満足度★★
言っちゃ悪いけど・・・。
なんだか全然ダメだった・・・。
ずっと居心地の悪さを感じてた。
それはべつに隣の人の息が臭いとか、椅子の作りが悪いとか、そういったことじゃなく・・・(実際そんなことなかったし)、なんだか芝居の中に漠然とした違和感を感じての居心地の悪さだった。
ネタバレBOX
もう心を鬼にして言うと、たぶん登場人物に全然感情移入できなかったからだと思う。
語り部の神谷さんが言ってたように出演者達が皆、まさに『年齢不詳』・・・。
特にドちゃん、ハイツェーちゃん・・・無理あり過ぎ(ごめんなさい)。
正直、ちっちゃなおばちゃんが歌がうまいってだけでカワイイ女の子役をやっているようにしか見えず、それでいて彼女たちのことを『可愛い可愛い』というセリフで飾り立てるものだから違和感が胃を荒らした。
一番前の席から見てて、上からスポットライトが当たった顔が、口の奥の奥まで見せるくらいに大きくあけている姿は・・・怖かった(再びごめんなさい)。泣くほど心底恐怖を感じた(三度ごめんなさい)。
そして歌・・・。
ミュージカルってどんな作品でも一曲は必ず心に残るいい曲があったりするもんだけど・・・まったく無かった。
そして、歌のうまい人と下手な人のギャップがありすぎた。
フラット・・下手すぎ(もうほんとごめんなさい)。
で、ストーリー・・・なんだか中途半端だった。
ドちゃんとフォルテッシモ王の絡んでる場面の進行が意味不明だったし、デモ隊意味分かんないし、クラゲに刺されて音楽や言葉が聞こえなくなる設定がいまいち生きてなかったし、音楽を禁止したわりに歌ってる人たちに対しての規制甘いし、王と薬屋の関係や意図するところの掘り下げが甘いし・・・ありすぎて書けない(ああ、もうなんでこんなこと書いちゃうんだろう・・・ほんとごめんなさいごめんなさいごめんなさい)。
キャラも出来てなかったなぁ・・・。
スタッカートがあの感じでいくなら、フラットにももっと特徴欲しかったし、とはいえスタッカートも途中から普通に話してたし・・・もうなんでもありなんか?と頭に?マークが大量に浮かんでは消えた。
なんかなぁ・・・期待し過ぎたせいかな。
なんか観終わった時は胃が痛くなってた・・・。
(ってほんとすいません・・・この子、根はやさしい子なんです)。
まぁ、
ファンとソラとレミの絡みはほのぼのしてて観てて楽しかった。
特にファンはすごく可愛かった。
で、全体的にはなんだかんだ言って可能性を感じた。
だからこその苦言だし。
だから、がんばっていい芝居を作って欲しいなと心から思った。
(ほらね良いところあるでしょ)。
って、取ってつけたような励ましだけど・・・。
(って、ダメじゃん・・・)
満足度★★★★★
惚れた。
たぶん、誰だってそういう経験ってあると思う。
つまり役者に惚れちゃうって経験が。
そんなわけで自分もその経験をすることになった。
金子良枝役の菅川裕子さん・・・やばい。
ものすごい才能の持ち主だ。
そしてきれいな方だ。
ほ、惚れた・・・。
芝居終わった後のジャージ姿、ふと目があった瞬間、まじポッてなった・・・。
なんてゆーか、
呼吸を止めた瞬間・・・一秒あなた・・・真剣な目をしたから・・・・・的な。
ネタバレBOX
って言ってる場合じゃないな、俺はアホか・・・。
まぁ、それにしてもこの菅川さん、ほんとすごい役者だ。
喫茶店での迫田さんとの会話。これ以上ないってくらいに自然な感じでよどみなく、みだれなく、噛みもなく、すらすらと話す感じがほんとすごかった。もうなんてゆーか、普段からこういう性格なんじゃないの?って疑うくらいの、まさに演技とは思えない、それくらい自然な演技だった。
金子幸次郎役の太平さんもすごくよかった。
最後の所、勘違いしながら男らしい姿を見せるところはものすごくうるうるきた。完全にウルルン滞在記だった。
なにしろストーリーがよかった。
なんだか重い話でいやだなぁ・・・って思いながら見始めたのに、ある程度すっきり観終わった。よかった。救われた。
で、誰が書いた話なのかなぁ・・・と見てみたら、ぺくん役の小林さんだったんだ。・・・驚きだ。
つまりちょこちょこ現われて、脇役しながら自分の作品の出来を観察してたってわけだ。
うーん、いやらしい。
とはいえ、ほんといい話だった。
