マリナの観てきた!クチコミ一覧

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hedge

hedge

風琴工房

ザ・スズナリ(東京都)

2013/09/11 (水) ~ 2013/09/18 (水)公演終了

満足度★★★★

VIVA男芝居!
難しい専門用語が飛び交うも、支障無く楽しむことができました。
詩森さんの思うつぼで、オープニングにかなり萌え(笑)
役者さんのスーツ眼鏡姿はかなり好物です。
『Archives of Leviathan』のヒリヒリした感じとは違う熱いストーリーでした。
美術も音楽もとても素敵でした。

ネタバレBOX

NHKのドラマ『ハゲタカ』を彷彿とさせる内容でした。
というか、このままこのキャストで映像化しても良いんじゃない?
って感じでした。
変則短篇集 組曲『空想』

変則短篇集 組曲『空想』

空想組曲

シアター風姿花伝(東京都)

2013/07/06 (土) ~ 2013/07/28 (日)公演終了

満足度★★★

やっぱり短篇集は面白い!
初演の濃密さと衝撃は薄まったけど、作品そのものにはそれなりの味わいが。キャストは初演の方が好み。そしてやっぱり空想組曲は顕史郎さんだわ。ファミレスシリーズは面白いし、日替わりも全部観たいなぁ。

ある苅屋くんの人生

ある苅屋くんの人生

怪傑パンダース

ザ・ポケット(東京都)

2013/06/19 (水) ~ 2013/06/23 (日)公演終了

満足度★★★

う~ん
いろいろ盛りだくさんでしたが、あまり好みではありませんでした。

テレビが一番つまらなくなる日(2013年版)

テレビが一番つまらなくなる日(2013年版)

劇団 東京フェスティバル

駅前劇場(東京都)

2013/06/19 (水) ~ 2013/06/24 (月)公演終了

満足度★★★★

後味スッキリ!
テレビ局の選挙特番の裏側を描いた作品。とにかく面白かった。内容がコンパクトにまとまっていて、登場人物も個性的。前作『二人芝居』もそうだったけど、なにより後味のよい幕切れが好きでした。次回作も観に行きますよ!

ナミヤ雑貨店の奇蹟

ナミヤ雑貨店の奇蹟

演劇集団キャラメルボックス

サンシャイン劇場(東京都)

2013/05/11 (土) ~ 2013/06/02 (日)公演終了

満足度★★★

キャラメル味
東野さんは本当に幅の広い作家さんだと思う。
それとも成井さんが原作を起こすのが上手なのか?

とにかく書き下ろしたようにキャラメルテイスト。
そして、安定の面白さでした。

彼の背中の小さな翼

彼の背中の小さな翼

演劇集団キャラメルボックス

サンシャイン劇場(東京都)

2013/05/21 (火) ~ 2013/05/31 (金)公演終了

満足度★★★

デジャヴ
役者さんたちはなかなか良かったですが、
ストーリーはどこかで観たような・・・。
アコースティックシアターの新しい展開を期待していたのですが。

サイレント・フェスタ

サイレント・フェスタ

東京ハートブレイカーズ

吉祥寺スターパインズカフェ(東京都)

2013/04/25 (木) ~ 2013/04/29 (月)公演終了

満足度★★★★

ほさかワールド全開
音楽と芝居の融合を目指すTHB、
はっきりいって『フィッシュストーリー』以上のものは難しいと思っていました。
が、豪華なキャストが紡ぎだす物語に笑わされ、ホロリとさせられ
ライブハウス公演の苦手なわたしも大満足。
終わってみれば“ほさかワールド”全開の再生の物語。
会場の使い方、音楽の挿入の仕方も文句なしでした。
新しいTHBの可能性が見えた公演でした。

ネタバレBOX

キャストが素晴らしいのは言わずもがなですが、
今回は曽世さんのキャラに爆笑させられ、
最後にはどうしてもなだぎたけしにしか見えませんでした(笑)
旅猫リポート

旅猫リポート

スカイロケット

紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)

2013/04/03 (水) ~ 2013/04/07 (日)公演終了

満足度★★★★

旗揚げ公演!
期待以上に良いものを観せてもらった感じ。
芝居前半から涙、最後は声を殺すのに苦労した。
大切な人を見送るということについて考えさせられる作品。
劇場内、途中から鼻を啜る音が凄かった(笑)

原作は未読だが、演劇界に有川浩というストーリーテラーを得た事は純粋に喜ばしい事だと思う。こういった節目に立ち会えて幸せだと思った。
美術、照明、映像の美しさも特筆もの。
もう少し公演期間が長ければもう一度観たかった。

