今夜だけ / × / ママさんボーリング(公演終了!感謝!御感想お待ちしています!))
MU
駅前劇場(東京都)
2012/02/02 (木) ~ 2012/02/05 (日)公演終了
満足度★★★★
MU初見
「ママさんボーリング」はウワサ通りくだらない話なのだけれど、ライトな笑いかつ巧みな台詞でなぜかスゴい!と思わされてしまいました!
(2/14が近かったので) ママさんのうちのひとり、
丸石さんからチョコいただきました! ありがとうございますー
「×」は、西岡知美さんの一見普通なのに情緒不安定な面を見せたときの
空気感が危うげで魅せられた。
「今夜だけ」、些細な掛け違いと思っていたら、少しずつ少しずつ狂っていく
歯車がついに外れるとき、、、
押し寄せてくる恐怖感がなんともいえない衝撃です!
掏摸―スリ―
サイバー∴サイコロジック
OFF OFFシアター(東京都)
2012/03/14 (水) ~ 2012/03/18 (日)公演終了
満足度★★★★
初サイバー
終始息を飲みっぱなしでのどがカラカラになるほど物語にのめり込んだ!
でも実は男は弱く、、、弱くは語弊があるか、
自分の信念というかルールというか、そういうものに縛られないと
生きられないが、女性はそうではなくたくましいという物語だったのかも。
李そじんさんの14才ははかなげで可愛らしく、黒沢佳奈さんの悪女の様は美しかった!
くろねこちゃんとベージュねこちゃん【ご来場ありがとうございました!!】
DULL-COLORED POP
アトリエ春風舎(東京都)
2012/03/14 (水) ~ 2012/04/08 (日)公演終了
満足度★★★★★
現実は小説よりも奇なり
ひとりの普通な専業主婦の約30数年間の人生のお話。
とりわけ波瀾万丈なこともなかったのに重みと深みを感じたのはなぜだろう。
最後の最後で、いい意味で期待を裏切ってくれたのはダルカラらしいのかなと思った。
『渡り鳥の信号待ち』
世田谷シルク
シアタートラム(東京都)
2012/01/19 (木) ~ 2012/01/22 (日)公演終了
満足度★★★★★
フライヤーの青い衣装は、
『オドリコ』さんの布石だったとは!
絵本の1ページを切り取ったような幻想的なシーンと、
現実の会話中心のシーンとの組み合わせが不思議な空間を作り上げていて、
なんともいえない雰囲気で心地良い、、、
シルクを観に来てよかったと思う瞬間。
シルクのダンスや椅子技とが、シアタートラムの広さにマッチしていて、
そのキャンバスに描き出される絵を、ワクワクしながら観てました。
『オドリコ』さんの青い仮面と青いセクシーな衣装とが、
ステージの幻惑さを増していてステキでした。
『オドリコ』さんの椅子の上に寝て、起きて呼吸して、
落ちるシーン、、、意図は掴みかねたのですが、
なぜかお気に入りです。
乳首鎹【ご来場ありがとうございました】
桃尻犬
王子小劇場(東京都)
2012/01/19 (木) ~ 2012/01/22 (日)公演終了
満足度★★★★
お葬式
お葬式とは亡くなった御方も含め、人間の表も裏もすべて見えてしまうだけに、題材としてとりあげられやすいと思うのですが、
この「乳首鎹」は人間の裏の部分を見せて嫌な気持ちにさせる以上に、観る者の予想を凌駕して、突拍子もない奇抜さを見せてくれたので、笑って楽しめました。
奇抜さも、話がうまく組み立てられているからこそ、素直に受け入れられたと思います。落ちも何だか“らしい”なと。
プロレス技をかけられたり樹液を出したりと、パーフェクトボディを駆使しつつ、喪服姿で物憂いな堂本佳世さんの表情が艶っぽかった!
【ご来場ありがとうございました!】俺という宗教、女神のSEX
あんかけフラミンゴ
しもきた空間リバティ(東京都)
2012/01/07 (土) ~ 2012/01/09 (月)公演終了
満足度★★★
学生演劇ならでは、
学生演劇ならではのパワーとカオスっぷりは見応えあり! でも意外に純情派でした。
同日に観た TOKYO PLAYERS COLLECTION「全 員 彼 女」との共通点は、男は甘えん坊で弱くて、女性は自身で考え人生を切り開いていく強さがあるってことなのかもと思ったり。
山田さま役のロ字ック山田さん、自劇団では見せない切なげな表情をしたときの顔が色っぽくカワイらしい~
椎谷万理江役の拘束ピエロ椎谷さん、清純派なのに亀甲縛りされてファンはもだえた事でしょう笑
冗談はおいといても、存在感はいつものごとくピカイチ! それに加え彼女をよりよく見せるために、他の登場人物の悪役?っぷりが一層引き立たせてたと思いました。
全 員 彼 女
TOKYO PLAYERS COLLECTION
王子小劇場(東京都)
2012/01/05 (木) ~ 2012/01/09 (月)公演終了
満足度★★★★
彼女は全て知っている
彼女が5人に分裂してしまうこと以外は、男女間に良くある話。
男性の痛いところをつくのだけれども、それを切なく男性の傷心として見せてくれるのは、トープレならではなのかもと思いました。
李そじんさんが演じた分裂を一旦止めた彼女の「エッ?!」と言っていた反応を、別れた後に彼氏は深く思いかえすことになるだろうと想像させられたせいか、心になにか刺さった。
アフターイベントはホントに豪華。 「岡田あがさ × 斎藤淳子 二人芝居・序」をはじめ、「全 員 元 カレ(仮)」のどの回も(←ここはUSTで視聴)面白かったけど、個人的に7日マチネの回がお気に入り☆
お披露目ライブ
38mmなぐりーず
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2011/12/24 (土) ~ 2011/12/25 (日)公演終了
満足度★★★★
センターはえりっくで、
もし総選挙があったら投票します(笑)
“かーんげーき(観劇)、おじーさーん♪”のハーモニーがリフレインして頭に残ります(笑) さすがダルカラ谷さんの歌詞!
