ビューティフルワールド
モダンスイマーズ
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2019/06/07 (金) ~ 2019/06/23 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2019/06/08 (土) 15:00
価格3,000円
最高だった。
昨年の3部作再演の時の様に涙が溢れてくる事はなかったけれど、
休憩後の展開はさすが。
重い展開の中に笑いがある所もモダンスイマーズの良さの一つ。
今回は高倉健太に持って行かれた。
席の位置によって役者さんの表情の見え方が変わって来るので、
もう1回ぐらい観たいなって思うけど、土日はチケット残ってないし
当日券で頑張って並ぼうかと考え中。
東京ノ演劇ガ、アル。#2「BAR女の平和」
オフィス上の空
東中野バニラスタジオ(Vanilla Studio)(東京都)
2019/05/03 (金) ~ 2019/06/02 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2019/06/01 (土) 16:00
価格3,500円
予定と予定の間に3時間ほど空き時間が出来たので、東中野で途中下車。
座席数約30程度の小劇場ですが、受付開始時には10名ほどが列を作っていました。
Aチームの千秋楽を観ましたが、評判通りの面白さ。
他の方のクチコミにある様に最後の展開が少し分かりにくかったですが、
ストーリー的には重要ではないので、気にならなかったです。
会話劇なので60分という時間も短過ぎる事なくちょうどいい。
GW中から5チームでのロング公演だったので、もう少し早く
観に行ってたら他のチームも観てみたかったですね。
余白を埋める
東京マハロ
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2019/05/02 (木) ~ 2019/05/06 (月)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2019/05/04 (土) 13:00
価格5,500円
この日は満席ではなかった事もあって入場時に観にくい端席から
同列中央に席を変更のご提案。
しかも、出演の西野さん自らご説明とご案内。
全席指定なのでいい席と悪い席があって当然なのに、
こういった気配りも人気がある要因だと思います。
ここ数回、マハロ公演は皆勤で鑑賞していますが、内容に関しては
毎回、期待以上。
次回は2020年3月に2作同時公演との事、今から楽しみです。
死ンデ、イル。
モダンスイマーズ
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2018/07/20 (金) ~ 2018/07/29 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2018/07/22 (日) 15:00
価格3,000円
4月29日 嗚呼、いまだから愛。
6月16日 悲しみよ、消えないでくれ
7月14日 消えていくなら朝
7月22日 死ンデ、イル。
モダンスイマーズの句読点三部作+1で蓬莱竜太4部作を観劇。
同じ様に4作品とも観た方も多かったのではないでしょうか。
どの作品も素晴らしかったのですが、
個人的には「死ンデ、イル」がいちばん心に突き刺さりました。
最後の2~3分のシーンは今思いだしても泣けてくる。
公演も残り1週間。
もう1回観ようか迷い中。
悲しみよ、消えないでくれ
モダンスイマーズ
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2018/06/07 (木) ~ 2018/06/17 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2018/06/16 (土) 15:00
価格3,000円
なんだろう、凄い、凄過ぎた。
凄いというか素敵だった。
1日経っても余韻が消える事が無い。
観てよかったと思える作品は多々あるが、
観なかったら後悔しただろう作品に出会える事は稀。
そんな作品でした。
ちゃんと生きてないわけじゃないけど、
もっとちゃんと生きようと思った。
市ヶ尾の坂
森崎事務所M&Oplays
本多劇場(東京都)
2018/05/17 (木) ~ 2018/06/03 (日)公演終了
満足度★★★
鑑賞日2018/06/02 (土) 19:00
価格6,500円
月に数度、舞台を観ていますが、当日券で観劇する事はほとんどありません。
前売完売してしまう人気公演というわけではないのですが、
小学生の時に言われた「家に帰るまでが遠足」みたいに予約してからその日を
迎えるまでの期待感から観終わって家に着いてからの余韻まで総合的に
