曲がれ!スプーン
ヨーロッパ企画
ABCホール (大阪府)
2010/02/26 (金) ~ 2010/03/07 (日)公演終了
イキシマ breath island 【2月27日19:00 追加公演決定!!】
精華小劇場
精華小劇場(大阪府)
2010/02/18 (木) ~ 2010/02/28 (日)公演終了
満足度★★★
熟成してほしい
正直言って、一言では、説明が難しい作品。演劇を見るときのどきどきとか緊張感とは別の感覚を持って、鑑賞した気がする。強いて言えば、とても普通に見た。平常心で。今回限りではなく、とてもとても時間をかけて熟成していってほしい、お酒のように感じる作品でした。
次はいつ見られるのだろう。
台詞の扱いがとても丁寧で好きでした。あとは、舞台美術の明かりの取り入れ方が好きです。
スーパースター
劇団鹿殺し
AI・HALL(兵庫県)
2010/02/04 (木) ~ 2010/02/07 (日)公演終了
満足度★★★★
とてもよかったのです
女優さんも男優さんもとても魅力的でよかったのです。
エンターテインメントもおさえつつ、「やりたいことをやる」ところがとてもステキだと思います。
更にクォリティを上げてぜひとも再演してほしい作品です。
これからの10年もどんどん進化していってほしい劇団!
渋々
親族代表
HEP HALL(大阪府)
2009/12/22 (火) ~ 2009/12/23 (水)公演終了
満足度★★★
しっかりコント
ノリとかじゃない、しっかりした作り込み型のコントで、好感が持てました。
10編くらいのコントをやってましたが、お話の内容によって好みが分かれてしまうのは致し方ない…
けど、落ちるところがしっかり決まっていて、それに向かって3人の出演者がまっすぐ進んでいくので、安心してみられました。
やっぱり、安心って大事だな。
舞台上が不用意にバタバタしていないので、じっくり見られて、結果的には、俳優さんたちに愛を感じてしまう「コント」というのは貴重。
2010年ダーウィン
コンドルズ
ART COMPLEX 1928(京都府)
2009/12/25 (金) ~ 2009/12/27 (日)公演終了
満足度★★★★
面白かったよん
楽しい年の瀬のひとときでした。
始めから終わりまで、ニコニコしていられるのです。
コントもダンスも手を抜かない(もちろん)。
カッコ悪くてカッコ良い、その愛すべき姿にヤラれます。
良平さんのダンスでは、京都での10年という感慨がありつつも、そんなのもはねのけて突き進んでいく力強さを感じたりも。
理屈なんていらない、すてきな時間をありがとう!
見えざるモノの生き残り
イキウメ
HEP HALL(大阪府)
2009/12/17 (木) ~ 2009/12/20 (日)公演終了
満足度★★★★
すきです
毎年1回くらいしか大阪にきてもらえないですが、本当に楽しみにしています。
今回も乾いてるのに、なぜか切なくてほっこりとするお話でした。
台詞の一つ一つが無理がなくて好きです。
題材は日本ぽいけど、結構、海外で上演してもうけるのでは…
と思います。
5月の公演も今から楽しみ。
印獣
パルコ・プロデュース
梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ(大阪府)
2009/11/18 (水) ~ 2009/11/23 (月)公演終了
満足度★★★
大女優を見た
やはり…三田佳子さんは大女優でした…
そこだけ完全に、違う空気が流れていました!
