(笑)
そこで命賭けて拒むくらい貫きたい想いならば、名前そんなあっさり白状しちゃだめでしょう。
墓場に持っていくくらいの覚悟じゃないと。
そして親分の懐の狭さよ!
人の上に立つものとして、その心意気はいかがなものか、そんなんじゃ下のものが慕ってついてくるわけがない。
しかも、いっときの激情に身を任せて、あっさりそこまで好いている女郎を殺めてしまう。
息をしていないと分った時の一言が、なんとも情けなくて怒りの感情を覚えました。
口汚いですが、こいつばかじゃねぇのか!?と。。。
でもラスト、遺体となってしまってから親分から女郎を譲り受けた子分さん。
亡くなってしまってから、もう添い遂げることができなくなってしまってから初めて、女郎に想いを抱くようになるわけですが。
なんと、女郎生きていた!?あのラストは生きていたということで解釈間違ってないですよね!?
そこで生きていたとなると、じゃあ親分は殺してなかったというわけで。
親分はひょっとしてわざと殺した体で自分の未練も断ち切って身を引いたと…そういうことなのか?
そう考えると、なんだかみえ方がぐっと変わって、人の想いの業の深さ苦しみ憐憫の情を感じることができて良かったです。
あ、ひょっとして…誠の愛それに生き返りって、まさかロミジュリのオマージュ!?

ニ演目めは、がらっと雰囲気変わってお笑い要素たっぷり。
ほぼ、龍昇さんオンステージと言って過言ではないでしょう(笑)
不始末をしでかした入り婿の代わりに切腹して責任をとらねばならなくなった父。
しかし嫁も、入り婿の嫁にあたる娘も、悲しむどころかむしろ早く腹を切れとせっつく勢いという(笑)
しっかり命の儚さや憐れの情も盛り込まれつつ、とかくちょけているので重苦しくなく愉快。
この嫁が、わたしにとっては石原正一ショーのハリポタ子が印象的な生田朗子さんで。
めっちゃ、えぇ味出しておられました。最高に非道な嫁。

やたら龍昇さんが舞台上で生肌晒して生着替えをされていたのは…。
水戸黄門でいうところの由美かおる的なサービスショットの意味合いだったのだろうか、などと思ったり。
ちょいちょい吉本新喜劇のネタが放り込まれていたところも、小劇場で珍しいネタチョイスでおもしろかった☆
銀河

銀河

カメハウス

門真市民文化会館ルミエールホール・小ホール(大阪府)

2012/05/10 (木) ~ 2012/05/11 (金)公演終了

満足度★★★

生まれ変わった銀河
ルミエールホール初めて行きました。
馴染みな方がいらっしゃる劇場で、一度行ってみたかった!
それはもう立派で綺麗な劇場でした~。

『銀河』これは30分の短編として発表されたものの、超拡大バージョン。
短編を観た時も思ったことなのですが…パフォーマンス。
これだけパフォーマンスを主体して観せるというならば、もう少し磨いたほうがよいと感じました。
技術も粗いけども、各演者は踊ることで精一杯で、観客にどう観えているかまで意識を凝らすことができてないように感じました。
踊ることが目的なのではなく、観せることが目的、そこ大切なんじゃないかなと。

お話的にも、短編でやってるんだから、当日パンフレットの中にあらすじ書いてるんだから、ではなく。
ちゃんとお話の中で何がどうなっているのかを観せて欲しかった。
冒頭から延々続くオマージュ的パフォーマンスで、観る側の心がおいてけぼりをくらうような感覚。
最初のうちはまるまる長い壮大なオープニングで、物語が物語として始った瞬間、やっと始まった…と思ったくらい。

その最初の設定をちゃんと舞台の中に入れてないので…結局何がなんだかわからないけど、恋をしていて逃げているのだな、というそんな感じで。
しっくりこない展開、設定もあり、すとんとは落ちてこないまま。
それでも、それでも。
粗いんだけども、アラも目立つんだけども、それでもこの先の未来が観たいと。
観終わった後、理屈じゃない心の動かされ方をする、そんな舞台でした。

今回、とても舞台美術も、小道具も、衣裳も、当日パンフレットにいたるまでめっちゃ豪勢なものでした。
そうとう気合入れて作られた舞台だったのではないでしょうか。
その熱量が、もっと役者さんひとりひとりの頭のてっぺんから足のつま先にまでこもっていたならばとも思わないでもなかったり。
想いは想いだけでは伝わらず、どう観せるか、どう現すか、技術も大切なんだなと思わされました。

ネタバレBOX

出演者で目を惹いたのは、ジョバンニの西田美咲さんでした。
ガヤをしているときでも何をしてるときも、突き抜けて存在が際立ってました。
大人ニモの鈴木太海さん、とても爽やかでキャラに安定感があり。
そして東京ガール公演のときには気がつきませんでしたが、とってもイケメンさんでした(笑)
ゲルダ

ゲルダ

ムーンビームマシン

HEP HALL(大阪府)

2012/05/25 (金) ~ 2012/05/27 (日)公演終了

満足度★★★★

王道ファンタジー舞台
これで3回目のムーンビームマシンさん。
ちゃんとした長編公演としては、これでまだ2回目。

やはり、大掛かりですね、すごいですね。
照明ド派手で煌びやか、衣裳も意匠細かい豪勢な作り、舞台美術も世界をよくよく表現してきっちり立て込んだもので。
ダンスすんごい上手くて華やかで魂抜かれるレベル。
今回は歌もふんだんで、特に御意さんの歌声はたまらない美しさでした。

お話的には、ファンタジー王道ど真ん中。
もうちょい試練が試練らしくパズルらしさがあっても良かったかな~とは思いましたが。
見た目に関西小劇場でここまでというレベルのド派手さ、豪華さ。
歌の美しさ、パフォーマンスのレベルの高さ。
心温まるお話の心地良さ。
とても見応えのあるエンターテイメント性がおそろしく高い舞台でした。

ネタバレBOX

ひとりだけカラーのまったく違う(笑)大塚くん、笑いの大黒柱がんばってました!
魔物集団の高依さんはもうもう可愛いし、相方の山川さんバレエシューズを駆使してのつま先立ちが目を引きました。
早川さんは、えぇ感じに雰囲気を締めておられました。
そして主役なゲルダの今池さん、曇りなき笑顔と、心をなくした後の無の表情の落差、試練の哀しさが助長されて良かった。

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