Koujiの観てきた!クチコミ一覧

181-200件 / 734件中
陛下に届け

陛下に届け

ポップンマッシュルームチキン野郎

Geki地下Liberty(東京都)

2011/10/07 (金) ~ 2011/10/16 (日)公演終了

満足度★★★★

涙を誘うコメディ。
ドタバタギャグをたっぷり盛り込んだり、皇室を舞台にしたり、やりたい放題やているように見せて、メインストーリーはしっかりとした哀しいラブロマンス。

主役を演じた竹岡常吉の哀愁ある演技にしびれた。

【ご来場ありがとうございました】ファミリーコンフューザー/無縁バター

【ご来場ありがとうございました】ファミリーコンフューザー/無縁バター

Aga-risk Entertainment

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2011/10/06 (木) ~ 2011/10/10 (月)公演終了

満足度★★★★

テイストの違う二本立てが楽しい。
1本目はぼけ問題を扱いながら、難しいことを考えずに楽しめる。おばあちゃん役の役者が素敵だったからだ。
2本目は少しブラックだが、どこにもない不思議なテイストを感じさせる作品だった。そこがいい。

まだまだ発展途上だが、これからが楽しみである。

コトハニホヘト

コトハニホヘト

Forget Me Not

高田馬場ラビネスト(東京都)

2011/10/07 (金) ~ 2011/10/10 (月)公演終了

満足度★★★★

ちょっと固かったかな。
初日を観たため、少し全体が固かったようです。もっとうけてもいいようなシーンでも笑いが少ないでようでした。

でもみんな動きが華麗で、とたも楽しめました。

「極めてやわらかい道」千穐楽!23日は13時開演!!当日券アリマス

「極めてやわらかい道」千穐楽!23日は13時開演!!当日券アリマス

ゴジゲン

駅前劇場(東京都)

2011/10/06 (木) ~ 2011/10/23 (日)公演終了

満足度★★★★★

どうしようもない男達の愛すべき物語。
今回の作品は過去の名作「チェリーボーイ・ゴッドガール」を思い出した。

とある一室にどうしようもない男どもが集まって、女性に対する歪んだ憧れを披露しあうという物語。松居大悟のもっとも得意とするパターンだ。

客演の川島潤哉や辻修など、どうしようもない男を演じさせたら右に出る人物のいない俳優を集めて、それらをゴジゲン色に染めている。

どうしようもな男達がどんどん駄目になっていく。しかし、最後には思わず抱きしめてやりたくなるそんな作品だ。

【東京バンビ】ピクルス ご来場ありがとうございました☆

【東京バンビ】ピクルス ご来場ありがとうございました☆

元東京バンビ

OFF OFFシアター(東京都)

2011/09/28 (水) ~ 2011/10/03 (月)公演終了

満足度★★★★★

切ないコメディ。
中心的な4人の役者が皆魅力的で、そのために作品が安定している。そこのMCRの主宰であり、名優でもある櫻井智也が加わり盤石の布陣に。本もよく出来ていて大笑いしながら後半は胸が締め付けられた。

次回は72時間演劇だそうである。いろいろと挑戦する劇団。今後が楽しみだ。

ここはどこだああああ!?【観たい!コメントにコメント企画実施中!】

ここはどこだああああ!?【観たい!コメントにコメント企画実施中!】

BOX101【ロゴを新しくしました!8/24】

明治大学和泉校舎第二学生会館地下アトリエ(東京都)

2011/09/29 (木) ~ 2011/10/02 (日)公演終了

満足度★★★★

今後が楽しみ。
当日パンフの主宰コメントが素敵だった。やりきった感が感じられる。若者の芝居はこうでなくてはいけない。いろいろなタブーに挑戦しながら、独自のスタイルを築きつつある。
まだまだ発展途上だが、これからが楽しみだ。

短編集:エドゥアルド・ウルリヒ教授の鎮痛剤/他【チケットプレゼントあります】

短編集:エドゥアルド・ウルリヒ教授の鎮痛剤/他【チケットプレゼントあります】

バンタムクラスステージ

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2011/09/29 (木) ~ 2011/10/02 (日)公演終了

満足度★★★★

うまい。
これだけテイストの違う三作品をどれもしっかりと楽しませてもらった。それだけですごい。
共通項は密度。素敵な劇団に東京に出てきてもらって大変幸せだ。

三鷹の化け物

三鷹の化け物

ろりえ

三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)

2011/09/30 (金) ~ 2011/10/10 (月)公演終了

満足度★★★★

ともかくすごい
ろりえは挑戦する劇団だ。今回もさまざまなタブーをものともせず、常に挑戦し続ける姿勢に感動。上演時間はさすがに長いが、あの時間を持たせるすごさと、あの時間に挑戦するすごさを感じる。
今、あれだけの長編をやれる劇団が他の若手であるだろうか?

