わからなければモモエさんに聞け
劇団青い鳥
小劇場B1(東京都)
2015/12/15 (火) ~ 2015/12/20 (日)公演終了
満足度★★★★★
あんな風に歳をとりたい。
楽しいことばかりの人生なんてあるわけない。
辛かったことや悲しかったことだって、きっとあったはず。
それでも、松子さんや彼女が出会う人達のように
キラキラと目を輝かせる瞬間がそこかしこに散りばめられていたら、
振り返った時に、頬を緩ませて逝けるような気がする。
愛しい、暖かい時間をありがとう。
ミクちゃん、お風呂の時間です。
劇団青い鳥
小劇場B1(東京都)
2015/01/21 (水) ~ 2015/01/25 (日)公演終了
満足度★★★★★
6人全部見たくなる。
シンプルな舞台の中、母と娘の物語。
娘は娘の世界で悩みながら、それでも前を向いて生きている。
そして母を案じている。
母親の想いが語られるのはセリフによってではない。
その演出の秀逸さ。
軽妙なテンポでありながら、骨太なメッセージがしっかりと伝わってくるのは、流石としか言いようがない。
2人を見守る黒衣のお友達?は、ほとんど即興らしい。
その場その場で、パッと上手く演じられて初めわからなかったが、2回目、3回目、それとわかってからの方が楽しめた。
クジ引きの役割当てといい、この即興感はまさに舞台の醍醐味とも言える。
娘役6人全部見たいけど、なにしろクジなので、1ヶ月くらいロングランやって欲しい感じ。
多分、何度見ても楽しそう。
音楽も、衣装もステキ。
葬式クラス2014(増席御礼!当日券あります!)
エビス駅前バープロデュース
エビス駅前バー(東京都)
2014/12/12 (金) ~ 2014/12/21 (日)公演終了
満足度★★★★
今年最後の観劇
年内の観劇はもう無理、と思っていたのだがどうにか都合つけて上京。
観て良かった。
中学の同級生5人が、クラスメイトの葬式の度に集まるバーでの会話劇。
繫がりがあるような無いような5人が、故人に絡めて自らの現実を語り出す。
聞き手は同じく同級生のマスター。
重い現実を感じさせないポンポンと小気味良い会話のリズム。
楽しい。
この場所(バー)だからというわけでもないだろうが、とても居心地が良く、
満足して会場を後にした。
どういう理由かは知らないけれど、エビス駅前バーが来年なくなるかも⁈
というので、
それは困る!と、署名して来ました〜(^ω^)
うまく和解出来ると良いですね。
捨て犬の報酬 終演しました!どうもありがとうございます!
おぼりん
pit北/区域(東京都)
2014/11/16 (日) ~ 2014/11/16 (日)公演終了
満足度★★★★★
やっと観られた。
劇団おぼんろの高橋倫平が惚れ込んだ脚本。
以前から、一度観たいと思っていた。
たった一日だけれど、大サービスの3ステージ。
初回14:30を観劇。
稽古をしたという前説の、台本までリンペイ氏が書いたとか。
思い入れのある作品に相応しい演技だった。
年老いた犬、若い拾い主、子犬。
憎しみ、哀切、歓喜、全てが綯い交ぜになって響き渡る犬の遠吠えが
深く胸に突き刺さった。
ハンカチ必要よ〜〜
パダラマ・ジュグラマ終演いたしました!総動員3672人。ありがとうございました!
おぼんろ
王子MON★STAR(東京都)
2014/07/09 (水) ~ 2014/07/21 (月)公演終了
満足度★★★★
期待を裏切らない。
おぼんろには、ハッキリとした姿勢というか、方向性がある。
私は専門家でもなければ演劇に詳しいわけでもない人間だが、それでも強く伝わってくるメッセージを感じる。
若いということは、それだけで美しく、苦しく、残酷だ。
八幡山から出発し、岡山、島根を経ての再びの東京公演。
語り部達の気炎は衰えることがなく、観る人を巻き込んで行く。
物語はより深く、より切なく流れ続ける。
よく、「独特の世界観」という言葉を耳にするが、なるほどこういうものの事かと思わされる。
未体験の方には、1度、劇場に足を運ぶことをお勧めする。
今週末の連休がラストチャンス。
銀河廃線 あの夜、僕は汽車から降りた。
テトラクロマット
恵比寿・エコー劇場(東京都)
2013/07/24 (水) ~ 2013/07/28 (日)公演終了
満足度★★★★
星祭りの夜。湖の底に沈んだ星の物語
知人の紹介で観劇。
「テトラクロマット」の旗揚げ公演。
宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」を叩き台にした幻想的な雰囲気の作品。
少ない舞台装置を場面場面で効果的に使っている。
演出の工夫が光る。
エピソードはそれぞれ印象的で、キャスト一人一人の魅力が良く出ていると思った。
ビョードロ 終演いたしました!総動員2097人!どうもありがとうございました!
