ドグラ・マグラ
演劇企画集団THE・ガジラ
【閉館】SPACE 雑遊(東京都)
2017/06/04 (日) ~ 2017/06/12 (月)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
題材は選ぶが必ず実りを約束する男(といって私は憚らない)鐘下辰男が、こいつを選んだとは、事件だ。だが騒ぐ勿れ、静かに待とう。嘘だ待てる訳がない。今から席がなくならないか不安で、心配で、不眠になる。酒が増える。煙草も増える(実はどちらもやらない)。
枝雀師匠(映画版に出演した)の怪人ぶりを思い出しつつ、これを忘れさせる爆発的舞台を観るつもりでいる。はっきり言って期待しすぎである。これを観ない選択肢など、無を通り越して、虚数である。無限大、ビッグバン、爆発である。者共、雄叫べ!
と、すぐ沸騰する気圧薄の状態に、酩酊気味だ。
自制し、観劇に備えよう。
あるいは友をつどいて
ハツビロコウ
【閉館】SPACE 梟門(東京都)
2017/03/28 (火) ~ 2017/04/02 (日)公演終了
海街diary
“STRAYDOG”
新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)
2017/03/31 (金) ~ 2017/04/02 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪
最近監督作公開の間隔が近い是枝氏の<いまいち作>となった(※個人の意見です)、がそれでも佳作には違いなかろう『海街』を画の力を頼らない「演劇」の手段でどう面白くするのか? などとシタリ顔でチラシを睨んでたら、漫画が原作であった(そっちは疎い)。
さて漫画を読んで観劇を決める手もあるが、読み終えた時には芝居はハネてるだろう。だから?観るの?後悔しないために・・それが理由?
否。チラシが良いので、観たいんである。
(以下、戯言のような真実)
観劇を決める理由の半数程度は、チラシのデザインにある(以前はもっと割合が高かった)。よく出来た捨てがたいチラシを、正当な理由で手元に置きたいがために私は芝居を観ている。チラシコレクターなんである。
その点、最近のチラシはどの趣のものも巧く出来ていて困る。捨てられない。実はこの三年来、入手したチラシの殆どは一枚ずつキープしてある。結構な量だ。観た芝居のチラシは勿論、大事に保管してある。観劇に至らなかったチラシの山は、いずれ場所がなくなれば処分になろう。従って恒久的に(と言ってもせいぜい自分が野垂れ死ぬまでだが)チラシを手元に置く、その正当な理由を作るには、芝居を観るしかない。
そんな事で、観る事のできなかった芝居の中でも、とりわけチラシの作りの良かった公演を逸した時は、無念である。苦味が広がる。もちろん、現実は受容し、今日を生きて行くしかない。
「チラシが好きなら気に入ったものを手元に置けばいいではないか」と仰る・・否否、チラシとは所詮宣伝の手段、私は演劇ウォッチャーに過ぎぬのでありチラシ蒐集家、ではない。というのもチラシ蒐集を本分としたが最後、今以上に捨てるという事が能わなくなり、自宅は地獄となり、入手できていない時代のチラシの事が気になって仕方なくなるだろう。観劇人が観劇の記念にチラシを保存しておく程度なら、何ボかマシなのである。
結論。この芝居はぜひ観ておきたい。
(straydogさんをよく知らないため適当を並べた。ファンにはご容赦を。)
「シン・浅草ロミオ&ジュリエッタ」
劇団ドガドガプラス
浅草東洋館(浅草フランス座演芸場)(東京都)
2017/02/18 (土) ~ 2017/02/27 (月)公演終了
始まりのアンティゴネ
椿組
ザ・スズナリ(東京都)
2017/02/24 (金) ~ 2017/03/05 (日)公演終了
高き彼物
SPAC・静岡県舞台芸術センター
静岡芸術劇場(静岡県)
2016/11/03 (木) ~ 2016/11/19 (土)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
興味津々浦々
静岡は遠い・・が祭なら許されるという、よばい文化的?よべるの年的?(ちょっと違う)、そんな観劇モチベを昂めてやまない上演企画は、「この人の演技を考え始めたら一筋縄で行かない」古館寛治の演出という未知領域。この冒険(?)にはひとつ同道したいものだがさて実現するか・・
テンテン
劇団 贅沢貧乏
アトリエ春風舎(東京都)
2016/12/09 (金) ~ 2016/12/19 (月)公演終了
明後日まで内緒にしておく
らまのだ
小劇場 楽園(東京都)
2016/12/01 (木) ~ 2016/12/04 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪
らまのだ、の名の由来はいずれ。
1,2弾を目にする事ができたから、もあるがプラス、この人が居るとぎゅっと締まるS女史も。。現代の日本の「とある風景」を見たい。
狂犬百景(2016)
MU
三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)
2016/10/01 (土) ~ 2016/10/10 (月)公演終了
期待度♪♪♪♪
MU体験
未見の「観たい」劇団上位にありながら見逃してきたので今回はぜひ観たい。戯曲主体の劇団という印象。もっとも劇団については何も知らず、演劇的に「骨っぽそう」な感触を勝手に抱き、勝手な期待を寄せている。
1999年の夏休み
劇団三日月座
横浜国立大学 第一食堂下 共用室3(神奈川県)
2016/08/13 (土) ~ 2016/08/15 (月)公演終了
期待度♪♪♪♪
観られない☆観たい投稿
1999年の夏休み・・このタイトルの響きにフラっと電車を乗り継ぎ、大学への長い坂を昇るも厭わず、観に行きたくなった。
観に行けないが・・。
当時のチラシに写った制服姿の少年(中身は少女)達の性倒錯な雰囲気や、その中で目立っていた深津絵里(と名乗る前の彼女)の風貌、期待に違わなかった映像、映画好きだった当時の気分などが蘇り、あれをどう台本化し舞台化するのだろう?・・と気になってつい書き込んだ。ご健闘を!
