「ゼリーの空間」
空間ゼリー
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2007/03/03 (土) ~ 2007/03/11 (日)公演終了
満足度★★
いじめをテーマに取り上げた、
閉鎖社会にメスを入れた意欲作だと思うけど、設定にいろいろ小さな違和感を感じてしまって話に入り込めなかった。
最後は、誰がそうなったのか色々とり方によって主題が変わってくるかなぁ、と。
界
POTALIVE
小竹向原駅北口改札前待合せ(東京都)
2007/03/02 (金) ~ 2007/03/17 (土)公演終了
満足度★★★★★
お散歩日和のお散歩観劇。
街から想起する物語を、案内人に連れられ、語られ引き込まれ。小竹向原編は絶妙なコース取りと川を核として、界(さかい)をテーマとした物語の深みと広がりが秀逸。土地の色々な歴史・時代を調べ、巧みに話に組み込んで。微妙にしか絡まないパフォーマーの在り方も味といえよう。
unlock#1
東京デスロック
アトリエ春風舎(東京都)
2007/03/02 (金) ~ 2007/03/11 (日)公演終了
満足度★★★
個人的にツボがたくさん
アトリエ公演ということで、作るところから見せる。完成系も原型から見ていくと興味深い。多田さんの求める疲れ切るまで動く役者は十分に堪能できた。
プライベート・ジョーク
パラドックス定数
サンモールスタジオ(東京都)
2007/03/01 (木) ~ 2007/03/04 (日)公演終了
満足度★★★
緊張感の中での言葉の応酬
若き日の3人が出会った巨匠2人、そこから生まれる物語は5人共あまりに彼らが自分から離れすぎた偉人であること、そして背景が見えにくいことより、観劇中は説得力が足りないように思ってしまった。
たまたま、素敵。
“STRAYDOG”
サンモールスタジオ(東京都)
2007/01/23 (火) ~ 2007/01/28 (日)公演終了
満足度★★★
話の転がり方は面白いけど
閉じこめられたマンションの一室でのワンシチュエーションコメディ。最後のタネ明かしはちょっと丁寧に提示しすぎ。推測できる程度で終わらせた方がスマートだったと思う。
甘い丘
KAKUTA
シアタートラム(東京都)
2007/01/19 (金) ~ 2007/01/28 (日)公演終了
満足度★★★★★
とてもかっちり丁寧に
作られてたと思う。若い世代の等身大の芝居を作ってきてたと思ったKAKUTAがいつのまにか設定されたキャラクターに合わせてそれぞれに等身大のドラマを与えてたのが成長している証なのかと。
シフト
サンプル
アトリエ春風舎(東京都)
2007/01/26 (金) ~ 2007/02/04 (日)公演終了
満足度★★
狂ってる閉鎖的世界。
前回の「地下室」に比べ、土地を追い出された部落の民という設定は、残された風習も含め理解も共感もし難い歪みになってしまってたと思う。
ピクニック
studio salt
相鉄本多劇場(神奈川県)
2006/11/22 (水) ~ 2006/11/26 (日)公演終了
気がついたときにはいつも
時間堂
王子小劇場(東京都)
2004/03/10 (水) ~ 2004/03/14 (日)公演終了
月並みなはなし
時間堂
王子小劇場(東京都)
2004/10/01 (金) ~ 2004/10/04 (月)公演終了
月輝きながら太陽の照る
時間堂
ギャラリーLE DECO(東京都)
2005/07/07 (木) ~ 2005/07/17 (日)公演終了
DEPARTURE
Pretty Doll
シアターシャイン(東京都)
2007/02/23 (金) ~ 2007/02/25 (日)公演終了
満足度★
ダンス+歌+寸劇の構成。
緩いレビュー形式で繋げて見せてはいるものの、どれも発表会レベル。ダンスは足が動いてなく、上半身だけでの振りが多くテンポ悪し。最終日は作・演・主演の悠稀智惠が急病降板とはいえそれを差し引いても完成度が低すぎる。
モロトフカクテル
タカハ劇団
早稲田大学学生会館(東京都)
2007/02/23 (金) ~ 2007/02/26 (月)公演終了
満足度★★★★★
現代の視点で過去の出来事を巧く捉えてる。
斗争文字も書けない、大学側を当局と呼ぶことを知らない世代が学生運動その後の今、を描いた作品。知らないということを前面に出して書いてるにもかかわらず非常に興味深く面白く作られている。
真冬の同窓会
弘前劇場
ザ・スズナリ(東京都)
2007/02/23 (金) ~ 2007/02/25 (日)公演終了
満足度★★★
役者陣は上手いんですが、
弘前の考える喜劇は「コント」だったのでしょうか?それくらい思わせる出はけの多さ、駄洒落の多さ、そしてボケと突っこみの応酬。結末とのバランスもあまり良いとは思えませんでした。今までの弘前とは何かが違う気がします。
空想科学防衛軍 ダイナミクロン
colorchild
阿佐ヶ谷アルシェ(東京都)
2007/02/22 (木) ~ 2007/02/27 (火)公演終了
Ceremony
ストアハウスカンパニー
【閉館】江古田ストアハウス(東京都)
2007/02/14 (水) ~ 2007/02/20 (火)公演終了
満足度★★
パフォーマンスなので、
話がどうというより、演者とセットの古着の山の異なるモノの変化や融合をを感じ取るものかなぁ、と。役者さん達の身体能力の高さはすごい。
チャンドラ・ワークス Chandra Works
少年社中
ザ・ポケット(東京都)
2007/02/07 (水) ~ 2007/02/12 (月)公演終了
満足度★
疾走感はあるんだけど…
物語の背景・設定が伝わってこないのが致命的。説明過多のせいもあるのか、役者陣が与えられた役柄にも見えないし、抽象的なセットが余計話の絵を見えにくくしてたと思う。音楽も耳に残らなかったし、ボクは社中の公演としては期待外れな感じがしました。
UFOcm(ユーフォーセンチメートル)
あひるなんちゃら
王子小劇場(東京都)
2007/02/09 (金) ~ 2007/02/12 (月)公演終了
満足度★★
なにもかもがゆるゆる~。
何もない客席スペースに勝手にイスを配して自分の席にするとことか、気の抜けきった前説とか、脱力するような開演直前のテーマソングとか、ナンセンスなんだかシュールなんだかのコント芝居はすべてにおいてぬる~い空気でいっぱい。まぁ、これがここの魅力なんだろうけど。
フールフォアラブ
パルコ・プロデュース
PARCO劇場(東京都)
2007/02/07 (水) ~ 2007/02/25 (日)公演終了
満足度★
翻訳劇だけあって、
やっぱりボクには合わなかったよう。というかあなりわからない内容でした。提示は少なすぎるわ、やたら感情的だわ、展開が強引だわ、と。役者陣もいい人達集めてるのに活かしきれてない感じだったし。
バレンタイン☆キッス
青春演劇ユニット・Pures(ピュアーズ)
シアターアプル(東京都)
2007/02/10 (土) ~ 2007/02/13 (火)公演終了
満足度★
観てる人達よりも、
舞台上の一部の人達が楽しんでた芝居だったかなぁ、と。女優さんはたくさん出演していたものの、ほんの数人以外はコロス化してて、没個性になっていたのが残念。