harumi姉さんの観てきた!クチコミ一覧

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愛すべき馬鹿者たち

愛すべき馬鹿者たち

劇団龍門

明石スタジオ(東京都)

2015/12/03 (木) ~ 2015/12/06 (日)公演終了

満足度★★★

ギャップ
特攻隊の若者達の苦悩と葛藤と、対比に出てくる現代のものたちの“ギャップ”が大きすぎる。現代の駄目人間たちのその駄目加減が、同じ舞台の上に乗っている。さっきまでの凛とした特攻兵の話とは、水と油だ!いきなり演目が変わったように感じた。すっごい違和感!さっきまでの張り詰めた空気が
もあーっと何か匂ってくるような、だらけた空気に変わったような気がする。
作者は意味の違う馬鹿者達のギャップを出したかったのかもしれないが、あまりにも奇策。特攻隊の兵士達と同じ年頃の男の子達が演じるその方が、よく有りと言われても、よっぽど状況や気持ちが理解できるのではないかとついつい思ってしまった。

蘇州夜曲

蘇州夜曲

水木英昭プロデュース

紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)

2015/11/20 (金) ~ 2015/11/29 (日)公演終了

満足度★★★★★

よく有りモノと思っていたら・・・
男が街に戻ってきた。ああ、よくあるタイプの話ね!と思っていたら・・・・“えっ?まじ?そんなん有り?”と観ながら焦る。想定外の話の流れ、そして逞しい女達がイイ!なかなか面白いストーリーでした。オープニングの富田君、アクションチームの殺陣!早い・切れがイイ・そして間合いが近い!こういうものを観せられると嬉しくてゾクゾクします!また、ラストの富田君の仁義、絵になってましたねぇ!男って感じ!良かった!そして、そして、とらえどころのない村田充さんの存在感とクールな表情!暫くぶりに“ときめき”ました!

あたしのあしたの向こう側

あたしのあしたの向こう側

トツゲキ倶楽部

d-倉庫(東京都)

2015/11/18 (水) ~ 2015/11/23 (月)公演終了

満足度★★★★★

代わらない者
1対多、男と女の関係が見事!はたと思ったのですが、違う選択なら、違う男性を選ぶという事も有り得る、と思いもするのですが・・・どうだろ?まぁそれじゃ面白みが足りなくなっちゃうかな?どんなにいろんな岐路があっても変わらないこともあるってことでしょうか?それもいいかも!なんにしろ脚本の発想力、出演者の力量、空間のバランスの良使い方、あれもこれも見応えありでした!

音無村のソラに鐘が鳴る

音無村のソラに鐘が鳴る

演劇企画ハッピー圏外

TACCS1179(東京都)

2015/11/13 (金) ~ 2015/11/19 (木)公演終了

満足度★★★★★

ぼかし
派遣されてきた青年。始めから、たった一言の台詞で“コイツなんかある!”と思わされる!好青年してても絶対に裏がある!それを探そうと嫌でも舞台に引き込まれる観客。腕は良いが問題児だらけの所員たち、それの上を行く、個性的過ぎる派遣された人員。これだけ揃えて、何も起きないはずがない。本社に突きつけられた有人飛行。短い時間では到底無理な話。しかし、宇宙への思いはそれを実行へと導いていく。これはどう頑張ってもムチャな話です。人の命がかかっているものを短期間で作ろう・打ち上げようなど、人道的にも許せる話ではない。しかし、それを有り得ないキャラの力と、チームワークで切り抜けて行く。これはやる気だけではなく“なんらかの奇跡のようなものがなくては無理なんだよ”という作者のボカシなのかなぁと感じた。
例のごとくのグダグダ、今回はちょっと頑張った?そしてテンポの良さ。打ち上げの流れはドキドキする位、面白い!
そして必要以上に腰の低い内堀さん、頭が下がります。

十七人の侍

十七人の侍

企画演劇集団ボクラ団義

CBGKシブゲキ!!(東京都)

