junjuncatの観てきた!クチコミ一覧

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「巡光ーめぐるひかりー」

「巡光ーめぐるひかりー」

エビス駅前バープロデュース

エビス駅前バー(東京都)

2015/08/28 (金) ~ 2015/09/09 (水)公演終了

満足度★★★★★

沁みました。
見終わる、というより見届けたという幸福感。

エビス駅前バーのことは 知り合いたちに声をかけてはいる。いつかこの時間を共有できたら、と思う。

ただ できたら、このまま知ってるひとだけが知る穴場のままでいてほしいなと思う。私は ブログから知り合えた女優さんがここに出た ってことはがきっかけで来たのが最初だったかな。

もし、このバーの存在を知らなかったら。

さびしいね、やっぱり。


「捨てる。」終演しました!

「捨てる。」終演しました!

エビス駅前バープロデュース

エビス駅前バー(東京都)

2015/07/26 (日) ~ 2015/08/05 (水)公演終了

満足度★★★★★

刺さる。
3組の それぞれの人間模様。

どれに思い入れるか とか 楽しみかたは観るひと「それぞれ」だろう。

しかし、このかたの脚本は ハズレなし。

エビス駅前バーでやる芝居もたくさんありますが、この脚本家さんの作品が一番好き。バーの「看板」って言っても過言ではない。


あと 本日3日、こともあろうに着信音を鳴らしたのは私でした。スマホは電源落としたのに、まさか普段持ち歩かないガラケーがあったとは。

申し訳ありませんでした!


リ:ライト

リ:ライト

トツゲキ倶楽部

「劇」小劇場(東京都)

2015/07/01 (水) ~ 2015/07/06 (月)公演終了

満足度★★★★★

大好きになりました。
初見ですが、大好きになりました。


笑いながら そうだよな 書き換えられるんだよな

って しみじみした。

出てくるひとみんな魅力的。

ネタに頼らない笑いのセンスもいいなと思いました。

迷っている人には 観なさい!と 高圧的に推したい舞台です。

金と銀の鬼─チェインソウル─

金と銀の鬼─チェインソウル─

X-QUEST

王子小劇場(東京都)

2015/06/17 (水) ~ 2015/06/28 (日)公演終了

満足度★★★★★

痛みが伝わってきました
殺陣…

血飛沫 見えましたね。観るものに刺さる刃でした。

殺陣というのが 単なるアクションではなく登場人物の内面の葛藤をも見せてくれるということを私はエクスクエストの舞台で初めて知った。

難解な作品だと思う。

でも クエストの魂 と
呼べる舞台なんじゃないかな。


ブラボー!

女と幸せ

女と幸せ

辻川ストロベリー

駅前劇場(東京都)

2015/05/27 (水) ~ 2015/05/31 (日)公演終了

満足度★★★★

女と幸せ
女の幸せ としなかったところが憎い。

女もそれぞれ、幸せもそれぞれ そのひとつひとつを応援するようなオムニバスな二時間。

姫自ら 会場入りするお客ひとりひとりをウェルカムしてましたね。老舗旅館の名物女将みたい(*^^*)

女将さんの顔がみたいから

そう思わせてくれるひとなんですねストロベリーさん

消失点

消失点

JACROW

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2015/05/13 (水) ~ 2015/05/17 (日)公演終了

満足度★★★★★

星★★★★★プラス★
この題材なら、いくらでもあざとく作れたと思うが、観た後、なんだか品位さえ感じてしまう。罪に問われた人間だけでなく、まわりの人間もある時を境に凍てついていた心が静かに氷解しはじめる。

それが この舞台の救いなのだと思う。

慟哭 よりも切ない 最後の若い母親の声。

誰がための笛は鳴る

誰がための笛は鳴る

空間交合〈アサンブラージュ〉リジッター企画

吉祥寺シアター(東京都)

2015/05/08 (金) ~ 2015/05/18 (月)公演終了

好き嫌いはわかれると思いますさ→訂正あり
ほんとは、観たその晩のうちに「なんだか私には」的なことを書きかけました。で、少し時間をおいた次第。リジッターさんらしい全身全霊の「攻撃」(リジッターさんは公演のことをこう呼ぶ)と思いますが、私には受け止めきれない。客席の反応も様々。途中より目をつむり拒絶を示すの男性。私は、目は閉じないにせよ、なんだか居心地の悪さは最後まで。

役者さんひとりひとり、どんな思いでこの舞台を そして役を演じてたのか、いくらかでも聞きたくてアフタートークまで居ましたが、内容は、なんだかアイドルのファンイベントのノリ、ちょっとガッカリ。

さかしまToro

さかしまToro

Cooch

萬劇場(東京都)

2015/05/08 (金) ~ 2015/05/10 (日)公演終了

希望は…
幕開けのシーンで、使われてる音楽が邪魔でした。なんで初めの大事な場面で あえて観る側の集中そぐようなことするのか。会話と丁寧なマイムだけで淡々と見せていただきたかった。最後の数10分、なにかしらあるとは思ったが、こうなるとは。

