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KAE
長寿郎様 そうですか!それは、責任重大です。(笑) でも、もし、長寿郎さんが、大の秋山さんファンでない限りは、やはりこの公演は、チケット代から考えても、やめられた方が懸命ですと申し上げたく思います。 実は、この制作会社には、主人の御友人がたくさんお勤めでいらして、私も、こう正直な思いを書くのは心苦しい気持ちもあったのですが、家族の中で、私1人、観客側の人間ですので、やはり、お客さんの観劇後の様子が一番気になるところなのです。 たとえば、先日の蜷川さんの芝居は、私自身はイマイチと感じましたが、半分以上のお客さんは、満足そうにしていらしたので、別に、目くじら立てて、非難する気持ちは湧かないのですが、この舞台は、少なくても、私の観劇日のお客さんは、どなたも充足感を感じさせる表情はなさっていませんでした。 知人の話ではある新聞評も、私の意見と同種の劇評だったそうですから、やはり、この舞台に関しては、これからチケットを買おうとする方には、やめたらとのアドバイスが妥当な気が致しました。 どうやら、最近は、年表が配られたりしているようですが、私の行った時は、そんな資料は一切配布されませんでした。 もし、年表が配られたとしても、向こうではあたりまえに会話されているらしい内容の台詞や人物のことまでは、わかりませんから、なかなか心底理解するのは難儀だと思います。 長寿郎さんの御参考になったのでしたら、私も、勇気を出して書いた甲斐がありました。こちらこそ、ありがとうございます。
2010/08/12 01:42
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tetorapack様 そうなんですよ、私も全く同様で、ずいぶん早くに、観たい登録したのに、気付いたら、行ける日がありませんでした。(泣く) この作品、自転車キンクリートで未見なので、是非とも観たかったのですが…。 私も、皆様のレビューを、楽しみにすることに致します。 あ、それから、「夕立」のコメントに頂いたご返信、またしてしまいました。もしや、お気づき頂けないのではと思い、この場をお借りして、御報告させて頂きました。悪しからず。
2010/08/12 00:04
KAE
きゃる様 はい、夢の場面も省略でした。だから、今回、お岩は、亡くなってからはあまり活躍致しません。 最多登場は、とにかく海老様でした。(笑)従って、海老様伊右衛門は、あまり思い悩みません。 だから、初めてご覧になった方は、きっと今ひとつ理解し得ないストーリー展開だったのではと思うので、三角屋敷の、猿弥さんの解説は、カット場面ばかりではなく、他の部分もより理解しやすくして、本当に良い企画だったと思いました。 殺されたのは、与茂七だと思っているお客さんもいたのではと思いますし…。 勘太郎さんは、野田さんの芝居等、かなり他流試合も経験したため、海老様のように、演技が型通りではなく、きちんと感情表現が、身のこなしに付随して来るんです。だから、それぞれの役がとても魅力的でした。 私も、国立劇場で、子供達が、お家芸の大役を演じる勉強会はずいぶん観ました。勘九郎さんも、光輝さんも、橋之助さんも、5~6歳の頃から、名優の片鱗を見せていましたよね。勘九郎さんは、私より1歳下でしたから、つまり、私も5~6歳の頃から、名優を見抜く目だけは備わっていたのかなと、ちょっと、子供時代の自分を自慢したい気持ちが湧く時があります。(笑) 今回、嬉しかったことがもう一つ。中村屋の長老、今月90歳になられる小山三さんが、相変わらず、口跡も良く、滑舌も完璧に、舞台をたったかと歩いて、存在感を示していらしたこと。三代の中村屋の「四谷怪談」に御出演になって、ご自身もでしょうけれど、こちらも感無量でした。
2010/08/11 23:30
すたっふ
のら銀様 土居さんは、私も、音楽座時代から、大好きな女優さんです。 美しい性格の女性役では、土居さんの右に出るヒトはそうはいないと思います。 この舞台、私の好きな役者さんが、5人も御出演です。土居さん、畠中さん、吉野さん、戸井さん、駒田さん。その他、TSの役者さんもお上手な方がたくさん。 でも、ここ何作か、TSミュージカル、レベルが下がったのではと感じる作品が続いたので、再々演と言えども、やや心配なところもあり、観に行きたかったのですが、時間が取れず、断念しました。 もし、のら銀さん、ご覧になるのでしたら、どうぞ、しっかり見届けて、正直な御感想をお願い致します。 もちろん、土居さんは、いつでも間違いない演技をなさる方だから、キャスト面での心配はないのですが…。 以前、吉野さんや戸井さんには、企画したCDやコンサートに御参加頂いたのですが、いつか土居さんにも、御参加頂けたらなあと、ずっと切望しています。 心に染み渡る土居さんの歌を、きっと堪能できると思いますよ。
2010/08/11 02:34
すたっふ
のら銀様 両方に、早速お返事頂き、恐縮です。 それで、昨日お知らせし忘れていたことを、一つ、追加情報です。 土居裕子さん、気に入られたのでしたら、是非、13~15日、東京芸術劇場の、TSミュージカル、「ダンビエットの唄」ご覧になられてはと思います。 ベトナム戦争を題材にした、ミュージカルですが、素敵な作品でした。役者さんも、才能ある方がたくさん出ています。 今回の再々演は、全国を廻るようで、東京公演の日程が短いので、御無理かもしれませんが、この舞台の土居さんは、本当に、素晴らしかったので、お時間ありましたら、是非に!!
