ビビの観てきた!クチコミ一覧

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うちの犬はサイコロを振るのをやめた

うちの犬はサイコロを振るのをやめた

ポップンマッシュルームチキン野郎

駅前劇場(東京都)

2014/07/04 (金) ~ 2014/07/13 (日)公演終了

満足度★★★★★

ディテールに神が宿る。
BY黒澤明。


※千秋楽後に内容を書き直しました。

ネタバレBOX

といいつつとりあえず一つだけ。
冒頭のチャゲアスの小芝居は、作家の趣味なんでしょうか?
くだらないと思いつつも大爆笑してしまいました。
青いうさぎとか芸が細かすぎる!!


千秋楽おつかれさまでした。
レビューを見るだけで「大当たり」だったことがうかがわれます。
本当に面白かったです。
私が見た今までの舞台の中で間違いなくベスト3に入ります。

一言でいえば
「しゃべることができるようになってしまった犬が少女を好きになってしまったばっかりに人と出会い人に飲み込まれて利用されながらも愛を貫こうとするラブストーリー」
と、解釈しています。

初見の団体さんだったので、被り物とか、決して上手というほどではないダンスや歌の時は「どうなっちゃうんだろう」といささか不安もありましたが、実はこの日、連日のワールドカップ観戦で完徹で伺ったのに、最後まで1秒たりとも眠気は襲って来ず、1ミリも目が離せない舞台でした。

大まかなストーリーはオーソドックスすぎるほどのベタなラブストーリーで、
その上に中国だのしゃべる動物だの戦争だのと、全く違う要素をてんこ盛りにし、早い展開で観客をぐいぐい引っ張り、あれよあれとという間に、ラストで出て来る「手足のない日本兵」でした。
そこで当然展開は見えたのですが(夢オチ)、では一体ゴルバチョフはどこに戻るのだろうと思ったら、なんと、

とくにうまくもないなあと思って見ていたキャバレーの踊りと歌ですよ。

もう全くそういうつもりじゃなかったのに、思わず泣いてしまいました。
結構ガーっと涙があふれてしまいました。これは快感です。
ちなみに人の舞台で泣いたのは初めてです(笑)
「よりによってなぜこのシーンで泣いてしまうのか」と思いましたが、隣の女性もかなり泣いていたので(というか、結構泣いてる人が多かった)、作家としては当然計算だろうと思います。


面白いと感じる作品は、最終的にディテールがあることだと思います。
今回の舞台では、「鋼鉄の卵を産むにわとり」「手足を欲するトカゲ」「椅子と結婚するマッサージチェア」という三人のキャラクターに、神が宿っていたのだと思います。
この三人はストーリーに大きく関係しているわけではなく、にぎやかしな感じ、しかも被り物ですから、ぱっと見ると「あははは」で終わるのですが、実は全編通じてそれぞれが訴えていることがあります。
「自信」「願望」「癒し」です。
あえて被り物で観客の目をそらしていたとしても、作家の意図は十分作品に反映され、そこが最終的に感動に繋がっているのだと感じました。

クレオパトラの妙な存在感も、舞台上にいるだけで笑ってしまったし、それに負けないカエサルも、ラストに衝撃の姿で登場して全部持っていく感の謎の男も、細部にわたって役者の魅力が光っていました。

もう一度見たいと思いましたが、中日すぎたくらいでほぼ売り切れていました。評判ってすごいんだなあと思いました。
またぜひ見たいと思います。


明けない夜 完全版

明けない夜 完全版

JACROW

シアタートラム(東京都)

2011/08/25 (木) ~ 2011/08/28 (日)公演終了

満足度★★★★★

忘れられない名作
細部にこだわった演出が忘れられません。

ネタバレBOX

救いのない話の中にさらに救われないエピソードが入り込み、
どうにもならない閉そく感のままに幕が下りる………。
作家として、このラストは勇気ある作品だと思いました。

昭和という舞台設定も最初は「どうして?」と思いましたが、味わいがあり、そのノスタルジイも世界観の一部となって、夢中になりました。
こだわりの舞台美術も素晴らしかったです。

夜ノ森/チェレンコフノ光ニツイテ

夜ノ森/チェレンコフノ光ニツイテ

EgofiLter

シアター711(東京都)

2014/05/21 (水) ~ 2014/05/25 (日)公演終了

満足度★★★

ラストが感動
ラストの豊田記央さんのシーンで胸が熱くなりました。

てのひらの虫

てのひらの虫

RASCAL

小劇場 楽園(東京都)

2014/05/29 (木) ~ 2014/06/01 (日)公演終了

満足度★★★★★

作家です!!!
昨日は無事に初日を終了しました!ありがとうございました!!お越しいただいたお客様に10年分くらいほめられました!!脚本を書いた私が言うのもあれですが、緊張感あふれる濃密な舞台に仕上がりました。これあと1ステージしかないなんてもったいなくて泣けてきます!!

