満足度★★★★
それぞれの役どころを年相応の女優8人をきっちり揃え、若手の女優も舞台経験が少ないとはいえ声優の実力派、全員役をしっかり捉え、声がとおり朗々とした魅力溢れる演技で充実感を満たす素晴らしい舞台でした。
物語は密室で起きた殺人事件、ミステリアスな事件の謎解きをしつつ、色と欲に囚われた女たち8人の互いの秘密、裏の顔を暴露したり、思惑し探り合いながら、ユーモラスに犯人をあぶり出していくストーリー展開が、最後まで緊張感を途切れさせずワクワクドキドキ、とても面白かったです。
観客へ思考させるような緊迫感を保たせる間合いも絶妙でした。
満足度★★★★
人情味に溢れた味わいのある舞台でした。
良かったです。
ネタバレBOX
家族で経営している便利屋かけつけ隊へ依頼して、還暦を前に42年ぶりに集まった、元仲良しの5人の男女、求人広告で入ってきた旦那の愛人、その娘(やくざ女親分)も交えての人情劇、笑いを随所に盛り込みながら、哀しく切なく、42年前に起きた仲良しグループひとりの崖からの転落事故の真相を知り、互いの想いが通じあい、仲間みんなの絆を確認できたラストシーンは、感動的でした。
熟年層の役者皆さんの熱量と味わいのある演技、とても良かったです。
満足度★★★★
魔法をかけられたような、ファンタジーな夢の世界を体験しました。
とても楽しい時間を過ごせました♪
ネタバレBOX
みどころ満載、最初から最後まで楽しめる舞台でした。
特に、魔女サラの澄んだソロパート、新聞社メンバーによる迫力満点のダンスパフォーマンスと重唱、サラの最後の魔法からのオリバーのダンスパフォーマンスと歌、ビアンカとAMUSEによる胸が熱くなるクライマックス、とても楽しかったです。
満足度★★★★
舞台美術はいたってシンプルながら
、中身が詰まった素敵な作品でした。
ネタバレBOX
それぞれの人生の悲哀や世間一般の持つ好奇心と残酷さ、そして一歩踏み出した扉の先に見える光(希望)を感じさせる素晴らしい舞台でした。
満足度★★★★
コンパクトにまとめられた味わい深い素晴らしい舞台でした。
ネタバレBOX
余計なものを削ぎおとし、伝えたいものだけを残した演出で魅せるチャペックの作品を堪能しました。
危機迫る臨場感に溢れた役者皆さんの迫真の演技に最初から引き込まれました。
物語は、ヘレナが島の研究所を訪れ結婚して10年後からの展開で、ロボットの反乱が起きる.....
ロボットの感情を持たない1か0か、何の躊躇いもなく殺してしまう残忍さと、ロボットに人間の習性を学習させることで、人間の感情が生み出す愚かさや過ち、身勝手な考えや憎悪、敵対心、如何に文化が進化しても繰返えされる(歴史)変わらぬ争い等、ロボットが人間の考え方に矛盾を感じとった時、起こるべくして起こる事態!?
創造主は確実に制御(停止)することが出来るのか!?
ロボットが平和(秩序)を守ろうとするために人類が滅亡することもあるかもしれない.....
また、ロボットの便利さが人間の機能そのものの進化を止め、逆に退化させてしまうのではないか…
少子化の進む現代の問題にも触れているような...
そんなことをロボットをとおして教えているようにも思えました。
書かれた当時こそロボットの製造方法のマニュアルがなく、右往左往していたかも知れませんが、今や目的の認識でいくらでも自ら学習し、それ以上のものを創ってしまうことが可能なレベルまで達してしまっていると思うと、人工知能搭載ロボットの機能や目的、方向性や倫理観が開発者の考え方次第で100年も前に書かれた預言書とも言える戯曲が事実のものになりかねない恐ろしさを感じました。
ラストシーンには、最後に作られた未完成で人の純粋な心と未熟さ(未知の可能性)を持ち合わせるロボットに、相手を思いやる気持ち自己犠牲や愛、喜怒哀楽の感情など、未来に希望の光を残す(役者選出も)演出もとても良かったです。
見ごたえのある素晴らしい舞台でした。
満足度★★★★
最初から最後まで笑い全開、大いに楽しめました。
ネタバレBOX
前半は、かなりハチャメチャでドタバタ感が強めですが、次々に繰り出される笑いや本願寺のホールで?!住職役が煩悩の塊、下ネタの連発は強烈でした。(爆)
また、舞台を埋め尽くす全員によるダンスシーンは、圧巻。素晴らしい!見応えがありました。
ストーリー展開のあまりのはじけっぷりに、収集がつくのか、心配なほどでしたが、最後の最後まで笑いがあり、物語がきっちりまとめられていてとても面白かったです。
満足度★★★★★
チャペックのロボット戯曲『R.U.R.』とアシモフのロボット小説『I, Robot』を融合させて創り上げた世界
見応えがあり、とても面白かったです。
ネタバレBOX
AI化がどんどん進められ、これから起こりうる可能性があるであろうことへの警鐘、今の時代にぴったりな作品でした。
将棋やチェスの世界では、もうAIの知能が人間の能力を超えてしまっています。
また、近く5G導入もあり精度が格段にアップし、直ぐにも交通機関も自動運転になっていく…
今後、ロボット兵器の開発も簡単に.....
