実演鑑賞
満足度★★★★★
演劇人さんが観たら
自分より刺さるんじゃなかろうか
と思えた あっという間の
2時間の作品 全席自由
椅子箱自転車とシンプルな小道具のみの
舞台でしたが想像力膨らませて
楽しく観劇出来ました♫
ただ演出かと思えるくらいに
盛大に着信音無らした輩がいて
閉口しきりでした
マナーま守って欲しく強く思えたデス
ネタバレBOX
あと3週間で36歳になるという
独身コンビニバイトの主人公ー女性
店長と自分二人しかコンビニ店員が
残ってなくてバイト雇ってーの
辞めた演劇が後から
追いかけて来るような状況で
妊活中の友人の愚痴を居酒屋で聞いたり
たまたま観に行った芝居の稽古で
辛辣なこと言って関わりを深くしたり
主人公さんが人生に吠える作品だったかな
演出家のクズ男とか
新採用のコンビニバイトさんも変わってて
冷静な常識人のコンビニ店長さんとか
登場人物たちが魅力的でした
台本無いと上手く喋れない主人公役さん
松山ケンイチ氏みたいだなぁとか思った
主人公が憧れて演劇に入ったキッカケの
役者さんは身を持ち崩して
コンビニで万引きして捕まりーと
重い人生も垣間見せ=妊活の苦しさとかも
人生の生き方が良く描かれた作品でした
実演鑑賞
満足度★★★
思ったよりは不条理ではなかったかな
と感じた全席自由 約80分の作品
状況説明的な演出や台詞を
もーちょい入れて欲しかったかしら
と感想
各座席のお座布団がドーナツ型なのが
珍しかったかしら
とても久しぶりのハコであり
とっても小劇場な雰囲気は好きです
ネタバレBOX
舞台は幕が無く ベッド二つにハンガー二つの
シンプルなセットで中央に料理昇降機がある
開演前のBGMはピアノインストゥルメンタルです
説明通りで
地下室にてMIBみたいな黒ずくめスーツの
二人が仕事の待機時間を部屋で過ごしてて
いろいろ不条理な出来事に直面してく話
舞台中央に見えるタイトルにもなってる
料理昇降機の動作音デカかった
料理オーダーのメモが降ろされて
あたふたと対応するのだが
最後にはベンに仕事内容のメモが来て
扉を開けて入って来たのは
身包み剥がされたガスであった
地下室のWCに入ってたはずなのに
で暗転して 水滴音響いて終演です
なんでガスが? と思ってネットで
いろいろ調べてみるとー
なんか殺し屋後輩のガスくんは
先の仕事でミスがあって
組織上部はガスの始末を
先輩のベンにさせようとしたらしい
今作で もーちょいハッキリさせて
欲しかったのは
仕事のターゲットを待機してる地下室に
送り込むから扉を開けた人物を殺れ
と明確に表現して欲しかったかな と
いまいち ふんわりとしか伝わって
こなかった=そこのトコが残念
実演鑑賞
満足度★★★★★
舞台の熱量と使い方に歌詞まで下さり
歌への思いが伝わる作品でした
長丁場ながらも先の展開が気になり
飽きのこない時間を味わえました
ネタバレBOX
テレビジョン黎明期を担った歌手さんに
当時を振り返って回想を語ってもらい
それを時系列に沿って再現してく方式です
チョイとお婆さん時の
嗄れ声が聴き取り辛かったかな
結核で吐血するシーンの
小道具の用い方が巧みでした
舞台の高さも十二分に活かして
上の方も舞台として用いて
右上には大きな円形の装置も配して
ブラウン管みたいに影絵を映したり
工夫も楽しめました
実演鑑賞
満足度★★★★
杮落とし観劇
遂に劇団念願の本多劇場での公演
おめでとうございます
お話は説明通りで不器用な登場人物たちの
幸せをつかもうと足掻く落涙の物語でした
休憩入れての3時間半もの長丁場ながら
目が離せない内容でありました
ただ入場時の混乱があり
開演が30分以上遅れてました
でも待ってる観覧客さん方も
大人しく待っていたトコが
愛されてる劇団だなァと思えました
ネタバレBOX
金田も虐待されていて左手には
タバコを押し付けられた火傷痕があり
母親を蔑ろにし自分に暴行を加えていた
男を刺殺した前科があり
生計は空き巣であり
その仕事先で鞠と出会うのです
その鞠にも酷い火傷痕があり
胸のアイロン押し付けでの傷跡話は
