1
蝶のやうな私の郷愁
ひなた旅行舎
序盤の夫婦の会話でほんわかした気分になり
この展開がいつまでも続いてほしいなと思った。
終盤にかけての何とも言えない重苦しい感覚、
全部を説明しない、なんとなくそうなんだろうな~と思わせる上手さが良かった。
もう1度観劇した作品でした。
2
フェイクスピア
NODA・MAP
シェイクスピアの四大悲劇を読んだことがなかったので
有名な台詞や登場人物がちょくちょく出てきて、誰だろう~っと
なってしまう場面もあったが、見終わった後の満足度は高かった。
わかりやすい言葉遊びも良かった。
前の方で観劇ができたので演者さんの細かい表情の演技を観れて良かったです、
高橋一生さんの女性を演じる姿は上手いな~、倒れる時も舞台から落ちそうなくらい前に
倒れこむし、白目で痙攣する顔も笑えた。
終盤のシーンでは泣いている、鼻をすするお客さんが多かったな
あのネタをエンタメとして消化するとは、いろんな意味で野田地図恐るべし。
楽、アタイは68歳くらい?イタコ試験50回+高卒
あの事故が36年前でその時、2人は3歳だから40歳では?
新潮のフェイクスピアの戯曲の冒頭の数行に2051年みたいな事が書かれていた。
これが舞台では誰も言わないから戯曲を読まないとわからない仕組み?
3
粛々と運針【制作「山口ちはる」プロデュース】
制作「山口ちはる」プロデュース
横山さんの脚本という事で観劇しに行きましたが、
演出、劇団員さん、すべてがすばらしい作品に仕上がってました。
あの熱量は舞台でしか味わえないもので痺れました。
とりあえず観劇三昧でiakuの粛々と運針のDVDを買って、
色々と比較してみたくなりました。
Tシャツを脱いでそれを母親と子が縫う、チクタク・・・。
色々と考えさせられる内容で良かったな。
4
パ・ラパパンパン
Bunkamura / 大人計画
現実と小説の世界の多重構造の演劇はおもしろかった。
前半はお笑い寄りで、後半は本格ミステリ寄りなのだが、
現実世界で起こった事件の謎が原因はあれしかないだろうな~っと思ってしまい、
それを終盤まで引っ張るのでそれは辛かった。
後半の物語が伏線を回収してまとまっていく展開はよかった。
たか子さんの歌はとても良かった、
序盤の全員で歌っている歌は歌詞が全く聴き取れなかった
同じく、たか子さんと龍之介さんが一緒に歌った時も
違う歌詞を同時に歌っていたのでこれも聴き取れなかった。
ラパパパン~♪という歌詞は観劇後も記憶に残った。
5
ドント・コールミー・バッドマン
24/7lavo
転売屋に復讐するシーンが始まったとき、
設定がぶっ飛びすぎてついていけない青春コメディが始まるのかと
ひやっとしたがそんなことはなく、笑えて真剣に観劇できる内容でよかった。
照明さんの演技が良かった、欲を言えばもう少し演出家とのバトルを見ていたかった。
上演時間が120分というのも短すぎず長すぎず、丁度よい時間だった。
6
逢いにいくの、雨だけど【4月25日東京公演・大阪公演全ステージ中止】
iaku
観客席の席と席の間隔が全くなく、隣同士ギチギチの狭さ
固定された椅子ではないのだからスペースは空けることはできたはず、
駅前劇場ですら隣の人と肩が当たらないスペースだったのに
今回の舞台はディスタンスが全く取れていなかったのが残念。
また、新規コロナ感染者数が日々増加しているにもかかわらず
観客動員率をいきなり50%から100%に変更するのもどうかと思った。
適切な距離を空けての100%動員なら文句はない、
しかし、あの密集状態はコロナ禍になってから1番酷かった。
配信という選択肢はなかったのだろうか?
スマホを電源から切れと言われていても開始早々、
スマホの音が鳴り響く。
狭く密集した席のためか後ろの方の客席でなにかにキレている客の声。
劇中の私語などもあり、あまり集中して観劇できなかった。
舞台自体はよかったがだけに残念。
7
帰還不能点【3/13・14@AI・HALL】
劇団チョコレートケーキ
劇中劇が良く、配役も変わるので飽きずに集中してみることができた。
千秋楽の10分劇3本も良かった。無事に観劇できたことに感謝。
8
福島三部作 第一部『1961年:夜に昇る太陽』
DULL-COLORED POP
今年初めての演劇。
3部作という事があって前回の公演は全部見れないからあきらめた。
今回は、有給を使用して朝から連続して3部見た。
1部のパペット、2部の犬の演者、3部は完成度の高さ、
観劇し終わった後、とても良い作品でもう1回見たいと思った。
チケットさえあればたぶん、行っていただろうな。
9
ワクチンの夜
城山羊の会
最初に見たあらすじとは少し変わっていましたが、
内容はおもしろかったので問題ありませんでした。
物販のコーナーからDVDかなにかであえぎ声が響き渡っていて驚きました、
逆に芝居の時の普通の台詞が小声でこれは聴こえなくても問題ない台詞なのだろうかと思う場面も
ありました。大笑いするというよりはクスクス笑う劇団なのかなと思ってたら、予想外のことをしてきて
楽しい時間だった。
三鷹の星のホール?は、相変わらず隣の人と肩と肩が密着するほど席がくっついている。
それなのに規制退場で密を避けると言っていた、もう既に座席が密なのに何を言うとんねんって
感じでした。