みちるの観てきた!クチコミ一覧

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時代絵巻AsH 其ノ拾伍 『赤心〜せきしん〜』

時代絵巻AsH 其ノ拾伍 『赤心〜せきしん〜』

時代絵巻 AsH

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2019/12/11 (水) ~ 2019/12/16 (月)公演終了

満足度★★★★★

「義と情」にアツイ男たちの美しくも儚い物語。男たちの気概に惚れ惚れする。今の時代にこういう男たちがいてくれたら、世の中はどうなっていただろう。音楽・照明・殺陣・観客への心遣い、すべてが素晴らしい。開演前の諸注意。わちゃわちゃ感が楽しい。

ネタバレBOX

物語の冒頭は武田信玄公の奥方の出産シーン。女性の演者はいないのであくまで「出産に挑んでいるてい。」そわそわして気忙しい信玄公を宥めるお付きのものたち。それに対し「子を産むはおなごの戦。無事、生まれくれば愛しみ、生き長らえること叶わなければ丁重に弔わなければらならない。」(こんな感じのセリフだったと思う。)冒頭にしてそのかっこよさにすでに心鷲掴み。
今川の姫を妻にしていた信玄公の嫡男・義信(演じたのは黒崎さん。今回も切なく儚く強い主人公を見事に演じている。)今川を打ち破った織田の娘の輿入れを要求され、今後の武田の為にこの要求をのんだ方がいいのでは?との声に「姫と離縁する気はない!」と言い切る姿。AsHさんの作品は女性を大切に想う男性が多いのがいいなと思う。
ぜんさん演じる「藤吉郎(秀吉)」お調子者の人たらしのイメージを覆す、まさに「怪演」おそらく実像の藤吉郎は最初からこういう「狡猾で残忍」な人間だったのだろうなと思わされる説得力がある演技がすごかった。
誰かしら「推し」ができるくらいに個性的な演者陣も各々素晴らしい。
あと、終演後の舞台上。何らかの変化があるらしい。終演後も要チェック。
人生の扉

人生の扉

サンハロンシアター

Geki地下Liberty(東京都)

2019/11/13 (水) ~ 2019/11/17 (日)公演終了

満足度★★★★

以前にも、サンハロンシアターさんで同名の舞台があった。その時の主要人物も竹内まりやさんファンの男性たち。その時はコミカルな部分がけっこうあったように記憶している。それから時は流れ、今回の当日パンフのあおきさんの言葉にもあるように「日本は世界一冷たい国」になった。そして、今の空気を反映するかのように、前回にくらべ、ダークな部分が多かったような気がする。「もう一つ名前を作るの…。」「叩くのよ…。」と言いながら無機質な笑みでスマホをいじる、髙山さんが演じた利恵は「SNSで自己愛を貫く。」今の日本の象徴みたいな人物なのだろうか。他にも妻に「モラハラ」認定された夫。「妻」ではなく「介護人」が欲しいだけだった男。過去の過ちから名前を変え逃げ惑う女。などなど、お世辞にも「幸せ」には見えない登場人物がどう自身の「人生の扉」を開けるのか?それぞれの結末が散漫になることなく、きちんと纏められていたところは素晴らしいと思った。「そこには愛がないから叩かない。」利恵にそう言い放ったさとし、かっこよかったし、少しでも心の奥でそう思えることが出来たら、日本は「世界一冷たい国」にならなくてすんだかも?と思わされる。
椅子とパイプを上手く使って「背景」にしたアイデアが良かったし、初めて彼女がやってくるので、部屋をてんやわんやになりながら片付けているあつしと息子・真央のコミカルなシーンは暗転の間の場面転換を上手に利用しており、あつしと真央を演じたさわさんと垣内さんの息ピッタリなドタバタな演技もまた面白く「暗転」もこういう使い方があるのかと感心した。
客入れ時のBGMがこれまた素晴らしく。竹内まりやさんの曲をカラオケで歌うであろう世代なら「感涙」もの。かくいう私もそうである(笑)
「ハッピーエンド」とは手放しでは言えないが、それでも各々は前に進んでいる。「人生の扉」は自分の力で強く開けるもの。そう言ってくれていたような暖かさが残る作品だった。

Wind   peoples

Wind peoples

劇団丸組

TACCS1179(俳協ホール)(東京都)