物語は、 アシモフの世界が2階フロアで展開され、まず、博士とジャーナリスト、少女と母親との意味深な会話から始められ、
その下の1階フロアで、チャペックの世界が描かれて、
従順だったロボットが人間に近づけは近づくほど、愚かな部分までも勝手に学習し解釈し、意思を持ち決断実行する.....
利己的な考え方や憎しみ、どんなに文化が進化しても変わらず繰返し続けられる争い等…
まさに、人間そのもののように...
人間よりも性能を上回り、気づいたときには制御が利かない事態に、、なるのだろうと預言しているかのように....
ヘレンの願いによりガル博士が最後に創った感情や心を持つロボット、チャペックの戯曲に描かれた希望の光と、そこにアシモフのロボット3原則を絡めて、共に幸福に共存していくための道をロボットがロボットに思考させ第0条を導き出す。
そして、根源とするものは"愛”、人間もロボットも存在するどんなものに対しても、愛を持って接しなくてはならない。
と言っているかのように思えました。
チャペックの描くロボット戯曲にアシモフの世界を融合させることで、より一層充実した中身の濃いものになっていたと感じました。
見ごたえのある、素晴らしい舞台でした。
満足度★★★★
ギリシャ神話を観ているようなファンタジーさと迫力のあるアクションシーンが最高でした。
また、いろいろと想像を楽しめる作品でもあり、とても面白かったです!
ネタバレBOX
労働者の住む地の世界アトラスと謎めいた支配層天空の世界アマツ~
過去と現在が複雑に絡み合いながら、ファンタジーな世界が展開されて、初めから引き込まれました。
プロローグ、物語が過去から、現在の世界に転換し、
新たなシトラと成長したミーティアが現れて ダストと『果樹の乙女』、アマツに住む人々に隠された真実が明らかになっていく…
そして、改めて迫られたダストの決断は、、、
その後の世界も観たくなる物語でした。
役者皆さんのフレッシュでエネルギーに溢れた味わいのある演技、良かったです。
特に印象に残ったのは、メシエの存在感、孤児院の母親(成長して現れたミーティアに重なって見えました)
天空の世界アマツの人々~″ト・ベ・ル”は、時空間…とも
ストーリーにミステリー性があり魅力的で、とても面白かったです。
満足度★★★★★
A班を観劇
余韻の残る素晴らしい舞台、堪能しました。
とても良かったです。
ネタバレBOX
前半、舞台上には二人の男の人生を、時代を交差させながら家族や色々な人々との係わりあいを通して、時の流れをさまざまな形で全く関連性がないかのように、次々に流れ込む情報量の密度に圧倒されました。
それが突然!色鮮やかに繋がりだす瞬間、
そして全ての布石が回収されていく…
その構成と見事な演出に、興奮と戦慄を覚えました。
それぞれが背負ってきた辛い過去の記憶、衝撃の事実、挫折、失恋、失望、不倫、悩みや気持ちのすれ違い、大切な人との約束、自分の存在価値などを丁寧に描きながら、
全て焼きつくされ、動物が全く住めない環境になったと言われていた荒廃してしまった場所の中に森ができ、『蛍』の輝く美しさが広がる情景に、小さな光であっても輝きを放ちながら諦めず力強く精一杯生きる、そこには必ず希望がある。
そして、再生する・・・・
そこに『蛍』に込められた想いが感じられました.......
