変則短篇集 組曲『空想』
空想組曲
シアター風姿花伝(東京都)
2013/07/06 (土) ~ 2013/07/28 (日)公演終了
満足度★★★★★
空想組曲初観劇
今回、空想組曲初観劇でしたが、前から観ときたかったー!…と、後悔するくらいに、素敵な舞台でした。
すっごく気に入ったので、うっかりリピートしようと思っています。
変則短編集ということで、細かい作品が10数作あって、間に、日替りゲストが入る作品が入ると。ゲストによって作品も違い、それらが2回~4回しか上演されないっていうんですから、なんて贅沢!なんてもったいない!
全部観たいよー…。観たいけど、無理だよー。というジレンマ。
…全部収録したDVD出してくださらないかしら…?
すっごく素敵な舞台でした。染みました…。
時にキュート、時にシュール、時に恐く、時にロマンチックな物語たちが、キラキラしていて、色んな感情を楽しめる舞台でした。
淡仙女
あやめ十八番
セーヌ・フルリ(東京都)
2013/04/17 (水) ~ 2013/04/21 (日)公演終了
呪術音楽劇 邪宗門
演劇実験室◎万有引力
座・高円寺1(東京都)
2013/07/24 (水) ~ 2013/07/28 (日)公演終了
満足度★★★★★
すっごく面白かった!
面白いっていうか、すごかったと言うか。
すっごく刺激的でわくわくしました。
舞台セットも印象的でした。
黒い階段舞台の真ん中に、赤い鳥居っぽい柱。
妖艶であり、神聖な、不思議な舞台でした。
なんか上手い言葉に出来なくてもどかしいですが。
観に行ってよかったなあと思う舞台でした。
怪誕身毒丸
花組芝居
駅前劇場(東京都)
2013/12/04 (水) ~ 2013/12/10 (火)公演終了
満足度★★★★★
女優対決が見所の男優集団
神様もどろどろしてるんですね…。
各々の策略、計略、思惑の為に、身体をはり、命をはる。
これもまた、「愛」の物語と言えば、愛の物語なのだろうなぁ。
結構生々しい表現もありまして、内容としては相当どろどろなお話なのに、とにかく全力で「面白い!」と思わせてくれる花組芝居さんは、本当にすごいなーと思います。
もう。なんなんだろう。あの劇団、すごすぎる。
歌って踊って演じて歌舞いて伝えて。
素敵過ぎる。愛し過ぎる。
そしてゲストの破壊力も半端ない。流石でございます。
追加したくても、チケットがないのが本当に残念すぎます。(涙)
MIWA
NODA・MAP
東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)
2013/10/04 (金) ~ 2013/11/24 (日)公演終了
満足度★★★★★
圧倒されました
本物って、こういうことかもーと漠然と思うくらいに最初から最後まで圧倒された舞台でした。初野田地図が、この作品って、幸せだったかも、と思えました。言葉遊びも面白かったし、美輪さんの人生とそこから派生した妄想のコラボが、納得できる部分もあり、説得力のある部分もあり、面白かったし、考えさせられた。
チケット取れないのも無理ないですね。これは観たい。観たら、また観たくなる。いろんな意味で魔性の舞台でした。
ダヤンのフールスディ
Studio Life(スタジオライフ)
ウエストエンドスタジオ(東京都)
2013/08/06 (火) ~ 2013/08/11 (日)公演終了
満足度★★★★★
素敵な世界でした。
流石、「100万回」の方は、もう30年程続けられている年季のようなものを感じる「背景」もありましたが、それまた味のある影絵でございました。
影絵、だけど、カラフル。趣が、なんとも言えぬ、あたたかい感じ。
優しくなれる気分になる光でした。新作「ダヤンのフールスディ」の影絵は、すごくキュートでございました。影絵の人形も、流石新作。
すごく工夫して創られている人形でした。
やっていることはものすごくアナログで不器用なことで、制約もたくさんある。でも、その中でも、続けていきたいと仰る言葉が、すごく染みました。