2019/06/27 (木) ~ 2019/06/30 (日)公演終了

満足度★★★★

前回公演「山猫・最終章」の前日譚といった感じ。風の民がメインになっている。

現役のアクションマンによる殺陣は、目が追い付かないほどの高速で華やか。
お話も分かりやすいので、楽しく観ることができる。アクション好きにはオススメ。

後方で観ていたが、BGMの大きさなのか、セリフが聞き取れない箇所が幾つかあった。

内容には関係ないが、カーテンコールの際、写真撮影が可能になるが、カウントダウンが始まるまでの時間が短く、スマホを電源から切っていたので起動が間に合わず、撮ることが出来なかった。せっかく、撮影できるのだから、もう少し時間をくれたら、なお良かったと思う。

物販とトイレは開演前に行くべし。終演後はロビーが、役者さんとの面会でごったがえす為。

ネタバレBOX

今回のメイン、風の民のサブリーダー的存在「ミンク」の、再生能力を持つ別のアイヌの民との淡い恋のお話がある。

終盤のバトルシーン、殺陣とダンスが同時に繰り広げられる光景は、なんとも不思議な感じ。

時代絵巻AsH 其ノ拾四『紺情〜こんじょう〜』

時代絵巻AsH 其ノ拾四『紺情〜こんじょう〜』

時代絵巻 AsH

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2019/06/12 (水) ~ 2019/06/17 (月)公演終了

満足度★★★★★

月並みな感想になってしまうが、とにもかくにも、すべてがかっこいい!
それぞれの想いの強さと、それを貫かんとする男たちの美しさたるや、圧巻の一言。

ロビーの造りも、毎公演をイメージした生花や飾りがあったりで、舞台同様の拘りを感じます。
次回公演も更なる期待をよせております。

無敵望遠鏡

無敵望遠鏡

宇宙食堂

吉祥寺シアター(東京都)

2019/05/09 (木) ~ 2019/05/14 (火)公演終了

満足度★★★

展示物・前説と宇宙色豊かな中から入りこむ本編。思いの外あっさりな感じがしたので、もう少し肉付けがあっても良かった気がする。後日談的な話を付け加えてもおもしろかったかもしれない。

役者陣は皆さん魅力的。特に主人公のひとりの父親役の岸さんがいい味だしていた。

つむぎいと

つむぎいと

参画自由

中板橋 新生館スタジオ(東京都)

2019/03/20 (水) ~ 2019/03/24 (日)公演終了

満足度★★★★

役者陣の熱演、ぼやけることのない物語の熱量、殺陣の鮮やかさ、どれをとっても素晴らしかった。
個人的には「山南さん」がツボ。こんな人に上司になってほしい(笑)

時代絵巻AsH 其ノ拾参『紫雲〜しののめ〜』

時代絵巻AsH 其ノ拾参『紫雲〜しののめ〜』

時代絵巻 AsH

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2018/12/12 (水) ~ 2018/12/16 (日)公演終了

満足度★★★★★

美しい舞台だった。

日本史で習っていることなので結末は判ってはいても、苦しいし切ない。
役者陣の熱演にいつもながら感服した。

来年の公演も楽しみになる。

ロカビリーに恋をして

ロカビリーに恋をして

サンハロンシアター

シアターブラッツ(東京都)

2018/11/14 (水) ~ 2018/11/18 (日)公演終了

満足度★★★★

さまざまな「愛」に溢れた作品だと思う。
静かで落ち着いた「大人の演劇」安定のサンハロンシアターさんだった。

時代絵巻AsH 其ノ拾弐『白煉〜びゃくれん〜』

時代絵巻AsH 其ノ拾弐『白煉〜びゃくれん〜』

時代絵巻 AsH

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2018/06/06 (水) ~ 2018/06/11 (月)公演終了

満足度★★★★★

ストーリー・役者さんの熱のある演技、すべてに引き込まれる。

演者は男性しかいないのだが、セリフ上にでてくる「常盤」の姿やそれぞれの「女性の家族」の姿も垣間見えるような不思議な感覚もするくらいに、緻密な部分もあるのが、この座組みの魅力だと個人的に思う。

次回作も、もちろん期待大。

夢-戦華-

夢-戦華-

劇団fool

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2018/01/17 (水) ~ 2018/01/21 (日)公演終了

満足度★★★★★

「御神町シリーズ」を見たことがある方ならばより楽しく、「初めまして」な方も、もちろん楽しめる「親切設計」な作品だと思います。

殺陣・ダンス・所作・等々、美しいところが多く、クオリティの高さに目を奪われました。

アツイ物語と併走する、登場人物たちの苦悩や葛藤、傷などの、「ダーク」な部分も丁寧に描かれていて不思議な疾走感と共に、あっという間に、時間が過ぎました。
いろいろな感情が駆け巡ったので、いい意味で疲れました。

