極めて美しいお世辞
箱庭円舞曲
OFF OFFシアター(東京都)
2009/09/11 (金) ~ 2009/09/22 (火)公演終了
満足度★★★★★
初箱。
無理矢理エンターテイメントにしてなくても
クスクス笑えるところや
共感出来るエピソードがちらほら。
役の悩みとか、共感してしまうところもあって
ちょっと耳がイタい感じがしてリアルだなぁ〜と(笑)
ただのリアルなだけの会話劇、という訳でもなく
好みではない作りでしたがとても楽しめました。
面白い演出だな、とは思うが
個人的にはテンション下がる前説だった。
さくっと跳ぶくま
ういろっく
しもきた空間リバティ(東京都)
2010/11/26 (金) ~ 2010/11/28 (日)公演終了
空気ノ機械ノ尾ッポvol.17
空気ノ機械ノ尾ッポ
ザムザ阿佐谷(東京都)
2011/05/19 (木) ~ 2011/05/22 (日)公演終了
満足度★★★★★
+観る側の想像力。
観る人によってストーリーが変わってしまう作品。作品の内容に余白があるから観た人の受け取り方でいろんなストーリーになると思う。「猫を探す話、ノミの話」と直接的な捉え方をする人もいれば「物事は人の思い込みによって認識されていることへの気付き」と哲学的に捉える人もいれば「ストーリーはなかった」って言う人さまざまだと思う。個人的には感じるままその場では楽しんで、終わったあといろいろなメッセージを推測でおこしていけるのがこの劇団さんの面白いところだと思う。
演技もスピーディーでパワフル、美術もかわいくて「芝居でしか出来ないこと」をしているわくわく感が良い。
死に際を見極めろ!
ライオン・パーマ
王子小劇場(東京都)
2011/05/12 (木) ~ 2011/05/15 (日)公演終了
満足度★★★★★
死んでないし。
個人的にはこーゆうPOPなコメディは好まないのですがとても面白かった。若干もたつくシーンもあったけれど演出力役者の技量パフォーマンス性が優れているので気にならないがストーリー性のみだけ見るとなんとも言えないので「何も考えず笑いたい、ほんわかしたい」というときには期待を裏切らず楽しませてくれそう。
空気ノ機械ノ尾ッポvol.15~キカイ~
空気ノ機械ノ尾ッポ
シアターブラッツ(東京都)
2010/05/27 (木) ~ 2010/05/30 (日)公演終了
満足度★★★★
シンプルに考える。
題材はとってもシンプル。ベンチは何故座る?からはじまる哲学的、でも現実的、な2人芝居。展開的にはただ2人の男がベンチに座って話しているだけなのにトリップしたり、ループしたり。とってもわくわくしました。
キラーパス
マシンガンデニーロ
ザ・ポケット(東京都)
2009/04/08 (水) ~ 2009/04/12 (日)公演終了
満足度★★★★
解散残念。
最後の大どんでん返し・・・話の筋を通しつつ、こういう意外性は大好きです。最後に頭の中で「こーゆうことだったのかぁ!!」となった瞬間はやっぱり素敵だと思います。主人公のなんとも言えない、事実をつきつけられたとき、頭の中の緊張がふわっと解放されました。
鉄潰 [てっつい]
ういろっく
笹塚ファクトリー(東京都)
2009/03/19 (木) ~ 2009/03/22 (日)公演終了
満足度★★★★
ストーリーに厚みがあればなぁ・・・
映像の使い方やダンス、装置や衣装や音楽、
は、いかにもな感じで好みがとても分かれそうだけれど
個人的には大好きな毛色のつくり。
とくに遊びッ気満載のヘンテコ衣装とか
物語の中盤で普通の衣装だと思ってたのに
スーツがいっぱい連なって出来ているモノだと知ったときは驚き♩
生演奏を取り入れる舞台ってあんまり好きじゃないけれど
ヴォーカルさんが役者サンで出てたからそんなに拒否反応は出ず。
と、ヴィジュアル的には面白い・・・のにお話が面白くない(爆)
うすっぺらいSFもどきで、時代や登場人物の背景がまったく見えない。
作りが好みなだけにとてももったいない・・・
せっかく作り自体は素敵なのにやっぱり脚本は大事、と感じた作品。
紙隠し
劇団ヒラガナ( )
ラゾーナ川崎プラザソル(神奈川県)
2009/05/28 (木) ~ 2009/05/31 (日)公演終了
満足度★★★★
3時間・・・
と、聞いて、見る気が失せたけれどそれほど長くは感じなかった。
ストーリーも緻密に組み立てられており、どのキャストを見てもある程度話が見えるので、いらないなぁ、と思う役者があまりないよに思えたのが好印象。
途中、ラーメン屋のくだりでその演出はなしだろう!