観終わった後三時間くらい、『よかったなぁあの芝居・・・ほんと良かった』とくどいくらい言い続けて同行者をうんざりさせたくらいに最高だった。
満足度★★★★
ふわふわのファーファでした。
つまりほんわか感出てました。
とはいえ、
す、すいません・・・。
十分程遅れてしまいました。
ほんとなんてゆーか、地下鉄使ってりゃ間に合ったのに・・・なんでJR使っちゃったんだろう・・・。
まったく俺ってまだまだ甘いなぁ・・・。
・・・って、どうでもいいですね。
ってゆーか、そんな甘い自分とは違い、お芝居の方は渋い内容になってました。
そして渋い音楽を使って、グッといい感じになってました。
ネタバレBOX
まぁ、自分の好きな音楽だったってことなんでしょうけど。
なんにしろ芝居よかったです。
ふわふわしてました。
ふわふわのファーファでした。
なんだかパンチが足りない感じはしましたけど、ああいう芝居にパンチいらないですもんね。とにかくほんわか感はかなりでてました。
森役の大野さんはもう存在自体がホワホワのふわふわですもんね、ああいうタイプって女子に警戒感持たせることなく近づいて、そのくせ深い関係になるんですよね。ずるいっすよね。
茶立場役の関川さん、お笑い担当ですね。
かなり面白かったです。
もっともっと色んなところに隠れててもらいたかったです。
生方善一役の小門さん、嫌いな外見でした。出てきた瞬間嫌悪感抱かせる服装でした。そういった意味では役作り大成功なんでしょうね。そのあとの芝居でかなり心打たれました。やっぱりギャップって大事なんですね。最後はこの芝居の中で一番好きな役者になってました。
生方誠二役の加賀美さん、いい演技してましたね。最高にこの芝居を引き立ててました。特に親子のシーン、最高でした。『うん』っていうセリフ、たった一言なのに、なんだかいろんなものが詰まってました。よかったです、すごく。
他の人たち・・・
全員よかったです。
内容的には、なんで若くなってるのかの説明が少々足りなくて疑問だったけど、まぁ、年寄りを演じたままだと芝居のテンポが悪くなるから仕方無いですよね。後付け的に、『楽しい場所にいれば若返って見える』っていう意味づけができるってことですかね。
最後四分の一くらいの生方親子のストーリーですべてがオツケイになりました。
満足度★★★★
いい役者揃えてますね。
もうずっと笑いっぱなし。
ここ最近笑ったことなんてなかったのに・・・。
つい声あげて笑ってしまった・・・。
なんだかちょっと悔しい・・・。
意味もなく・・・。
でも正直笑わせてくれて感謝。
そして最後は感動。
ネタバレBOX
四部作のこの作品、三部まではお笑い芸人アンジャッシュのネタ的なお芝居。会話の中での勘違いが引き起こす笑いを取り入れたもの。
一部・・・付き合ってる男女の刑事の会話。
殺人現場、死体を前にし、現場検証を“やる”のと、SEXを“やる”のとをかけた会話のかけあい。
うーん、よくできてる。
そして笑える。
女性刑事の塩山さん、徐々に服のボタンをはずしていくところにやけにドキドキした。が、その逆にいつ男性刑事の佐々木さんが、『おい!おまえ何ボタン外してんだよ!』と突っ込むんだろうと待ち続けていた。が、結局突っ込まず。突っ込んで欲しかったそこは・・・。
それと、佐々木さんの吸ったたばこ、証拠品を入れるビニール袋に入れられたのは絶対に最後、佐々木さんが犯人として疑われる方向への伏線だと思ったのにそうじゃなかったのも残念。
まぁ、なんにしろ嫌いじゃない展開だった。
いや・・・
むしろ好きだった。
なんにしろ二人ともいい役者だった。
二部・・・カツラを付けた役者とAD?の掛け合い。
これが一番笑った。
もうほんとあんなに声出して笑ったの久しぶりだった。
佐藤さんっていい役者さんだ。
で、それに負けず劣らずの土屋さん。
二人で最高の舞台を作ってた。
間といい、声の出し方といい、視線の送り方といい、最高だった。
照明の使い方もよかったし、音楽もよかった。
なにしろもう笑うしかなかった。
ホントよかった。
最高だった。
三部・・・無人島での男二人の会話。
これは正直ちょっとわかりにくかった。
まぁ朝広さんの奥さんのことを坪内さんが好きだってところを、坪内さんが朝広さん本人を好きだっていうことに勘違いさせる内容だったんだけど・・・。なんだか坪内さんはホントにゲイなのかなと思わせるセリフが多々あったせいでちょっとなんだか・・・って感じになってた。