ネタバレBOX

役者は新旧キャラメルボックスの人たち中心だったのですが、
退団した細見くんと他の現役の方たちとの絡みにちょっと感動でした。
気位が高くて気まぐれな猫は細見くんにぴったりだったし、
菅野さんのキャラは主人思いの犬にマッチしていたような気がします。

成井さんが原作モノ中心に移った今、
キャラメル以上にキャラメルらしい作品だったような気がしました。
秘を以て成立とす

秘を以て成立とす

KAKUTA

シアタートラム(東京都)

2013/03/01 (金) ~ 2013/03/10 (日)公演終了

満足度★★★

安定のクオリティ
仕掛けが分かったときに
やられた!と思いました。
やっぱり観に行って良かったです。

ネタバレBOX

多重人格を複数の役者さんが演じるという手法の作品を
最近観ましたが、断然こちらの方が良かった。

席が前過ぎたのかもしれないが、
上手と下手の台詞が呼応するような場面で
少々チグハグな印象をうけた。
虚言の城の王子

虚言の城の王子

空想組曲

吉祥寺シアター(東京都)

2013/03/03 (日) ~ 2013/03/10 (日)公演終了

満足度★★★

オリジナルダークファンタジー
“組曲”シリーズは大好きなのですが、
この“ダークファンタジー”シリーズは毎回あと一息!という気がしてしまいます。
今回も然り。
広い劇場に進出したこともあり、演出はノビノビしていて良かったと思いますが、
イケメン枠はひとりで良いような気がします。

ネタバレBOX

結局一番感情移入できたのは
ダメンズの彼女でした(笑)
早く刺しちゃえば良いのにと思いながら観てました。

それと、面倒くさい女をやらせたら、
川田希嬢はピカイチだな・・・と。

劇中に「絶望」を連呼され、
『さよなら絶望先生』を思い出してしまいました(爆)
最近あちこちで希望とか絶望という言葉が大安売りな気が・・・。

ダークなんだから、最後の光明はもう少し微かでも良いのでは?
「隠し剣鬼ノ爪」「盲目剣谺返し」

「隠し剣鬼ノ爪」「盲目剣谺返し」

演劇集団キャラメルボックス

サンシャイン劇場(東京都)

2013/02/23 (土) ~ 2013/03/10 (日)公演終了

満足度★★★

ギュッと濃縮
原作は未読ですが、どちらも1時間に上手くまとまっていたと思います。
殺陣や所作をストレスなく観ることができる
キャラメルボックスの時代劇はやっぱり良いです。

ネタバレBOX

個人的には『隠し剣~』が好き。
片桐ときえのやりとりでほっこり、
でも口うるさい堅物は好みじゃないけどね。

剣の師範が同一人物で、
年齢によって年代がわかる設定が面白い。
トリオ

トリオ

LEMON LIVE

OFF OFFシアター(東京都)

2013/02/14 (木) ~ 2013/03/05 (火)公演終了

満足度★★★★

腹筋崩壊
ここ何作か“?”な作品がつづいたレモンライブでしたが、
久々にホームランきました!
女優3人のキャラと実力がぶつかり合って、面白さ倍増。
日替わりゲストの映像を特典につけて、
是非DVDを発売して欲しいです。

ネタバレBOX

わたしは岡田達也さんがゲストの回を観劇。
3人とも競演経験があるということで、終始リラックスした雰囲気で進行。
岡田さんのキャラも相俟って(?)
3人が一人の男性を取り合うという設定に説得力がありました。

ゲストが違うと全く違う雰囲気になると思われるので、
他の人の回も是非観たかったです。

そして、この芝居には3つのトリオが。
まずはトリオ漫才のトリオ。
次に3人が思いを寄せる男性鳥居一男。通称「トリオさん」
そして3人の名前、寿美(としみ)・利津子(りつこ)・織理恵(おりえ)の
最初の文字をとると「トリオ」。
さすが、徹底してらっしゃる(笑)
幻戯【改訂版】

幻戯【改訂版】

鵺的(ぬえてき)

「劇」小劇場(東京都)

2013/02/20 (水) ~ 2013/02/26 (火)公演終了

満足度★★★

初「鵺的」観劇
前から独特なタイトルが気になっていたのですが、
今回は今里さんがご出演されるので観に行く事にしました。

悪くはないけれど、全体的に中途半端な感じ。
遊郭の設えは時代掛かっているのに衣装はやけに現代風だったり、
着物の所作がぎこちなかったり、
そんなところが目に付いてしまいました。