っと、突っ込みたくなるシーンがあったものの
途中、ストップモーションやアクションが出来てなくてげんなりしたことはあったものの
話が流れているので観やすかった。
ヘリからの縄梯子のシーンが印象的。
暗黒地帯
鵺的(ぬえてき)
「劇」小劇場(東京都)
2009/08/05 (水) ~ 2009/08/09 (日)公演終了
満足度★★★★
脚本が面白い。
日常の『よくあるある』をいろいろ散りばめつつ、無理のない展開で、でも魅せられる。
自分も耳がイタい台詞がいっぱいあり感情移入しやすかったり、
日常と重なることがあって面白い。
キャストも1人1人個性が立っていて良かった。
楽しめたのは間違いないのに、
でも、★5つに上がるには何かがちょこっと足りない気がした。
A-15 ~アイゴ~
CAP企画
劇場MOMO(東京都)
2012/02/28 (火) ~ 2012/03/11 (日)公演終了
満足度★★★
等身大。
あの手のセリフを小演劇役者の人たちが発しているのは現実味あり過ぎて痛々しいと感じることが多々あったが切実さは伝わった。話も無理なく観れた。
悪趣味
柿喰う客
シアタートラム(東京都)
2009/09/04 (金) ~ 2009/09/13 (日)公演終了
スズメバチ666
ムシラセ
d-倉庫(東京都)
2009/06/11 (木) ~ 2009/06/14 (日)公演終了
満足度★★★
美術は素敵。
フライヤーや装置は雰囲気があって期待感〜でしたが、なんとも・・・好きな題材だし、きっと役者さんも素敵な人が多かったのですが、なんだろう、不協和な感じがしました。
薄い、嘘っぽい、という印象。
でも、次も見てみたい!という期待感はあります。
裂躯(ザックリ)
乞局
笹塚ファクトリー(東京都)
2010/06/16 (水) ~ 2010/06/21 (月)公演終了
満足度★★★
斬新さと言葉の面白さと色が独特。
最初は?どんな内容?という風に始まり、大筋が把握出来たときの自己紹介のシーンが一番面白かった。雰囲気とかは好きだけれどとくに目立った展開もなくだったので中盤からは飽きはじめてしまった。導入のあのわくわくから結構落差があった。そして思った程ダークではなかった。面白かったし、面白くなかった、というなんとも不思議な作品でした。
紅い華のデジャヴュー
東京ストーリーテラー
シアターKASSAI(東京都)
2011/03/10 (木) ~ 2011/03/21 (月)公演終了
ウィキッド
劇団四季
電通四季劇場[海](東京都)
2007/06/17 (日) ~ 2008/08/31 (日)公演終了
満足度★★★
初・四季。
誕生日に1人で職場から徒歩8分だし・・・と、行ってみた。
今更だけどクオリティとか徹底ぶりってスゴイなぁ。
ミュージカル特有の「いかにも!」な雰囲気の中、グリンダさんがいい意味でくだけ気味のお芝居をされたりしてミュージカルってこうだよなぁ、というトコロを打破してくれてそのおちゃめさが素敵でした。
エルファバさんの歌声もすごいなぁ、迫力。
と、1回は観る価値あり☆な感じはしますが、良くも悪くも想像通り。
音楽劇「新宿パラダイス」光は新宿より
東京ギンガ堂
歌舞伎町「大久保公園シアターパーク」特設劇場(東京都)
2009/06/19 (金) ~ 2009/06/28 (日)公演終了
満足度★★★
チケット代が高い・・・
客席は年配の方が多くとてもあったかなお芝居でした。
大御所的な雰囲気の役者さんたちの声が
割れてる?ようで聴きづらかったり歌のクオリティが低い気がした。
特設会場〜
テントだからこそのその環境との一体感、いいですねぇ。
今の歌舞伎町を見るとこの街にも、
こんな時代があったなんてうそのように思える時代を感じるお芝居でした。
1/4 ~ある宇宙人のゆううつ~
天然工房ワークショッププロデュース・期間限定劇団ワンダース
池袋GEKIBA(東京都)
2009/03/13 (金) ~ 2009/03/15 (日)公演終了
満足度★★★
くすくす。
『宇宙人』テーマが奇抜だけれど
それを「なしでしょ」って思わせるんでなく
ごり押しで笑って受け入れれる、ほんわかした作品でした。
まぁ、この料金だから、という部分が多いってのが本音だけど
とっても楽しめました!
結構笑った。
ズレ違い
around31 IceCream
中野スタジオあくとれ(東京都)
2009/07/03 (金) ~ 2009/07/05 (日)公演終了
満足度★★★
メディ〜
日常のそれ、あるある、を散りばめた
ファミレス事務所内でのお話。
ナチュラルで、でもちょっとクセがある人たちが集まってる
地味にうまい感じの役者さんの集まりという印象。
その分、華がある人がいないけれど演目的にそれが良いのだろう。
途中、感動シーンに持って行ったが無理矢理感は否めない。
でも、個人的にはなかなか楽しかったデス。
嫁をオークション
猫舌コンプレックス
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2011/05/13 (金) ~ 2011/05/15 (日)公演終了
満足度★★
なんともうまくいかない。
演出のこーしたいんだろうなぁ的意図はなんとなく伝わってきたし(ひょっとしたら違うかもだけれど)、作り方によっては面白くなる予感はあるのだけれど「笑わせなくちゃ成立しない(寒い辛い)シーンが多々散りばめられているけれど笑えない笑わない」細かなことで負の方向にひっぱられている、不穏な空気でした。
個人的にはナンセンスならナンセンスでとことん行ってほしい。ナンセンスではなく、コメディや成立している舞台目指すならいろいろ難しそう、と感じた。
百年の雪
十七戦地
王子小劇場(東京都)
2012/02/23 (木) ~ 2012/02/27 (月)公演終了
満足度★★
とくに話が展開しない。
2代3代間での時空を遡ってお話を紡ぐという点では面白みがあるかもしれないが時代時代で分散していてさほど時代毎の見所を感じない為興味も関心も持てないまま多人数の時空を越えたやりとりが続いていた。話、演出、役者どれでもいいから引きつける何かがあればな、と思った。全体的に自分たちだけでやっている感と話の展開がないというのは体感時間が長く感じられ少し疲れてしまった。個人的にはもう少しどこかの時代に重点を置き感情移入出来るくらいになってからとんでって欲しかった。