落合由人の観てきた!クチコミ一覧

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誰ガタメノ剣

誰ガタメノ剣

シアターキューブリック

紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)

2010/01/20 (水) ~ 2010/01/24 (日)公演終了

シアターキューブリック「誰ガタメノ剣」
初演から大幅に成長した作品。脚本や俳優の成長を見て取れて、とてもうれしかった。

15 minutes made vol.2

15 minutes made vol.2

Mrs.fictions

ザムザ阿佐谷(東京都)

2007/10/18 (木) ~ 2007/10/21 (日)公演終了

ごっつぁんです
全劇団初観劇

1)虎のこ
劇団紹介文にあった「圧倒的なスピード感とテンポ」が見られなかったのが残念。
でも、普通にイイ話でした。

2)多少婦人
前半と後半で異なる作・演出の作品。
後半の、言葉遊びとフィジカルな表現が好み。
スピーカーからの声がもっと聞き取りやすいと良かった。

3)ろりえ
会話の間とズレが楽しい。と思っていたら最後は強引な力技で持っていかれた。
次の本公演(2008年4月25日~28日早稲田どらま館)を見ることに決めた。

4)圧力団体イクチヲテスガ
「アルゴリズム体操」みたいな、ぶつからないダンスは面白かった。
豚肉役を厭味なく演じられる豊田可奈子が貴重な存在。

5)M.O.E Project
「萌え」の忠実な舞台化。
単なる真似ではなく、かつ過剰にもならない絶妙なツボを狙っているのか!?
次回公演(12月21日~23日浅草橋アドリブ小劇場)多分見る。

6)柿食う客
99%パワー芝居。ラストショットだけ静かなオチ。
本公演ではどういうバランスでやるのかな。

7)Mrs.fictions
パンフレット記載の作品紹介を読んで抱いた期待を超えず。

No pain , No gain.

No pain , No gain.

TEAM JAPAN SPEC.

SPACE107(東京都)

2007/09/26 (水) ~ 2007/09/30 (日)公演終了

アメフトファンですから
劇中でアメフトのルールの説明を入れなければならないほど、日本ではマイナースポーツなアメフト。
そんなアメフトの良さをなんとか観客に伝えようという熱い意志が感じられて、アメフトファンとしては良かった。

ネタバレBOX

残念なのは、スペース107の空間を埋められない役者さんがいたこと。
舞台経験が無いタレントさんも頑張ってはいたが、うーん、もっと大きな劇場でマイク有りの舞台なら良かったのかな。


最後の試合シーンの最後のプレイ選択で、コーチが「運を天にまかす!」と言い放って、実際どんなプレイなのかと思ったら「フェイルメアリーパス」。
そのまんまじゃん、とアメフトファンにはちょっと肩透かしであった。
そのパスが相手にインターセプトされてゲーム終了となるのだが、そういえば「インターセプト」の説明が無かったな、多分。前半のルール説明シーンに入れておいた方が、ベターと思う。
ぶつける。

ぶつける。

かやくごはん

「劇」小劇場(東京都)

2008/02/26 (火) ~ 2008/03/02 (日)公演終了

「ぶつける。」
「劇」小劇場のグレーの壁を、あまり隠さない簡素な舞台美術でしたが、それゆえに舞台に明るさが無く、鑑賞意欲が盛り上がらない。ラジオドラマなら良かったのにと思ってしまった。

二神(ふたかみ)

二神(ふたかみ)

Skyfish

Pure Stage(東京都)

2007/10/09 (火) ~ 2007/10/14 (日)公演終了

発見二つ

1)
千野裕子が特に良かった。

2)
Pure Stage(有楽町線赤塚駅、東武東上線下赤塚駅)は綺麗なスペース。
グランドピアノもあり、音楽ライブも開催しているとのこと。
朗読やるにも良いね。

地球儀のはしっこの街のナマエは

地球儀のはしっこの街のナマエは

ノアノオモチャバコ

サンモールスタジオ(東京都)