ネタバレBOX

二重人格で、ふたりの女優さんを使う着想は面白いと思いましたが、
結末が分かり辛かったです。
国語の時間

国語の時間

風琴工房

座・高円寺1(東京都)

2013/02/22 (金) ~ 2013/02/28 (木)公演終了

満足度★★★

重たい荷物を渡されたような
いろんな思いがグルグルとエンドレスで渦巻いている。
国とか個人の思いとか言葉とか親子とか・・・。
お気楽に生きている身には、問題提起が手に余る。

ネタバレBOX

丸く切り取られ、浮いたような舞台で
客席は3方に設けられていた。
わたしは正面上手の端で、役者が出入りする入り口の脇。
舞台からはみ出した位置で、斜めから舞台を見る形だった。
遮るものは何もないので、見辛いことはなかったが、舞台から遠いという印象。
役者が背中を向けると台詞が聞き取れないところが沢山あった。

わたしたちの国がこれを行っていたと思うと
どんな顔をして受け入れていいのか、非常に居心地が悪かった。
歴史劇と思えばまだ救われるかもしれないが、あまりにも近しい過去だ。

この時期にこの内容の演目を上演することは素晴らしいことだと思うが、
登場人物に感情移入する事ができず、感想が書きづらかった。




アメフラシザンザカ+坐ってはみたけれど

アメフラシザンザカ+坐ってはみたけれど

タテヨコ企画

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2013/01/24 (木) ~ 2013/02/03 (日)公演終了

満足度★★

『アメフラシザンザカ』観劇
タテヨコ企画さんは初めての観劇。

最初に出てきた修行僧の役の人たちが全員本当に頭をそっていて
ビジュアル的にはバッチリでしたが、
登場人物がちょっと多すぎて、舞台に乗り切れないかと思いました(笑)

通路を使った演出は立体的で良かったと思いましたが、
ラストが若干消化不良。
結局は妖怪の悪戯よりも人間の業の方が始末に悪いということでしょうか。


ネタバレBOX

妖怪アメフラシについては帰宅して検索してみたのですが、
アニメにおかっぱ頭の女の子の妖怪の絵があるだけで
他には特に伝承やビジュアルは見つけられませんでしたので
名前からの創作なのでしょうか。

幾つか気になったこととしては、
劇中に出てくるアメフラシと、昔一緒に遊んだというアメフラシは同一なのか?
結局苛めの原因は霊感が強かったため?
行方不明の子の失踪の原因は?
この辺がもう少し分かればよかったかなと思いました。

修行僧の人たちの間で頭を叩く場面が多かったですが、
個人的にそういうのは苦手でした。。


世界を終えるための、会議

世界を終えるための、会議

タカハ劇団

駅前劇場(東京都)

2013/01/23 (水) ~ 2013/01/27 (日)公演終了

満足度★★★

セット券で観劇
タカハ劇団『世界を終えるための、会議』・『世界を終えるための、アイ』を
セット券で観劇。

『世界を終えるための、会議』
人間の思考停止への警鐘なのだろうか?
全ての判断を機械に任せてしまうこと、
高羽さんが関わっているアニメ「PSYCHO-PASS サイコパス」での
シビラシステムの危うさにも通じるものを感じた。
結局は葛藤し続ける事がより人間的ということなのか。
翼島を演じた岸井さんの可憐さに驚き。
本当に中学生かと思ってしまったが、ちゃんと成人された女優さんだった。

『世界を終えるための、アイ』
変わって、板倉チヒロさんの一人芝居。
「彼」の物語だというのは薄々予想ができたが
これ、逆から見たら鳥肌ものかもしれない。
板倉さん、前回のネジ工場のときも一番印象深かったが
やはり印象が強烈である。

ネタバレBOX

『~、会議』
舞台を挟んで対面式の客席。
開演前から役者が出ていてオセロをしたり所在無さ気にウロウロしたり。
奥側の客席に行くのに舞台上を通るのだが、
役者さんと遭遇してちょっと気まずい雰囲気も。
わたしは手前の席で良かった(笑)

ひたす複数の男女がいるが皆が暇そうにしている。
無駄話やゲームをしているが、何かを待っている様子。
会話から、どうやら彼らは人間ではなくコンピュータシステムらしい。
新システムに取って代わられた旧システムである彼らは
ひら人間からのアプローチ(検索機能?)を待っている。
人間たちは「彼」という新システムに何でも頼り、
自分で選択、決断することがなくなっている。
結婚相手との相性、志望校の選択、友達に彼の不実を告げるかどうか・・・。
久々に旧システムに下された命令は、「彼」を葬ること。
誰が何の為にかはわからないが、旧システムたちは
自分たちの方が優位だからだ、と思い込み対策をたてはじめる・・・。