もう一度、じっっくりと観てみたくなる作品、
余韻の残る素晴らしい舞台でした。
満足度★★★★★
今、日本社会が抱える、そして多分、将来確実に切実になるであろう問題についても、いろいろと考えさせる見ごたえがある濃厚な舞台でした。
これは、単なる大学ゼミ生の模擬会議としての域を遥かに越えています。特に、中盤以降が凄い。
各登場人物の背景の落とし込みがしっかりされて、白熱した議論がリアリティーに繰り広げられ、とても面白かったです。
お勧めです。
ネタバレBOX
入場時に劇中で使用する会議資料が渡され、その資料は丁寧で実に詳しく、授業の狙い、内容、模擬会議のルールや地域状況把握の出来る地図、議題、参考データ等が書かれていて、自分も会議に参加しているかのように、よりリアルな感覚になりました。
模擬会議の演習議題
【老人の選挙権を奪うか否か】
条例『高齢化した市民による投票権の放棄、それに付随する追加条例』
①65歳以上の高齢者は選挙権を放棄する
②当要請を受けた高齢者に関しては手厚いサービスが受けられる
市議会で採決された特区のための議案の是非を問う。
民主主義国家において、一見無謀とも思われる議題に、賛成派と反対派の白熱の議論が展開されて、条例に賛成すれば、国から助成金が10年間200億円貰える。と反対派への揺さぶり。
また、原発が誘致される地域は財政が貧しい地域で、補助金で潤おわせ、足元の弱みをみたやり方で反対派を黙らせるという従来から行われているようなやり口が見えてくる。
反対派有利になった時に市長の諦めともとれる悲痛な一言…そこから見えてくる日本の“民主主義”の現状… 耳障りのよい表向きの大義名分の裏に巧妙に隠された真意...
しかし、
全ては、クライマックスの後方支援で海外で戦死した兄を持つミユキの一言、『当事者でない』だから、反対!に集約されているように思えました。
この言葉には、何も反論が出来なくなる....
とても重く、胸に鋭く深く突き刺さる言葉でした。
国の重要な事項を当事者でない者に任せていても良いのか?口を閉ざさず、積極的に係わらなくていけない。と言っているかのように思えました。
後にして、窓を締めた(耳を閉ざした)行為は、当事者になりうる危険性があるという意識がない現在の若者そのものである、と
この作品の中には、いろんなメッセージが込められていると感じました。
満足度★★★★★
鳥肌の立つ興奮に襲われる素晴らしい舞台でした。
傑作です。
ネタバレBOX
これは、すべて主人公が精神崩壊を防ぐために自らの防衛本能により創り出された夢の世界....
自分の現実の苦しみや過去の耐え難い記憶が元となり現れた『こちらの世界』
不安定な心理状態により創られた幻影、自分の娘、病床の元妻への想い、願望が変化して現れた『あちらの世界』....
夢の世界に入ることで、苦しみや心の痛みから解放され辛うじて精神の安定性を保ち、進むべき道を模索する姿が感じられました。
とても神秘的で衝撃を受けた素晴らしい舞台でした。
今も、思い出すだけで心臓がドキドキします。
満足度★★★★
物語はスリリングで、新婚夫婦の事故死に隠された真相にぞくぞくさせられました。
また、家族や大切な人への想いが込められていて、とても味わい深い作品でした。
凄く面白かったです。
ネタバレBOX
葬儀における死者への想い、親子の絆や本妻の娘と愛人の子で秘書の実の娘への嫉妬心、ジュリの恋人で警察官ロレンスの表と裏の顔、家族シチューが評判の怪しい食堂(その悍ましい関わり)での展開にたくさんのドラマがあり、とても面白かったです。
ロレンスにとって不都合な人間を感情のままに殺してしまう残虐さ、嫉妬心からイネスの兄"グランド"、ジュリの妹"ミランダ"、恋人ジュリも.... 警察内部でも....
イネスの兄"グランド"、ジュリの妹"ミランダ"、の死から、イネスとジュリの出会い、そして物語が動き出す!
寝たきりのイネスの父親が、交通事故死した青年に憑依し・・・・
事故を起こした医師ビクタスは、自称看護師スーによって…
家族シチューで評判の食堂、ウダイによる劇団員で食堂従業員のペトラルカ…終には、主人ケヴイン、シャロンが…
シチューに・・・・
激しい嫉妬心や些細なきっかけで人がどんどん殺され・・・・
人と人の複雑な絡みあい、そして、繋がっていく・・・・
舞台美術も凝った造りになっていて、生の世界と死の世界を舞台空間を巧みに使い、自分の大切な人への想いを面白くスリリングに絡み合わせて、ラストシーンには愛するものへの想い、生きていることの意義、家族への哀愁が込められていて胸が熱くなりました。
役者皆さんの熱い演技、とても良かったです!