2015/11/20 (金) ~ 2015/11/29 (日)公演終了

満足度★★★★

17人?
暫くぶりに久保田さんの作品、面白い!と思ったのだけど・・・。
全体観れば殺陣は迫力あり!でもパーツパーツを観れば、待つてるなぁ・・・あぁ外した・・・これぐらいは珍しくはない。戦っている二人の剣先が1mも離れたところでカキーンとかバシッとか剣の当るSEが入ったのは観ていて痛い!疲れの出る後半なら許せもするが、オープニングからそれの連続はどんなものだろう。そして題名の「17人の侍」意味はわかったが、舞台上の人物達を思うと「17人」の必要はなかったように思えてならない。

Only Lonely Rose

Only Lonely Rose

My little Shine

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2015/11/18 (水) ~ 2015/11/23 (月)公演終了

満足度★★★

結局・・・
このところ、女性陣のツワモノを観ていた為か・・・どうも女子の芝居が幼く見える。メインだけに絞ればもう少し説得力もあるのだろうが、これでもか!と出てくるその他の重すぎる話が多すぎる。しかもそのひとつひとつが浅い。後出しもありで、観ていて疲れた。結局、話は懐中電灯おじさんの言葉で済んでしまうのねと・・・その前のああだこうだに至るまでが何だったのかなと?思わずにはいられない。

ナイゲン(全国版)

ナイゲン(全国版)

Aga-risk Entertainment

新宿FACE(東京都)

2015/11/13 (金) ~ 2015/11/14 (土)公演終了

満足度★★★★★

臨場感あり
「今年は、1クラスだけ、文化祭での発表が出来なくなります」 、これがどういうことかが一番の疑問でした。なるほどそういうことか・・・“自主自律”を旨としても、やはり学校サイドの介入は有り得る。それが許せないという感覚、これがなんとか上手く収めようとする他を拒む。この辺りが“なんとか収める”という終りにならない、面白さ。そこに至るまでのどんどん迫熱していく会議。本来なら有り得ない個人の感覚が議会をかき乱す。こんなの有りか?普通なら心内にあっても、それを悟られないようにと思うもの。しかしそれが他を憚ることなく表に出て行く。そして“面倒くさいから他者に同意”次第に観ているこちらも熱くなって、“それはないんじゃないの”と観客から会議に参加しているものの感覚になっていた。そして会議始めに動かされた時計は時間通りに終りを告げる。これがまた見事な仕上がりだった。

ストリッパー薫子

ストリッパー薫子

BuzzFestTheater

シアター711(東京都)

2015/11/11 (水) ~ 2015/11/17 (火)公演終了

満足度★★★★

もっと
終わって考えてみれば、こういうタイプの舞台・ドラマ・映画などに出てきそうな登場人物ばかり。なのに“見飽きた”感はなく、かなり引き込まれて観ていたように思う。主役の特異なキャラ設定のせいか?登場人物各々の傷の痛みを感じてからか?話の組み立ての上手さのせいか?メインの薫子さん、確かに綺麗な方ではあるが、動きもダンスも固さを感じた(ここは女性眼と男性の目の違いかなと思いつつ)。難しい役を頑張っていたと思うが、キャラが変わるごとに空気を変えるというか、オーラの変化が出るまでには至っていない。まだまだ引き出されていない感がある。もっと輝くようなものを出せるのではないかと思うのだが・・・。

現代能楽集Ⅷ『道玄坂綺譚』

現代能楽集Ⅷ『道玄坂綺譚』

世田谷パブリックシアター

世田谷パブリックシアター(東京都)

2015/11/08 (日) ~ 2015/11/21 (土)公演終了

満足度★★★★★

神とカミ
古き話と現代の世相の噛み合わせが実に面白い!更にふたつの話がマキノ氏の作り上げた世界で融合していた。神の存在が信じられていた昔と、簡単に存在する現代の“カミ”。物語の中に見えるリアルと幻想。重い話かと思えば、ライトな導入と想定外の展開。色々な比較が入り乱れて、実に見応えある舞台でした。

