数学者の奥さんが投票した舞台芸術アワード！

政治評論家からネットカフェ難民まで、登場人物全員が多面的に描かれていた。大いに笑えただけでなく、優れた現代文明批評にもなっていた。

上演時間2時間40分。休憩なし。いじめ、放火、事故、テロに巻き込まれ、何度も極限状態を生き抜いた男の波瀾万丈な物語。近未来の日本の鋭い予測も見事だった。

セットや衣装にこだわりを感じました。人間的な喜怒哀楽を捨てたはずのホテルの管理人が肝心なところではなかなか人情派で、じい〜んときました。

戦争に翻弄され、平時の常識など通用しない極限状態を生き抜いた男達の狂気と葛藤と恐怖。あまりに重いテーマだったため、暗い顔をして帰路につくことに。

実在した会社の裏側や、そこで働く人の生態、それを生み出した社会のゆがみをやんわりと表現したプロテスト演劇。

冬の歌舞伎町の夜にピッタリ。バイオレンスから哀愁、笑いまで、ひとつぶで3度も4度もおいしい作品でした。

無条件で笑えるおバカ系の作品でした。これからもまた大爆笑のステージを期待。

下ねたが多数登場するものの、人間の成長も見事に描いていた傑作。今後の作品にも期待。

必ず一部からはお叱りの言葉が届くような問題作を作り続けてください。

筋の面白さだけでなく、侍としてのカッチョ良さ、殺陣の迫力からもこの作品選びました。明石スタジオでは狭過ぎました。