満足度★★★★
個性的な実力派が顔を揃え、見ごたえがある素晴らしい舞台でした。
インパクトが強烈、新鮮で刺激的でした。
凄く面白かったです。
ネタバレBOX
主人公ルルの波瀾万丈な生き方には、興奮させられました。
どういう環境におかれても常に気高く、既成概念に捕らわれない自由奔放で自分の感覚に忠実に、本能のおもむくまま正直に生きる現代的ともとれる女性、
関わる男達を次々と誘惑して破滅させていく…が、
ルルが誘惑しているようでいて、その実、相手が勝手に妄想を抱き、夢中になって魔性の魅力に溺れていく。。
男達は、勝手に作り上げた幻想の世界との違いに翻弄され崩壊、 そして、自らを破滅の道へ追い込んでしまう・・・・
自分の名前を好きに呼ばせたり、と意に介さないところはどうでもよく、本質的なところは全て自分の感じるまま忠実に行動する。そして、どこか少女のように純粋さを感じさせる女性で、付き合う男達によって変幻自在に表情を変え、
観ていて感心するばかりでした。
編集長で愛人のシェーン、切り裂きジャックを演じた広瀬さん、
最初の夫、老医師ゴル、フニダイを演じた霜山さん、
二番目の夫カメラマンのシュヴァルツ、軽業師ロドリーゴ、ヒルティ大学講師、を演じた多田さん、
三番目の夫をシェーン、ルルへの独占欲からの嫉妬や憎愛、ピストル自殺を要求された場面でも、それを決断し実行するのは自分自身、逆に夫を殺してしまう!
このシーンにもルルらしさを感じた。
四番目の夫でシェーンの息子、劇作家アルヴァを演じた山本さん、
シゴルヒ、猛獣使い、謎の育ての親、公爵カスティビアーニ、クンクポンティを演じた中村さん、
ルルに心を奪われた同性愛者で伯爵令嬢ゲシュヴィッツを演じた紫城さん、
誰もが、それぞれを多彩で魅力的に演じていて、見ごたえがありました。
クライマックス、ルルが切り裂きジャックに(ここにシェーンの面影を見たか!?)殺されそうになった場面でも死を選ぶのは自分自身、自ら命を絶ったシーンにもルルらしさが、
繁栄の生活からどん底の売春婦にまで身を落としても、最期の最期まで芯に気高さを残し生き抜いた、と感じられる舞台でした。
強い衝撃を受けました。
満足度★★★★★
厳しい勝負の世界の中に師匠と門下生との間に家族愛が感じられ、笑いと切なさを織り交ぜて、温かさと優しさに包まれた舞台でした。
とても良かったです。
ネタバレBOX
将棋対局を大盤解説入りで、きっちり説明しながらも、ユーモアがあり、おもいっきり笑いました。
役者皆さんの自然体の演技がいっそうのリアルさを感じさせられました。
どんなに苦しくても、追い詰められても頼りになる存在、帰る場所は師匠のもと。
スランプに陥った桂子と師匠のシーンには胸が熱くなりました。
弟子への温かい愛情が胸に伝わってきました。
特に、クライマックスのさらさんの熱演は私の記憶にしっかり刻まれました。
これは、さら紗さんへのはなむけ・・・
未来に向かって背中を押す気持ちと、もし、どうしょうもない窮地に陥ったときには、師匠のところに来いと言っているかのよう・・・・
人情味と優しさに溢れ、幸せな気持ちにさせてくれる素晴らしい舞台でした。
満足度★★★★★
マンション丸ごと一棟、各フロアの生活を覗き見した不条理劇、どれも面白く濃厚で見応えがありました。
お勧めです。
台本が、無料で!
なんて太っ腹な対応なのでしょう!
ネタバレBOX
不条理の象徴として蛇を使い、徘徊ながらどんどん成長していく。マンションの各階の私生活を瑞々しく生き生きと、ユーモアたっぷりに描かれ、始まりの家族の崩壊、姉妹のやり取りからぐぐっと、引き込まれました。
特に、不条理そのもののお兄ちゃん一体をw丸呑みw、お腹で光る懐中電灯が笑!
マンション住人の微妙な係わり合いの演出もなかなか面白く、アル中女(笑)の昼夜の落差やゲイ同棲生活者の部屋への乱入によるハプニングなども、最高爆笑ものでした!!