実話から引っ張ったと思うけど
ホント酷いです
で鞠の母親も虐待受けてた為に
子供の愛し方が解らず日々を享楽的に
過ごしていたのだが
金田との出会いで鞠含めて3人で
何とか幸せに生きていこうとするが
人並みの鞠の誕生日に
金田の殺人がバレての逮捕となり
プロローグの刑務所の出所シーンへと
繋がって迎えに来た鞠母娘が
車椅子に乗った金田の母も連れてきて
再会するところで終演です
金田母が不器用に息子を愛して
ひたすらアイスを差し出すのが
胸に染みました
基本は大人になった鞠が当時を振り返り
過去シーンが時系列順に上演されていきます
ヒール役の方々の存在感も上手く
慣れた感ありました
実演鑑賞
満足度★★★★★
デザイン事務所内の群像劇みたいな
人間模様が楽しめた約100分の作品
いろいろと要素を詰め込みながら
綺麗にまとめてあって見応え満足でした
ネタバレBOX
社長を含めて従業員数7名の
小さなデザイン会社が経営の屋台骨となる
クライアントの仕事を取れるかどうか
というジョブ話に亡き先代社長の息子が
一人前になれるかーと
神さま達が絡んでくる話も入り
笑いを取りながらも
七夕祭りまでの3週間を乗り切る話です
先代社長の詣でが祭りと同時で
締めとなるのでした
実演鑑賞
満足度★★★★
なんかリハビリと言い切れる感じで
ツッコミどころ満載の3作品に
タイトルのケルベロスが
幕間で小話入れる形式でした
下ネタ入れてB級王道での進行は
自分的に楽しかった♫
全席自由の約90分の作品
アンケート用紙にボールペン付き
ネタバレBOX
ケルベロスちゃんは書き割りで
顔出ししてて散歩途中でチョイと繋がれ
ミニコントする幕間は愉しめた
基本 素舞台に いろいろと小道具配する感じです
首の位置替えたりとか
#1 タイムスリップおばさん
過去に戻って高校生やり直す
バック・トゥ・ザ・フューチャー話 40分
女教師さんのインパクトが凄いです
80代の今の先生が過去の自分に
ハッキングして助言を与える設定とかね
#2 楽屋、ではなく喫煙所。
「楽屋」を落語メインに喫煙室と
死神噺混ぜた20分の作品
#3 グッバイ三ツ山
地方出身の歌手のデビューから衰退
その後を描いたブラックユーモア混ぜた
ハートフルな話 ラストのステージは
中々感動出来たなァッと
ポスターが良く出来てたッス
実演鑑賞
満足度★★★★
アンネの平行世界で生き延びる話を
漫画的な感じで明るく綴った作品
全席指定
ネタバレBOX
ドイツのユダヤ人迫害から逃れ
引っ越しから隠れ家に潜んで見つかり
収容所からの脱出でヒトラーを出し抜いて
映画「独裁者」風に盛り上げ
別の世界線にて絵を描きたかったヒトラーを
画家の道に進ませて明るく閉める
ホント こんな話になってても良かった
と思えるストーリーでした♪
ヒトラーが画家目指してたと知ったのは
永井豪のデビルマン読み切りが初でしたわ
今作みたくて明るいラストではなかったが
明るく前向きな雰囲気のアンネは
グリーンゲイブルズの赤毛の少女みたいでしたね
狭い隠れ家に2家族が住み始めて
ギスギスしだすとこで
実際にギスギスと台詞で言うのは受けました
実演鑑賞
満足度★★★★
制作総括が映画制作を決めて公開予定日とか
配役とか主題歌歌手とか決まってゆくなか
脚本家3人にいろいろ上=制作総括からの
無茶無謀な要望をプロデューサーさんから
聞かされて振り回される制作サイドの群像劇
個性豊かな方々の奮闘が面白い
1時間50分 全席指定の作品
ネタバレBOX
最初は廃屋に消えた息子を探しに来た父親と
その仲間がホラーな感じで段々と殺されてゆくー
という感じの出だしですが
それは脚本家ら映画の中の話の内容であり
実は監督とプロデューサー2名を交えての
脚本会議であり実のところメタ的に
話を作る側と作られた登場人物たちが
会議のテーブル周囲で上からの注文に合わせて
キャラやら設定を変えると
それに合わせて周囲の登場人物たちも
演技を変えてゆく仕様なのでした
『Re:CREATORS』(レクリエイターズ)
みたいな感じですわ
ホラーでホッケーマスクはOKなのに