作品を楽しみたいのが理由。
この日は夕方、予定外に時間が出来たので何を見るか決めずに下北沢に。
勝手に18:30開演だと思い込んでいた駅前劇場とOFF・OFFシアターが
始まってしまっていた為、「当日券あります」の張り紙のあった19:00開演の
この公演に。
本多劇場に着くと、開場10分前だというのに前方席を確保。
「麻生」「大森」の組み合わせは2年前にシアタートラムで観た「同じ夢」が
すごくよかったので、期待していましたが、個人的には楽しめませんでした。
皆さんが絶賛している「岩松了さん」の事を知らなかったぐらいなので、
この舞台の素晴らしさがわかるレベルに達して無かったのかもしれません。
学校帰りに直行したのか、前の席に座っていた制服を着た男子高校生が
終演後、いつまでも大きな拍手を送っていたのが印象的でした。
カッター
シアターノーチラス
RAFT(東京都)
2018/05/10 (木) ~ 2018/05/13 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2018/05/12 (土) 11:30
価格2,000円
最寄りの中野坂上駅から場所は遠いが、演者と客席は近い東中野のRAFT。
今回のシアターノーチラスも濃密な謎解き会話劇であっという間の85分でした。
過去の作品同様、部屋に残った人の組み合わせで会話が変化し、
人間の持つ心の闇の部分が露わになって行く。
万人受けする作品では無いかもしれませんが、好きな人は病みつきになる。
そんな唯一無二の劇団として、これからも素晴らしい作品を見せ続けて欲しいです。
嗚呼いま、だから愛。
モダンスイマーズ
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2018/04/19 (木) ~ 2018/04/29 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2018/04/29 (日) 15:00
価格3,000円
モダンスイマーズの「句読点三部作・連続公演・第一弾」。
観劇にはまりだした直後だった2年前の初演、
主演の川上友里さんの熱演に心を打たれたのを思いだしながら
暑いぐらいの春の陽気の中、東京芸術劇場に。
千秋楽という事もあってキャンセル待ちが30人ほどいた様で
開演を少し遅らせ、少しでも多くの人に観てもらえるような対応は
次の予定がある方等、賛否あると思うが、個人的にはいい事だと思う。
内容に関しては文句なし。
ユーミンの曲が流れる中、最後のシーンで泣きました。
確か、2年前もそうだった。
6月の第二弾「悲しみよ、消えないでくれ」
7月の第三弾「死ンデ、イル」
この2作は初見なので、今から楽しみです。
理想の人々
ひとごと。
新宿眼科画廊(東京都)
2018/03/23 (金) ~ 2018/03/25 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2018/03/24 (土) 14:00
価格2,000円
高校の芸術科を卒業した10代の女性演出家の旗揚げ公演。
「自分と世界のずればかりを気にして過ごしてきた不器用な人たちのはなし」
というテーマ。
女性3人が「~月~日、~でした」的に周りの人とは違っている
自分の事を一言語りながら独特の身体表現をする流れを繰り返す。
個人的な感想としては受け取り方がすごく難しかったです。
受け取る側が受け身ではなく動きの一つ一つを理解しようと
歩み寄らないと難しいのでは。
終演後の面会に残る方がほとんどでしたので、旗揚げご祝儀的な
集客だったのかもしれませんが、ほぼ満員でした。
劇団の方向性を示す旗揚げ公演でこの内容を選んだ事は称賛に
値すると思います。
たった それだけのこと。
みつあしの猿
テルプシコール(TERPSICHORE)(東京都)
2018/02/23 (金) ~ 2018/02/25 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2018/02/24 (土) 19:00
価格2,500円
初めての「中野テルプシコール」。
椅子席では無く座布団、ギッシリ満席という事と狭い劇場なので、
身動きがとれないぐらいギュウギュウ。
土足厳禁なので靴は袋に入れるが置き場所がないので多くの人は手荷物と
靴を受付に預ける流れ。
その為、開演時間が少し遅れたのは段取り不足かなと。
フライヤーには「母と長男が暮らす家」「隣には寿命を持たない男が住む」
「その男が今朝死んだ」「集まった家族」「それぞれの命への思い」
とあったので、男が死んだ事で男の家族が集まっての展開を予想していたが、
そうではなく、お盆に実家に集まった息子達とそのお隣さんの物語。
厳しい言い方で申し訳ないのですが、伝えたい事が分かりにくかった
気がしました。