ところで、劇団foolさんは10周年とのこと。おめでとうございます。
「これからも、その先を見ていきたい」そんな劇団さんです。
(近所のおばちゃんのようだ…)

ネタバレBOX

物語のラスト。船戸さん演じる「優」が力を使い果たした(と、解釈しました。)ことで、しばしの眠りにつき、それに対し、高橋さん演じる、仲間の「陽菜」が、眠れなくなってしまうというシーン。
「こち亀」の「オリンピック刑事」の兄弟を思い出しました(笑)

中山ヤスカさん演じる「ルイ」一番いっちゃってました(ほめ言葉)劇場を出て、気づくと後ろにいて「あ・そ・び・ま・しょ」と、言われるんじゃないかと思うくらいの、でも、不思議と可愛いとも思う、ハードなキャラでした。
KUROKO LOVE

KUROKO LOVE

三栄町LIVE

四ツ谷フラワースタジオ(東京都)

2017/11/07 (火) ~ 2017/12/03 (日)公演終了

満足度★★★

脚本は、パロディ・オマージュ等、元ネタがわからないと「?」なものもあったが、うまく纏まっていて肩肘凝らずに見ることができた。

役者さんは若手がほとんどのようでで、よく言えば初々しい、厳しいことを言えば、セリフも覚束ない学芸会レベルな人も見受けられたように思う。
これからに期待。

緑の長?的な役どころの役者さんは、いい演技をしていてとても面白かった。

あと、公演詳細を見ようとURLを開いたら、前回公演のままで更新がされておらず、出演者さんのツイッターでの確認になった。公演中の演目の詳細が、HPで確認できないのは考えものだと思うので、こういうところはキチンと改善したほうがいいのでは。

覇道ナクシテ、泰平ヲミル【護王司馬懿編】

覇道ナクシテ、泰平ヲミル【護王司馬懿編】

劇団ZTON

花まる学習会王子小劇場(東京都)

2017/09/14 (木) ~ 2017/09/18 (月)公演終了

満足度★★★★★

知っていると思っていた「三国志」の新しい見方ができた、作品だった。

知略・思慮・恋慕、ひととしてのあらゆる感情が渦巻き、豪快な殺陣と相まって、見応えのあるエンターテインメントに仕上がっていたと思う。

登場人物が、全員、魅力的で、特に、私が惹かれたのは司馬懿役の高瀬川さん。殺陣もかっこよく、時に男性より勇ましく、その中に包み込むように持っている、女性の繊細さと儚さを上手に表現していたと思う。

”アツイ”系の人物が多い中で、冷静で穏やかな程普役の山本さんにもグッときたし、吉久さんと加東さんの何故か”小物感”あふれる、でも、殺陣がかっこいいので、”やっぱり、かっこいいかも”となってしまう、アンバランスな感じなコンビも良かった。

躍動感あふれ機微に触れる思いのできる素敵な作品だった。

人魚秘め

人魚秘め

ガラ劇

萬劇場(東京都)

2017/09/06 (水) ~ 2017/09/10 (日)公演終了

満足度★★★★★

おとぎ話「人魚姫」の姿を借りた、メッセージ性の高い作品だと思いました。

「姫」ではなく「秘め」。「秘め」とはいつの世も苦しく純粋で残酷で。
観終わったあとは、しばし、頭の中が空になる感覚になりました。

美しい舞台美術も必見。

個人的には、伊喜真理さんが素晴らしいと思いました。その役名に相応しい、妖艶さとセクシーさと気品溢れる美しさ。それと、「声」すっかり虜になりました。

ザ!アンケート!!

ザ!アンケート!!