ハリーポタ子【5年ぶりの東京。たくさんのご来場、ありがとうございました。】

ハリーポタ子【5年ぶりの東京。たくさんのご来場、ありがとうございました。】

石原正一ショー

シアター711(東京都)

2011/09/23 (金) ~ 2011/09/26 (月)公演終了

満足度★★★★

千秋楽滑り込みセーフ!
下北沢シアター711にて石原正一シヨー「ハリーポタ子」を観た。圧倒的エネルギーを感じさせる衝撃の舞台。千秋楽に滑り込めてよかった。超楽しかった。

◎の魔法

◎の魔法

荒川チョモランマ

ギャラリーSite(東京都)

2011/09/23 (金) ~ 2011/09/25 (日)公演終了

満足度★★★★★

パステルカラーできらめく舞台。
まず、あに子の手がける衣装が秀逸。小劇場の劇団は衣装が安っぽいために損してる劇団が多いが、本日の衣装はとても素敵だった。またあの本来劇場でないスペースでこれだけ見事な照明が出来るのかというくらい照明が素敵だった。

そして何より役者が魅力的。長田莉奈は役者のきらきら光る部分を摘出するのがうまい選出家だ。若手の魅力的な役者を並べて見せたような豪華ささえ感じさせる舞台だった。

ちょぼくれ花咲男

ちょぼくれ花咲男

文月堂

サンモールスタジオ(東京都)

2011/09/16 (金) ~ 2011/09/25 (日)公演終了

満足度★★★★

サービス満点!
台風の日、新宿サンモールスタジオで文月堂観劇。台風をやり過ごすには芝居が一番。少人数の客席にも関わらず手抜き無し。江戸の人情話をたっぷりと楽しませてもらった。傘を一本ずつ番号札で預かってくれたり、終演後に交通機関の運行状況を教えてくれたり、観客サービスが行き届いていたのもさすが。

この作品は原作があるのだろうか?よくできた物語だ。松竹新喜劇で往年の藤山寛美あたりにやらせると最適の作品と思った。ともかく楽しかった。

フレーム!

フレーム!

早稲田大学劇団木霊

劇団木霊アトリエ(東京都)

2011/09/22 (木) ~ 2011/09/25 (日)公演終了

満足度★★★

ぎこちなさも新鮮に。
カラフルな舞台美術に軽やかな演技。それでいてストーリーはちょっと切なくちょっと心温まる内容。
新人はまだ磨かれてないがいい素材もいた。1年後には大化けしているんだろうな、みんな。

本日は初日とあって、全体に動きがぎこちなかった。役者の緊張が観客に伝わるという感じ。だが、それもこの舞台にかける役者たちの意気込みの表れ。逆にういういしくて気持ちがいいくらいだ。

恋、ほのか ~何年後かのI love you~

恋、ほのか ~何年後かのI love you~

Knocturn

六行会ホール(東京都)

2011/09/16 (金) ~ 2011/09/19 (月)公演終了

満足度★★★★★

王道の恋愛コメディ。
六行会ホールにてKnocturnの「恋ほのか」を観た。コメディユニット磯川家の保木本真也が脚本演出を担当。素直になれない幼馴染のすれ違いドラマ。恋愛ドラマの王道パターンを、保木本流の笑いで包み込み、楽しくも切なく甘酸っぱい素敵なドラマが出来上がった。

昨日はテノヒラサイズで磯川家の物延結が活躍しているのを観たばかり。活動中止中だが、メンバーが活躍しているのを見るのはうれしい。

保木本真也はステージが大きくなればなるほど光るのはないかとこの舞台を見ながら思った。

時間泥棒

時間泥棒

たすいち

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2011/09/17 (土) ~ 2011/09/19 (月)公演終了