13日の金曜日の設定は使っちゃダメで
タイトルはこれにかかってました
他に色々と上からの要望が随時出てきて
現場は逐次混乱してくるなか登場人物たちは
クリエイター達と接点を持ち始めてーと
メタ的要素が後半出てきて
脚本家らの各登場人物たちへの思いとかも
出てきて事態は加速してゆくのでした
ホラーテイストな登場人物で物件の管理人さんの演技がそれらしくて受けました=個人的に
また映画の色々な小話的要素も
自分には面白かったが劇場内で
あまし受けてる感無かったのは
映画好きは少なかったのかなぁとか思えました
監督さんのペイズリー柄のシャツに
ドッグタグちゃんと二つとか凝ってるらしさが
各人の服装に出ていてわかりやすくて良かった
実演鑑賞
満足度★★★★
アドリブ入れてノリノリで
2時間予定の話を30分近くオーバーした
熱の籠もった北欧神話の全ストーリーでした
演者さんも楽しくやられてたよねぇと感想
やはりラグナロクのとこが自分的には
一番好きだったかな
マイティ・ソーと
アベンジャーズ絡みは受けた〜♫
六月桜桃忌に太宰治文学館も近くで見れて満足
ネタバレBOX
演者間での世代ギャップも受けました
フラッシュマン知らないかー
今時の「ガンダムが言っている」の台詞も
大受けしてたッス
実演鑑賞
満足度★★★★
客席を左右に配して
舞台はT字状に用いて展開され
なかなか目前での芝居は迫力満点でした
作品全体の雰囲気としては
江戸川乱歩の怪しい世界観が近かったかな
ネタバレBOX
R-15指定作品理由が
監禁や性交 暴行等があったからですね
1冊本をだして後 泣かず飛ばずで8年
家賃3万の風呂無し共同便所の
友人の一軒家を老後資金にと二部屋賃貸に
改造した一部屋に居を構えた男性作家
隣の部屋で監禁凌辱される兎に扮した女を
壁ののぞき穴から覗いており
その日常が進んでゆく話
女の監禁場は段ボールで溢れていて
その段ボールの中は違法薬物で
女を飼っている男は その薬物を捌いた金を
元にして まともな商売に手を出し
部屋から去り そうなる前に女は消え
作家は今まで支えてくれていた彼女と別れ
出版社の編集女性を新たな彼女にし
同じ部屋で作家活動を続けるというオチです
壁向こうの女性との邂逅等が
なんとも江戸川乱歩調に感じたデス
実演鑑賞
満足度★★★
星組さん観劇
笑いとシリアスのバランスが
自分的には合わなかっなぁと感じた
95分の作品
ネタバレBOX
小道具としての衣装とか演技は
安定して見られたが
面白可笑しく特攻隊員を送り出すメンバーに
あまり感情移入出来なかった
こんな感じの芝居なら
ラバウルだったかな
戦地で慰問に芝居した女形役が
皆 女に飢えてるから日中暑くても
服は着てろとか言われてた話が受けるよな
とか思い出した
安全なトコで死地に同僚隊員を送り出してた
落ちこぼれたちの中から特攻隊員が選ばれ
それぞれが苦悩するという話であるが
ほんに響かなかっなぁ
基地内での差別とかイジメとか
仲間外れとか生活感とか
入れてれば感想は異なったかなーとも
実演鑑賞
満足度★★★★★
社会的な切り込み深度は凄い感じでした
芝居後半には場内で鼻を啜る音が・・・
劇場WC横の壁に作品世界の相関図も
貼られておりました
観る前に見るか 観た後に見るかは
皆様の自由ですわ
心に強く刺さった全席自由の2時間の作品
ネタバレBOX
受精卵が4ヶ月越えないと
医療廃棄物として焼却処理されており
なおかつ その件数を人の死と数えると
人の死亡原因のトップになるだろうと
作中でDrが語った台詞が
強く心に残りました
戸籍も無さそうな
特定妊婦の話の主人公相沢美穂さん
ネットカフェを住居としてるなら
JKからやり直すシルバープラン読んでれば
住所不定から抜け出す方法わかりやすく
載ってたのにーとか思えた
また生まれてくる子供の名前を
語るシーンでは映画「あなたのために」で
主人公が娘に付ける名前みたいと思えたデス
因みにこの映画も主人公が個別出産すのよ
お勧めしますわ
不妊治療する夫婦の
幸せは子供を生む事と強迫概念風に
追い込まれてる妻の様子は辛かったなぁと