おぼんろ
d-倉庫(東京都)
2013/05/29 (水) ~ 2013/06/16 (日)公演終了
満足度★★★★★
思い切って行って良かった。
多分誰もがそう思えるはず。の舞台。
マチソワ続けて参加という初めての体験だったが、通算で3回目4回目。
たびごとに座る位置を変えてみる。
独特の座席設定の為、当然見える景色が全く違う。
メインで演技している語り部以外にも、小さな物語がある。
何回も足を運ぶ参加者にも、たった一度きりの邂逅を得た参加者にも、何かを残してくれる作品だと思う。
リピーターに優しい価格設定は嬉しいが、毎回、全身全霊で物語を紡ぐ語り部達には、少なからず申し訳なく思ってしまう。
14日(金)の昼の回は追加公演の為、まだ空席ありとの案内だった。
残りわずかなこの世界を一人でも多くの人に感じてもらえたらと思う。
ビョードロ 終演いたしました!総動員2097人!どうもありがとうございました!
おぼんろ
d-倉庫(東京都)
2013/05/29 (水) ~ 2013/06/16 (日)公演終了
満足度★★★★★
泣いた…!
d-倉庫は初めて。床に座ると腰と背中が痛くなるので、ひな壇式の座席に座った。
これから行かれる方には、駅で配られるティッシュは必ず受け取る必要があるとだけお伝えしよう。
女性の方は、アイメイクは控えめに。
去年の「ゴベリンドンの沼」には一度しか行けなかったので、今回は頑張って3回予約。行けたらもっと!
「進化する」ビョードロ。「進化する」おぼんろ。次が楽しみだ!!
ナミヤ雑貨店の奇蹟
演劇集団キャラメルボックス
サンシャイン劇場(東京都)
2013/05/11 (土) ~ 2013/06/02 (日)公演終了
満足度★★★★★
良かった。
原作を読んでいたので、内容の秀逸さはわかっていた。
時間の縦軸と、人間関係の横軸が複雑に絡み合うストーリーを、舞台の上でうまく表現出来ていたと思う。
キャラメルボックスは初めての観劇。
芸達者な役者さんが揃っていると感じた。
泣き方を忘れた老人は博物館でミルとフィーユの夢をみる(爆撃の音を聞きながら)
おぼんろ
東京芸術劇場アトリエイースト(東京都)
2013/04/06 (土) ~ 2013/04/07 (日)公演終了
満足度★★★★★
ステキ素敵!見なきゃソン!!
未来の池袋、廃墟となった「おぼんろ博物館」が舞台という設定で、その空間は濃密なおぼんろワールドと化している。
設定と構成が何とも上手く、セリフのコトバ遊びが楽しい。
ミルとフィーユの場面では、オバサン思わず泣いちまいましたよ!
今日一日しかないのが、残念至極。池袋近郊の方は今すぐ東京芸術劇場に急げばまだ間に合う!
見ないと損する感いっぱいの舞台です。
リンペイさんのチオビタ見るの忘れた。
~メタモルリバース~
おぼんろ
新宿眼科画廊(東京都)
2013/03/01 (金) ~ 2013/03/06 (水)公演終了
満足度★★★★★
感じさせる、考えさせるパフォーマンス
余分な説明はなく、寡黙な映像と語り部達の表現が、観る人それぞれに感じさせる何かを供している。
効果音だけではなく、擬音を語り部が口にしたり、会場を全部舞台にしてしまったり(これは前からだけど)演出も色々工夫があって楽しい。
観劇経験の浅い自分にも少しは理解出来ただろうか、身を砕いて昇華して行く砂の心が。
語り部たちは足音を残さない。
裸足の指でしっかりと地を握る、その様に感動。
めぐみさん、熱演でした!
出来れば何回か観て下さい。一回じゃなくて。
捨て犬の報酬(チケット完売!→増席しました!!)
おぼんろ
野方スタジオ(東京都)
2013/01/18 (金) ~ 2013/01/19 (土)公演終了
満足度★★★★★
遠吠えが胸に沁みる
一度は諦めたけど、無理クリ日程調整して参加。観られて良かった。
噂の一人芝居。
年老いた捨て犬の心の叫びを誰が知るだろう。
吠える事を忘れた犬が喉を切り裂く声を出す時、その心を去来するものは何だったのだろう。
また観たいです。
楽園の楽屋
劇団青い鳥
小劇場 楽園(東京都)
2012/12/05 (水) ~ 2012/12/09 (日)公演終了
満足度★★★★★
良かった〜!!
もう終わってしまって残念ですが、本当に良かった!!
笑ったり泣いたり忙しい(笑)一時間半。
エンターテインメント性もあり、出演女優さん達の役者魂を感じさせる素晴らしい内容でした。