NBL大作戦

NBL大作戦

ゲキバカ

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2015/11/07 (土) ~ 2015/11/15 (日)公演終了

満足度★★★★★

精一杯の捨て身の“オバカ”
堪能致しました!私も上演時間の長さに“へっ?”となってしまいましたが、いやいや、思いっきり吹っ切った“おバカ加減”に笑いっぱなしの時間でした。
少々下ネタが多いのは女性としては目のやり場に困りますが、あそこまで捨て身で頑張ってくれると・・・ただただそのサービス精神というか、目立ちたがり根性に頭が下がります!それに出演者各々の下地というか実力あっての“オバカ”。下手なやつらじゃああはいかない!そういう意味では実力派揃いの舞台でした!?
個人的にお気に入りは、マドンナ先生のコロコロ変わるキャラクター!
そして、MOCAちゃん!ここ最近、どこの舞台でも、女子が入ると殺陣のスピードが遅くなるのが、どうも目に付いて満足できなかったのですが、MOCAちゃんの動き!切れもイイし、何より男子と一緒でも見劣りしないスピード感!!これは殺陣好きのオバサンを充分満足させてくれました!コスチュームも凄く可愛かった!
笑い続け、殺陣でトキメキ!ストーリーも面白かったけど、やっぱり一番は
“精一杯の捨て身の“オバカ””でしたね。

舞台「攻殻機動隊ARISE:GHOST is ALIVE」

舞台「攻殻機動隊ARISE:GHOST is ALIVE」

㈱NEGA

東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)

2015/11/05 (木) ~ 2015/11/15 (日)公演終了

満足度★★★★★

COOL!
演出・奥 秀太郎氏。彼の作品として『ペルソナ』『BLOOD-C The LAST MIND』等を観ている。前者は思いっきりゲーム画面の中に役者が入り込んだ感じ。後者は映像が舞台に色を添える感じ。タイプはまったく違う。今回はまた違う演出。セットはシンプルだが機能的!無駄なくシャープな印象。3Dのその舞台確かにリアル感がある。通常なら平坦に見える電脳世界が立体的に見えてくる。また飛んでくるロボットやヘリが目の前に感じる(当然だが)。確かに迫力がある。この作品、アニメをちらと観たぐらいで殆ど内容を知らない。舞台始まりからその世界感を理解するまで少々時間がかかった。この舞台、一番驚かされたのは八神蓮くん、実に男臭い役。キャストを見ていなければ、多分わからなかったに違いない(舞台上ずっとサングラス掛けたままだったし)、というか、わかっていても“ホントに八神くん?”と何度も思ってしまった!この進化は凄い!彼だけでなくイシカワ役の伊阪くんにしろ、パズ役の井深くんにしろ、その変化には驚いた!この作品のファンの方たちに、どう映ったかは知らないが、少なくても彼らの舞台を観ていたものとしては、面白い変化を魅せられた舞台だと思う。メインの草薙素子役・青野 楓さん。まだ芝居は固い。殺陣も彼女の手足の長さを活かした大振りのものが多く、その分スピード感が落ちる。動きとしては魅せる殺陣だが、無駄に大きい殺陣のせいで流れが悪い。細かく切れのイイ動きを入れてあげれば、もっと彼女の動きの良さを感じることが出来ただろうに!と残念な気がする。しかし、それでも真っ赤なコスチュームの彼女。雰囲気があって綺麗。存在感がある!この後どう化けていくかが楽しみな女優さんだと思う。他の出演者もこの世界観に上手くはまっているような気がする。
演技力としては落ちが無いと思える。
この舞台、一言で言えばCOOL!意味として、1 冷たいさま。涼しくてさわやかなさま。2 冷静なさま。冷ややかなさま。3 かっこいいさま。この三つの意味が全て入っていると思う。鉄のように冷たく、熱が入ればあっという間に熱くなり、ことが済めばすぐに冷める。しかし、その内側に外から感じられない熱が残っているような、そんな印象を受ける舞台だった。