2007/10/04 (木) ~ 2007/10/08 (月)公演終了

期待を込めて
スローモーションやストップを多用する様式をちゃんと見せようと訓練を重ねていることが感じられる舞台。

多分、演出家の頭の中では、もっと広い空間でもこの様式が成立するという「絵」が見えているはずだと思った。

次回の公演で、どんな場所をチョイスするかは不明だが、広い場所をチョイスした場合、役者の芝居力が問われることになるだろう。
様式美のなかで、何気ない会話をいかに成立させられるか。

作品とともに、役者の成長を楽しみに、来夏の公演を待ちたいと思う。

ネタバレBOX

ビッグになりたい女が詐欺に走る背景や、全額寄付すると言っていた男が決心を覆していく心の変化など、もっと見せて欲しかった。(個人的な趣味ですが)

サバンナの掟

サバンナの掟

柿喰う客

シアタートラム(東京都)

2008/01/05 (土) ~ 2008/01/06 (日)公演終了

サバンナの掟
2007年10月の「15minutes made」(ザムザ阿佐谷)の中で披露された「傷は浅いぞ(未放送版)」で初めて柿食う客を見て、そのエネルギーとスピード感が、本公演ではどう表現されるのか気になっていた。

ネタバレBOX


今回の劇場シアタートラムは、これまでの公演より大きい空間とのこと。

出演者が31人もいるが、いくつかのセクトに分かれており、それが入れ代わり立ち代りしていくさまは、ふと遊眠社を思い出させるものの、舞台の広さのほか、演出の世界観や構成に対し、役者全体の力が追いついてないと感じた。
人の隠れた思いが積み重なっていくストーリーの中で、私に一番のヒットだったのは、玉置玲央演じる純江。
遊ぶ金目当てのいやな女と思わせておいて、実はそのお金はポリオワクチン提供のための募金に使っていた。
それは自分が子供を産めない身体であるからなのだが、さらにその思いの先に、「子供なんか生まれるな。人間なんて滅んでしまえ」という狂気が立ち現れたのが印象的だった。

Voice, narrative and dialogue

Voice, narrative and dialogue

shelf

MODeL T(東京都)

2007/10/01 (月) ~ 2007/11/26 (月)公演終了

言葉の森は深い
10月15日観劇

この日の出演は、矢野靖人、大友久志、田口アヤコ、川淵優子(出番順)

田口アヤコ担当の2編中1編のみテキストを持った朗読で、その他は全てテキストを覚えた上での一人語り。

「喋る」という行為を味わい、考察していきたい、という趣向で、各出演者の間に10分程度の歓談タイムが設けられている。会場はBarなので黙って飲むも良し、お隣さんと語るも良し。

自分に、何が響いて、何が響かないかを考察することは、相手を知ることであり自分を知ることでもある。そんな時間を楽しめる企画である。

スルー

スルー

あさかめ

新宿眼科画廊(東京都)

2007/09/15 (土) ~ 2007/09/24 (月)公演終了

話を聞ける人
伝えたいけど、言葉にならない。
それは話し手だけの問題ではなくて、受け手との関係性による。
そんなことを思った。

ネタバレBOX

ヒザイミズキ演じる妹の、姉に対するもじもじ感が切なかった。

芝居の進行につれ、人の死が明らかになってくるのだが、途中で「あれ?結局みんな死んでるの?」とわからなくなっちまいました。
俺の屍を越えていけ【無事に終了しました】

俺の屍を越えていけ【無事に終了しました】

七里ガ浜オールスターズ

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2010/11/01 (月) ~ 2010/11/07 (日)公演終了

「俺の屍を越えていけ」
いい役者が揃ったいい舞台だったねえ。

モンキー・チョップ・ブルックナー!!

モンキー・チョップ・ブルックナー!!

アマヤドリ

シアタートラム(東京都)

2009/12/15 (火) ~ 2009/12/23 (水)公演終了

ひょっとこ乱舞『モンキー・チョップ・ブルックナー!!』
自分の中にある見たくない部分に気づき、そのブルーな気持ちが最後に浄化される。そんな作品でした。

ネタバレBOX


■舞台美術


通常のシアタートラムの舞台の奥側の部分にも客席が設けられ、舞台を客席がはさむ形になっている。

奥側の客席に行くには、舞台を横切らねばならない。

「ならない」という言い方は正しくないね。

手前側の席の人も、舞台におりて、歩いてみたらいいと思う。


舞台が客席と地続きになっているこの作品は、「観る」というよりも「目撃する」という感覚を抱いた。

もしくは「加担する」。

  「加担する」 --誰に?