満足度★★★★

たすいちの代表作のひとつ。
この作品は初演も観たが、目崎ワールドがたっぷりと詰まったたすいちの代表作のひとつだ。物語はSFミステリー的に謎を含みながら次から次へと展開していく。その場面転換が小気味よい。

私の好きなキャラメルボックステイストの素敵な作品。単にキャラメルの物まねではなく、すでにオリジナルな目崎ワールドを作り出している。

月一ペースでこれだけの作品を作るのは凄い。12ヶ月連続公演が終わったら、来年春に吉祥寺シアターが決まっているそうだ。どこまでも精力的でうれしい。

ララバイ、バイバイ

ララバイ、バイバイ

レゴプラ

神楽坂die pratze(ディ・プラッツ)(東京都)

2011/09/16 (金) ~ 2011/09/18 (日)公演終了

満足度★★★★

祝、旗あげ公演!
山邊健介のひとり劇団にも関わらず、素敵な俳優を揃えている。人生のハイライトな部分を若干はにかみながら、切り取って見せてくれた。旗あげ公演としては上出来だ。


誰やねん

誰やねん

早稲田大学演劇倶楽部

早稲田大学学生会館(東京都)

2011/09/17 (土) ~ 2011/09/18 (日)公演終了

満足度★★★

エンクラの伝統が光る
随所にエンクラの伝統が息づいていた。パワー、個人技、圧倒的な存在感。そしてエンクラ独特のダンス等々。エンクラ独自のシステムは魅力的な役者と次から次へと生み出す。今回の役者陣も、荒削りだが魅力的な役者が多数。これからどう成長していくか要注目だ。

テノヒラサイズの人生大車輪2011

テノヒラサイズの人生大車輪2011

テノヒラサイズ

南大塚ホール(東京都)

2011/09/17 (土) ~ 2011/09/19 (月)公演終了

満足度★★★★★

完成度の高い名作コメディ。
三度目の再演というのがうなづける完成度の高さ。まずは本が良くできている。一見ばらばらなしかも荒唐無稽な話まで含めて、最後に見事にしかもロマンチックにまとめられている。大笑いしながら感動してしまった。

またひとりひとりの役者が本当にうまい。劇中劇を含めてひとり何役も担当するのだが、それぞれが全く違う演技でしかも魅力的である。

これからもどんどん東京にきて欲しい劇団だ。

JACKED JACKERS 

JACKED JACKERS 

劇団森

早稲田大学学生会館(東京都)

2011/09/16 (金) ~ 2011/09/18 (日)公演終了

満足度★★★★★

新人公演とは思えない完成度。
この公演を脚本・演出も含めて新人だけで作っているということに驚く。私が観たのは初日なのに完成度が高い。脚本演出の横山翔一はこれが初めての脚本演出と思えない才能を感じた。既に学生演劇のトップレベルと言っていいくらいだ。

役者も魅力的な役者が揃っている。この新人たちの今後が楽しみでならない。

悩殺ハムレット

悩殺ハムレット

柿喰う客

シアタートラム(東京都)

2011/09/16 (金) ~ 2011/09/25 (日)公演終了

満足度★★★★★

女優の時代の幕開け!
初日から完成度が高く、躍動感溢れる作品に仕上がっている。かつて男だけで演じられたシェイクスピアの作品を借りて女優を見せるという発想が面白い。

この作品でシェイクスピアを論じてもしょうがない。女優陣が光り輝いていたというそれが全てなのだ。

ただ、原作に忠実なストーリーと、言葉を現代風にアレンジしたものの、シェイクスピア演劇の持つ台詞の様式美は生かされていた。これからシリーズ化ということで楽しみでならない。

罪

アル☆カンパニー

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2011/09/11 (日) ~ 2011/09/19 (月)公演終了

満足度★★★★★

名作の再演、必見!
前回観たときも完成度の高い作品だと思ったが、今回はさらにその感が強まった。空気感が凄く、密度の高い作品でぐいぐい引き込まれる。

まず、シンプルながら旅館の一室を見事にデフォルメした舞台美術が秀逸。

そこで繰り広げられる家族の物語は、取り繕っても取り繕ってもほころびが出る家族の関係を4人の名優が見事に描写している。

蓬莱竜太の脚本がまた、さすがの出来である。

このページのQRコードです。

拡大