千年ユニコーン
東京演劇アンサンブル
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2019/08/21 (水) ~ 2019/08/25 (日)公演終了
潜狂
第27班
三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)
2019/08/23 (金) ~ 2019/09/01 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
人気の後追いになりがちでチョイスも難しい「Next selection」、今回食指が動いたので、三鷹芸文・演劇担当の苦労の結晶を一つ、拝みに行こう。
堕落ビト
劇団桟敷童子
サンモールスタジオ(東京都)
2019/08/23 (金) ~ 2019/09/01 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
桟敷の初サンモールスタジオ公演。飾り込みはどうだっしゃろ。役者陣が小編成なが、まさか原口氏が抜けてたりしてへんやろな(チラシに主宰の自戒じみた文言がえろう気になりま)。時代の憂いを劇にぶち込みはるの、期待してるさかい、ずっと応援してるさかい。
エリザベート
東宝
帝国劇場(東京都)
2019/06/07 (金) ~ 2019/08/26 (月)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
随分前だが宝塚ファンの知人が「エリザベート」を一押ししていたので機会があれば映像ででも・・と思っていたら今やっているという。死ぬ前に一度は帝劇を訪れてみるなら、お墨付きのこちらを、とwebを訪ねるとまァ予想通りだが全ステージ満席。8月で終演。当日券を狙ってみる事にする。
東宝と宝塚とでは上演主体が異なるも(会社は確か同じですね)外来品ならば元は同じ演目だろうと踏んだらそのようで、演出・脚色が若干異なるらしい。
朗報は宝塚ではこの演目を殆ど毎年上演しているようだ(こちらがダメならあちらも有りか)。帝劇ではないが宝塚劇場も未踏の劇場なれば、意義的には近い。
そんな訳で、商業演劇素人がふらりと有閑マダムの巣(個人の偏見)を覗きたくなる、の巻。
後日談。楽日近いステージの当日券もしくは当日券獲得権をゲットすべく「東宝テレザーブ」(前日電話予約)に開始時刻の18時キッカリ(誤差1、2秒)、電話するともう「こちらはNTTです。只今電話が大変・・」とのアナウンス。粘って掛け続けて30分後「本日の○○は終了・・」とのアナウンス。「どんだけ観たい人おるねん」。思った時点で術中にはまっている。「そないにええもんなんやな。絶対やな。今度見たるからな。つまらんかったら金返してもらうで」。観たが最後、1万円近くも払った自分はこのエンタテインメントが提供した「価値」を認め一目置くことを自分に許容し、さも自分が寛大になった気でいる・・そんなさもしい姿がありありと見える。ギャンブルに弱いので近づかないのと同じに、中毒性のありそうな商業演劇にはやはり近づかない事にしよう。
ジャスパー・ジョーンズ
名取事務所
小劇場B1(東京都)
2019/07/12 (金) ~ 2019/07/21 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
海外作品紹介に定評のある名取事務所の今度の仕事はオーストラリア演劇だとか。「屠殺人ブッチャー」をすんでで見損ねた悔いが後を引いているらしい。演出者の名前に一抹の不安と期待と。
キネマと恋人
世田谷パブリックシアター
世田谷パブリックシアター(東京都)
2019/06/08 (土) ~ 2019/06/23 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
キネマと怪人のもじりに違いないが、初演の評判良く再演にもなれば出典も霧に消ゆである。トラムでの初演を映像で観たがウディ・アレンのファンでなくとも「カイロの紫のバラ」はさすがに観ていたからすぐ入り込んだ。緒川たまきの微妙な表情がなかなか良く、世田パブの3階席では見えないのではないか、芝居の熱は伝わって来ないのではないか、という事で今回は見合せたが、初演キャスト全て揃えての再演。主催者の意気込みを想像しつつ、、。
フィーバー・ルーム
PARC 国際舞台芸術交流センター
東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)
2019/06/30 (日) ~ 2019/07/03 (水)公演終了
エダニク
浅草九劇/プラグマックス&エンタテインメント
浅草九劇(東京都)
2019/06/22 (土) ~ 2019/07/15 (月)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
小劇場では珍しいロングラン公演。鄭義信演出「エダニク」を観ない選択肢=遊びはほぼ無い。書き手も関西人、鄭は笑いをどの程度仕込むか・・私は笑いは無くてOKなんだが...。
ピロートーキングブルース
FUKAIPRODUCE羽衣
本多劇場(東京都)
2019/06/20 (木) ~ 2019/06/23 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
たま~に観る、深井製作HAGOROMOだが今回は美術のカミイケタクヤが気になりをり侍り。スタッフの名は2、3度目にすれば認知できる所、カタカナ=表音文字=表記のせいか固体識別に時間を要し、随分貴重な仕事をしているのに名前を見過ごしていた。目にした舞台はnibroll「リアルリアリティ」東京デスロック「Peace(at any cost?)」「亡国の三姉妹」庭劇団ペニノ「ダークマスター」松井周「グッドデスバイブレーション考」SPAC「寿歌」、 そして深井製作「愛死に」。美術の貢献度の優れて高かった舞台である。
また作・演出糸井幸之介では、以前のはともかく最近観た愛死に、木ノ下歌舞伎舞台は秀逸。作は置くとしても演出・音楽では演劇界の才人と認めない訳に行かない御仁。