このオリジナル曲を引っさげて、アイドル対バンライブに参戦しても全然問題ないクォリティー。 いやー、良すぎて何だかもったいない!
もしこのアイドルユニットから小劇場界への動員を増やそうとか考えてるなら、いつも以上に営業にちからを入れる必要がありそう。
アイドルで一番大事なのは、ルックスでもなく演技力でもなく歌唱力でもなく、ファンを獲得する力なのだから。
学生版日本の問題
日本の問題
ギャラリーLE DECO(東京都)
2011/12/21 (水) ~ 2011/12/25 (日)公演終了
満足度★★★★
Bチーム観劇
ちょっと手狭な ギャラリーLE DECO 4F でどんな演目を見せてくれるのかなと、気楽に構えていたら期待以上!
思出横丁の『鼻曲がりの残像』、、、抽象的な女性3人がつくりだす異様な空間が想いを重く重く伝えてくる。 この雰囲気はいい。
そして「日本の問題」というイベントに相応しかった、劇団けったマシーンの『喫茶しののめ』。
日本の問題に対してひとつの解を、妹を偲ぶ兄から悲しくも心温まるものが伝わりいたくよかった!
ルイザちゃんの片言日本語の様子が可愛い☆
うんKO
チームまん○(まんまる)
ART THEATER かもめ座(東京都)
2011/12/17 (土) ~ 2011/12/23 (金)公演終了
満足度★★★
ドラマティック!
排せつについて、ここまでドラマティックに描けるとはさすが!
観た後、自分の内臓がいとおしくなった御方もいらっしゃったのではないかと。
まんまるさんの擬人化の手法は今回もいい味。
兄さんと別れてしまうシーンでの妹役、恵ねこさんの表情が切ない。
うんKOなのに(笑)
大腸かほさん、装いが可愛らしい!
ハラミ2011
チームまん○(まんまる)
ART THEATER かもめ座(東京都)
2011/12/15 (木) ~ 2011/12/22 (木)公演終了
満足度★★
初日観劇
正直、ハラミはこんなモンじゃないだろう!
真のハラミを観せてくれ!!! と思ってしまった。
誰がどうとかではなく、なんだか台詞が伝わって来ない。
初日でふわふわしてたせいか。
Youtubeにあがってるのを観ても、んー
http://goo.gl/XXctF
^^;
初演の役者より、みんなイケメン過ぎたのが逆にわざわいしたかも。
うつくしい世界
こゆび侍
サンモールスタジオ(東京都)
2011/12/14 (水) ~ 2011/12/25 (日)公演終了
満足度★★★★★
世界をうつくしく
ラストシーンではなぜか世界がうつくしく見えました。
今のうつくしい世界に対して傲慢になってはいけない、世界をうつくしくしなければ、、そう伝えられた気がします。
「愛してる」という言葉を聞いて、これほど泣けるとは思いもしなかった。
味わい堂々の浅野千鶴さんと、ぬいぐるみハンターの猪股和磨さんがとてもかわいらしいかっただけに、クライマックスは本当に胸が打たれる。
宮崎駿の天空の城ラピュタで「バルス」を言うシーンのような。
しかし陰の主役、まさかあの役を佐藤みゆきさんがやられてたとは、、、もしそうだったら凄いな~~と序盤に思ってたら、中盤にそうだと気がついてビックリしました。
クリスマス・エンド
たすいち
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2011/12/17 (土) ~ 2011/12/19 (月)公演終了
満足度★★★★
12カ月連続公演のラスト
ついに12カ月連続公演のラスト、いち観劇客ながら8公演も観ていると感慨深いものがあります。 本当にお疲れさまでした!
全般的にテンポ良いコメディで笑っぱなしでしたが、須永希喜役、永渕沙弥さんの幸せになりたいと、でも終わって欲しくない想いの葛藤が、もしかしたら連続公演の終わることも含めだったのか、凄く伝わりいとおしくなってしまいました。
そんな須永希喜の姉・詩役を黒沢佳奈さんはコミカルに、妹・彗役を三輪友実さんは国民的妹な可愛さでがっちり固め、ラストに相応しい公演だったと思います。
星怜花役の細井ひさよさん、笑いが面白すぎてお腹がいたかった笑
アナログ
チームまん○(まんまる)
ART THEATER かもめ座(東京都)
2011/12/16 (金) ~ 2011/12/23 (金)公演終了
満足度★★★★
あなたの価値観は?
