タロウの観てきた!クチコミ一覧

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霊感少女ヒドミ

霊感少女ヒドミ

快快

こまばアゴラ劇場(東京都)

2008/02/07 (木) ~ 2008/02/09 (土)公演終了

満足度★★★★

誰も追いつけないくらい
またぶっ飛んでくれればなと。改名の噂を耳にしたときは「らしさ」を感じながら、あきれましたが、作品を観たらその理由がなんとなくわかったような。
走り続けるその精神に拍手。

ネタバレBOX

「現在」という空間や時間を個性的な身体と口語でぶち抜きながら、くだらなさ全快の演劇的アイディアでお送りする小指値ワールドはさすが。ただそのリミックス部分が前面に出過ぎて、ぎゅっと心を掴む瞬間や、ひたすらに上昇して突き抜ける場面が少なかったのがちょっと残念。爆笑は爆笑なんですが、小指値だし欲張っちゃいます。
自分達のやってることが「ポップ」というものに収まったり、この文章の1、2行目のような言葉で定着してしまうのは、きっと嫌いなんだろうなぁという気がするので、改名して、またわけのわからないところまで行ってくれれば素敵です。ホントのとこは知りませんが。
棄憶~kioku~※『38℃』より演目変更

棄憶~kioku~※『38℃』より演目変更

G-up

ギャラリーSite(東京都)

2007/10/29 (月) ~ 2007/11/04 (日)公演終了

満足度★★★★

芯となる重量感は残しつつ、エンターテイメントに。
未見の作品への演目変更だったことと、評判も良かったので。
開演前はどうしても『38℃』に合わせての会場だということを意識させてしまう空間、というか、壁。その中でここまで持っていった役者の力などなどに拍手。
野木脚本の強度を残したまま、エンターテイメントとして仕上げている点はプロデュース公演としても好印象。一つの成功例だと思います。
個人的に音楽はいらないと思いました。

お台場SHOW-GEKI城「宇宙ノ正体・番外編」

お台場SHOW-GEKI城「宇宙ノ正体・番外編」

タテヨコ企画

フジテレビメディアタワー マルチシアター(東京都)

2007/12/22 (土) ~ 2007/12/27 (木)公演終了

満足度★★★★

じんわり。
アウェイとまでは言いませんが、あのお台場までもホームにしてしまう挨拶からの導入は拍手。もの言わぬコミュニケーションが素敵だなぁと。

いやむしろわすれて草

いやむしろわすれて草

三条会

三条会アトリエ(千葉県)

2007/11/09 (金) ~ 2007/11/13 (火)公演終了

満足度★★★★

強烈な四姉妹。
五反田団版を観てると楽しさ2倍。当日パンフなどに、あらすじ程度はあって良い気も。千葉まで行かれる方の半数は観てるような気もしますが。

かなり楽しかったです。

ネタバレBOX

五反田団では見せていない「材木・木材」の扱いが秀逸でした。
源氏物語

源氏物語

三条会

三条会アトリエ(千葉県)

2006/11/18 (土) ~ 2006/11/29 (水)公演終了

満足度★★★★

久々の三条会
『ニセS高原から』以来です。千葉まで小旅行。
ビルの3階にあるアトリエで、久々の三条会。

ネタバレBOX

山口百恵の流れる中、繰り広げられる関美能子ワールド(笑)
女性の中に男が一人という怖さに堪えられずの芸名だそうです。
monde

monde

mon(2008年解散。現在は青年団若手自主大久保企画)

ギャラリーLE DECO(東京都)

2007/01/25 (木) ~ 2007/01/28 (日)公演終了

満足度★★★★

作り手とじっくり話をするような
「コラージュ」
女の子のエネルギーという部分で繋がってはいますが、前半、後半という感じで分かれてしまった印象がありました。後半おもしろかったので、前半がもっと重なってくればと。
短編ですが、ラストの上昇感は魅せてくれます。

「カラメル」
(Wキャスト:新田絵美(SLEEP)バージョン)
一緒に呼吸しているかのように、登場人物がその瞬間瞬間を生きていました。綺麗とか、美しいとかいう言葉よりは、「大切な、大切にされた」作品なんだろうなぁと。


『monde』
素直に良かったと思える公演でした。「つくりたいものをつくる」ことがきっとできたんだと思います。

unlock#1

unlock#1

東京デスロック

アトリエ春風舎(東京都)