途中の展開上あまり意味を持たない箇所を省き、最後の展開にもう少し
時間を割いて欲しかったです。
今回、2回目の公演。
旗揚げ公演を観に行っていない事もあり、今回だけで判断できないので、
次回公演も観に行きます。
役者さんの演技はそれぞれ素晴らしかったので、期待できる劇団だと思います。
鵺的トライアルvol.2『天はすべて許し給う』
鵺的(ぬえてき)
コフレリオ新宿シアター(東京都)
2018/02/07 (水) ~ 2018/02/13 (火)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2018/02/12 (月) 14:30
価格4,200円
みなさんの「観てきた」での感想があまりにも高評価なので
無理やり時間を作って前日の午後にギリギリ予約。
全席指定で直前予約だったのに最前列の中央という素晴らしい座席。
会場の「コフレリオ新宿シアター」はラブホ街にあり、
デリ嬢と客のお別れシーンを数組見ながら会場に。
演じていると分かっていながら怒りがこみあげ目を覆う様なシーンが
前半から続くが、途中からどこか冷静になっている自分がいた。
ストーカーは決して許される存在ではないが、そうせざるを得なかったと
しても、最終的に女性たちが決行した事も許される事ではない。
役者さんは皆初見でしたが、素晴らしかったです。
この劇団はいつもそうなのかは知らないのですが、
カーテンコールがなかったのが残念。
心からの拍手を送りたかったです。
ドアを開ければいつも
オスカープロモーション
テアトルBONBON(東京都)
2018/01/31 (水) ~ 2018/02/04 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2018/02/03 (土) 18:00
価格4,800円
母の七回忌前日、実家に集まった4姉妹の会話劇。
ドラマ「白線流し」世代の自分としては遊井亮子さん目当てで予約し、
後日、「ゲスの極み乙女」のさとうほなみさんが出演する事を知りました。
会場にはファンの方も多かった様でライブ仲間の再会的な場面を何度も目にしました。
それぞれに悩みを抱えてきた4姉妹。
隠さなければならなかった事、隠す事になってしまった事、
隠し続けるべきだった事、何が正しくて何が間違っていたのか。
会話劇はストーリー的に重要でない部分が多いが、
それを省いてはリアリティがなくなってしまうので、
上演時間もちょうどよかったと思います。
iaku+小松台東「目頭を押さえた」
iaku
サンモールスタジオ(東京都)
2018/01/30 (火) ~ 2018/02/04 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2018/02/03 (土) 14:00
価格3,500円
こまばアゴラの印象が強かったiaku、今回はサンモールスタジオ。
ここまでギッシリのサンモールは見た事がないくらいの超満員。
両端の見切れ席を増席しただけでなく、唯一の中央通路にも最終的に椅子を置いて
これ以上、椅子を置けないぐらいの増席。
その期待感を上回る舞台を見せてくれるのだから、素晴らしい。
感受性が弱いわけではないが、いつも泣くのを限界まで我慢してしまう自分が
終盤、タイトルでもある「目頭を押さえた」における父と子の場面で涙腺崩壊。
とにかく素晴らしかったです。
心は孤独なアトム
“STRAYDOG”
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2018/01/24 (水) ~ 2018/01/28 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2018/01/28 (日) 12:00
価格7,000円
歌・ダンス・お笑いを織り交ぜた構成が特徴のSTRAYDOG。
歌やダンスの稽古にかなりの時間を費やしてるだろうなというのは一目で
分かり、途中何度も拍手が起こります。
個人的にはお笑いの部分は抵抗があり、ノリツッコミのやり取りがストーリーに
不要な場面で何度も展開されるので苦笑。
小劇場にしては長めの2時間でしたが、お笑い抜きで1時間40分でもよかった気が。
宮地真緒さん目当てで観に行きましたが、ちょっと出番が少なかったのが残念でした。
千秋楽という事で終演後に1人1人役者の紹介と全員でのお見送りもあり、
お客さんを大切にしている印象を強く受けました。
演劇を初めて観る友達を連れて行くには最適かもしれません。
明日、泣けない女/昨日、甘えた男
東京マハロ
東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)
2018/01/18 (木) ~ 2018/01/28 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2018/01/20 (土) 18:00