“選択”することを放棄してはいけないけど、損得勘定や固定観念だけで“選択”することもまたしたくないという作・演の心情、葛藤が表れているようにも思った。
浜野篤志くんの熱い男は鉄ッパンで楽しいし引きつけられる。 リンリン(鈴木克彦)さんの理路整然とした悪人ぷりが一層盛り上げ、女の子女の子したカワイイよしだあさこさんによりトドメを刺された。
バータイム/パラダイム【全公演終了しました!ご感想お待ちしております!!】
Minami Produce
エビス駅前バー(東京都)
2011/12/14 (水) ~ 2011/12/23 (金)公演終了
満足度★★★★
濃密な70分
ループものなだけに同じシーンが何度も続くにも関わらず、飽きがくるどころか密度が増すばかり。
進み方のテンポが良く、謎解きへの興味も手伝いあっという間の70分で面白かった! オープニングのタイトルコールまでのシーンがカッコよくてお気に入り!
最もドラマチックな学生、安芸葉演じる根本沙織さん、おどおどしてそうで実は!、、、な変わった人物がスパイスになっててよかった。
ニュートンの青いリンゴ
タマコロ
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2011/12/07 (水) ~ 2011/12/11 (日)公演終了
満足度★★★★
前作に引き続きパワフル!
客演が加藤なぎささん、佐藤あやさん、丸石彩乃さん等々楽しみ過ぎるメンバーだったので、かなり贔屓目な感想です。
これほど写真撮りたいと思った公演が他にあろうか!!! いやない(笑)
一肌脱いだどころじゃない彼女等の体当たりの演技、前作と比較してもパワフルさは負けてなかった!
アヤ、サヤカのブラ姿もさることながら、高鍋のアイドル姿もよかったな~
そういえば、なぜかリンゴが終始下着姿だった印象を持ってしまった!
まるさんならではのなせる業なのかも。
乞局(こつぼね)
乞局
王子小劇場(東京都)
2011/12/08 (木) ~ 2011/12/13 (火)公演終了
満足度★★★★★
重厚なお芝居
開演前から目をひく、エラく凝った昭和前半のセットから既に重厚。
ストーリー自体も凄く重たい話ではあるけど、芝居自体にリアルな質感を伴った重みがなんともいえず苦しさが伝わる。
けれども、いろんな笑い所とのバランスが絶妙で後味は悪くなくて良かった。
登場人物ひとりひとりが立っているのも素晴らしいのだけれど、それでも千知役の石田潤一郎さんと葉万子役の田中のり子さんの存在を大きく感じました。
耶葵役の徳橋みのりさん、モデルプロポーションが素敵過ぎました!
あゆみ TOUR
ままごと
森下スタジオ(東京都)
2011/12/01 (木) ~ 2011/12/04 (日)公演終了
満足度★★★★★
@森下スタジオ
まさに One for all , All for one !
ひとりひとりのセリフ、動きのハーモニーに釘づけ!
さらに小粋な笑いもスパイスになっていて、なかなかお目にかかれない絶品な演目。
どんなシーンを見せてくれるんだろうと、上演中ずっとワクワクさせられました!
未亡人の一年
シンクロ少女
王子小劇場(東京都)
2011/11/30 (水) ~ 2011/12/04 (日)公演終了
満足度★★★★★
台詞がシンクロ
客席から見える3つの食卓、、、何の関連性があるのだろうと思っていると実は過去と現在。
ただ時間を行ったり来たりするのではなく、シーン・セリフがシンクロして展開される様はあまりの素晴らしさに鳥肌がたった。
キホ役の浅川薫理さんはまさに中学生女子をほのぼの演じていて、
だからこそソノヤとの生き別れてしまった後の悲しみを伝えられてたのだと思いました。
とにかく濃密な会話劇良かったです。
日本の問題
日本の問題
ザ・ポケット(東京都)
2011/11/27 (日) ~ 2011/12/04 (日)公演終了
満足度★★★★
B班観劇
ミナモザの演目は一見「日本の問題」と何の関係もないと思われるようで、実はかなり深いものだということをじわじわと感じ始めたころには、張り詰めた緊張感とともに一番魅入って観てました。
そして「ろりえ」は短編でも「ろりえ」らしかった! もしかすると本編以上に「ろりえ」節が展開していた!? そんな演目なのに松下結衣子さんや杏実えいかさんといった美女ぞろいのキャスティングで、後々振り返ると貴重な公演だったかもと思わせてくれそう。
8団体中、日本の問題に、日本の政治に唯一意見を提示したアロッタファジャイナの演目、『日本の終わり』。
日本の優秀な人材は関東圏に集まっているが、それを有効に使えていないという事実。 それを解消することにより日本の政治へテコ入れをできるのではないかという演目の想いは、実現可否はともかく客席へ伝わったのではないかと思います。