女子高生での妊娠話での
JKの親友さんが とても良い人で
こーゆー友人欲しいわーとか思えました
実演鑑賞
満足度★★★★
SF設定の説明とかに粗があり
今一つなトコあったが
演劇的な見せ方は良くて
総合的に楽しく観劇出来た約2時間の作品
ネタバレBOX
敵役も もっと破滅思考なトコを表現して
禁断の果実を手に入いれての行動を
わかりやすくして欲しかったかなー
鎧武みたいな禁断の果実争奪戦とか
明るく大団円で締めると思いきや
主人公男女死亡しての
世界樹としての再生で幕でした
そ世界樹再生シーンの表現は
匠であり心に残りました
生まれて初めて見た
本の殺陣はユニークで楽しかった♪
因みにBGMはバンドの生演奏で
ボーカル付きでもあり
ミュージカルとも言える舞台でありした♪
キーボード ベース 笛 ドラム ヴァイオリン ギターと多種でしたし 黒を基調に鍔付き帽子と
メイクまで奏者さん達も衣装とか力を入れていました
実演鑑賞
満足度★★★★
説明通りで
なんか’80年代の少年少女SFみたいでした
エクスプローラーズとか思い出しました♪
小道具とかも らしさ いっぱいで
とても楽しめた90分の作品
ネタバレBOX
会話した宇宙人ミチョパは宇宙アプリ?の
無料接続でテレパシーアクセスだったそうで
注意アナウンス後に接続切れるという
コメディ展開は楽しかったデス
オチの その後みたいのを
丁寧に見せて欲しかったかしらね
アポカリプスホテルで
宇宙人のお客様呼び込みに
ベントラベントラスペースピープルを
やってたが本作では言及も無く
そこもチョイと残念には思えたッス
実演鑑賞
満足度★★★★
確かにヴァイオレンスでした
アパートの一室を再現した舞台セットで
基本二組の男女を中心に
ジェットコースターのような
話の展開がされた2時間強の作品
ネタバレBOX
出だしの話と最後のエピローグが繋がってて
このアパートに暮らし始めてから
時間経過長く見せていった話でした
実演鑑賞
満足度★★★
説明通りの導入で
スラップスティックコメディかな
いまひとつ自分の感性に
引っかから無かった感じした
90分の作品
舞台美術は壁が漫画のコマ割り風な白い枠で
椅子代わりのオブジェは
歯の形で とてもユニークでした
ネタバレBOX
説明にあった死亡話は
無かったようだ
結局なぜ差歯だから別れる
という納得のいく理由は無かったようで
理解し辛かったなぁ
主人公は別れを告げられる女性で
花より男子みたいな漫画にハマってる
丁度の完結した漫画から現実世界に
漫画の主人公カップルが出てきて
絡んでくるのです
チョコ中毒とか
口内に入り込む話ともなり
ピノキオの鯨の中とか
リトルショップオブホラーズの歯医者の感じ
等を連想しましたわ〜落語の頭山みたいな
不条理系のコメディかなぁ
過去に割と好きでもなかった今の彼氏に
バレンタインのチョコを渡してから
だんだん好きになって今があるので
渡すのをやめられる状況になり
過去改変出来るのだがー
結局はチョコを渡して今の時間へ
で終演なのだが
そうなると結局差歯で別れる話は
解決してなく継続で
何も変わらない?という感じが
チョイと理解及ばなかったなぁと
実演鑑賞
満足度★★★★
主人公の新井さん良い感じでした
舞台美術はHAPPYの文字を大きく配した
黒基調であり基本立ってる状態の多い
作品でありました
開演15分前から友池氏が
楽しい前説をされたのですが
開場からのBGMが楽しい歌詞の曲で
チョイと気に入りましたわの
2列目以降が自由席の110分の作品
ネタバレBOX
離婚してシングルマザーの新井さん
娘の為に引っ越ししたり不自由無い生活の為に
頑張って仕事=住宅リフォーム営業をしてます
しっかりものの娘は就職を見据えて
いろいろ動いていますが母とは
その動きで折り合いが悪くなってきてます
そんな時に地元で力のある資産家の
リフォーム話が舞い込むのですが
その資産家さんが政府と手を組んで
悪巧みをしていて新井さん渦中に巻き込まれ
リフォームするはずの家は崩壊全焼し
責任を取らされる形で失職しヤケになる所で