それは脚本の問題かな・・・。
だから役者の二人はすごくよかった。
朝広さんいいですね、なんだか。
四部・・・うーん。
ブルね・・・。
これ、
これこそわかりにくかった。
つまり霊と話してるんだろうけど。
それがいまいち伝わらなかった。
で、
結局何がいいたいのかもちょっとわかりにくく・・・。
なのになんだか杉山夕さんの熱い語りにどんどん引き込まれ、最後はなんだかすごく感動してる自分がいた。
帰り際、杉山さんのお母さんが杉山さんに会ってる所に偶然出くわした。
お母さん、『なんだか涙出てきちゃって・・・』って言ってたけど、自分も全く同じことを言いたかった。
とにかく胸を打たれた。
とはいえ、
最後は前の三部をまとめるような話にしてほしかった・・・という欲求も少々あった。
まぁ少々だけど。
満足度★★★★★
残念なのはタイトルだけ。
秋晴れの土曜日、
午後二時の回で観てきた。
穏やかに過ごした昼時から一転、
鑑賞した芝居はすこぶる激しいものだった。
外は相変わらず穏やかな季節の中にあるはずなのに、なんだかそれが信じられないくらいに芝居に引き込まれ、戦国時代に身を置いた時間になった。
激しく立ち回り、叫び、感情を揺さぶるセリフを吐く。
最高じゃん・・・。
これまじ最高じゃん・・・。
そう思った。
そしてちょっぴり涙すらした。
正直芝居のタイトルからは全然違うストーリーを想像していたし、全然期待なんてしてなかった。
『9.11同時多発テロの発生で思いついたストーリー』と言われれば、更にやばい空気を感じていた・・・。
けど、全然違った。
なにしろ時代は戦国時代。
忍者=テロリストとしているのだろうが、テロリストという言葉が持つ暗いイメージはまったくない。
ストーリーはとにかく秀逸で、役者もイケメン揃い。これでなんで注目を浴びないのか不思議でしょうがない。というか・・・ほんとに注目を浴びてないならば、それはもうタイトルのせい以外に考えられない。もしくはビラが持つ暗いイメージのせいか・・・。
なにしろもったいない・・・。
あーもったいない・・・。
2時間10分程。
まったく長さを感じさせない最高に楽しい芝居だった。
みんなに観せてあげたいと思ったし、『こんなすごい芝居があるんだよ!』と知らせたくて仕方なくなった。
いやぁ・・・。
ほんとタイトルだけが残念だ・・・。
ネタバレBOX
『おまえに戦(いくさ)の無い世の中をあげよう』
ストーリーの核となるのはこの言葉。
うん、なんかいい言葉だ。
現代じゃ絶対に言えない言葉だ。
アメリカ大統領にでもなれば言えるか。
なにしろそんな大きな言葉を実現していく話。
いやぁ、
それにしても色々と残念。
前節忍者である日下忍者が噛み噛み忍者であることはまだ許せるとして、あれだけの人数がこれでもかと動き回るためには少々ステージが小さすぎた。少なくとも今の1.5倍は欲しい。
だから、12人が一緒に舞台に立つ様子は圧巻だったが、なんだか窮屈そうだったし、殺陣だって、広ければもっと迫力出るのに・・・と少々かわいそうになった。
笑いを狙う箇所は、ことごとく不発に終わってて、これまた悲しくなった。
ってゆーか、笑いを取るのって難しいなぁ・・・改めて思い知らされた。
まぁ真剣な場面で笑いを取ろうとするのが少々無理な感じだった・・・。
笑いを取る場面とそうでない場面のメリハリがなかったってことか。
とはいえ、なにしろストーリーはすごくよかった。
メイドカフェの話なんか、どうでもいい話に時間取るなぁ・・・と思ってたら、ちゃんとストーリーのつながりに必要な話だったり・・・と、とにかくよくできていた。
なんども『ああ、なるほど・・・』とうなづいた。
うなづきすぎて二重あごになったくらいだ。
いや、それは最初からだ。
それにしてもほんとイケメン揃いだ。
なんで?
なんでそんなに集まったの?
と聞きたい。
五右衛門役の佐藤真司は最高にカッコよかった。
ほんとこのいい役者だ。
芝居に対するまじめさが見える。
そして素直さが見える。
十兵衛約の服部真樹もクールでよかったし、
百地、ハヤテ・・・誰もがかっこよかった。
噛み噛みマンだと思ってた才蔵も劇中はかっこよく、一緒に観劇した連れの女子はすっかりファンになっていた。
ところで・・・
陽炎の役の人って・・・男の人・・・・・・ですよね?