価格5,500円
ここ数公演は欠かさず観に行っている東京マハロ。
第20回公演はセックス依存症がテーマ。
不妊症をテーマとした「女子穴」同様、受け取る側で賛否両論あるだろう
扱いにくいテーマを選択するあたりはさすが。
AKBメンバーが出演する事もあって客層はいつものマハロとは異なった気が。
観劇マナーに関する説明が何回かあったのですが、聞いていなかったのか、
開演前に舞台を撮影したり、飲み物を飲んだり、暗転時にスマホの明かりが
点いていたり。
AKBファンかは分かりませんが、演劇好きな人からしたら考えられない
マナー違反がちょっと気になりました。
しゃぼん玉の欠片を眺めて
TOKYOハンバーグ
サンモールスタジオ(東京都)
2017/10/25 (水) ~ 2017/11/07 (火)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2017/11/05 (日) 13:00
座席1階A列
価格3,500円
3連休の最終日、行き慣れつつあるサンモールスタジオ。
今回は席が舞台を囲むようにL型の配置。
3日ぐらい前に予約したが、席は最前列のL型の角。
自由席では早めに並んでいつも端席を選ぶ自分としてはちょっと
緊張する位置での観劇。
他の方の「観てきた」でも絶賛されていましたが、三田村さんの演技は
ぐっと来るものがありました。
演劇というものの素晴らしさを多くの人に伝えられたのではないでしょうか。
合同公演を5月にはさみ、単独公演は8月に下北沢で「ツーピースの真夏」。
少し先になりますが、今から楽しみです。
手を握る事すらできない
劇団時間制作
萬劇場(東京都)
2017/11/08 (水) ~ 2017/11/19 (日)公演終了
鑑賞日2017/11/12 (日) 14:00
まず最初に。「観てきた」感想ではありません。
11月12日の14時公演を楽しみにしていたのですが、数日前に職場で風邪を
うつされ体調が最悪で。
風邪薬と咳止めを併用しなんとか当日までに治そうと努力したものの、
咳が止まらないため観劇マナーを優先し、当日にメールでキャンセルの連絡。
すぐに主宰の谷さんからキャンセル受付の主旨と共に
「ゆっくりお体休めて下さい」の文章。
こういった所も含めて素晴らしい劇団だなと改めて実感。
今日は昼夜とも当日券がキャンセル待ちの様なので、自分のキャンセル分で
たった1人ですが、楽しんでくれる人が出る事を願います。
ハイツブリが飛ぶのを
iaku
こまばアゴラ劇場(東京都)
2017/10/19 (木) ~ 2017/10/24 (火)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2017/10/21 (土) 14:00
価格3,300円
翌日は台風の予報だった10月21日、小雨の降る中、こまばアゴラで
「iaku」2度目の観劇。
好き嫌いが分かれる内容ですが、個人的には大好きな内容。
帰りには思わず過去のDVDを2枚購入。
来年早々から過去公演の再演が何作品か続く様で、出来れば全部観たいです。
柿喰う客フェスティバル2017
柿喰う客
赤坂RED/THEATER(東京都)
2017/10/04 (水) ~ 2017/11/05 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2017/10/15 (日) 12:00
座席1階A列
価格5,800円
柿喰う客フェスティバル2017は
「流血サーカス」「八百長デスマッチ」「無差別」「極楽地獄」の4作品。
1ヶ月のロング公演で現時点で土日は完売の日も多く、この日はチケット発売日に
速攻ゲットした最前列の「極楽席」で「無差別」を観劇。
ちなみに極楽席は特典で缶バッチと出演者1名の直筆メッセージ入りのポストカードが付く。
初柿喰う客だったが、評判のいい人気劇団らしく80分という短い時間に凝縮された
素晴らしい内容でした。
初劇団なので、毎回こうなのかは知らないのですが、カーテンコールがなく、
終演のアナウンスが流れパラパラ拍手という流れが少し拍子抜けでした。
瘡蓋の底(かさぶたのそこ)
タカハ劇団
小劇場B1(東京都)
2017/09/27 (水) ~ 2017/10/01 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2017/10/01 (日) 14:00
座席1階B列
価格4,000円
ロ字ックの小野寺ずるが出るというだけの理由で観に行った初タカハ劇団。
密航船の中で心理戦を切り返す5人の男。
母の還暦祝いの事で争いを繰り返す3姉妹。
この2場面が交互に繰り返される展開だが、この2場面が最後に1つにつながる
内容は正直、途中で読めてしまった。
それでも、十分に面白かったし、何より役者さん1人1人が素晴らしかった。