2007/03/02 (金) ~ 2007/03/11 (日)公演終了

満足度★★★★

Let's play 春風舎。
日々、創作のアトリエ公演。初日と違う部分もあるそうです。
「物語」の展開にではなく、空間にいることでわくわくする公演ってのもいいですね。楽しかったです。

花束を。

ネタバレBOX

今、書き込んでるのは完全逆ですが、Windowsデスクトップでした(笑)

移行を楽しみながら、人間に還る。2回転3回転…。

アトリエ紹介、公演情報がなんだかおかしくて笑いが止まりませんでした。春風舎と、青年団の俳優と、wiiをここまで魅力的に取り上げた作品は他にないです。

ISP(どれかは書かず)と、人⇔コンピューターと、疲労と、ラストはずっと笑ってました。ロボが、ロボが。
法王庁の避妊法

法王庁の避妊法

ハイリンド

「劇」小劇場(東京都)

2007/01/06 (土) ~ 2007/01/14 (日)公演終了

満足度★★★★

満喫。
当日券。開演10分前に到着で、キャンセル待ちでした。観れて良かったです。
上演され続けてほしい本の一つだなぁと改めて。また、こうやって作品を発表しているハイリンドの今後の活動も楽しみです。

ネタバレBOX

わかったうえで、そうしているのかもしれませんが、少し気になったことが。産婦人科(に限りませんが)の入り口に段があるのは、どうなのかなぁと。
五月の桜

五月の桜

青年団リンク 二騎の会

こまばアゴラ劇場(東京都)

2007/12/05 (水) ~ 2007/12/09 (日)公演終了

満足度★★★★

立ち姿が印象的(笑)
こぼれ出る一つ一つの言葉に体全体で集中。この戯曲×演出の出会いに拍手。

ネタバレBOX

個人的瞬間最高視聴率(?)は、牧田から一基への「一基も、お姉ちゃんに幸せになってほしいよね」なひと言の瞬間。っぁあー!ってなります。
顔よ

顔よ

ポツドール

本多劇場(東京都)

2008/04/04 (金) ~ 2008/04/13 (日)公演終了

満足度★★★★

深い表面。
2時間半という時間を感じさせない大作。前回の本多劇場で感じた、空気の違和感も全くなく。過激さに逃げない強さが印象的。

日本語を読む Fプログラム「朝に死す」

日本語を読む Fプログラム「朝に死す」

世田谷パブリックシアター

シアタートラム(東京都)

2008/05/16 (金) ~ 2008/05/18 (日)公演終了

満足度★★★★

おもしろかったです。
リーディングであることを強みに、劇言語を鮮やかに、劇的に。

お台場SHOW-GEKI城「おねがい放課後」

お台場SHOW-GEKI城「おねがい放課後」

ハイバイ

フジテレビメディアタワー マルチシアター(東京都)

2007/12/16 (日) ~ 2007/12/21 (金)公演終了

満足度★★★★

お台場でハイバイ。
劇中劇の構造は、お台場に来ている初めて演劇を観る人にもその面白さが伝わりやすいんじゃないかなと。プレビュー公演、本公演と合わせて、今年三回目ですが、繰り返し観たい一本。

ネタバレBOX

70分ということもあり、母親とのシーンや、志賀くんダンスなど、前半はもっとじっくり観たい気も。冒頭のカタコンベのやり取りにより、ラストシーンがぐっと印象的に。

ドアなどの空間の使い方、劇中劇の構造などの効果ももちろんありますが、4団体をあちこちの席で観て、ハイバイを2列目で観れたのは良かったなぁと。後方だと、看板が、、、。
お台場SHOW-GEKI城「Track Back System」

お台場SHOW-GEKI城「Track Back System」

MCR

フジテレビメディアタワー マルチシアター(東京都)

2007/12/22 (土) ~ 2007/12/26 (水)公演終了

満足度★★★★

上手いというか、ズルいというか。
持ってくる演目の選び方がニクい。一人一人のタレント力はさすがです。

ジンジャーに乗って

ジンジャーに乗って

快快

王子小劇場(東京都)

2008/05/15 (木) ~ 2008/05/25 (日)公演終了

満足度★★★★

2回目。
初日→4日目。くだらなさは倍に、構造はシンプルに。
1時間半を生きられない彼らが生きる一瞬一瞬が素敵。

青い鳥

青い鳥

劇団山の手事情社

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2006/11/23 (木) ~ 2006/11/27 (月)公演終了