ネタバレBOX

自分の作品を自画自賛するのはこりっちではあんまり見ないですが(ていうか私以外やっているのを見たことがないですがw)、ルール違反じゃないからまあいいや、不快に思った方、すみません。どうぞお許しくださいませ。
共演NG

共演NG

劇団フルタ丸

「劇」小劇場(東京都)

2014/05/16 (金) ~ 2014/05/25 (日)公演終了

満足度★★★★

緻密な演出と美しい美術
緻密な演出と美しい美術は、フルタ丸さんの特徴です。
役者も常に安定していて、ヘタクソが一人もいない。
緩急・強弱があり、毎回見ていて安心します。

ネタバレBOX

いわゆるメタ構造。
冒頭の漫才コンビの「その後の二人」の「舞台」の話。
結局なぜか二人とも舞台役者になっていた。

一つ一つの小さなエピソードを積み重ね、
一つの大きなテーマを持たせて見せていく展開は面白かったし、
考えながら見ることになるので、そこも飽きることなく楽しめました。

ただ、一つ一つの話が、起承転結ではなく序破急なんですよね。
舞台だからそうなのか、よくわかりませんが………。
なので物語が急変する感じが、ちょっともやっとします。
フルタさんの、ドッカンとした太い長編も見てみたいです。
第二回園田英樹演劇祭

第二回園田英樹演劇祭

ユーキース・エンタテインメント

シアター風姿花伝(東京都)

2014/05/20 (火) ~ 2014/06/01 (日)公演終了

バックホーム観劇しました。
小劇場の舞台でこれだけ若くてかわいい女子が揃ったのは、初めてな気がします。ただただそのかわいいビジュアルに驚きました。

ネタバレBOX

内容は、幽霊、男女入れ替わり、宇宙人と、なんでもアリのファンタジーで、頭をからっぽにすれば子供も楽しめる内容でした。
(大人の私はどう楽しんでいいかわからなかったですが)
なのでシナリオの齟齬やリアリティや芝居等はこの際おいといて、
「かわいい女子がなんかたくさん頑張ってる!」
で、いいんじゃないかと思います。
きっとそういう狙いの舞台だったんだろうな、と。

私は3,800円分楽しむほどではなかったですが……(汗)
Parallel /パラレル

Parallel /パラレル

劇団フルタ丸

「劇」小劇場(東京都)

2013/11/07 (木) ~ 2013/11/11 (月)公演終了

満足度★★★★

舞台上の見た目の美しさ…★★★★★
セット、役者の丁寧な演技、そして演出。
舞台上の見た目の美しさは圧巻でした。
実はそんなに新しいことをしているわけではなく、よく見る設定だし、パラレルはありきたりですが、ただ、演出の構想があって書いた脚本は、「舞台を見せるための脚本」という感じ、見ごたえがありました。
面白かったです。

ネタバレBOX

ただ、正直に言ってしまうと、「見た目の美しさ」が全てで、実はありきたりなことしかやってないなあと後から思ってしまいました。
二つの世界の「もし」は、もっと破綻していてもいいんじゃないかと思います。
舞台でSFをやるなら、もっとぶっ飛んでほしかった気がします。
うまいことまとまってしまった、という感じがしてしまいました。
なんか惜しい!みたいな。
匿名家族の時のような丁寧に積み上げた脚本のほうが、満足感が高かったも。
雨月物語

雨月物語

演劇ユニット飛び猫舎

black A(東京都)

2013/10/19 (土) ~ 2013/10/20 (日)公演終了

琵琶の音が印象的!
初めて生琵琶を堪能しました。
素人にとって琵琶はあまり長く鑑賞できるものではない楽器だと伺いましたが、雨月物語の朗読と、怪しげな舞踏が作り出す世界観に、ぴったりでした。
もっと琵琶を聞きたい!と思ってしまいました。

朗読劇って、どこを見ていいかよくわからなくて戸惑うのですが、
琵琶や舞踏など、「ここだ」という演出がされており、見やすかったです。
また、雨月物語の3つの物語を一つにし、「女の業」を描き出したのは、
圧巻でした。

70分があっという間でした!

