FIGの観てきた!クチコミ一覧

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パラドックス定数第45項 「Das Orchester」

パラドックス定数第45項 「Das Orchester」

パラドックス定数

シアター風姿花伝(東京都)

2019/03/19 (火) ~ 2019/03/31 (日)公演終了

満足度★★★★★

実在の人物のエピソードから自由にインスピレーションを働かせて独自の物語を展開するこの作家の台本は興味深くおもしろい。台本を買ってじっくり読んでみようと思わせてくれる作家はこの人だけだ。固有名詞がいっさい出てこず、あくまで史実と無関係なフィクションというスタンスなのは理解しているが、フルトヴェングラーの風貌がまるでアインシュタインなのは少し笑った。宣伝大臣の演技は出色。圧政の権力の象徴で、しのび寄るように背筋が寒くなる恐怖感をかきたてられる。

新・ワーグナー家の女

新・ワーグナー家の女

劇団 新人会

上野ストアハウス(東京都)

2019/03/20 (水) ~ 2019/03/24 (日)公演終了

満足度★★★★

母と娘の葛藤の物語?にヒトラーの政権掌握やワーグナーの音楽やトスカニーニの話が絡められていて、そのあたりの歴史や音楽事情に知識があれば面白く感じられる。かなり長いダンスが挿入されたが、いまひとつ演出意図が伝わりにくかったように思う。

血のように真っ赤な夕陽

血のように真っ赤な夕陽

劇団俳優座

俳優座スタジオ(東京都)

2019/03/15 (金) ~ 2019/03/31 (日)公演終了

満足度★★★★

ストーリー展開や舞台の道具立てはシンプルだが、それゆえに実力のある俳優たちの優れた演技力が光った。個人的には、ちょっとだけ出てきてすっかり悪鬼と堕した校長先生の狂気の演技に惹かれた。

SWEAT

SWEAT

劇団青年座

駅前劇場(東京都)

2019/03/06 (水) ~ 2019/03/12 (火)公演終了

満足度★★★★

日本人の俳優が顔を黒く塗って黒人を演じることができない時代なのでしょうがないが、誰がどの人種なのか見た目ではわからないので多少混乱した。
しかし、これは将来の日本の姿ではないのか、と思いながら観た。ついこの前まで、安い人件費を求めて企業は工場をどんどん外国に移していたし、最近は人手不足とか言ってじつは人件費抑制でどんどん労働者を外国から入れようとするし・・・。

寒花

寒花

文学座

紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)

2019/03/04 (月) ~ 2019/03/12 (火)公演終了

満足度★★★★

俳優たちは優れた演技を見せてくれるが、この作品にしては劇場がちょっと広すぎて監獄の閉鎖的な雰囲気が今一つだった。あの二人が同級生というには・・・。

『逆柱 ―追憶の呪い―』

『逆柱 ―追憶の呪い―』

鬼の居ぬ間に

小劇場B1(東京都)

2019/02/28 (木) ~ 2019/03/04 (月)公演終了

満足度★★★★

雰囲気がよくでていた。恩師を訪ねてきた男の問いとストーリー全体があまり関連しないように感じられたのが少し残念か。

オルタリティ

オルタリティ

TRASHMASTERS

駅前劇場(東京都)

2019/02/22 (金) ~ 2019/03/03 (日)公演終了

満足度★★★

異なる価値観や異なる立場からの正義の対立を3つの状況の中で描く。
ただ後半は、ちょっと強引に感じた。

カーテンを閉じたまま

カーテンを閉じたまま

Ammo

シアター風姿花伝(東京都)

2019/02/14 (木) ~ 2019/02/19 (火)公演終了

満足度★★★★★

ポル・ポトという人物を描くのにパリ留学時代のリア王上演準備に舞台を設定した台本の巧みさに唸らされる。雰囲気がどこか連合赤軍事件を連想させるところがあった。

夜が摑む

夜が摑む

オフィスコットーネ

シアター711(東京都)

2019/02/02 (土) ~ 2019/02/12 (火)公演終了

満足度★★★★★

役者も演出も一流。テーブルの使い方の発想は独特で面白かった。

トロンプ・ルイユ

トロンプ・ルイユ

パラドックス定数

シアター風姿花伝(東京都)