普段は学校周りの影絵劇団ですが、一般でも見られる機会を作ってくださったことに感謝。またやっていただけたら嬉しいです。
少年十字軍
Studio Life(スタジオライフ)
シアターサンモール(東京都)
2014/02/08 (土) ~ 2014/03/02 (日)公演終了
満足度★★★★★
神様、いる。
壮大な歴史と土地感を感じつつ、幻想的な世界を見せてくれる素敵な舞台でした。
あの世界にいられることが本当に嬉しかった。堪能しました。
お話自体、子ども達を利用する大人たちの思惑と宗教が入り混じり、理不尽な話であって、そんなに楽しい物語ではないのですが、メインキャラクターを変えているのに、原作に沿って話が進んで、原作よりも明るい未来を感じさせてくれて終わるっているのが、本当にすごい。
倉田さんこそ神です。
ガブリエルもサルガタナスも神はおわさぬ!とか言ってますが、間違いなく神様、そこにいます。
スピーディーな展開に、最初はびっくりしたけれども、あの原作を3時間(休憩込み)でまとめ、引き込んでいく劇団の底力は本当にすばらしい。
また、今回のキャストも適材適所にて、全部が見所でした。
おかげでチケットは増えました。全7回、通いました。
BEAT POPS
Studio Life(スタジオライフ)
ウエストエンドスタジオ(東京都)
2013/09/12 (木) ~ 2013/09/23 (月)公演終了
満足度★★★★★
体が痛くても観たい舞台
ウエストエンドにぎゅうぎゅうに詰め込まれて観た舞台。
いやあ、本当にしんどかった!狭かった!身体固まって、痛かった…。(涙)
それでも、観たい!と思ったし、最後まで楽しんだに素敵な舞台でした。
私たちの未来は、たぶん、明るく前途洋々とは言い切れず。
これからまたどんどん生きにくい時代になっていくんだろうなと思うとさ、未来に対して手放しで喜べる状況ではなく。
そりゃあもう「影」ばかりの世界をも知っているポーや老ポー、45歳のレイコは、そんなにきらきら出来る状況ではないけれど。
それでもそれでも、若者たちも大人たちもこれからを生きていかなきゃいけない。この世の中で。
だから、「頑張れっ!!」なのだろうと思うし、そのメッセージは皆の心に響くのだと思います。
素敵な舞台だったー。大好きだー。
「BEAT POPS」またやって頂きたい!よろしくお願いします!!
宝塚BOYS
東宝
シアタークリエ(東京都)
2013/07/23 (火) ~ 2013/08/11 (日)公演終了
満足度★★★★
それでも夢はあったほうが。
宝塚BOYSって、結構切ない話だったんですね…。
戦争のお話でもあったんですね…。
なんか、なんだか、ものすごく切なくなりました。
いや、面白い部分もたくさんあるのですが…。
願っても、努力しても、夢が叶わないって、やっぱり辛い。
キラキラな羽と大階段。その反面の、華やかなステージと、裏のギャップ。
ショービジネスとはそういうものとは言え…。刹那的な世界を観た気がします。
素敵な舞台でした。
帰り、会場を出たら、目の前で宝塚スターさんの出待ちに遭遇しました。
大人数のファンたちが規律正しく列になり、沿道を埋めつくす。
そして車道を歩き、ファンに応える宝塚スター…圧巻でした。
宝塚とは!的な光景…。
もちろん相当の努力があってのことではありますが、どんなに努力しても、叶わなかったお話を観てきた後に見ると、切なく込み上げるものがありました。
十二夜【12月27日DVD発売!!】
ワタナベエンターテインメント
紀伊國屋ホール(東京都)
2013/10/04 (金) ~ 2013/10/13 (日)公演終了
満足度★★★★
喜劇が似合う
十二夜って、クリスマスから12日間続く祭りだと思うんですが、セットや提灯が和風で、なんとなく夏祭りから12日間みたいな雰囲気でした。
Dステには、こういう喜劇系やスポーツ部活青春モノの方が似合う気がします。
ぎゅっと2時間休憩なしにまとめた十二夜は、コンパクトで面白かったです。
なんといっても、ずーっと生演奏している演奏がとても素敵でございました!