娘に救われてタイトルコールして終演となります
資産家の社長さんが今年50周年となる
戦隊シリーズ=超獣戦隊ライブマン=の
ブルードルフィンさんとはビックリでした
今の雰囲気は旧作バイク漫画ふたり鷹の
コルベット乗ってショットガン撃つ主人公の
母親さん実写化したような印象でしたわ
陰謀とかの全てが明確にならず
結構頭の回転の良い主人公は
いろいろな思惑も気付くのだが
上手に対処出来なかったネェ
A.D.2023の1月に小劇場B1でやった
同タイトル作の焼き直し会話劇デス
昔はP3レベルの実験室がMAXだったのに
遂に現実でP4レベル二つも出来たンだなぁ
セリフもP4に変えてましたね
実演鑑賞
満足度★★★★
舞台中央に大きなソファーを配した
説明通りの物語が
アフタートークを入れて約2時間で
繰り広げられる家庭家族の話でした
次男の奥様がなかなか楽しい性格で
自分的には大いに受けました
全席指定でコースター付きの
スタンプがあって過去作等の
イラストが楽しめるトコも
良かったデス
ネタバレBOX
父親が亡くなり散っていた3兄弟が
取り壊し予定の生家に集まり
思い出の詰まったソファーの処分について
過去の回想シーンを挟んだりしながら
話し合う会話劇ですかね
父に懐いていたらしい長女を軸に
大人しい父とは違い奔放な感じの母とは離婚?
別居状態だったようで折り合い悪く
ギスギスした感じの過去シーンとか
集まった長男と次男の掛け合いで闘牛ネタ
上手く入れておりました
次男の嫁さんが一人っ子で兄弟喧嘩に憧れてて
実際に目の前で繰り広げられる兄弟喧嘩に
合いの手入れて楽しむ処は笑えました
ラストの方で実際にあったのか
誰かの夢なのか仲の良い感じの父と母のシーンは
ホッコリさせてくれました
長女とは別れたらしい元旦那さんとかと
復縁もするのかなぁと明るい感じを匂わせて
物語は閉じるのでしたー
で結局ソファーは分けて各兄弟が持ち帰る事と
あいなったようです
実演鑑賞
満足度★★★★
一人の女性の壮絶な半生期を
一人芝居見事に演じきってた
約65分の作品
結構 心に刺さりました
ネタバレBOX
四国お遍路をしているところ
誰かにつけられてると
駆け込んでくる女性が一息ついて
自らの半生を一人語りする形でした
最初は夢の国 満州の首都ハルビンにて
素晴らしく優雅な生活をしていたと語るも
あまりの虚飾に自らが本当の事を述べ
川を挟んでソ連のトーチカの見える
開拓村での生活から日本の敗戦により
ハルビンまでの行軍で現地民の方位
ソ連兵の略奪から暴行により
辱めを受けた女性らの自決の話から
やっとたどり着いたハルビン収容所の
とても厳しい生活にて遂に子供を売り
身も心もボロボロになりながらも帰国し
置いてきた娘が実母である自分を探しに
日本に来ても捨てた娘に会えるはずもなく
お遍路しているが
それでも気になり中国残留邦人のニュースを
ラジオで聞いていた悲しい行動を
見事に演じきっていました
タイトルの回収は
売られることが解っていても
明るく母と雪の降るクリスマに
歩いていた時に母娘共に歌った
曲なのでありました
ロシアと名が変わっても
やる事が同じ国だよなぁと
未亡人襲うために壁を戦車で破壊して
家に侵入したり 金品略奪したり
現代のウクライナでやってるし
迂回しようとした車を急旋回して
踏み潰す映像も見たしなぁ
チフスにかかった息子に
満足な治療もできず
せめてクリスマにケーキを食べさせたく
娘を売るも 実は娘は売られることを
理解していて 救おうとした息子も
結局病にて亡くなりと
底が抜けたような悲劇の積み重ねが
何とも心に強く刺さりました
効果音とか雪の降るギミックとかも
いろいろ工夫されていました
実演鑑賞
満足度★★★
何処となく手塚治虫作品を醸してた
世界観の話であり
雰囲気とかは評価出来るかなーと思えた
1時間の作品
ネタバレBOX
宗教で民衆を扇動し
権力者に疎まれ処される男
その男を処す女が
男の宗教観に感化されて男の代わりに
世に その教えを広めてゆく
という話でした
一粒の麦もし死なずば
といった事なのかなぁと