芝居の限られた時間でとうていおさまりきれない重いテーマ。

モナークス、王を縛る。

モナークス、王を縛る。

電動夏子安置システム

駅前劇場(東京都)

2015/05/01 (金) ~ 2015/05/05 (火)公演終了

満足度★★★★

二度観を推奨
まっさらで観ると舞台の状況設定を飲み込むまで時間がかかりそうだ。私は、だから予習なしで、その場その場の空気を楽しんだ。

うろ覚えだが

国を救うつもりが 個人を救うことになってしまった っていうようなセリフ(くそう!こういう事はメモするべきだ)を聞いてから少し見えた気がする。

でも、あと一幕 欲しかったです。続編の予定は?

小林一茶

小林一茶

こまつ座

紀伊國屋ホール(東京都)

2015/04/06 (月) ~ 2015/04/29 (水)公演終了

満足度★★★★

柝(き)の響き
いつもながら役者さんの所作が見事。黒子衆の無駄のない動きもまた。セリフというより、もう役として血肉となった口舌、演技というより憑依に近いと思う。

しかしながら 区切りで打たれるあの柝(き)の響き、あんなにいいものだとは思わなかった。あの音と共に舞台への時間旅行をし、また夢から醒める合図にもなる。そしてやはり舞台というのは神聖なものと思わせる。

ねずみのよる

ねずみのよる

殿様ランチ

駅前劇場(東京都)

2015/04/24 (金) ~ 2015/04/28 (火)公演終了

満足度★★★★★

なるほどねー
あちらこちらで ガクッと脱力させられ、笑わせられて、それでも最後まで没入できた 楽しい90分でした。

幕末モノは ウンザリするほど定番のテーマと思いきや、あ、なるほどねー、あえて「あの男」を出さなかったことがよかったかも。

いろんな仕掛けがあって この手法を真似るところが出て来るかもしれないけど、この劇団が他の物を真似ることはないと思います。

でも やっぱり上演中に スマホを覗いてるひとの神経がわかりません。

俺達なりの、旅。

俺達なりの、旅。

グラウンド02

OFF OFFシアター(東京都)

2015/04/22 (水) ~ 2015/04/29 (水)公演終了

満足度★★

試作、と とらえています。
どなたかもおっしゃっていたように フライヤーのイメージとは全く違う。観ようと思ったのは 松本さんの小松台東での 否応なしに舞台世界に引き込んでいく会話劇をここでも期待して、だったのである。

でもそれは私としては裏切られた。なんだろう、この終始消えない重苦しい空気は。あえて、の演出なのだろうか。

ほんのぽっちり出てくる「おっさん」の存在とセリフが 唯一の救いと清涼剤。

登場人物の喜怒哀楽に なんだか共感しきれず、だから何度も集中力を欠いてしまった。なんとも中途半端な幕切れ。

次は 是非とも テンポがいいのを頼みます。

Rainy Blue

Rainy Blue

projectDREAMER

戸野廣浩司記念劇場(東京都)

2015/04/24 (金) ~ 2015/04/27 (月)公演終了

なんか浅い気がする
役者さんたちが 真摯に役と向き合おうとしてるのはわかる気がする。伝えようとしているのもわかる。でも私は感じることができなかった。青春グラフィティーって言ってるけど、こちらが切なく感じる前に 安易に音楽がかぶさる。女優陣がよかった。

いっそ、音楽入れずに勝負してください。効果的な音楽の入れ方というより、センチメンタルな押し付けに感じてひいてしまいました。

だから観たあとなんかすっきりしません。

エビス駅前バーtrial「くすり・ゆび・きり」

エビス駅前バーtrial「くすり・ゆび・きり」

エビス駅前バープロデュース

エビス駅前バー(東京都)

2015/04/17 (金) ~ 2015/04/29 (水)公演終了

満足度★★★★★

参列者として拍手をしたかった
観客参加型芝居。いや、客いじりされるという意味ではなく。

観客としての傍観ではなく いやおうなく芝居の中に引き込まれていく快感。人間関係のきれいごとじゃないごたごたも ぜんぶひっくるめて すっきりとした喉ごしに仕上げる。もうエビス駅前バーじゃないと味わえない。終わった後、背後の客席(っていうより殆どが丸椅子ですが)から 「…面白かった」という素直なつぶやきが聞こえてくる。

これなんです。おかしいな、ちょっと泣けたかも。

4BLOCKS

4BLOCKS

ネルケプランニング

サンシャイン劇場(東京都)

2015/04/03 (金) ~ 2015/04/12 (日)公演終了

最後列は良席
23列の13 最後列だが 全く遠さは感じず、むしろいい具合に舞台を俯瞰でき、しかも照明&音響スタッフの手際を斜めスグ後ろから楽しめるという美味しい場所。

舞台そのもの より あの壁面に 小汚く貼り付けてあった様々なポスターのcoolさにしびれた。たかが舞台美術にこんだけの完成度と思い入れ!

