1
カタルシツ『地下室の手記』
イキウメ
個人的にあまりにわかり過ぎる内容が衝撃的だった。
しかも大昔の戯曲なのに。
初演の二人芝居が整理されて一人芝居になり、
テーマがより鮮明になった。
2
聖地 X
イキウメ
初演より物語が整理され、洗練された。
特に前半の「笑い」の部分でしっかり笑わせてくれる「間」を演じる
役者陣の成長ぶりが素晴らしい。
3
ホーボーズ・ソング HOBO'S SONG〜スナフキンの手紙Neo〜
虚構の劇団
今まさにリアルタイムで語るべきテーマ「戦争」を直接扱い、
さらに内戦、皇室の問題にまで話が及ぶ。
リアルな話題に敏感であるべき姿勢で率先してぶつかっていく
(その分内容が整理されていなくとも)鴻上さんはやはりさすがです。
4
孤島の鬼
ネルケプランニング
江戸川乱歩原作を、今の映像作品(特にテレビ)ではまず不可能な
おどろおどろしい内容は、まさに演劇向き。
観劇の間、異様な空間にどっぷりと浸かっていました。
5
墓場、女子高生
ベッド&メイキングス
若いエネルギー、確かにあった一昔前の、小劇場の雰囲気が素敵です。
もっともっとこういうのを観たいのですが、どうやって選んで観たらいいか
わからない。数撃って当たりを待つ時間的金銭的余裕が無いんです。
6
ミュージカル『レ・ミゼラブル』
東宝
コリッチは、場違いとは知りつつ私にとって外せない1作です。
ただし、今は観れない、オリジナル版が好きです。