2019/01/09 (水) ~ 2019/01/14 (月)公演終了

満足度★★★★

シリーズのこれまでのシリアスでどす黒い話の作品とは違い、ユーモアのあるカラッと楽しい物語なので意外な感じだった。しかしこの作家らしく、軟派なコメディに陥いることなく、馬の会話の中にも人間描写の風刺がきいている

半月

半月

IN EASY MOTION

小劇場B1(東京都)

2019/01/05 (土) ~ 2019/01/10 (木)公演終了

満足度★★★★

奇怪で官能的な雰囲気の物語だが、この制作を新年早々にもってくるとは・・・。
見終わってから、はにわりという言葉について調べてしまった。

夕闇、山を越える/宵闇、街に登る

夕闇、山を越える/宵闇、街に登る

JACROW

小劇場B1(東京都)

2018/12/20 (木) ~ 2018/12/27 (木)公演終了

満足度★★★★★

「ぶっ通し」を観たが、4時間まったく飽きさせない。実際の権力闘争の要所を巧みに捉え戯曲化した台本と演出、実在の人物の特徴を彷彿とさせる俳優たちの演技、特に主役の田中角栄役の演技、どれもまったくすばらしい。字幕による簡潔な補足説明が入り、政治史の皮肉な流れがおもしろく理解できた。1年の締めくくりにこのような秀逸な演劇を観ることができて大変満足。

スカイライト

スカイライト

新国立劇場

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2018/12/01 (土) ~ 2018/12/24 (月)公演終了

満足度★★★★★

なかなかチャレンジングな演出で(台本で指定されているのか?)、俳優はよくこなしていたと思う。
前提となる知識をまったく持たずに観たので、最初、3人の人間関係がよく掴めなかった。

アトムが来た日

アトムが来た日

serial number(風琴工房改め)

ザ・スズナリ(東京都)

2018/12/20 (木) ~ 2018/12/29 (土)公演終了

満足度★★★★★

2つの時代を交互に見せるやり方は多く見かけるが、この作品ほど2つの時代を明確に対比させているのは珍しく、強い印象を受ける。内容的にも、綺麗事や安っぽい情緒に流れず、この手のテーマを扱った他の作品とは、明らかに一線を画している。

女中たち

女中たち

風姿花伝プロデュース

シアター風姿花伝(東京都)

2018/12/09 (日) ~ 2018/12/26 (水)公演終了

満足度★★★★★

何といっても主役ふたりの女優の憎々しい感じの演技が良い。ピッタリの配役に思えた。奥様は、ちょっと若すぎに思えたが?

ネタバレBOX

巨大な鏡の枠みたいなものをグルグル回すのはどんな意味だったのだろう。
灰から灰へ

灰から灰へ

池の下

要町アトリエ第七秘密基地(東京都)

2018/12/14 (金) ~ 2018/12/16 (日)公演終了

満足度★★★★

2名の俳優さんそれぞれ、抑揚をよく付けていて個々のセリフが聞き取りやすくスッと入ってくるので良かった。ピンター作品なので、セリフとセリフの間の意味の関係性はあいまいにされている。

ネタバレBOX

背景にホロコーストが仄めかされているが、そのあたりの恐怖や狂気がいまひとつ伝わってこなかったのが少し残念。
ジョー・エッグ

ジョー・エッグ

文学座

文学座アトリエ(東京都)

2018/12/07 (金) ~ 2018/12/21 (金)公演終了

満足度★★★★

各俳優の安定した演技力で見応えのあるドラマを見せてくれる。

豊饒の海

豊饒の海

パルコ・プロデュース

紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)

2018/11/03 (土) ~ 2018/12/02 (日)公演終了

満足度★★★★

3つの時代のシーンが平行に進行するように配置され、時に重複させて時間軸を超えた語りかけもあったりするなど、非常に劇的で巧妙な脚本。劇場が大きいためなのか、俳優たちが少し無理に声を出している感がなくもない。

残り火

残り火

劇団青年座

ザ・スズナリ(東京都)

2018/11/22 (木) ~ 2018/12/02 (日)公演終了

満足度★★★★★

脚本、演出、俳優のすべてにおいて優れた公演です。青年座をスズナリのような劇場で観るのもまた違った感じがあって良いです。

誰もいない国

誰もいない国

新国立劇場

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2018/11/08 (木) ~ 2018/11/25 (日)公演終了

満足度★★★★

ピンターの迷宮を存分に彷徨う気分になれる演出。天井から落ちる水は何なのだろう。

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