そこが最後まで疑問だった。
まぁ、
とにかく最高にいい芝居だった。
後はタイトル変えて、もう少し広い所でやらせてあげたいってだけ。
やられた・・・
ええ、やられました。
ステージ上の二人はがんばってましたし、おもしろいことやってましたし、おもしろいこと言ってました。
けど、ダメだったんです。
全然集中できませんでした。
隣の席の人がすご過ぎました。
だって、絶えず咳をし、笑うときにはオペラを歌うかのようにこれでもかというくらいに声を張る。そうやって笑いどころで大声で笑った後にチラッとこちらを見てくるんです。赤の他人なのにですよ?
もう怖すぎです。
怖すぎて全然集中できませんでした。
ネタバレBOX
政治問題などの時事問題を取り入れたお笑い。
ある程度の大人、ニュースを見てる人ならわかる笑い。
ニュースを見ない人にはわからない笑い。
そんなお笑いでした。
まぁ、一番盛り上がったのがピンクレディーの振付をしたところだっていうんだから、ニュースを見てる見てないに関わらず世代の違う人達には厳しい笑いでしょうね。
とにかく舞台慣れしてる様子の二人で安心して見れました。
なにしろ隣の人さえ違った人だったらもう少し楽しめたのに・・・。
残念です。
満足度★★★★★
文句のつけようがない。
三本立てのショートなお芝居達。
どれも面白い。
けれど特に三本目、作者の狙いに丸々見事にはまった。
もうなんてゆーか、偶然見つけた穴に手を突っ込んでみたらスッポリと、そしてピッタリと当てはまるくらいに見事にはまった。
もう、『やられた』としか言いようがない。
だから何回も言う、やられたやられたやられたやらねたやられた・・・と。
ちなみに上に書いた『やられた』の四個目は『やらねた』になってるけど、そんな騙しが入るくらいにやられた。
そしてみなさんキャラが濃い・・・。
だって、まともな人が一人もいないんだもん・・・。
もうほんと同じ職場にこの子達が集まってたら大変だ、仕事にならない。
パニックだ。
すげぇよ、この人達。
そして、この芝居、すげぇ、面白かったよ。
ネタバレBOX
が、しかし、
二本目の最後は少々理解不能だった。
繰り返してまた殺す?みたいな感じ・・・だったっけ?
どういうことだろう・・・あの少女の空想?
うーん・・・難解。
何回考えても難解。
つまり何回も難解なんかい?
・・・。
で、
三本目にしてたUNO。
遠くからだから見えなかったけど、あれってカードの進行は決まってたの?
だとしたらすごいね・・・。
どうでもいいけど、でてきた四人がどうにも『ちびまるこちゃん』のキャラと被って仕方なかった。
まるちゃん、たまちゃん、みぎわさん、野口さんに・・・。
うん、どうでもいいけど・・・。
満足度★★★★
嫌いじゃない。
いや、むしろ好きかも。
物語の構成がよかったし、最後の終わり方もよかった。
ネタバレBOX
とはいえ、最初は少々不安だった。
自分のことを『おい』やら『あい』などと言う奇妙な言葉を話す人達が現われて・・・。
この人達いったいどこの人なんだ?
と、いまいちわからない。
けれど、方言としては名古屋弁っぽい。そうなると名古屋人の自分としては黙ってられない、イライラしてくる。名古屋を馬鹿にしてるのか?と。
まぁ東京で公演して、その方言を特定できない人達を相手にして、『ああ、これはどこかの方言なんだな』と漠然と田舎感を出すのであればいいが、名古屋でも公演をしたという。そうすると名古屋人には相当反感をかったんじゃないかとなんだか逆に心配になったが、大丈夫だったんだろうか?
