満足度★★★
そうですか。
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アベという国会議員の思惑に踊らされ盗んだロケットで火星に行ったものの、結局は人類は火星で暮らせるかの人体実験目的で送り込まれただけで、食糧不足などの要因で死んでいったアウトローな集団の話。
カラには、殻を破るや他にも多くの意味を持たせていたようです。
満足度★★★★★
結構盛りだくさん。
ネタバレBOX
北朝鮮のミサイルが飛んでくるかもしれない状況下で、盗作して自殺しなければならないと思っている劇作家、自殺はいけないと思っているものの心を病んで舞台を降板した元女優、浮気している男や女等々、少しクズな人たちが絡み合った物語。
妄想あり、非日常的なところもありました。ディテールにまで気が配られている感じがし、真剣に取り組んでいることが伝わって来ました。
ミサイルをバットで打ち返すお芝居は観たような気がするので、打ち返さなくて良かったと思いました。
満足度★★★
チケットが売り切れるからといって決して面白いとは限りません。
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とある一クラスの高校生たちの夏休みの様々な出来事を描いた青春群像劇。
水着姿になるサービスタイムは、嬉しい気もしますが、胸のお肉がはみ出すような人はお尻のお肉もはみ出しているいるわけで、そんなの見せつけられてもあまり嬉しくなく、パワハラ的でもあり本当に必要なのかと疑問にも思います。
炎上させようとするなら、投稿者がバレるようようなおバカなものじゃなく、もっと真剣にやってほしかったです。
満足度★★★
【Aキャスト】観劇
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無差別都市空爆のゲルニカの悲劇を知っていたはずなのに、原爆を開発してしまった科学者の哀しみを比喩的に描いた話。
おもちゃ工場で花火を開発するという体で進行しました。
それにしても大声演劇、そこまでがなり立てなくてもいいのにと思います。
満足度★★★★
なるほどね、色々考え込まれていると感じました。
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解毒剤を唇に塗って口づけすることで白雪姫を手に入れた王子が、犯罪を犯していたことと、白雪姫は自分を本当に愛しているのかと思い悩み罪を償う話をメインに、更正した王女をそそのかし、同じ手で美女を手に入れようとする卑怯な男らの話。
宝塚的王女など楽しい要素も多かったのですが、全体として暗い王子の印象に引っ張られていました。
罪を償って家に帰ったとき、白い髪になった白雪姫は待っていてくれ、めでたしめでたしでした。
満足度★★★★
意味のない非日常はどうかと思います。
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新興宗教にハマった母親を持つ娘の苦悩を描いた話。
に、朝が来ないなどという、日常に非日常を付け加えることで不思議さを醸し出そうとする、まさに先生の教えに盲目的に従っている作家の話。
どこかで戦争をやっていたらとかは分かりますが、ただ単にお面が出てきたり、朝が来ないなどと言われても困ります。朝が来ないなら来ないで、何がしらかの、ほんの僅かなことでいいので、バタフライ効果があって然るべきだと思います。
満足度★★★★
緊迫感がありました。
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数学者であるナチス将校が、連合国側から追放され収容所に捕らえられたユダヤ人数学者を自室に連れてきて、暗号解読のヒントを掴もうとチェス盤を挟みながら対峙する話。
この演目は2007年にサンモールスタジオで観たことがあります。強い衝撃を受けた記憶があり、題名は今でも鮮明に覚えています。コペンハーゲン的原爆の話だったっけなどと思っていましたが暗号解読の話でした。
ドイツ軍の暗号が解読されている焦りや、お互いが旧知の間柄で、それぞれの兄弟が深く絡んでいたこともあってか、強者と弱者の立場が逆転しました。演劇的には面白いですが、とりあえず置かれている状況を考えるとそこまで劇的に変化するのかなとは思いました。
チェスの一手が暗号解読の要素になるのかなと思っていましたがそうではありませんでした。将校と将校の兄との関係性を示すものでした。
国家間の暗号解読が、個人の個性対個人の個性の要素が強いというのは言い過ぎ感がありました。彼らがコンピュータの発展に寄与していたことも窺い知ることができました。
