演劇実験室⦿万有引力第69回本公演 J・A・シーザー錬劇開闢⦿天井棧敷・万有引力在籍50周年
演劇実験室⦿万有引力第69回本公演 J・A・シーザー錬劇開闢⦿天井棧敷・万有引力在籍50周年
演劇実験室⦿万有引力第69回本公演 J・A・シーザー錬劇開闢⦿天井棧敷・万有引力在籍50周年
実演鑑賞
ザ・スズナリ(東京都)
2019/04/05 (金) ~ 2019/04/14 (日) 公演終了
休演日:4月8日(月)
上演時間:
公式サイト:
https://banyuinryoku2019.wixsite.com/les-cenci
期間 | 2019/04/05 (金) ~ 2019/04/14 (日) |
---|---|
劇場 | ザ・スズナリ |
出演 | 髙田恵篤、伊野尾理枝、小林桂太、木下瑞穂、飛永聖、森ようこ、髙橋優太、今村博、太刀川亮、吉家智美、山田桜子、三好華武人、三俣遥河、小林仁、曽田明宏、加藤一馬 |
脚本 | |
演出 | J・A・シーザー |
料金(1枚あたり) |
2,800円 ~ 4,400円 【発売日】2019/02/12 【全席指定】 一般 前売¥4,000 当日¥4,400 高校生以下 前売・当日共¥2,800 |
公式/劇場サイト | ※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。 |
タイムテーブル | 4月5日(金) 20:00 4月6日(土) 17:00 4月7日(日) 15:00★ 4月8日(月) 休演日 4月9日(火) 19:30 4月10日(水) 15:00 / 20:00 4月11日(木) 20:00 4月12日(金) 15:00★ 4月13日(土) 15:00 / 19:30 4月14日(日) 15:00 ★4/7(日)と12(金)の終演後にアフタートークがあります |
説明 | アントナン・アルトー 寺山修司の演劇関係の著作を手に取った事があるなら、“アルトー”の文字に憶えのある人もいるだろう。アルトーとは、20世紀前期を生きた劇詩人アントナン・アルトーの事であり、その独自の「残酷演劇」論は、特に1960年代以降、世界中の演劇人に多大な影響を及ぼしている。当時の日本のアンダーグラウンド演劇も同様で、とりわけ早くからアルトーの思想に共鳴していたのが寺山修司である。天井棧敷について、特に目の肥えた西欧の劇評ではアルトーを引き合いに出される事も多く、その集大成とも言える『奴婢訓』では以下の様に評価されている。 「かつてアルトーが果たせなかった『残酷演劇』の夢を、天井棧敷が実現させた」(フランス ル・モンド紙) 「アルトーと歌舞伎の結合、最も先鋭的な前衛劇団の、ほとんど天才的なイメージの衝撃力」(イタリア イル・テンポ紙) つまり、天井棧敷の作劇とは、寺山修司がアルトーの演劇論を咀嚼の上独自に発展させたもの、と言っても過言ではない。 この『チェンチ一族』は、アルトーが「残酷演劇」宣言後に、その「残酷演劇」を実現すべく1935年に書き上げた戯曲で、16世紀イタリアの貴族チェンチ家にまつわる悲劇的な実話に基いて書かれたスタンダールやシェリー(パーシー・ビッシュ・シェリー、『フランケンシュタイン』のメアリー・シェリーの夫君)の著作を下敷きにしたもので、自ら演出、出演もしている。しかし、予算の問題や周囲の理解を思ったように得られなかった事もあり、公演は失敗、失望したアルトーは以後演劇の世界から遠ざかってしまうのである。 そして1982年、天井棧敷は満を持してアルトーの『チェンチ一族』を取り上げる。当時、本邦初演であった『チェンチ一族』は、文芸坐ル・ピリエにて”男優陣だけによる”アトリエ公演として上演された。 ――アルトーの幻の戯曲『チェンチ一族』をもとに繰り広げる天井棧敷の”残酷演劇宣言”!! 肉体による”暴力とエロス”の饗宴! これが、それ迄は音楽の傍ら寺山修司の共同演出を務めていたJ・A・シーザーの、初の単独演出作品となった。大絶賛に浴したその野心的な演出は、翌1983年、同じル・ピリエでの『シナの皇帝』をもって旗揚げする万有引力の礎となる。 2019年は、1969年に天井棧敷に入団以降、音楽担当、共同演出、万有引力旗揚げ、主宰、演出と、休む事無く活動してきたJ・A・シーザーが、演劇人生50周年を迎える。折しも、日本では平成の時代が終わり新たな時代を迎えようとしている。この節目に、万有引力が『チェンチ一族』の初上演に挑む!今回の上演に際しては、アルトーの戯曲をベースに一部シェリー版のテキストを引用し、戯曲の裏側に潜む”単なる過去の叙事ではない”今日に至るまで連綿と繋がり続ける人間の闇を暴き出す事に主眼を置く。そして、奇しくもメアリー・シェリーを縦軸にした前作『リヴォルビング・ランターン』で劇団の作劇の再検証を行った万有引力は、既に決定した次回作『奴婢訓』にて寺山演劇の極北に再登頂する前に、ザ・スズナリという格好の劇場を得て今一度アルトーの目指した”全体性”の再考察を試みる!乞うご期待!! |