とはいえ、かすみは比較的上手に方言を話していた。
誠一、弘美、武辺りは聞いてて辛かった。
特に誠一の『やや!ややややや!』という言葉・・・。え?どこの人?ってゆーか、使う?そういうのって?と、自分の短期が嫌になるほどイライライした。まぁいいけど・・・。
まぁとにかく一人くらいはまともに『僕』だとか『俺』なんていう言葉を使ってもいい気がした。特に立石は街から来ているわけだし。
と、まぁそんなどうでもいいことを思いながらのスタートだった。
そして物語は続いていく。
まずは、のんびりと日常の生活が非日常的な会話が交わされながら進んでいき、途中、やまちゃんの登場で少々アクセントが付いた。
ここでようやく作者のいうところのコメディーという味が少々出てきた。
さらに立石の登場が大きく空気を変えた。彼が出ていなかったらお堅いNHK風の物語になっていたに違いない。まぁそれはそれで素朴でいいんだろうけど。なにしろコメディーと言うのにようやく適した人物が現れた。
そして物語はいくつかの問題を提起し、暴かれ、解決され・・・たりされなかったりでゴールへと加速していく。
最後は武が前向きにがんばる姿が爽やかで、さぁやってやろう!的な感じで終わる。
ああいう感じ好きだ。映画『スペーストラベラーズ』の最後っぽい。
さて、物語と離れて勝手に思いついたことをいくつか・・・。
・誠一の浮気について
道代と千鶴子とはきちんと別れて、二人にも明るい未来を見せてあげて欲しかった。せっかく武と陸が前向きに生きていくストーリーになっているのだから。
・武が柱に挟まれることが好きなことについて
もっとこれを使えばいいのにとやきもきした。
例えば全員が挟まれて試してみるとか。
せっかくセットがそういった造りになってるのに。
・反対勢力の件について
ひともんちゃくあるのかなと思わせる場面があったわりに特に触れずに終わって、なんだったんだあれは?と疑問をもった。
・明日はなんの日でしょう?について
つまり武の誕生日なんだけど・・・あの意味ありげな武の言い方のわりに、なんだやっぱり・・・と思わせる程度。なんか工夫が欲しかった。
じゃあ、どんな?と聞かれると困るけど。
・げんろくぐるぐるおにとんぼちょうばん について
結局なに?柱?もうちょっとわかりやすくしてほしかった。っていうか柱なら柱ってちゃんと言って欲しかった。いまいちよくわかんなかった。
・立石について
まぁ、空気を変えたね。
彼の味付けはかなりよかった。
と、
まぁ、
なんだかんだ言ってなかなかよかった。
僕はまだまだ子供だ・・・。
約一時間の公演。
20分のダンス。
25分程のショートフィルム。
10分ほどのダンス。
こんなの初めてでした。
ネタバレBOX
うーん・・・。
なんてゆーか、自分まだまだ成熟してないな、まだまだ子供だなって思いました。
つまりは自分にはまだまだ理解できない大人な世界を見せられた気分だった。35歳にして・・・。
最初の20分間のダンス。
なんだか音楽に癒されながら見てました。
けれどダンス自体の意味はよくわかりませんでした。
ただ思ったのは、『こんな長いダンス、よく覚えてるもんだなぁ』とどうでもいい感想でした。
たぶんなんらかの意味を見出そうとしたらダメなんですね。
あるがままを受け入れて、自分の中で消化しろってことなんでしょうね。
なんにしろ難解でした。南海キャンデーズくらいに難解でした。
そしてショートフィルム・・・うーん、これ、たぶんちゃんと見れたら面白かったのかもしれませんが、なにしろ出てる男性の言葉が聞き取りにくくて全然内容がわかりませんでした。頭の上に『?』が出てしまいました。
そして最後のダンス。
なんだかエロかったです。
目のやり場に困りました・・・。
いや、ウソです。困りませんでした。
なんだかずっとエロいところ見てました。
ああ・・・自分全然子供じゃなかったです。
十分すぎるほどエロい大人でした・・・。
Just Like Starting Over!
Starting Over・・・なんだかビートルズ的ですね。
いわゆる『全ては生まれ変わるのさ』的な。
もしくは『すべてをやり直すのさ』的な。
そんなやり直しを誓う物語。
と書いたものの・・・自分、観に行けませんでした・・・出張が入って。で、これがまたやっかいな出張で・・・いわゆるクレーム処理というか・・・お客はもうカンカンで、って別にパンダの名前じゃなく・・・っていやいや、そんな話はよくて・・・。
えーっと、代わりに観に行ってくれた友人二人の言葉を以下に。
A子:『なんか足りないんだよなぁ・・・なんだろ。間かなぁ?間が悪いのかなぁ?そこさえ良ければすごくよかった。面白かった。今のままでも面白かったけどね。』と満足しながらもお笑い通っぽい発言。
B子:『うーん・・・主役と脇役のテンションの差が気になるのよねぇ。。。それさえなければかなり良かったんだけど。』と、楽しみながらも人間観察の目が鋭い。
といった具合でした。
第一声はどちらも『すごく楽しかった!!』と言っていたので、まぁたぶんすごく楽しかったんだと思います。
いやほんと観に行きたかったです。