できたら、蛇のそれぞれの不条理な私生活を呑み込んだあとに吐きだす強烈な一言が、聞きたかった。
役者皆さんの役をしっかりと捉えた演技で、最高の舞台でした。
満足度★★★★
なくて七癖
中には、自分では気づかないだけで、TOC"行動の強迫性障害"と考えられる癖も有るのかも!?
俳優陣は実力派揃いで強烈な個性、見応えがありました。
思いっきり笑って、心をほんわりと温く優しい気持ちにさせてくれる舞台でした。
とても良かったです。
ネタバレBOX
ストーリー展開も魅力的で、はっとする場面が何ヶ所か出てきます。
それを見つける楽しみも有ります。
満足度★★★★
面白ろさの中に恐怖が潜んだ作品でした。
とても面白かったです。
ネタバレBOX
冒頭から引き込まれました。
研究機関もわからない謎のウィルスに侵されて人が大量に死んでいく…そのなかで、極一部の人間が病気を克服し、旧人類を遥かに上回る能力を持った身体に変化し、”ケガレ“と呼ばれる新人類に。
みえない空気が、新しい人種に対し、″ケガレ”という言葉のイメージに敵して恐怖をうえつけ…、自分と異質なものを排除しょうとする気持ちや差別、これは白血球がウィルスを無意識に攻撃してしまうように、人間が持つ本能なのか?意識的に操作されたもの、集団心理なのか!?
過去何千年と繰り返さてきた種族間の争いや宗教の違いによるもの、革命、いろいろな己の正義による戦争も、、
これからも絶えず何処かしらで、ずっと繰り返していくのだろう…
1人の狂人がいただけで、
ボタン一つで一瞬に・・・・
その恐怖は、人類が破滅するまで続くのか!?
終わり方が終わり方だけに、いろいろと考えさせる作品でした。
満足度★★★★
存在危機にある銭湯“玉の湯“をメインに安らぎと笑いのあるハートフルコメディ、
とっても楽しかった~
サラリーマンチュウ二的用語解説も参考になりました。
ネタバレBOX
登場人物は皆キャラが濃く、オタクから絶大な人気を誇るアンチリア充作家のSNS中毒女性に仕掛けられた同棲生活からのスランプ、そして復活、とっても怪しそうなヨーガ団体が出てきたり(癒やし系の良い人たちに見えた♪)、女装して女湯に入り込もうとしたり、ところがどっこい、いい仕事をしたり、ストーリー展開も面白くて、笑いどころも盛りだくさんで大いに笑えました。
それぞれの逆境から活路を見出だしていく展開に、明るく楽しく生きていこうとする活力をもらえる舞台でした。
とても良かったです。
十周年記念のタオル、ありがとうございました。
大切に取って置きます♪
満足度★★★★
独特の世界観を持った演出による作品、
衝撃的で戦慄が走りました。
面白かったです。
ネタバレBOX
物語は断片を切り取ったように進められる。
まず加害者である獣物が独自論理を捲し立てるシーンから、
次に女性が2人が登場、現実の世界の1人と自分を見つめるもう1人の女性を神秘的に、社会における弱者を表現しようとしていたのか、、
次に主人公の被害者と自分の中に作り上げた男性2人が登場、これは警察官であったり検察であったり司法の現状に対する怒りを表現されていたように感じた・・・・
最後に自分の意志ではどうすることもできないロボット(無抵抗の弱者、主人公被害者)に置き換えて開発者(加害者)が、自分の意のままに欲求や欲望のために何をしても良いのか!?
犯したり、モラルに反した行為をしたり、欲望のまま破壊したり、、
ロボットにしかわからない残酷さを表現していたのではと、、
これからますます増えるだろうAIについても同様に、倫理観を持たなければならないと訴えているように…
実力派を揃えた俳優陣による迫真の演技に、胸の奥深くまで突き刺さりました。
とても刺激的な舞台でした。
満足度★★★★
ちょっと切なくて、それでいて心を温かくしてくれるとってもハートフルな物語でした。
とても良かったです。
ネタバレBOX
あの世とこの世を繋ぎ、そこに大家さん(好演)の認知症のが加わり、お盆に起きた不思議な体験を、見えたり見えなかったりユーモアたっぷりに、また、それぞれに大切なことを伝えられずに別れを迎えてしまい未練があったり、そして、そういう想いが通じあえた奇跡の瞬間は感動的でした。
そこには家族を思う愛情が溢れていて、ほのぼのとした温かさが心に染み込んできました。
役者皆さんが、役どころを個性豊かに味わい深く演じられて見ごたえがありました。
特に佐藤さん、長谷川さんの演技が心に残りました。
また、観たくなる作品でした。