Midnight Traveller

Midnight Traveller

M ACT CREW

ブディストホール(東京都)

2013/10/12 (土) ~ 2013/10/20 (日)公演終了

満足度★★★

ダンス、キレキレ☆☆
主演の松永一哉のダンスがすごかった、おお、って思いました。
ひとつのエンターテイナーだと思いました。
また、時間の都合で途中退席させていただいたのですが、その際の受付の方の対応が非常に親切で、ありがたかったです。

ネタバレBOX

最後まで見ていませんが、ストーリー自体は珍しいものではないと思います。
ありがちなファンタジー設定、夢設定でした。
でも、ところどころのセリフに「おお」と思うような視点があり、十分楽しめました。
場面転換が多いのはやや気になりましたが、うまく世界をつなげていたと思います。
なかなか話が進まない部分があったのですが、そこも(全部で2時間40分ということを考えると)事情があったからなのだ、と、後から納得しました。
でもそんなに退屈しなかったです。ちゃんとキャラクターが描き分けられていて、それぞれに事情がきちんと成立していたからです。
最後まで見られなかったのは惜しかったです。ごめんなさい。

欲を言えばむしろもうちょっとダンス見せてもらってもよかったかな、と。
主役の彼のダンスというか動きというか、キレキレで気持ちよかった。

夢の世界の花とウサギの衣装が妙にがっかりしてしまいました。他の衣装は凝っていたように思ったので余計残念です。ネズミくらいのクオリティがあればもっと見た目で楽しめるのに。


正直¥5,500は高価だと思いました。友達誘いづらい値段設定です。
イッヒ リーベ ディッヒ【全公演完売の為、当日券の発売を中止いたします】

イッヒ リーベ ディッヒ【全公演完売の為、当日券の発売を中止いたします】

劇団東京イボンヌ

ワーサルシアター(東京都)

2013/10/01 (火) ~ 2013/10/06 (日)公演終了

満足度★★

チケット完売おめでとうございました。
1000枚のチケットを完売させることは容易なことではないです。それを初日前に実現させたわけですから、いかに期待した人が多いか、ということがうかがえます。素晴らしいことだと思いました。
また、当日の舞台運営も人手が多く、気持ちよかったです。
こうした裏方の気持ちがこの劇団を支えているのだと感じました。

ネタバレBOX

舞台内容について記述します。

舞台内容に関しては、かなり厳しいものでした。
多くの役者に「役割のある役」が与えられておらず、
感情移入する部分を見つけるのが大変でした。
何名かの方が書かれているように、
脚本上で「現代パート」が破たんしていました。
ですので、どんなに役者が頑張っても、
物語の世界にはいりこめないわけです。
作家に都合のよい状況説明ばかりでエピソードが展開されておらず、
起承転結もはっきりしないために、
ドラマ不在となり、感情移入ができませんでした。
ベートーベンの方はというと、
確かに現代の部分よりはドラマっぽくありました。
ですが、ベートーベンは既存のキャラクターであり、
周知のストーリーを展開してるだけなので
オリジナリティを感じることはできませんでした。
良家の子女であったマリアがあえて「家政婦」となってベートーベンの恋人となっていた、というのはもしかしたら作家のオリジナルかとも思いましたが……
いかんせん、カツラをかぶった日本人が「ベートーベン」だと言い張っても、結局は着ぐるみと大差ないように思いました。さらにドイツ人が「バカ」を連発するのは、コントですよね。面白ければそれもありですが、マリアは大まじめに演技しているようだったし、どう受け止めていいのかよくわからず、戸惑うばかりでした。ただし、ベートーベン役の古賀氏の力量は素晴らしいと思いました。カツラ姿が途中で気にならなくなりました。
声楽家の歌は素晴らしいのですが、どういう立ち位置だったのかよくわかりませんでした。愛の告白シーンでいきなり舞台上に連れてこられても……どういう意図の演出なのか、戸惑ってしまいました。
結局脚本がうわべの「きれいごと」をただ羅列してるだけなので、
人の心に響いてくるようなセリフがなかったのだと分析します。