役者としての諸星和巳を観るのは初めて。野性動物を見ているような強烈な印象←最後列からもびんびん感じた。芝居演技のことはわかりませんが、俯瞰できた席だから存在そのものが直球で届いたのかも。

エイプリル

エイプリル

角角ストロガのフ

吉祥寺シアター(東京都)

2015/04/03 (金) ~ 2015/04/07 (火)公演終了

出口なし
出口なしの悪夢を見せられている感じ。

悪夢のまま終わってしまった。なんやらわからないけど いやな夢だった。そんな感じ。

スーサイド・イズ・ペインレス

スーサイド・イズ・ペインレス

(劇)ヤリナゲ

王子小劇場(東京都)

2015/03/25 (水) ~ 2015/03/29 (日)公演終了

満足度★★★★

じわじわ
いろんな挿話を演じ終わるたびに 役柄がシャッフルされ、とくに恋人役は 複数の女優が代わる代わる演じるので 観てる側のイメージづけをその都度崩される。あえてイメージを固定しない、させない。そういえばオープニングでそれを示唆するような演出があったなあ。

なんとなく 置いてきぼりにされたようなラストは 乱暴な気もするが、結局「スーサイド イズ…」って何なの って詰め寄りたい気もするが、劇中の笑いも、気持ちいいってところも逆にイライラするところも あとからじわじわくる

渦中の人

渦中の人

セロリの会 

「劇」小劇場(東京都)

2015/02/25 (水) ~ 2015/03/01 (日)公演終了

もう一幕 欲しかったような
登場人物 が 皆 人間臭い というか なんとなく以前から知ってるような親近感を感じる。その中でも 渦中の人 と ああ、このひとを中心に据えたのか と 後から合点がいき なるほどこの劇団さんらしいとも思った

ストーリーも かなり作り込んだ舞台も 楽しめたし 途中途中にある小競り合い或いは内輪もめみたいなのも面白かった。のに 後半、長さを意識してしまった。

最後、その「渦中のひと」が 一歩踏み出す 大切なシーンがありますよね。あれは いろんな捉え方があるだろうけど。

あのあとに 渦中の彼が どう現実と向き合うのか に 興味ある


登場人物は みんな好き。

ただ、2時間近い長さで 悪い言葉を使えば観客を拘束しておいて
あの猛ダッシュのようなラストは ないだろう。ぷんぷん。

もう一幕、やはり足りませんでしたよ。


私は そう思います。

GHOST SEED

GHOST SEED

カプセル兵団

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2015/02/26 (木) ~ 2015/03/01 (日)公演終了

満足度★★★★

笑いネタに不満
チケプレにて。

まずチケプレにも関わらず 良席を指定いただけたこと、感謝。着いたらいきなりの行列で しかも意外と客の年齢層広く(コナンくんみたいな少年からシニアまで)人気ぶりが伺えました。

でも 雨天のせいか 開演時間過ぎてもまだ受付中の行列とのこと、それは酌量としても 当日券と思われる男性が チケットを手にしながら なかなか席につけないのが気の毒でありました。どうやら手違いというか席番指定にダブりがあった様子。スタッフさんも要所に居ることはいるけど 「もう少しなんとかしてあげて」とジリジリする感じでした。

もう少し声を出して誘導するとか いっそ当日券は 指定席ではなく 空いてる席に自由に座って貰えるほうがよかったかも。

ストーリーも 演出も好みだった。けど随所にある笑いネタが 元ネタをこ知らないとさっぱりわかんない。そりゃ、どこの劇団だってそれはある。でもこの劇団は そればっか。笑わす仕掛けに かなり不満、、


ダンスだけじゃない ならではのセンスを感じさせる舞台だったからいっそああいつた小ネタ抜きで観たかったです。

こうして二人は幸せになりました、とさ

こうして二人は幸せになりました、とさ

MacGuffins

シアターKASSAI(東京都)

2015/02/10 (火) ~ 2015/02/15 (日)公演終了

満足度★★★★

好き。
チケプレにて。

最初の軽さから 徐々にテーマを 静かにアピールしていく。

開演待ちの間 かなりざわついてた客席、アナウンスによる ゆるーいマエセツに これまたゆるーく笑っていた客席も いざ芝居が始まると 舞台と一体になってた。

ほとんどが常連さんな感じですが それだからこそ ドタバタの中でもいくつかあるシリアスなシーンでうまれた完全な静寂。

最前列で かなりきっつい体勢で観劇しながら、その昔、大学の劇団の公演を ドキドキワクワクしながら観てたことを思い出しました。

いろんな手法がある中で シンプルな(おそらくそれほどお金もかかってない)最低限の衣装&小道具だけで みごとに芝居の世界に引き込まれた!


小劇団ならでは、というか、原点を見た思い


好きです。

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