その他注意事項 | |
スタッフ | 音楽:J・A・シーザー 構成・共同演出:髙田恵篤 原作:パーシー・ビッシュ・シェリー(アントナン・アルトー台本より) |
初日1週間前から「団体名」と「公演タイトル」を含むツイートを自動表示します。
(ツイート取得対象にするテキストは公演情報編集ページで設定できます。)
演劇実験室◉万有引力「演劇実験室◉万有引力 J・A・シーザー練劇開闢◉天井棧敷・万有引力在籍50周年 幻想寓意劇『チェンチ一族』」at ザ・スズナリ 早めに着いたので、劇場の裏手にある歴史的建造物「カトリック世田谷教会」をしばし散… https://t.co/3IcWTErStb
5年以上前
演劇実験室⦿万有引力『幻想寓意劇 チェンチ一族』②ショッキングな内容が、光と闇の照明を使った演出。役者達の異様な動きの舞踏、残酷さを引き出すかのようなセリフによって、作品世界に強烈にひきつけられ、舞台の上から目を離すことができない… https://t.co/JYYp1ow1iZ
5年以上前
演劇実験室⦿万有引力『幻想寓意劇 チェンチ一族』①J・A・シーサー/高田恵篤.演出。下北沢ザ・スズナリ。バーシー・ビッシュ・シェリー原作の戯曲を万有引力が舞台にした作品。子供虐待、近親相姦、親殺し、という今日的なテーマが詰まってい… https://t.co/9J2ZKOImpe
5年以上前
万有引力『チェンチ一族』観に行くじぇ★ 演劇実験室◉万有引力 第69回本公演 幻想寓意劇『チェンチ一族』
5年以上前
微力ながら美術協力させて頂きました演劇実験室◉万有引力「幻想寓意劇チェンチ一族」初日の幕が開き、本日2日目です。圧ッッッ倒的に格好良い。 4/5(金)-4/14(日) 下北沢スズナリ ※4/7(日)は完売御礼 https://t.co/m9jjo6AILh
5年以上前
今は此方、美術協力させて頂いている演劇実験室◉万有引力「幻想寓意劇チェンチ一族」を是非目撃して頂きたい所存です。先ず、見惚れる。 4/5(金)〜4/14(日) 下北沢スズナリ ※4/7(日)は完売御礼 https://t.co/m9jjo6AILh
5年以上前
J・A・シーザー“演劇人生50周年”で残酷演劇「チェンチ一族」上演 ステージナタリー 演劇実験室◎万有引力「幻想寓意劇『チェンチ一族』」が、4月5日から14日まで東京のザ・スズナリで上演される。 https://t.co/s0w5r4ccBN
5年以上前
【公演間近!】演劇実験室◉万有引力「幻想寓意劇『チェンチ一族』」4月5日(金)~ @下北沢 ザ・スズナリ https://t.co/rV260mPpKa https://t.co/IEZn8LZnZN
5年以上前
【観劇三昧日本橋店・下北沢店】本日は演劇実験室◉万有引力『紙芝居原色活劇オペラ 怪人フー・マンチュー ―不死と不死身のレクイエム―』を上映中🎭https://t.co/pyMpST7GfG 次回公演は幻想寓意劇『チェンチ一族』📚… https://t.co/cUAgcR67Or
5年以上前
【演劇実験室◉万有引力◉第69回本公演 幻想寓意劇『チェンチ一族』at ザ・スズナリ (東京)】掲載! が唯一残した幻の戯曲「チェンチ一族」をもとに繰り広げられる万有引力の残酷演劇! 詳細・チラシ裏面は⇓… https://t.co/3gaqG5d9Ys #アントナン・アルトー
6年弱前
寺山修司の演劇関係の著作を手に取った事があるなら、“アルトー”の文字に憶えのある人もいるだろう。アルトーとは、20世紀前期を生きた劇詩人アントナン・アルトーの事であり、その独自の「残酷演劇」論は、特に1960年代以降、世界中の演劇人に多大な影響を及ぼしている。当時の日本...
もっと読む