私は作家なので脚本重視でドラマや芝居を観ます。
なので脚本の出来が作品の出来を大きく左右します。
脚本はドラマの設計図であり、それが狂っていたらまずいと思います。
ただ、これはあくまで私の感性です。
ようは何を楽しんで作品を見るのか、ということの違いでしょう。

★は制作と役者さんたちにそれぞれひとつづつです。

カルデッド

カルデッド

JACROW

OFF OFFシアター(東京都)

2013/07/24 (水) ~ 2013/07/31 (水)公演終了

満足度★★★★

見たことのないOFFOFF
舞台が中心に作られ、両側に客席が。そして舞台セットと呼ぶのかどうかかなりきわどいシンプルな箱が並べられ………。劇場に入った瞬間、良い意味で混乱しました。
この「箱」が4話通じて様々な形に変化し、また具現的ではなく抽象的な美術なため、世界観をうまく作っているのです。
私の一番のお気に入りはリグラー2013。

ネタバレBOX

私の一番のお気に入りはリグラー2013。
他の方も書いていますが「無間地獄」が気持ち悪くて良かったです。主演された役者さんのイライラと気付きもドキドキしました。

作家として脚本を見ると、「スーサイドキャット」や「リグラー2013」は、「世にも奇妙な物語」的テレビドラマ要素を含み、斬新ではなくありがちな展開と言えますが、作品として見るとまとまっており、エンターテイメントとして楽しめました。
「甘えない蟻」と「鳥なき里に飛べ」は戯曲的で、哲学的に描かれており、物語の出口がよくわからないように見えて実は伝えるべきテーマだけを絞って描いた戯曲ととらえることができました。
上記2作品のテレビドラマシナリオと、戯曲的、この2パターンを描くことができる作家性に啓蒙いたしました。
一つだけいうなれば、どの自殺も「人のせい」という視点が多く、責任の所在のやりとりというパターンに陥ってしまう部分をもう少し多面的に描いていただけたら良かったかな、と、思いました。

2時間て……と、最初思ったのですが(笑)短編4本だったので全くそう感じませんでした。
全編に出演されていた女優さん(蒻崎今日子さんではないかと思います)の表情やセリフに力があり、すごく引き込まれました。もっと長編で見てみたいと思いました。
銀河廃線 あの夜、僕は汽車から降りた。

銀河廃線 あの夜、僕は汽車から降りた。

テトラクロマット

恵比寿・エコー劇場(東京都)

2013/07/24 (水) ~ 2013/07/28 (日)公演終了

満足度★★★★★

面白かったです!
私が好きなシーンは、ローズのシーン。気持ちわかるなあと思いました。ローズを演じた役者さんは印象的です。また、映像をあえて生身の芸達者な役者を揃えて表現した、という演出の工夫が素晴らしく、天井も奥行もある劇場に、最小限のセットで心情風景を見せていたと思います。
パンフレットのインタビューも楽しく拝読しました。

ネタバレBOX

一番グっと来るのは、「三角関係の瓦解」の方向性です。三角関係と言えば普通は男女の恋愛になると思いますが、この物語はそうはいかない。一人だけ女の子だったエリ、そしてそれを「わかる」と言ったローズ、そういう「男子を追いかける女子」の二つの視点に、偉大な作家性を感じました。
あえて言うのならばふうちゃんはちょっとありきたりな気がしてしまった。他が個性的な視点で描かれたキャラクターだっただけに惜しいなと思いました。もちろんその「惜しい」と思った部分も、演出や演じる役者がしっかり理解し存在するので見せ場となっているんだと思いました。
あなたがいたから

あなたがいたから

シグナルズ

「劇」小劇場(東京都)

2013/06/12 (水) ~ 2013/06/16 (日)公演終了

起伏のない日常を丁寧に。
大きなエピソードの動きがあるわけでもないし、誰かが大きく変化するわけでもない、でも主人公に少しだけまわりが影響されていく、という、小さな小さな変化を達者な役者さんたちが丁寧に演じ切っていました。
やっぱり豊田記央さんは素晴らしいです。
出てきた瞬間、空気変わったから。

殺意が死んだ夜

殺意が死んだ夜

ビビプロ

小劇場 楽園(東京都)

2013/05/29 (水) ~ 2013/06/23 (日)公演終了

満足度★★★★★

作家です。
作家の私が感動したよ!!追加公演、ぜひ入りたいなあ~~!!ぜひ色々な人に見て欲しいです!!