満足度★★★★
狂気に溢れた様子が素敵でした。
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女子高生を監禁し殺してしまった不良高校生たちの、反省の弁のない、忘れ去った過去の一瞬の出来事程度にしか考えていない刹那的な生き様を描いた話。
つい最近のこと、むしろ現在進行形のことなのに過去の話のような掘り下げ方が面白かったです。
恐怖心による束縛、陰に陽に現れる暴力的な言動、そして全員が狂気に飲み込まれていく様子はよく描かれていたと思いますが、当然あって然るべき性的表現が欠けていました。
みんながそれぞれ責任の一部しか感じていないこと、やくざが後処理してくれる安易さが、他人事で済ませられる要因でした。このままで終われば、一生やくざに縛られるものの、世の中を舐めた素晴らしい生き方ができることでしょう。その後が楽しみです。
満足度★★★★
初めて心身症を知った事件でした。
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裁判の途中、医療施設内で、羽田沖に墜落させた片桐機長と弁護士の何回かに亘る接見の様子を描いた話。
国際線から国内線に配置転換させられたのにも理由はあったと思いますが、その配置転換や後輩の追い上げ等の焦りから益々心を病んだのでしょう。ただ、どの言葉で罪に問えないと弁護士が確信したのかはよく分かりませんでした。
天井の節目が何かに見えるよりも単なる節目にしか見えない方がまとものようにも思えますが、インクの染みは擬人化されたものに見える方がまとものような既成概念には笑ってしまいました。
満足度★★★
るつぼ
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ある生徒の始めたこっくりさんごっこのようなものに乗っかったり、下りたりする生徒たちの行動が次第にエスカレートし、最後は女性教諭の主導で、集団ヒステリーになってみんなで一人の生徒を殺してしまう小さな複式学級の中学校の話。
まあ、どんな話を作るのも勝手だけど、見えないものが見えたら病気だし、見えないものを見えると言ったら詐欺師だということだけは言っておきたいと思います。
満足度★★★
お疲れ様でした。
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バナナ農園のあるカナリア諸島に行った翻訳家の顛末記みたいなもの。
最初は朗読劇風の意味不明なパフォーマンスかと思いましたが、途中から横スクロールのゲームのようなアクションを伴うドタバタ劇と相成りました。
満足度★★★★
ほとんどが若い女性客でした。
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お菓子版大塚家具親子騒動顛末記。
大塚家具の身売り話真っ最中の今、タイムリーですが、筋自体にあまり捻りは感じられませんでした。
満足度★★★★★
スポーツを扱った青春物として完璧でした。
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公立紅女子高等学校vs私立青海女学院の白熱した神奈川県予選決勝戦を含め、二高のバスケットボール部員たちの青春を描いたスポーツ群像劇。
それぞれに個性があり、父親が病気で苦しむ部員やお笑い系的な部員も配置していて、完成系の世界でした。
狭い舞台でしたが、フォーメーションなどきっちりしていて迫力がありました。
お父さんの症状については、錯乱するということもあるのかもしれませんが少し解せないところもあって、癌にしておけば深刻さも増すだろうという安易な発想から癌を選んだようにも思えて、家族に癌患者を持つ人たちに対して配慮に欠けているところもあるのではないかと若干思いました。
満足度★★★
記録的な猛暑の中、わざわざ出掛けて行って観るほどではなかったです。
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幾つかのテキストを使ったエチュードみたいなもの。
狙っていた嘘と真実を往来するようなことは全く伝わって来ず、生と死の区別がつかないような感じは少し伝わって来ましたが、全体に中途半端でした。
満足度★★★★
動きのある棒立ち演劇。
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あの世とこの世を繋ぐ増設によって増殖しつつあるペンションでの話。
