Koujiの観てきた!クチコミ一覧

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マグロを釣るつもりじゃなかった

マグロを釣るつもりじゃなかった

Theatre劇団子

赤坂RED/THEATER(東京都)

2010/07/07 (水) ~ 2010/07/11 (日)公演終了

満足度★★★★★

上質な人間喜劇
大人の観賞に耐えうるていねいな作り。全編笑いに溢れ、コメディ作りだが、その奥にはしっかりと人間ドラマが描かれている。登場人物のひとりひとりが類型的でなく、それぞれの哀しみをしっかりと描いているところがすごい。

愛死に【ご来場ありがとうございました。】

愛死に【ご来場ありがとうございました。】

FUKAIPRODUCE羽衣

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2010/06/12 (土) ~ 2010/06/22 (火)公演終了

満足度★★★★★

新たな高みに。
オープニングからラストまでがひとつの詩になっている。すべての部分で洗練されている。糸井ワールドが演劇から芸術へとステップアップした作品。

音楽もさらに魅力的になっている。

TorinGi(トリンギ)「捨てる。」再演【キャスト写真UP】

TorinGi(トリンギ)「捨てる。」再演【キャスト写真UP】

feblaboプロデュース

エビス駅前バー(東京都)

2010/09/24 (金) ~ 2010/09/29 (水)公演終了

満足度★★★★★

前作を超える出来!
前回も素敵な作品だと思ったが、今回はさらにいい。前回と比べて、きょうだい編が大きく伸びた。二人の名優のぶつかり合いが実に面白い。そしてそのシーンが楽しめた結果、最後のシーンがとても泣けた。

夏への扉

夏への扉

演劇集団キャラメルボックス

ル テアトル銀座 by PARCO(東京都)

2011/03/05 (土) ~ 2011/03/27 (日)公演終了

満足度★★★★★

名作誕生!
夏の扉という名作小説をどう料理するのかと楽しみにしていたが、期待以上。そしてしっかりとキャラメルボックスの芝居になっていたところに凄さを感じた。

キャラメルボックスの次代を背負う畑中智行の成長が伺えたのがうれしかった。そして筒井俊作が素敵な役でたっぷり楽しませてくれた。

悪魔のセバスチャンと天才演出家

悪魔のセバスチャンと天才演出家

Attic Theater

テアトルBONBON(東京都)

2010/09/15 (水) ~ 2010/09/20 (月)公演終了

満足度★★★★★

大人も楽しめる素敵なファンタジー
題名だけ見ると、中世を舞台にした芝居のように見えるが、れっきとした現代劇。とても面白くてぐいぐい引き込まれた。楽しかったあ。

誰もが幸せな気分になれる素敵な作品。

悪魔役の小島裕と、演出家役の家入賢仁が息のあった演技でたっぷり笑わせてもらった。

忘却曲線

忘却曲線

青☆組

アトリエ春風舎(東京都)

2010/09/06 (月) ~ 2010/09/12 (日)公演終了

満足度★★★★★

芸術の香り高い上質な芝居。
まるで職人が手掛けたような手作りで、ていねいに作られた作品。細部にまで神経が行き届き、誰もが感情移入する。

井上みなみが今までやったことのない役を初チャレンジ。こんな役まで見事にこなすのだとまたまた感心。井上みなみフアンには見逃せない作品だ。

笑う魔女の罠~Traps of the Laughin' Witch~

笑う魔女の罠~Traps of the Laughin' Witch~

劇団三年物語

恵比寿・エコー劇場(東京都)

2010/05/16 (日) ~ 2010/05/23 (日)公演終了

満足度★★★★★

明るく楽しいホラー。
前回の公演と趣はがらっと変わったが、躍動感は変わらない。アクション・ホラー・サスペンス・コメディ・ファンタジーと言ったところ。新しい世界を確立している。

役者では馬渡さんの圧倒的存在感に感服。栗城宇宙と早乙女敬良が好演。エンタメ色満載のかっこいい芝居。

チェリーボーイ・ゴッドガール

チェリーボーイ・ゴッドガール

ゴジゲン

OFF OFFシアター(東京都)

2009/05/02 (土) ~ 2009/05/10 (日)公演終了

満足度★★★★★

童貞万歳!
男の純情と友情をたっぷりと見せてくれた。馬鹿な男達の馬鹿な純情がとても愛らしい。愛すべき劇団だ。

激情版!1.2.3ショットマンレイ

激情版!1.2.3ショットマンレイ

劇想からまわりえっちゃん

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2012/08/24 (金) ~ 2012/08/26 (日)公演終了

満足度★★★★★

見応えあり。
役者の力と本の力で物語に引き込まれた。二本がそれぞれ作風が違いながら二本見るとさらに感動という作りが秀逸。

ぬけがら

ぬけがら

劇団B級遊撃隊

長久手市文化の家 風のホール(愛知県)

2014/05/31 (土) ~ 2014/06/01 (日)公演終了

満足度★★★★★

完成度の高い名作
名作の再演はやはり名作。
名古屋の魅力的な役者がそろってたっぷりと楽しませてもらった。

特にお父さん一人一人が全く違う個性で、その統一感のなさにもおもしろみを感じた。スタートシーンから衝撃的で演劇の面白さをいっぱい味あわせてもらった。

長久手市文化の家 風のホールが素敵だったことも付け加えておきたい。

からっぽう(再演)

からっぽう(再演)

弾丸MAMAER

あうるすぽっと(東京都)