もちろん、ネズミさんたち3人が楽しみで見に行ったんですが、結果、印象に残ったのは三田さん… 役柄を超えた何かを見た気がします…
お話は、くどかんぽかったです。展開はおもしろかったけど、
3人がもうちょっとはじけてもよかったんじゃないかなあ。
来来来来来
劇団、本谷有希子
サンケイホールブリーゼ(大阪府)
2009/08/21 (金) ~ 2009/08/22 (土)公演終了
満足度★★★
台詞がいっぱい
笑えるほど、かわいそうな人が出てくる話。
幸せな人が全くいないんだけど、それほど悲惨に見えないのはなぜでしょう。
ある意味、それって「リアル」なのかな。
これほどまでに、すべての心象をせりふで説明している芝居を初めて見たけど、実はグロくて暗くて、だけどなんだか明るく乾いた、若干ばかばかしい世界観をすっと理解できるように作り上げているのは、やはり、そのせりふのおかげ。なんか、小説を読んでいるような気にも。
小劇場作品が商業演劇へ生まれ変われる可能性を見た気がしました。
僕たちの好きだった革命
サードステージ
サンケイホールブリーゼ(大阪府)
2009/06/27 (土) ~ 2009/06/28 (日)公演終了
満足度★★★
意外にも
どんな感じの人たちが見るお芝居なのか、あまりつかめない感じのチラシでしたが、実際見てみると、意外も意外、とてもじんわり心に響くお芝居でした。
本がいいんだろうなあ…
学園紛争とか、昔の難しいことがわかんなくても、話の芯はきっちりつかめるようになっています。
再演ということもあり、出演者が仲がいいのが手に取るようにわかり、それがこのお芝居のイメージに合致していたのもよかったのかも。
なにより、鴻上さんがロビーで売り子さんや若手出演者に混じって、一生懸命に小冊子(お芝居の内容にちょっとだけ関係する)を配っていたのにキュンとしました☆
ろじ式〜とおくから、呼び声が、きこえる〜
維新派
精華小劇場(大阪府)
2009/11/13 (金) ~ 2009/11/23 (月)公演終了
満足度★★★
演劇なんですね
調子悪く半分朦朧としながら見てましたが、朗読、ダンス、演劇どれでもない維新派の世界。
路地裏からのちょっとした時間旅行体験。
精華小劇場が精華小劇場でない、閉館後の博物館のような場所になっていて、ある意味、精華という場所の可能性に、感嘆。
目の前で演者が繰り広げる世界に少々圧倒。
東京で見た人はまた違うイメージを持ったんだろうな。
来年のエジンバラ招聘には、どんな作品を持っていくのかなあなどと思いながら見てました…維新派らしい作品。
空耳タワー
クロムモリブデン
HEP HALL(大阪府)
2009/06/05 (金) ~ 2009/06/08 (月)公演終了
満足度★★★★
しっかりしてる
はっきりとやりたいことが演出に現れていて、なんか東京カンパニーと大阪カンパニーのよいところがブレンドされているなあと。
すごくおもしろかったです。旬を感じる勢い!
次も期待したい!
LOVE 2009Kobe ver
東京デスロック
神戸アートビレッジセンター(兵庫県)
2009/07/03 (金) ~ 2009/07/05 (日)公演終了
満足度★★
新しいとは?
演劇って難しい っておもいました。
表現って 何か ちょっと悩んだり。
「新しい演劇の表現」って、何を基準にするんだろう?