■物語りとか


「監禁」されていて逃げてきたという少女を保護するところから物語が始まる。

保護を始めた青年の「保護」という行為がエスカレートし、「監禁」に変容していく。

そこで語られる言葉に嫌悪感を抱きながらも、

その行為や心情が自分の中にもあることに気づき、うっすらと汗をかく。

 私が「加担する」対象が入れ替わっていく...。



■動きとか


芸術劇場で見た『旅がはてしない』のダンスで、ひょっとこ乱舞にハートを鷲掴みされた私だが、今回はそんな激しいダンスはなかった。

しかし、日常のしぐさを少し変形させた動きやスローモーションは素敵だったな。


うん、そうか、ひょっとこ乱舞は私にとって、目に残るカンパニーなんだな。

SOMEDAY

SOMEDAY

studio salt

相鉄本多劇場(神奈川県)

2008/05/28 (水) ~ 2008/06/01 (日)公演終了

studio salt「SOMEDAY」
サノモトは私の青春だったから、あの「SOMEDAY」の歌い方はイマイチです。

松ぼっくり-モクセイの香る頃-

松ぼっくり-モクセイの香る頃-

植吉劇場

サンモールスタジオ(東京都)

2008/09/11 (木) ~ 2008/09/16 (火)公演終了

植吉劇場「松ぼっくり-モクセイの香る頃-」
旗上げ公演が良かっただけに、肩透かしをくらった感じ。
登場人物に魅力を感じるところまで行けていない。

ルーティーンワーク、けけけ

ルーティーンワーク、けけけ

カナデコトビート

早稲田小劇場どらま館(東京都)

2008/09/05 (金) ~ 2008/09/08 (月)公演終了

カナデコトビート「ルーティーンワーク、けけけ」
脚本上、始末がつけられていない登場人物がいるのが、残念。

星影のJr.

星影のJr.

庭劇団ペニノ

ザ・スズナリ(東京都)

2008/08/14 (木) ~ 2008/08/20 (水)公演終了

庭劇団ペニノ「星影のJr.」
こどもの教育という構造を使った、大人(観客)の教育と見た。

愛と嘘っぱち

愛と嘘っぱち

流山児★事務所

座・高円寺2(東京都)

2010/10/30 (土) ~ 2010/11/03 (水)公演終了

「愛と嘘っぱち」
鹿目由紀は流山児と相性がいいと思う。
流山児★事務所ファンはこういうのは好きなのかな?

紫式部が言う前に!

紫式部が言う前に!

ユニット美人

王子小劇場(東京都)

2008/10/18 (土) ~ 2008/10/19 (日)公演終了

ユニット美人「紫式部が言う前に!」
「前衛的を心がけた」シーンは笑ったな。

うみのそこ ハズのくに

うみのそこ ハズのくに

しずくまち♭[フラット]

あかいくつ劇場(神奈川県)

2008/11/20 (木) ~ 2008/11/24 (月)公演終了

しずくまち♭「うみのそこ ハズのくに」
こども向けの企画だそうだが、多分こどもを連れてきたお父さんのほうが号泣してしまうお話し。

龍宮物語~東京.ver

龍宮物語~東京.ver

劇団BOOGIE★WOOGIE

d-倉庫(東京都)

2008/12/12 (金) ~ 2008/12/14 (日)公演終了

劇団BOOGIE★WOOGIE「龍宮物語~東京.ver」
以前、麻布die pratzeで見たバージョンと異なる展開。今回の方が素敵でした。

ネタバレBOX

浦島太郎の話を取り込み、乙姫と浦島との愛と別れ、再会そしてまた別れがとても綺麗にまとまったなと。
昔話は、優れたSFであったんだなと再認識した、
現代忍法 ぼんやり絵巻

現代忍法 ぼんやり絵巻

KUSARE芸道R

シアターブラッツ(東京都)

2008/07/10 (木) ~ 2008/07/15 (火)公演終了

KUSARE芸道R「現代忍法 ぼんやり絵巻」
客演の福代千鶴のアクションがとくに目を引いた。

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