ネコ脱出

小劇場B1(東京都)

2017/08/09 (水) ~ 2017/08/13 (日)公演終了

満足度★★★★★

おもちゃ箱のような作品。ただ楽しいだけではなく、地方出身の私には、少々、身につまされる話もあり、とてもよく練り上げれられた、笑いとシリアスのバランスの素晴らしい作品だったと思う。役者陣の熱演も、素晴らしかった。

舞台を初めて観る方にもおすすめ。

スピンオフ作品も、とても楽しいかったし、物販や場内案内は、とても丁寧に気持ちのいい応対をしてくださった。ネコ脱出さんは、紙のアンケートはやめているそうだが、もし、紙のアンケートがあったなら、書ききれないくらいのアツイ言葉がならんだだろう。

シャケと爺と駅と

シャケと爺と駅と

劇団イナダ組

シアターサンモール(東京都)

2017/05/11 (木) ~ 2017/05/14 (日)公演終了

満足度★★★★★

今年も札幌からやってきたイナダ組。

派手なアクションがある訳でもなく、複雑な伏線だらけの小難しい話でもない。
「お隣さんの日常」を見ているような、静かなゆっくりと、でも、どこか胸に引っかかる、不器用だけど、暖かくも優しく切ない物語運びに心が解けていくような感覚になる。

札幌からくるので、そう何回も”内地”に来て公演できないのが惜しい劇団。
次回公演も楽しみです。

あと、開演前に”前説談義”なる、プチトークショーがあります。こちらも必見。

鬼泪 〜激情編〜

鬼泪 〜激情編〜

カプセル兵団

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2017/03/04 (土) ~ 2017/03/12 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/03/05 (日) 18:00

「百聞は一見にしかず。」クチコミサイトでこのようなたとえはふさわしくない、とは解っていても、私の中では、この作品に関しては、この言葉しかあてはまらない。

舞台上だけではない、「世界観の表現」が来場者を楽しませてくれる。
それは劇場で確かめてほしい。

いざ、幕が上がると、役者・パフォーマー・音楽・美術・音響・照明・衣裳・メイク…
すべてが渾然一体となって、観る者を翻弄し、心揺さぶり、訴えかけてくるのである。
まさに「激情」ぜひ、体感していただきたいとおもう作品である。

箸休め的に入る「笑い」も、もちろん健在。2時間半近い大作ではあるが、あっという間にすぎるのが「カプセル兵団」なんだと私は思う。

慾張り羊のシャグラン

慾張り羊のシャグラン

劇団Please Mr.マーベリック

ひつじ座(東京都)

2017/01/18 (水) ~ 2017/01/22 (日)公演終了

満足度★★★★★

白・黒両チーム観劇。
オムニバスとして観ても、一本ものとして観ても面白く、肩肘張らずに観られるようで、ちゃんとメッセージも読み取れる、おもしろい良作だと思いました。
女性陣がセクシーで可憐でとても素敵。
個人的には「この、豚女」(白ひつじチーム)がいろんな意味でグサグサ抉られたお話でした。

「最悪のメタファー」

「最悪のメタファー」

ポンポンペイン

小劇場てあとるらぽう(東京都)

2016/12/21 (水) ~ 2016/12/25 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2016/12/21 (水)

7つの「個性」とぶつかる一人の男との「禅問答」にも似たやりとり、それぞれの「個性」にビタッとはまった役者陣の演技は見ごたえがあり濃厚な時間を過ごせたと思った。
初見では、自分の頭のなかを整理しながら観たので、「メタファー=たとえの技法」が何だったのを思い巡らすまでは至らなかった。
複数回観る予定なので、次回は自分の中でいろいろな目を持って観たいしそれができる作品だと思う。


戦闘改造学園Z

戦闘改造学園Z

劇団BRATS

すみだパークスタジオ倉(そう) | THEATER-SO(東京都)

2016/12/01 (木) ~ 2016/12/04 (日)公演終了

満足度★★★★★

アツいだけじゃない。
「学園モノ」の名を借りた、一本筋の通った軟硬織り混ぜた、胸にグッとくる物語だと思った。

役者陣の演技・アクション共々、初日なのに楽日かと思うほどの熱量。

人見さんが役に見事にはまっていて、思わず「ねえさん」と呼ばせてほしいくらい格好良かった。

楽日に観に行けるので、今日は見逃したかもしれないこの作品の別の顔を見たいと思う。

ラクリーメ・ロッセの読書会(6日昼追加公演)

ラクリーメ・ロッセの読書会(6日昼追加公演)

もじゃもじゃ頭とへらへら眼鏡

ラゾーナ川崎プラザソルなど(神奈川県)

2016/11/25 (金) ~ 2016/12/06 (火)公演終了

満足度★★★★

濃密。
濃い。

脚本も役者陣も。

存在が不確かな一人の女性に振り回されてる(?)男たちが滑稽に見えながらも、観ている自分も振り回されてる…。

一人だけの女性の登場人物が、現実に引き戻してくれるような曖昧さが面白いと思った。

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