だって、2500年も前から考えられてるんだもん。。。
そんなことを考えながら見てました。
ポータビリティのある作品としては、ツアーに向いているかな。
映像にもう少し愛情があればとも。
Nine Lives
コンドルズ
松下IMPホール(大阪府)
2009/09/11 (金) ~ 2009/09/12 (土)公演終了
満足度★★★★★
ダンスって楽しいよ
なんかわからないけど、大阪はアビシニアンスペシャル。
美しく、くだらなく、最高に笑える舞台。
良平さんの腕の長さとバネみたいにしなやかな筋肉にほれぼれです。
いつまでもこのままでいてほしいっ。
そんなカンパニーです。
今から、次が楽しみ。
音楽部門のザ・コンドルズも10月大阪で。必ずいきますっ。
GEN~雲のゆくえ~
THE CONVOY
シアターBRAVA!(大阪府)
2009/09/10 (木) ~ 2009/09/13 (日)公演終了
満足度★★★
初コンボイ
何となく縁がなく、初観劇。
見せるショー要素が強いお芝居でした。体の使い方がとってもきれいなので、見ていて疲れません。
ただ、もっと、ダンスなイメージをしていたので、その割にはおとなしい感じでした。
一緒に行ったコンボイ好きな知り合い曰く、今回は、かなりおとなしいとのこと。
次もう一度おとなしくないのを見てみたいなあ。
『筋肉少女』
石原正一ショー
in→dependent theatre 1st(大阪府)
2009/09/14 (月) ~ 2009/09/20 (日)公演終了
満足度★★★★
女子でも
いや、もー、ほんとに、かわいかったです。女子が。
キン肉マンの世界観の中で、女子が戦うん(≒戦わされてるん)ですよー。
なんとも、胸キュンになります。
自分が女子でも、です。
ライブでこそ見応えあり!!のこれぞ舞台な見どころが満載のこの芝居。
難しいことは全く抜きにして、ぜひとも再演望みます。
「翼をくださいっ!さらばYS-11」全国ツアー
ギンギラ太陽's
新神戸オリエンタル劇場(兵庫県)
2009/10/12 (月) ~ 2009/10/12 (月)公演終了
満足度★★★
心配りな
かぶり物が途中全く気にならなくなるのが自分でもびっくり。
その反面、かぶりもの、よくできてるなあ と感心したりも。
全体的に心配りのきいたよくできたお芝居 というのが率直な感想。
素直な心で見られるすてきな作品です。
アフタートークの大塚さんの心配りがまたニクイ感じでした。
地元での根強い人気も納得。
「リサイクルショップ『KOBITO』」
ハイバイ
精華小劇場(大阪府)
2009/06/25 (木) ~ 2009/06/28 (日)公演終了
満足度★★★
生 な感じ
リアル というより 生 な感じでした。
男性がおばさん役 っていうトリッキーなお膳立ては、衝撃的というより、むしろ演出上で必要なキャスティング。
おかげで、いろんなことが生々しく見えてくる。
もう少し時間的にコンパクトでもよいかな と思ったり。
BUG 【美保純が降板⇒代役は西山水木】
燐光群
ザ・スズナリ(東京都)
2009/09/18 (金) ~ 2009/09/30 (水)公演終了
満足度★★★★
あめりか な感じ
弱った人間が狂気の世界に引きずり込まれていく というのはよくありそうなんだけど、一筋縄ではいかない展開が面白い。
絶望的な状況へとストーリーは進んでいくのにもかかわらず、だんだん観ているうちに笑えてくるというのが、自分にとって新鮮。
表と裏と、その向こう
イキウメ
HEP HALL(大阪府)
2008/07/18 (金) ~ 2008/07/20 (日)公演終了
満足度★★★★
ずいぶん前ですが…
見てからだいぶんたってしまいましたが、一言とどめておきたく。
やっぱり、好きな世界ですね~川上弘美さんの小説みたいで。
見えてることが全てではないし、見えてないことに殊更に意味を求めるわけでもない、ただ世界がある、という感じ。
内田慈さん、大好きです。
もっと関西に来る芝居に出て下さい☆
オセロー◆フェスティバル/トーキョー09春
フェスティバル/トーキョー実行委員会
東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)
2009/02/27 (金) ~ 2009/03/01 (日)公演終了
満足度★★★★
なかなか見ることのできない
日帰りで見に行った初日。
久しぶりのク・ナウカメンバーの出演に、それだけでもワクワクものでした。
数年前のク・ナウカ版「夢幻能オセロー」の原形をとどめつつも、今回は、韓国らしい「恨」(ハン)のイメージが色濃く出た舞台となりました。
ただ、皆さんのいうように、元のお話や日韓の歴史的背景がわからないとツライ部分もあったかと思います。
イ・ユンテク氏とク・ナウカは、韓国ブームのずっと以前から交流があり、今回の作品はそれ故にできたんだなあと、感慨深く見ていました。
いずれにせよ、関西では、この類でこのレベルの「日韓交流」作品はまず見ることができません。
たくさんの刺激を受けて、見に行ってよかったなあと思いました。