満足度★★★★★
6人全部見たくなる。
シンプルな舞台の中、母と娘の物語。
娘は娘の世界で悩みながら、それでも前を向いて生きている。
そして母を案じている。
母親の想いが語られるのはセリフによってではない。
その演出の秀逸さ。
軽妙なテンポでありながら、骨太なメッセージがしっかりと伝わってくるのは、流石としか言いようがない。
2人を見守る黒衣のお友達?は、ほとんど即興らしい。
その場その場で、パッと上手く演じられて初めわからなかったが、2回目、3回目、それとわかってからの方が楽しめた。
クジ引きの役割当てといい、この即興感はまさに舞台の醍醐味とも言える。
娘役6人全部見たいけど、なにしろクジなので、1ヶ月くらいロングランやって欲しい感じ。
多分、何度見ても楽しそう。
音楽も、衣装もステキ。