2010/08/09 22:17
KAE
雄太様 姉妹は、女性のようで、ほっとしました。(笑) 3姉妹ものは、古今東西、名作が多いですが、そういう佳作に並び称される作品になることを期待しています。永井愛さんの「萩家の三姉妹」、ONEOR8の田村さんの「ゼブラ」、あ、それから、fulfulのヒロセエリさんの「父不在」も、良かったですよ。 チェーホフの「三人姉妹」は、正直、まだ良さがよくわかっていませんが…。 私の母も3姉妹ですが、次女の母が一番しっかりしているように、私には思えます。その通例に従うと、嶋木さんが、次女でしょうか?
2010/08/09 03:15
すたっふ
のら銀様 お気持ち、すごくよくわかります。 私も、小劇場を観るようになったのは、最近なので、空想組曲なんて、もっと早くから観ていたかったと思ったし、演劇って、気に入ると、DVDでも販売されない限り、過去の作品を観ることができないのが、本当に悔しくなりますよね。 私も、最近は、自分の若き、劇作家仲間が、次々と旗揚げ公演をするので、初回から観る劇団も増えてきて、何となく、最初から知ってる優越感に浸ったりしています(笑) これから、のら銀さんに、お気に入り劇団が、たくさん増えて行くといいですね。
2010/08/08 18:22
すたっふ
のら銀様 初めまして。 玉野さん、御存知なかったのですね、舞台では。 それでは、来年の「クラブ7」を是非是非おススメ致します。 玉野さんの構成、演出はピカイチですよ。 西村さんはレギュラーですし、来年は、久しぶりに、吉野圭吾さんと東山さんも帰って来るので、きっと、素晴らしく楽しいエンタメショーになること間違いありません。
2010/08/08 18:07
KAE
きゃる様 きゃるさんは、この演出家だと期待なさるんですね? それは、お幸せな…。 私は、大好きな役者さんが、この方の演出される舞台に御出演の一報に出会う度、どうしたものか、観るべきか、止めるべきかと迷います。(笑) でも、やはり役者さん観たさに負け、観に行ってしまって、またがっかりとして帰宅することの繰り返しです。 でも、今回は、それとなく、期待していたんです。原作が面白いだろうと期待し、役者さんに期待し、このフライヤーの文句を信じて、懐かしい音楽の洪水を浴びられるかと期待し…。 この演出家の舞台には、いつも最悪を想定して行く、いつもの気持ちが薄れて行ったのが、まずかったと、反省中です。 向こうでは、普段の会話で、あたりまえに語られるであろう、話題や、人間に、全く造詣が深くないので、何のことやらでした。その上、本当に、主役の2人の関係性が、さっぱり解りかねました。 私のように、しょっちゅう観劇できる人間なら、こういうハズレ作品があっても、またすぐそのお口直しになるような舞台に出会えて、助かりますが、きっと、この舞台を楽しみに観にいらした方の大半は、たぶん、年に数作の舞台を、楽しみに、劇場に足を運んでいらしたのだと思うのです。 そういう観客の皆さんが、高揚感や感動を微塵も感じさせない、無表情な雰囲気で、劇場をスゴスゴと、後にされる様子に、演劇愛好家として、本当に、胸が痛み、悲しくなり、興行側の、お客さん不在の作劇の全てに、怒りさえ感じてしまいました。
2010/08/08 10:30
KAE
akisan様 そう言って頂けると、少しほっとします。 そうですね。私も、コリッチのお陰で、たくさんの知らなかった素敵な劇団と出会えたり、どうしようか迷っている芝居を、これは、自分には向かなそうと、逆に判断できたり、皆さんのレビューはとても参考にさせて頂き、感謝しています。 akisanさんが、しのぶさんや私のコメントで、事前情報を知り、少しでも、私達よりも、この舞台を楽しめる度合いが増されたら、こんな嬉しいことはありません。 もし、お手元に、このチラシがあったら、そこに書かれていることに関しては、あまり期待されずにいらした方が懸命だと思います。ただし、秋山さんの2役に関しては、どんどん、期待されて、大丈夫です。(笑) あ、それから、ギリシャ哲学や、ギリシャ神話にも、造詣が深い方が、より理解が深まると思います。