八重咲ク

八重咲ク

劇団KⅢ

d-倉庫(東京都)

2015/11/04 (水) ~ 2015/11/08 (日)公演終了

満足度★★★

惹き付けれらず
以前から気になっていた劇団さん。芝居も殺陣もうまいんだなと思いますが、話の造りがまるで“あみだくじ”。なんとも話がまどろっこしい!そしてこまごま入る殺陣、女子と男子一緒が多すぎて、その時のスピードが、ラスト近くで男子のみの殺陣に比べてあまりにも遅い!“あぁ待ってる”“合わせてるよねぇ”という感じがやたらとする。これ女子が下手だからということではなく、男子の方が“遠慮”しているような感じがする。あれだけスピード、切れに差があると、男子のみの殺陣をもっと観たかった!切に思います。また、衣装、なんか垢抜けないというか・・・せっかく作るんなら、もう少しデザインに美しさが欲しい。どうも美的に映えない。目立たせる為が、逆に裏目になってしまっているとしか思えない。もっと色々観て勉強して欲しいと思います。いずれにしてもいい役者が揃っているにも関わらず“惹きつけられない”もったいない舞台でした。

薔薇色のfrontier

薔薇色のfrontier

RayNet

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2015/10/28 (水) ~ 2015/11/02 (月)公演終了

満足度★★★

主役の力量不足
脇に桜乃彩音さん・白華れみさんという、芝居も歌も上手い女優さんたち。そして泉見洋平さんというツワモノ!動きといい、台詞回しといい、歌もお見事な方(音響のせいでいまひとつ聞こえが悪かったのが許せないが!)。
更に、山田幸伸さん・平野勲人さんというキャラのある役者陣に囲まれ、主役小野健斗くん、一番存在が弱い。ずっと舞台の上にいるというのに・・・。立ち方一つ見ても、やはりまだ主役は早かったのではと思ってしまう。特に泉見さんがそばにいると、どうしてもその差が目に付いてしまう。ふと気づけば、ミュージカルなのに主役のソロがない?あれっ?と思っていると、ようやくラストに小野君の歌。お世辞にも上手いとは言えない。歌もまだまだ早かったんじゃないかと・・・。彼にとって良い勉強になったとは思うが、実力差が大きい舞台は観る側が辛い。





ミュージカル『スコット&ゼルダ』

ミュージカル『スコット&ゼルダ』

ホリプロ

天王洲 銀河劇場(東京都)

2015/10/17 (土) ~ 2015/11/01 (日)公演終了

満足度★★★★

ダンスが美しい!
メインの二人が、カップルとして成立していないと言うのが一番の感想。イキイキとチャーミングな濱田さんに対して、ウエンツ君が小さく感じる。はっきり言って役不足!もう少し自分の大きく見せる演技を覚えるべき。反対に動きが洗練されて美しかった中河内さん。そして何よりアンサンブルのダンスは見事に揃っていてレベルの高さを感じた。

オバケの太陽

オバケの太陽

劇団桟敷童子

すみだパークスタジオ倉(そう) | THEATER-SO(東京都)

2015/10/23 (金) ~ 2015/10/30 (金)公演終了

満足度★★★

よい出来なのだろうが・・・。
これでもかという様に舞台だけでなく、入り口から客席まで埋め尽くすようなひまわり。はじまりの音楽・照明・演技。テント芝居のそれを思い出し、懐かしい気持ちになった。人の想いが溢れたような作品ではあったが、どうもいまひとつ、伝わってくるもののインパクトが足りなかったような気がする。

ヴェローナの二紳士

ヴェローナの二紳士

彩の国さいたま芸術劇場

彩の国さいたま芸術劇場 大ホール(埼玉県)