チケットもぎり入り口付近の生演奏にうっとりしてずーっと聴いてたら、舞台裏劇場が始まってました。
アップ&メイクシーンの裏舞台が観られるのも、祭りな感じで面白かったです。
シラノ!
おおのの
「劇」小劇場(東京都)
2013/12/11 (水) ~ 2013/12/15 (日)公演終了
満足度★★★★
落語、面白かったー。
久しぶりに落語が聞けて、満足満足。
落語と芝居のコラボって、ちょっと不思議だったけど、面白かったです。
というか、すごい企画!
立川志ら乃師匠に、シラノ・ド・ベルジュラックっていうのが!
お着物&高座&手ぬぐいでシラノっていうのが!
志ら乃師匠のちょっと斜めにはすっぱな感じが、個人的に新鮮な噺家さんで、キュートでございました。
前口上で志ら乃さんと原川さんと大野さんで解説していらして、なんだか新鮮でした。普通、落語にも芝居にも解説ってありませんから。
舞台セットが、全体的にふんわりファンシーなんだけど、御簾にカーテン柄が描かれていたり、フランス国旗色の背景になっていたりと、微妙に和テイスト。
前半が落語、後半が芝居というコラボなために、舞台前面は高座(可動)に欄間(?)に赤提灯としっかり和。
異国コラボでありながらも、しっかりと志ら乃師匠が、シラノとして舞台に入っていくのが、不思議と違和感なくて面白かったです。
『狸のムコ入り』【黄金のコメディフェスティバル2013準グランプリ受賞作品!!!】
8割世界【19日20日、愛媛公演!!】
シアター風姿花伝(東京都)
2013/08/16 (金) ~ 2013/08/25 (日)公演終了
ケンジ先生
演劇集団キャラメルボックス
サンシャイン劇場(東京都)
2013/09/20 (金) ~ 2013/09/25 (水)公演終了
満足度★★★★
Wキャストはしんどいです。
キャラメルボックスらしさを感じる、素敵な舞台でした。
色々かぶってなければ、もう1チームも見たかったな…。
15年ぶりの再演とのこと。私は初見でしたが、キャラメルらしく、またこのキャストがオリジナルなんじゃ?と思えるハマり感。素敵でした。
星の王子さま
NPO法人アートネットワーク・ジャパン(ANJ)
あうるすぽっと(東京都)
2013/08/17 (土) ~ 2013/08/25 (日)公演終了
満足度★★★★
素敵な舞台でした。
舞台は親子連れが多くて、夏休みらしさも感じました。
子どもももちろん楽しんでいる子はいましたが、私の回りにいた子どもは一部集中力なく、飽きてました。
もちろん、舞台に夢中になって、舞台に向かって叫ぶ子どももいて、それは微笑ましいんだけど…若干複雑。
子どもに見せたいっていう姿勢はわかるんですが、根本的なところが大人向けな気がしました。暗転が多すぎて。
子どもは暗転苦手だから、なるべく暗転ないようにしないと、暗転のたびに「怖い!」って叫ばれます。
上演前のミラーボールに照らされた花びらの照明はすっごくきれいでした。
そして何より感動だったのは、キャストの皆さんが、自ら演奏するってのが!
すごい!素敵!
演奏してるとこが見ずらい席だったので、すっごく残念だったけど、オープニング、エンディングの曲がすごく好みでしたので、CDも買えて、曲のタイトルを知ることが出来て嬉しかったです。
気に入った曲のタイトルは、「夜間飛行」でした。
あ、もちろん王様の「♪宇宙のワンマン~。」も好きです。
それにしても、安いチケットチケット代で、すごく上質な舞台を観られることはありがたいですね。「子ども」のおかげだね。
ありがとう、子どもたち。ありがとう、スタッフ&キャストの皆さん。
でも未来には君がいる
RayNet
青山円形劇場(東京都)
2013/08/14 (水) ~ 2013/08/18 (日)公演終了
満足度★★★★
見ごたえたっぷり!