一つの問いに対し、一番合理的な答えを導き出そうとする旧システムに対し、
美しさを基準にする「彼」。
人間は「葛藤し続けるシステム」を開発する為に「彼」を排除する。
人は美しさのみを追及するものではないから。

話の中に横たわるのは「5人の人間を助ける為に1人の人間を殺すのか」という問い。
それが合理的だと主張する旧システムに対し、自分が犠牲になるという「彼」。
結局は「彼」の排除に成功する旧システムたちだが、
暇な状況は変わらず、結局は自分たちもフリーズしてしまう。

個性的な役者陣の会話劇。
コンピューターシステムとは言いながら、随分とアナログな感じが面白い。

『~、アイ』
美しさという概念を思考の中心に置いた彼の物語。
「バラ色の夕焼けはバラの香りがしますか」という問いが美しい。


ブレーメンの怪人

ブレーメンの怪人

ナ・ポリプロピレン

シアター711(東京都)

2012/12/27 (木) ~ 2012/12/29 (土)公演終了

満足度★★★★

今年も観劇納めはこれ
年末恒例の公演も、もう5回目。今年も相変わらず面白かった~♪
さすがに上手い役者さんたちが集まっているだけあって安定の面白さです。

昨年からのメンバーの熱演もさることながら、
野口かおる嬢のパワーでステージ上のテンションが上がりまくりでした。
さすが舞台荒らし!
(ちなみに、わたしの中での「ストーリに関係なく、登場しただけで視線が釘付けになってしまう北島マヤてきな壊し屋女優ベスト3」はホチキスの小玉さん、近藤美月さん、野口かおるさんです)

印象的だったのはパラドックス定数での硬派な役とは真逆な生津さんでした。

ネタバレBOX

去年の『ブレーメン』の一年後が舞台。
去年の感想→
 http://stage.corich.jp/watch_done_detail.php?watch_id=131513#divulge

昨年の芝居が評判になり、素人劇団として注目を集めているが、
なかなか稽古が進まない。
そこにさる国の王女さまがあらわれて、
自分も出演させて欲しいと言う出だすが・・・。

今年も灰皿は飛んでました(笑)
エチュードがトラウマになりながらも、
去年よりも確実に上手くなっている役者たちに爆笑。
あと、瓜生さんの携帯についていた実物大のハトがツボでした。
キャロリング

キャロリング

演劇集団キャラメルボックス

サンシャイン劇場(東京都)

2012/12/03 (月) ~ 2012/12/25 (火)公演終了

満足度★★★

久々に泣いた~
有川浩があてがきで書き下ろした贅沢な作品。
キャラメルに限りなく近いけどキャラメルとは違うテイスト。
役名は自分で決めたらしいけど、ももこさんの役名も自分で考えたのかな(笑) 
有川先生はよく観てるなぁという印象。
畑中くんは悪役っぽい方が格好いいし、あつをさんは天然な役のほうが魅力的。
成井さんとは違うファン寄りな視線でキャラ設定してくれているのが良かった。
しかし、菅野さんはあれでいいのか(笑)
そしてなんと言っても林貴子ちゃんの少年が秀逸!
ただ、これだけあてがきだと再演難しくない?

眠れない羊

眠れない羊

ライズ・プロデュース

ウエストエンドスタジオ(東京都)

2012/12/05 (水) ~ 2012/12/09 (日)公演終了

満足度★★★

イケメンたちを堪能
やっぱりほさかさんのお芝居は面白いなぁ。
キャスティングも幅広く、どういう基準で集められたのか興味があります。
特に無名塾の川村さんが目を引きました。
また、小劇場に出てくれないかしら。
そしてやっぱり廣川さんが凄かった。
座席の関係でラストシーンの廣川さんの表情が全く見えなかったのだけが心残りです。

D51-651

D51-651

パラドックス定数

上野ストアハウス(東京都)

2012/11/27 (火) ~ 2012/12/02 (日)公演終了

満足度★★★

場内たまに汽車が通過いたします
下山事件をモチーフに事件周辺関係者が描かれている。
リアルに見えてリアルじゃない芝居のつくりに翻弄され、
登場する人たちはそれぞれのやり方で仕事を愛しているんだなぁ、としみじみ。
照明、音響もGJ!
そしてスピンオフ的なあの人の登場にニンマリした。

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