2010/08/06 23:12
akisan
akisan様 何だか、申し訳ありません。 頂いたコメントの方に、思いを綴っておきました。 akisanさんは、事前準備を万端にされ、楽しく、理解されて、御観劇になれますよう、祈るばかりです。
2010/08/05 21:06
KAE
akisan様 これから観に行かれる方もいらっしゃるのに、辛辣なことを書きすぎて、申し訳ありません。 でも、脇役の方は、皆さん、こぞって、好演されていたと思います。 ただ、主役のお2人は、市村さんは、台詞が不明瞭だし、武田さんは、まだ役を掴みかねている感じで、演技がやや臆病な印象を受けました。 フライヤーを読む限り、この2人の関係性が一番のポイントらしいのに、どうもその実感が得られず、腑に落ちない印象でしたが、しのぶさんも書いていらっしゃるように、事前に勉強されて行けば、ずいぶん、観劇感も変わるのかもしれません。 開演前にパンフレットを買って、人物の知識を得ておくと、わかりやすいのかもしれません。 私は、ロックの音楽がもっとフューチャーされる、「フットルース」的な、カタログミュージカルっぽい雰囲気を想像していましたが、全然違いました。(笑) ロックの曲は、暗転中に、2フレーズぐらいがちょこっと流れる程度なので、少なくても、曲を聴いて懐かしさに浸ろうとか期待せず、イギリスとチェコスロバキアを舞台にした、ストレートプレイだということを把握して観劇されたら、ずいぶん、印象は違って来るのではと思います。 市村さんの台詞が今より明瞭になるかはわかりませんが、市村さん目当てでなければ、視点を変えたら、楽しみどころは、きっとたくさん探せるのでは…。(と、私も、期待したいです) とにかく、秋山さんを筆頭に、脇役の方は、皆さん、奮闘されています。それだけは御安心下さい。
2010/08/05 20:59
hibike
hibike様 ご返信頂いていたことに、今日気付きました。 ありがとうございます。 「黙阿弥オペラ」は、躊躇している内に完売になり、結局私も見逃しました。 勝地さんは、良かったと伺い、個人的にとても嬉しいです。
2010/08/05 04:30
京
「東京月光魔曲」は、まあ、これでもかってくらい、雑多な人間が出てきて、ちょっと話があちらことら行き過ぎて、収集がつかない感じがありました。 よく考えると、辻褄が合わない箇所もありそうでしたし…。 でも、昭和のカフェとかの雰囲気はとても良く出ていて、視覚的にワクワクするところの多い舞台でした。 瑛太さんも、松雪さんも、とても魅力的でしたしね。 確か、wowwowだったかで、テレビ中継があったように思いますので、その内DVDが販売されるのではと思います。
2010/08/05 03:54
京
京様 確かに、狙いはどこにあるの?とは、私もよく考えてしまいます。 「東京月光魔曲」なんて、まさにその典型でした。一応、観ている時は、楽しんでいたのですが、帰宅する頃、「で、何?」って気にはちょっとなりました。(笑) まあ、あの作品は、役者さん達が、それぞれ大活躍で、それだけで、かなり満足してしまったのですが…。
2010/08/04 03:00
KAE
tetorapack様 またまた、私の、【良かったものをヒトに薦めたい病】を、刺激して下さって、感謝感激! ちょっと、調子に乗って、また語ってしまっていいですか? この作品、あきらと義母が、夫の事故現場にお供え花を持って、佇む場面から始まるのですが、ここで、あきらが、自分達を睨んでいる蕎麦屋に対して、義母に愚痴を言うのです。 「こんな場所にお供えなんかされたら、商売の邪魔だと言われたけれど、あそこのお店は、元々蕎麦がまずいから、それで、ヒトが寄り付かないのに…」的な、蕎麦屋に対する不服を言い立てるのです。すると、義母は、穏やかな口調で、「まあ、いいじゃないの」的な反応をします。 もう、それだけで、あきらの性格やものの考え方、義母の性格や対処の仕方、そして、この2人の人間関係までが、わずか数分で、観客には、見通せて、この2人をずっと前から見知っている気になれるんです。 