盛りだくさんなテーマやネタが組み込まれているのに、ラストでタイトルがきちっと出てきて。すごくすとんと心に落ちる、素敵な舞台でした。
What will you bet Next ?
神保町花月
神保町花月(東京都)
2013/09/25 (水) ~ 2013/09/30 (月)公演終了
満足度★★★★
面白かった!
どんな舞台になるんだろ。コント的なお話なのかなー?と思いきや、普通にお芝居でした。
小劇団として、普通にありそうな、ちゃんとしたお芝居でした。
面白かった!
もちろんコント的なシーンも多々ありましたが、ストーリーとしては、しっかりしている作品で、楽しめました。すっごく笑った。
私の苦手な下品系やシモネタもあまりなかったし。
かなり楽しい時間でした。
LILIES
Studio Life(スタジオライフ)
シアターサンモール(東京都)
2013/11/20 (水) ~ 2013/12/08 (日)公演終了
満足度★★★★
新生LILIES。
早速観てきました。
そしてやっぱり大号泣。
しんどい。
けど、やっぱりすごかった。
ずっしり。
だいぶ美術とセットが変わって、新鮮でした。
台本も削られて、間合いも減って、コンパクトになってる感じでしたが、いずれにしてもこの作品は重い。
それでも初日はまだ試運転な気もしましたが。
これからの変化も楽しみです。
…とか言いつつ、もう初日から既に大号泣して、消耗して、しんどいかったですけどね。
干からびそうでした。
1チーム観ると、早くほかのチームも観たくなる。
魔性の舞台です。
(SチームとMチーム観たけど、どっちもいい!!Eチームも楽しみ!)
イーハトーボの劇列車
こまつ座
紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)
2013/10/06 (日) ~ 2013/11/17 (日)公演終了
満足度★★★★
綺麗な東北弁
言葉ってすごいなー。楽しく遊べたり、音が効果音になったり。
綺麗だなーと思いました。
すごく透き通った、透明感のある、綺麗で聞き取りやすい東北弁に聞こえて、感動しました。宮沢賢治の世界を表すのに、ふさわしい言葉遊びだと思いました。
生演奏も素敵でした。
色んなストーリーがまざって、宮沢賢治の作品世界を感じ取れるのも素敵。
あたっくNo.1
劇団EXILE
青山劇場(東京都)
2013/08/23 (金) ~ 2013/09/17 (火)公演終了
満足度★★★★
男臭さ満載
戦争ものではありますが、エンターテインメントも盛り込まれ、笑いもあるし、よく動くし、最初から最後まで、真っ直ぐで、エネルギーに溢れていて、汗だくで男臭い感じで、「劇団EXILE」らしさも感じられる、「夏」っぽい舞台でした。戦争モノだからっていう訳じゃないんですがね。
皆さん海軍の白い軍服、すごく似合ってました。眩しかったー。
皆スタイルいいから、本当にかっこいい。
それでダンスもされた日には、鳥肌モノです。
戦争、特攻、命、勅命…重いテーマがあり、色々と考えさせられる作品でした。死と隣り合わせの中でも、日常は存在しているし、閉鎖空間なれども、仲間と共に友情も育むことは、今も昔も変わらない…。
そう考えると、戦争の前では日常の脆いこと…。
それが、あの時代にはあったのだと思うと、ただただ追悼、哀悼するばかり。
そして今の平和な時代に感謝。
好きなお芝居が、のんびり観られることに感謝。
和太鼓、劇団EXILEらしさを感じたというか、ちょっと懐かしかった。
(劇団公演の時には、必ず和太鼓やってたから。Aチームにはどうやらなかったシーンらしいです。)
やっぱり格好かったなぁ。
音楽劇『アルセーヌ・ルパン カリオストロ伯爵夫人』
Studio Life(スタジオライフ)
シアターサンモール(東京都)
2013/07/04 (木) ~ 2013/07/21 (日)公演終了
満足度★★★★
3人のルパン
どのチームも素敵な布陣になっております。
3チーム全部観ましたが、個人的には、Xチームを一押しさせていただきます。
生演奏も素晴らしいし、生歌もしびれます。
上質なサロンで舞台を観ているような気分になります。