女探偵などは、まだ少し照れがあるように感じました。ぎりぎりハマり切れませんでしたが、ハマるともっと面白く感じることができるのだろうと思いました。
前方の光のカーテンによって、後方の黒タイツが後方の黒壁に溶け込んでしまうのが興味深かったです。
満足度★★★★★
重たい話をエンタテインメント性満載で貫いたのは素晴らしかったです。
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東電、県庁、双葉町役場が、地主でオピニオンリーダーの男から原発用地買収の確約を取り付けた、まさに福島原発がスタートした1961年の話。
広島で原爆を経験した先生風の東電の男はいくつぐらいなのでしょうか。2011年当時は生きていたのでしょうか。気になります。東北地方は地震が少ないなんて、どこから来た認識だったのでしょう。反対運動は無かったのかと気になりましたが、金と他の候補地をちらつかせる手法は巧みでした。
東大を出たら東京で就職しようと考えている地主の孫に当たる長男が、原子力分野の会社にでも入って今後とも主人公的存在になるのかなと思っていたら、次回作は地元に残った次男を中心に、そして三作目は、新聞記者になった三男を中心に話が進むそうです。人形劇で、三男を操作していた人だけが他の役を兼任していなかったという印象は、そういうことだったのかと得心しました。
重たい三部作かと覚悟を決めて見始めましたが、まさかの大声演劇、子供を人形で表現した人形劇はめちゃくちゃ楽しく、エンタテインメント性満載で素晴らしかったです。
満足度★★★★
一勝一敗みたいな感じとでも申しましょうか。
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家族と疎遠になっている父子家庭の長男で新聞記者の男が、中東で人質になったカメラマンのことを思い、弟がワーキングプアであることも知らずにいたことなどを知り、自己責任について考える話。
悪行をしての自業自得と、戦禍に苦しむ人々のことを世界に知らしめようとして囚われの身になった場合の自己責任の違いについて、大いに腑に落ちました。
家族の解散を宣言しようがしまいが、実態に違いはないという父親の言葉は重たかったですが、そこまで放置していた父親の無責任さにはあきれ、お前が言うかと言いたくなります。
貧困で困っている兄弟の面倒を見る必要があるのかという新たな兄弟リスクの話かと期待していたのですが、むしろ家族が解散したということにすれば堂々と生活保護も受けられるだろうし、国の政策が悪いのだからセーフティーネットとしての生活保護を利用すべきとの主張も分かりますがちょっと肩透かしの感もありました。
満足度★★★
全てが何かチグハグでした。
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再開発で廃業を余儀なくされた自動車修理工場の話。
デパートの隣に自動車修理工場があるかと先ず思いました。
工場の賃料が払えず工員を一人クビにするという話が、いつの間にか新人インターンの営業力のおかげで売上等が伸びたという理由でクビにする必要が無くなったいうことになっていましたが、受注が増えたり売上が増えたとしても、現金が即座に入ってくることは無く、無理があると思いました。
そして、結局は再開発で立ち退きなんて、今までの話は何だったんだと唖然とさせられました。家主だって家賃の催促の前に再開発の話ぐらいするだろうって思いました。全てがチグハグでした。
満足度★★★★★
これからも頑張ってほしいと思いました。
ネタバレBOX
ポツダム宣言受諾が遅れ、東日本と西日本に分断された日本で、佳子様、眞子様らのいる皇室や安倍政権に絡む政治家らが登場して日本統一を画策したものの、事件やスキャンダルにまみれた結果、愛子様が天皇になるみたいな話。
きわどい話でドキドキしました。ゲリラ的に短期間だけお芝居やって、やり逃げって感じではなく確信犯だと思うのですが、それだったら顔写真をお面にしたりせず、肖像権とかのツッコミが入らないような形で堂々とやってほしかったと思いました。
満足度★★★★
A『恋文小夜曲』観劇
穏やかなひと時です。
ネタバレBOX
色々な恋文の朗読。
優しい気持ちになります。
後ろの椅子席に座りましたが、真後ろから小夏さんの歌声が聞こえてきて、最高のひと時でした。
行きの電車の中か目白駅で失くしたと思われた物が駅の窓口に届いていて、何事もなかったかのように普通に帰途につくことができました。日本っていいなと、優しい心持ちがそのまま続きました。