2015/10/12 (月) ~ 2015/10/31 (土)公演終了

満足度★★★★★

満足!!
さすが!という感じです!セットの使い方、出過ぎない音響・照明。脇役陣の腕の良さ。これだけでも充分満足!更にメイン4人!予想を上回る出来だったと思います。特に月川君のエレガントな身のこなし、圧倒する気品、見事でした。品のある若手はあまりにも少ない、まさに希少価値ある俳優と言えると思います。ホント楽しくて見応えある舞台でした。あえて物言いすると、すっごく可愛かったけど、小姓姿の際の溝端君の脚、ちょっと女の子らしくない、というか、美しくないのが気になった。+三浦君の声量がたりないこと。これぐらいでしょうか?作品に対しては文句なし!大満足の舞台でした。

カレーライフ

カレーライフ

日本テレビ

Zeppブルーシアター六本木(東京都)

2015/10/17 (土) ~ 2015/10/25 (日)公演終了

満足度★★★

残るものが無かった。
初演の時から、気になっていた作品ではありますが、実際に観て、期待はずれであったことは否めない。出演者がまずいとか言うことではない。主演の玉城くんのナチュラルさ、伸び伸びとした滝口君のワタル、役代わりの大口さんの多様さ、決して悪くない。が、造りとして、この作品の良さがあまり伝わってこない。間延びして途中だれてしまっている感有り。失礼だが、中盤、客席のあちこちから寝息やいびきが聞こえてきた。もう少しグイグイ引っ張っていく造りに出来なかっただろうか?私も結局、この舞台を観て、残るものが無かった。

ヒストリーズ・ジャパン

ヒストリーズ・ジャパン

株式会社オフィスインベーダー

新宿シアターモリエール(東京都)

2015/10/22 (木) ~ 2015/10/25 (日)公演終了

満足度★★★★

シリーズで!
予想外に面白かった!少々エロネタが多いので、大人の日本史と言うところでしょうか?私も紫式部と清少納言の件が特に面白かった!女性陣のふっきりのよさが目立ったという事でしょうか?確かに日本史に疎い方にはあまり認知度のない登場人物もいましたが、こういう人物もいたということで、覚えていただくいい機会だと思います。めげずにシリーズで頑張って欲しいです!!!

四谷怪談

四谷怪談

ジェイ.クリップ

俳優座劇場(東京都)

2015/10/18 (日) ~ 2015/10/20 (火)公演終了

満足度★★★

違和感
舞台が始まってから、何か違和感が続いた。歌舞伎調の台詞、早口でその言葉の情緒が削られてしまっているような・・・。バックに流れる曲もそれには似合わないような・・・普通の言葉で良かったんじゃないかと言う気がする。話はお袖さんのエピソードにかなりの時間が割かれ、誰が主役なのか?という疑問さえ起きる。そしてラスト、幽霊があんなにもたもたするもんだろうか?すっくと立っても良かったんでは?出演者は悪くなかったけど・・・演出の重い込みが逆に出てしまったような気がする。

舞台版天誅-2015

舞台版天誅-2015

ACRAFT

六行会ホール(東京都)

2015/10/21 (水) ~ 2015/10/25 (日)公演終了

満足度★★★

稽古不足?
前回の長々したゲーム映像が短く、尚且つ舞台上の登場人物とシンクロしていたのはかなりの進歩だと思います。殺陣もバリエーション多く、出演者の身体能力も高い。しかし、残念な事にタイミングが合わず、相手の動き待ちをしている僅かなズレがせっかくの見応えを損なっている部分多々。もったいない事です。話の各パーツパーツで加熱の波が上っては落ち、ラストに向かって、全体の熱がどんどん上がっていくという感じではなかったかなと、少々物足りなさ有り。結局、一番印象に残ったのはゲストの金田さん!という結果になってしまいました。最近は出演者の皆さんの次の舞台までのサイクルが短い。当然稽古不足は否めない。殺陣にしろ、肝心の芝居にしろ、じっくり向き合うことも必要ではと思います。

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