後半、あきらには思うヒトがいて、それを知った義母が、嫁の幸せのために、自分は、介護老人ホームに入るつもりだと、言い出し、それを必死に、あきらがやめさせたいと説得するシーンがあるのですが、こうした、冒頭からの、実に秀逸な人間描写の積み重ねがあるので、観客は、あきらが心から義母に一緒にいてほしいと思っていることがわかり、あきらの叫びに共感して、涙したりしてしまうんです。 また、こういう性格のあきらなら、恋人がいることも、誰にも言わないだろうと納得できますから、後半まで、そういう気配が劇中に描かれず、唐突に、その事実が暴露されても、ちっとも御都合主義な脚本とは感じないんです。 赤堀さんが、こんなに、女性心理を描ける作家とは、全く知らなかったので、楽日で、舞台上に挨拶に現れた赤堀さんに、心の中で、平謝りし通しでした。 ホントに、この作品一つで、一挙に、赤堀ファンになってしまいました。 この劇団姦しは、劇作家選びの目も相当確かだと感じました。 だから、それだけに、この劇団名と今回のチラシは、ちょっと残念でした。 【姦しい】って、漢字で書くと、何だか凄みがあり過ぎませんか? それに、あのチラシ、もっと隠隠滅滅とした芝居の雰囲気を想像してしまいました。 それで、しばらく、観に行くのを躊躇っていたくらいでした。 もう少し、この劇団や作品の雰囲気を伝えるチラシや劇団名にすれば良かったのにと、とても残念な気がしています。
2010/08/04 02:37
KAE
tetorapack様 以前、赤澤ムックさんが、座・高円寺の新聞で、「静かな演劇」に異を唱えていらっしゃったインタビュー記事を読んで、そこに反応して、この公演、かなり観たくなりました。(笑) 気になる役者さんの御出演ですし、これは間違いなく行く予定です。 私も、tetorapackさんやきゃるさんのご感想、楽しみにしています。
2010/08/04 01:57
KAE
tetora pack様 書き忘れたことを思い出し、追伸です。 劇中劇で、例の、演劇をやっていた妹をバラバラにした、歯科医の息子の話が出てきて、赤堀さんをどうも信じていない私は、また、早とちりで、【えー、あの息子が、あの犯人だって話なの?詰まんない】なんて、一瞬、思ったりしたのですが、それは、早合点で、これは、お金をせびられた独身女性が、【もし、私がお金を都合してあげなければ、彼はそんな風になってしまうかも…】と、妄想するシーンだったようなんです。 そういう、ちょっと高尚な遊び部分も含め、大変計算され尽した秀逸な脚本だったと思います。 それと、個人的にとても受けたのは、性格的には、那須さん演じるあきらが、無駄な正義感に溢れ、自分にそっくりだった上、あめくさん演じる秀美が、事あるごとに、「私には、何でもわかる。私は、他人の気持ちがお見通し」的な発言をしていたところ。私も、事あるごとに、【私は他人を見抜く力も、洞察力もずば抜けている】と、家族の前では繰り返し、呆れられている口なので、何だか2人の女性に、ものすごく、自己投影してしまいました。 だから、自分とは異質な女性を演じた、かんのさんの表情や生き様に、一番魅力を感じたのかもしれません。 他のユーザーの方も書いていらしたように、観る側の、年齢や経験や、感性などで、心の琴線に触れる部分は千差万別だとは思うのですが、きっと、観客は、全員、どこかに、自分や身近な誰かを重ねて観るに違いないと思える作品でした。こういう作品を、普遍的と言うのかもしれません。
2010/08/02 23:45
京
京様 その同行者の方も、センス抜群!!確かに、屋根の上の~のラストシーンのようでしたね。そう言われてみれば…。(笑)
2010/08/02 23:08
KAE
あやか様 コメントありがとうございます。 あやかさんの舞台は、かなり拝見させて頂きましたが、いつも独特の味わいのあるお芝居をなさるので、興味が尽きません。 15ミニッツメイドの時は、同性なのに、悩殺されそうでしたよ。(笑) 今度は、どんな役柄のあやかさんが、拝見できるのか、楽しみにしています。
2010/08/02 18:47
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