が何しろ観られる回は1ステージのみ、しかも他2候補合せた3候補から選抜せねばならない。果たして私は観に行くのか。(未来の事は自分にもわからない)
朝のドラマ
劇団フルタ丸
駅前劇場(東京都)
2019/07/03 (水) ~ 2019/07/07 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
観たい。と思って叶わなかったのは何時だったかと頁をめくってみたら3年前。いやはや見ればその後もきっちり公演を重ねてをり。今回は折込で手にしたチラシが気になっている(デザインが)。
ノーカントリーフォーヤングメン
コンプソンズ
シアター711(東京都)
2019/07/02 (火) ~ 2019/07/07 (日)公演終了
機械と音楽
serial number(風琴工房改め)
吉祥寺シアター(東京都)
2019/06/12 (水) ~ 2019/06/18 (火)公演終了
期待度♪♪♪♪
音楽モノには惹かれる。serial一発目は私には落胆、というより唖然とした類だったが、視点は面白い作家である(演出は好きでないが)。面白がりに二発目を覗いてみることにする。
件の作は世間的に高評価だったらしいが、本当にあれが平均的感覚なら原発イシューに関しては日本人はまことに愚かな民である。恐らく一部の感覚だろうと思いたいが先日こんな話を聞いた。日本人は一神教の神のような不可知で扱い切れない荒ぶる神に馴染みがなく、自分の扱い切れない深刻な代物を、深刻なものとして受け止める素地がない。だから手なづけやすい卑近な次元に落として取り込む。たとえば経済的イシューに還元して語るというように。なるほどな話であった(涙)。・・件の作の半分を占めた「日本に原発を誘致する男たちの活躍」のストーリーは、原子力が持つ深刻さに比して何とチープなストーリーであった事か。歴史の過ちにコミットするのは必ず、後世の者である。だが人間は必ず誤る存在である、という前提がない日本では、後世の者が自分の父祖を裁くことが禁じられている(戦争責任然り)。過ちから学ぶ、という人類的営みは、日本は恐らく海外にお任せしているんである。海外の人間の失敗を経た成果を輸入して、漁夫の利を得る。自らは進歩しない。否、失敗しない限りでの成功を奉り、失敗は認めない。なるほど失われた30年の淵源が見えてくるではないか。時々詩森ろばのテキストは安っぽい経済学者の声に聞こえることがあるが、通じるものがあるかも。(かように屈折した観たい!思いも、人間の一面也)
2.8次元
ラッパ屋
紀伊國屋ホール(東京都)
2019/06/09 (日) ~ 2019/06/16 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
数公演ぶり二度目のラッパ屋。令和がどうのと深く考えもせず謳い文句にしてる徒輩が相当な密度でひしめく中、サラリーマンならば悲喜こもごもの中にこれを見てるに違いないと、思わせる劇団が新元号一発目に新しい挑戦をすると書いてあるので見に行く。(矛盾してるか?、、いや大丈夫だな。)
ボッコちゃん ~ 星新一 ショートショートセレクション ~
東京芸術劇場
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2019/05/30 (木) ~ 2019/06/02 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
中学時代に入ると読書はハードカバーから文庫本になり、私の文庫本始めは星新一だった。和田誠の挿絵かなんかでほんわかしたSF短編と記憶されているが、これが結構な記憶の改竄で、今読み返すと随分と皮肉な事を書いている。
さて韓国人のアンテナがとらえた星新一というのを見たく、早くに予約を取った。この作家の短編を一枚に織り上げるのは難しいだろう。どういう着想があったのか・・
Taking Sides~それぞれの旋律~
加藤健一事務所
本多劇場(東京都)
2019/05/15 (水) ~ 2019/05/29 (水)公演終了
ひまわりの見た夢
雀組ホエールズ
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2019/05/29 (水) ~ 2019/06/09 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
初観劇が面白かったので2度目を体験したいと思いつつ中々実現せず。気になっても毎回観劇できない劇団は「ここぞ」と公演を選ぶしかないが、今回の雀組には触角が動いており。
らぶゆ
KAKUTA
本多劇場(東京都)
2019/06/02 (日) ~ 2019/06/09 (日)公演終了
過激にして愛嬌あり 宮武外骨伝
オフィスワンダーランド・(一社)演劇集団ワンダーランド
座・高円寺1(東京都)
2019/06/05 (水) ~ 2019/06/09 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
観劇は昨年の「漫画の祖ふたり」が初。前作は二人の風刺漫画家の何やら教科書的な紹介劇といった風だったが、次作の題材はタイトルも「過激」、戦前期の反骨ジャーナリスト。この人物をどう立ち上がらせるのか注目してみる。
KIN-BALL キンボール
富士見市民文化会館キラリ☆ふじみ
富士見市民文化会館キラリ☆ふじみ(埼玉県)
2019/06/06 (木) ~ 2019/06/09 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
埼玉くんだりまで足を運べず魅力的な企画を見逃している。多田淳之介に代わり芸術監督に就いた田上豊氏の一発目、気合の程を見たい(観に行けるか怪しいが..)。
「ぼくらは生れ変わった木の葉のように」2019
ZOROMEHA企画
Geki地下Liberty(東京都)
2019/06/07 (金) ~ 2019/06/16 (日)公演終了