2009/07/23 (木) ~ 2009/07/27 (月)公演終了

満足度★★★★★

上手い!
脚本・演出・役者、全てが上手いと感心した。
その上手さは熟練した上手さではなく、ひとつひとつていねいに作られているという手作り感の上手さである。

久しぶりに泣いた。

飛ぶ教室

飛ぶ教室

演劇集団キャラメルボックス

あうるすぽっと(東京都)

2011/10/13 (木) ~ 2011/10/23 (日)公演終了

満足度★★★★★

若手が大活躍!
宮澤賢治と同世代の作家が、宮澤賢治の銀河鉄道の夜とよく似たテイストの作品を書いていた。それがこの「飛ぶ教室」。「賢治島探検記」で東北無料公演を実施しているキャラメルボックスがほぼ同時並行でこの公演を企画している意義は大きい。

世界名作劇場と銘打ったこのシリーズだが、キャラメルの若手抜擢シリーズのようだ。今回も多田直人を始め、魅力的な役者が揃っている。これからもキャラメルボックスが安泰だということを象徴した公演だ。

【ご来場ありがとうございました。】甘え子ちゃん太郎

【ご来場ありがとうございました。】甘え子ちゃん太郎

FUKAIPRODUCE羽衣

アトリエフォンテーヌ(東京都)

2011/10/20 (木) ~ 2011/10/26 (水)公演終了

満足度★★★★★

糸井ワールド全開!
客演の夏目慎也がすごくいい味を出していた。羽衣のテイストとうまくマッチして幻想的な作品に仕上がっていた。

一千光年の引力

一千光年の引力

LIPS*S

萬劇場(東京都)

2011/08/19 (金) ~ 2011/08/21 (日)公演終了

満足度★★★★★

観ることができて良かった。
千秋楽に滑り込みで観劇したが、色々と迷った末にこの芝居を選んで良かったと心から思った。ロマンティックなSFファンタジー活劇。若くて魅力的な役者が舞台上を駆け巡る。私の大好きなテイストだ。

正直登場した役者は全員魅力的だった。その中でも主役の鳥谷部譲とヒロインの大坂真璃子が出色。

踊りよし、殺陣よし、照明よし、音楽よし、舞台美術よし、役者よし、演出よし。個人的には文句のつけようがない。

君が壊す戦争

君が壊す戦争

たすいち

明石スタジオ(東京都)

2009/03/12 (木) ~ 2009/03/15 (日)公演終了

満足度★★★★★

感性がみずみずしい
感性のみずみずしさと、役者の鍛えられた体に感動!

野外パフォーマンス『果物夜曲』 *入場無料

野外パフォーマンス『果物夜曲』 *入場無料

FUKAIPRODUCE羽衣

東京芸術劇場 アトリウム前広場(東京都)

2009/08/11 (火) ~ 2009/08/16 (日)公演終了

満足度★★★★★

芸劇前、野外劇場で羽衣が魅せた夜!
 いつもの羽衣メンバーに、冨士山アネットの長谷川寧さんが特別参加して、繰り広げられる20分間のスペシャルステージ。たった20分ではあるが、贅沢な時間を過ごさせてもらった。客入れから役者自らひとりずつていねいに客席に案内して、始まる前も色々と話しかけて盛り上げる。今回の出し物は「果物夜曲」という音楽劇(妙ジカル)。

 野外ステージを見事に使った演出で客席と舞台を一体化させた。客の大半はたまたま芸劇前を通りかかった人たち、そういう人たちに興味を持たせ、そして20分間で虜にした。羽衣恐るべしだ。

恋する剥製

恋する剥製

クロムモリブデン

赤坂RED/THEATER(東京都)

2010/06/22 (火) ~ 2010/07/04 (日)公演終了

満足度★★★★★

POPで刺激的
コメディと言うより、クロムモリブデンの世界を楽しむという感じ。POPで明るくとてもわくわくする。楽しい。

リンクス東京 感謝!! 来年も東京で!!

リンクス東京 感謝!! 来年も東京で!!

演劇ソリッドアトラクションLINX’S

上野ストアハウス(東京都)

2012/10/24 (水) ~ 2012/10/28 (日)公演終了

満足度★★★★★

Aチームも魅力たっぷり!
今日はAチームを観劇。
驚いたことに関西の武器である笑いを前面に出した公演がひとつもない。それぞれがしっかりと構成されたストレートプレイなのだ。

それでいてひとつひとつの劇団が個性的で魅力的。
お見それしました。

ホームスチーム

ホームスチーム

トランジスタone

アトリエフォンテーヌ(東京都)

2009/04/14 (火) ~ 2009/04/19 (日)公演終了

満足度★★★★★

上質な手作り芝居
大人の観賞に耐えうる上質な芝居。コメディではあるが安っぽいコメディではない。細部にこだわりが感じられる手作り感覚の芝居。

清水那保一人芝居 ~曇天少年/共震少女~

清水那保一人芝居 ~曇天少年/共震少女~

ネリム

スタジオアキラ(東京都)

2010/09/04 (土) ~ 2010/09/05 (日)公演終了

満足度★★★★★

天才演劇美少女降臨!
七色の声と変幻自在な表情、途中からはもう神がかった演技だった。失礼な言い方だが彼女より美人な女優はいくらでもいるし、かわいい女優はいっぱいいるだろう。しかし、その確かな演技力で誰よりも舞台上で輝いている。

彼女が書いた物語も、その演技力に支えられ、奥行きのあるものになった。再演を熱烈に希望する。

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