充電するリアリティ
もじゃもじゃ頭とへらへら眼鏡
神奈川県立青少年センター(神奈川県)
2016/07/08 (金) ~ 2016/07/10 (日)公演終了
これ如何に?なタイトルにぐぐっと来る
神奈川かもめ短編演劇祭でCブロック代表に選ばれた舞台を目にした。「実家」の顔をみたい。
※ぐぐっと来る・・ ぐっと来る手前。ぐっと来そうになる、の意。
10分間カセット
張ち切れパンダ
【閉館】SPACE 梟門(東京都)
2016/05/26 (木) ~ 2016/05/29 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
観たい。
チラシにて同劇団名に触れて以来、二、三年経ってようやく観劇かなって「必見」印を押し、期待の膨らむ二度目=昨年。駆けつけたのは開演直後、聞けば客席にたどりつけない組み方なのだという。稲田氏の美術も見たかった・・・と涙。
そんな事で、人間、待たされた分だけ思いは募り、今は入れ食い状態である。
「パンダ」という自称?と、タイトなストレートプレイの、快いギャップが、どうやら味わいたい中身らしい。 が・・、とにかく観たい。
「江戸系 諏訪御寮」「ゲイシャパラソル」
あやめ十八番
サンモールスタジオ(東京都)
2016/05/27 (金) ~ 2016/06/05 (日)公演終了
ただ一度見たいという・・
未見、かつ事前知識なし。名前の語感はすっと立つ大和撫子の艶姿、といったところ。もっともただの当て推量、とにかく、ただ、驚きたい。根拠なく、楽しみだ。
ジレンマが嗤う
神奈川県演劇連盟
KAAT神奈川芸術劇場・大スタジオ(神奈川県)
2016/04/21 (木) ~ 2016/04/24 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪
私をKAATに連れてって。
かあどはおらだづのげぎじょうだ(方言違うが・・)。そんな「地元文化」な風景を夢見つつ、今この時にも味わいたし。・・とは言え、チラシを眺むるにこの気合?!手に汗握る思いだ。
東京ノート
ミクニヤナイハラプロジェクト
吉祥寺シアター(東京都)
2016/03/24 (木) ~ 2016/03/28 (月)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
ついに。
TV放映で知りDVDも観た(が未体験の)ミクニを、このテキストで。・・「静かな演劇」戯曲と「叫ぶ踊り」の合せにどんな勝算が・・? 必ず、必ず観るべし。
バカから醒めたバカ
INUTOKUSHI
武蔵野芸能劇場 小劇場(東京都)
2016/03/05 (土) ~ 2016/03/11 (金)公演終了
期待度♪♪♪♪
何年遅れの初★犬串
学生劇団上がりという情報(知人から)以外何も知らない。チラシがはちゃけているのでその正体を見ようと二三年前思って以来、機会を得ず。。
百聞は一見に如かずとはこの事‥と見終えて誇らしく言いたい。
彼の地
北九州芸術劇場
あうるすぽっと(東京都)
2016/02/12 (金) ~ 2016/02/14 (日)公演終了
思い出し未来
少年王者舘
AI・HALL(兵庫県)
2016/02/26 (金) ~ 2016/02/28 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪
スズナリに行きます。
あった! (Corichにpickupされない秀でた舞台を「こんな凄い!」とアピールできないのは淋しい。今回は大丈夫)
天街魔境へいざ! (ジブリに匹敵する直前のワクワクを味わいたくてわくわくしている)
だいぶ、先の話ではあるが‥ (一旦忘れる事としよう)
オークルチャボット
劇団黒テント
王子小劇場(東京都)
2015/12/05 (土) ~ 2015/12/13 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
流転の老舗劇団
今や本公演年一回。団員総出の新作を、王子でとは・・ テオ・アンゲロプロス『旅芸人の記録』を思い出した。(そんな風情な役者も居る事だし)
ある姿勢を貫きつつ模索しつつ行く実験する演劇集団の「今」に立ち会うひそかなわくわく感。
を、黙ってても良いのだが書いてみました。
宮地真緒主演 「モーツアルトとマリー・アントワネット」
劇団東京イボンヌ
スクエア荏原・ひらつかホール(東京都)
2015/12/08 (火) ~ 2015/12/10 (木)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
オンガク ヲ シバイ スル
未知の劇団だが演奏者のラインナップに瞼が開いた。「音楽本気度」150%。classic音楽をこの年になってある人に教わり、耳も肥えてきた。元々音や楽器にはうるさく、テレビドラマなどで肝心なシーンで俳優がヴァイオリンをだらりと持って弾く姿を見ると、「なぜそこだけ怠けるか」と歯がゆい思いの幾歳月。
映像でさえ。況や舞台をや。楽器をきちんと鳴らして芝居が芝居として成立する希有な舞台、そんな贅沢がもしや見れるのでは・・と。