満足度★★★★

トリップっとけば良かったか。
ぎりぎりな若割で観劇。
テクノでポップな「青い鳥」。

3演目通し券「トリップる」にしとけば良かったかなぁと。
コマ足らずですが。

Nf3 Nf6

Nf3 Nf6

パラドックス定数

planB(東京都)

2006/11/30 (木) ~ 2006/12/03 (日)公演終了

満足度★★★★

鮮やかな犯行
ぴーん、と張りつめた空気が心地よく。今回も期待を越えてくれました。
来年は、その犯行声明(公演情報)がより多くの人に知られ、話題になればいいのになぁと。客ながら。

どんとゆけ

どんとゆけ

渡辺源四郎商店

こまばアゴラ劇場(東京都)

2008/10/16 (木) ~ 2008/10/19 (日)公演終了

満足度★★★★

なべげんならでは
発表のページにも書かれているように、グランプリ作品を決める審査の席で、なべげんに対し「劇作家・畑澤さんへの評価と劇団への評価のアンバランスさ」が話に出ていましたが、今作はその点を確かな足取りで乗り越えていった一本だったように感じました。

重たいモチーフを取り上げながら自然と笑いが生まれたり、違和感が表に見えてしまいそうな強烈な設定を物語世界に落ち着かせてしまうのは、なべげんの役者一人一人が持っている力強いキャラクターによるものだと思います。
なべげんだからこそ描ける作品だったのではないでしょうか。

ネタバレBOX

死刑囚と被害者家族が同席する場で行われる、トランプゲーム「ゴニンカン」。ルールが見えた段階でその先は予想できてしまうのですが、そのことがどうということではなく、「関係」するという言葉・状態を持つこのゲームを、この設定に持ってくるあたりに、エンターテイメントと演劇的おもしろさを保ちながら、鋭くモチーフを描く、なべげんらしさを感じるのです。

後方からだと全体を囲む白い家具が見えず、終演後に気付いたのは悔しいというか、もったいなさが残ります。ただ、それを生んだ満員の客席に「渡辺源四郎商店」の注目度の高さが客観的にも現れていると思いますので、是非今後も東京公演を定期的に行っていただければと。

もちろん、このなべげんの確かな足取りを支えるアトリエ・グリーンパークにも、また行こうと思います。
「どんと」進み続ける、これからのなべげんも楽しみにしています。
人間♥失格

人間♥失格

ポツドール

三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)

2007/07/06 (金) ~ 2007/07/16 (月)公演終了

満足度★★★★

これだから中央線は。
間に合うように出たのに、開演にぎりぎり間に合わずロビーのモニターで7、8分。まぁ、三鷹なので。
駄目な部分を共感することの苦しさまで持って行く、描き方の徹底ぶりはさすが。前回と違って、観てて、人を愛せたのが良かったです。

真夜中の弥次さん喜多さん

真夜中の弥次さん喜多さん

KUDAN Project

七ツ寺共同スタジオ(愛知県)

2007/01/06 (土) ~ 2007/01/08 (月)公演終了

満足度★★★★

最終公演、千秋楽。
ラストシーン。あぁ、これで終わるんだなぁと。
海外完全バージョン用の字幕ボードは、多少気になるとこはありますが、独自の演出も加わり。
最終公演? という嬉しいような、な話も出てはいるようで。

ネタバレBOX

ネタバレということではないのですが、客席に恵まれず。線路が近いわけでもないのに、なんかゆれるなぁと思ってたら、隣の人のびんぼうゆすり…。
あと楽しんでるからだとは思いますが、言葉を発しちゃうお客さんって苦手なのです。「こわっ」とか、「びっくりした」とかは、まだいい方で。
「(あそこから・そろそろ)出てくるよ」とか、繰り返しシーンの台詞を言っちゃうとかは勘弁してほしいなぁと。
俺の屍を越えていけ

俺の屍を越えていけ

花まる学習会王子小劇場

王子小劇場(東京都)

2006/12/20 (水) ~ 2006/12/24 (日)公演終了

満足度★★★★

乗っかるような感覚で
入り込むというよりは、感情を委ねて乗っけて、高めてもらう押し上げてもらうというような感じ。うまいこと乗っかれたので、楽しく。確かに上演しやすい組み合わせだと思いますし、もっといろんな人の演出で観たい気も。

ネタバレBOX

寒い寒いと言いながら、軽く薄着なのが、少し気になったりならなかったり。

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