ネタバレBOX

サスペンスでミステリーなのでネタバレは絶対にしません!だってアタイが作家だから!!
ライオンキング【東京】【2023年1月22日昼公演中止】

ライオンキング【東京】【2023年1月22日昼公演中止】

劇団四季

四季劇場 [春](東京都)

2000/01/01 (土) ~ 2016/05/28 (土)公演終了

子どもも夢中な2時間!
友人が5歳の息子を連れてきましたが、まったく飽きることなく楽しみました。立体的な舞台芸術は圧倒されます。
私も娘を連れて行きたい!!

宝島

宝島

第0楽章

SPACE EDGE(東京都)

2013/05/06 (月) ~ 2013/05/12 (日)公演終了

戯曲が良かった
シナリオがよく練られていて、一筋縄ではいかない、見た目ではなくその裏側にあることをうまく想像させられる内容になっていたと思いました。

ネタバレBOX

演出は正直よくわからなかった。途中の「これは私の妄想です」で、いちいち集中していた世界観を壊されてしまい、戸惑ってしまった。それも慣れれば「またか」と思ってなるべく考えないようにしたのですが。
飽きさせない舞台でした。面白かったです。
匿名家族

匿名家族

劇団フルタ丸

サンモールスタジオ(東京都)

2013/05/11 (土) ~ 2013/05/19 (日)公演終了

面白かったです。
すでに公演が終了していますが、ネタバレになるので、

ネタバレBOX


最初、「ピー家族」の実態がつかめないのと、
一体何をしてるのかよくわからないのとで、
なかなか世界観に入れませんでしたが、
個々のキャラクターが理解できてくると全体像が良く見えてきて、面白くなりました。
さらに回る舞台も見せる「ショー」として存在していたし、回すこともきちんと計算されて描かれたシナリオだった、というのも良かったです。
最後の方で主人公の家族に対する一人芝居みたいなシーンがありましたが、「相手を想定している一人芝居」って正直「ん?」と思ってしまうことがほとんどなのですが(個人的見解)、匿名家族のシーンはそれを感じさせることなく感情移入できました。
面白かったです。
大人の絵本『カラフル』

大人の絵本『カラフル』

あぁルナティックシアター

駅前劇場(東京都)

2013/04/02 (火) ~ 2013/04/07 (日)公演終了

満足度★★★★

超絶笑った!!
いやもう最後まで笑った笑った、こんなに笑ったのは久しぶりだ、っていうくらいに笑わせていただきました。

詳細は、ブログにて。

ネタバレBOX

http://blog.livedoor.jp/vividaiaiai/archives/53041794.html

良かったらご覧ください。
月の剥がれる

月の剥がれる

アマヤドリ

座・高円寺1(東京都)

2013/03/04 (月) ~ 2013/03/10 (日)公演終了

満足度★★★★

2時間20分!
2時間20分は長いです……
これがもう少し短かったら、小学生の娘にも見せたかった。
素晴らしいセットを縦横無尽に動く役者たちに感動したし、毎度の広田クオリティの「詩の朗読のようなセリフ」も、唯一無二だと感じます。
座・高円寺という舞台、初めてでしたが天井が高く、素晴らしい舞台でした。
この舞台にはアマヤドリのクオリティが非常に合っていました。
個人的には赤羽を演じた小沢道成さんに非常に惹かれました。大好きなコロさんは、ソラというあの役に、もう少し何か仕掛けがあればよかったのにと思いました。田中美甫さんは「おーい」しか言ってなかったけど(笑)しっかり存在感がありました。さすが!素晴らしい!

完全版・人間失格

完全版・人間失格

DULL-COLORED POP

青山円形劇場(東京都)

2012/11/01 (木) ~ 2012/11/07 (水)公演終了

満足度★★★★★

今更なんだけどね。
あ、そうかこの舞台がDULL-COLOREDPOPだったのね。
円形舞台は初めてで、素を見た瞬間はビビりましたが、小道具がどんどん増えていくところや、役者の声のトーンで様々な場面転換を演出したりなど、経験の浅い私には見たことのないシーンばかりでした。
やっぱり一番は、コロ!!!!
久しぶりにガッツリ演じてる「コロ」を見て、気持ち良かった!!!

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