下周村(かしゅうそん)
新国立劇場
新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)
2007/05/15 (火) ~ 2007/05/20 (日)公演終了
満足度★★★
with battered brain
一つのお題について前半・平田、後半・李の表現手法をつなげた2部構成。こういう生活や本能に根ざした主題は平田流の方が伝わりやすいと思うし、あらためてその意義に気付けたことはよかった。しかしせっかくなのだからもっとケンカして取っ組みあってバターになるくらいドロドロに混じり合って欲しかった。どうも皮肉なかたちで日中の溝がみえたような。あるいはそれが狙いなのかもしれない。いずれにせよ熟成が足りぬ。
絢爛とか爛漫とか
赤坂RED/THEATER
赤坂RED/THEATER(東京都)
2007/05/08 (火) ~ 2007/05/23 (水)公演終了
満足度★★★
with battered brain
戯曲の根幹を成す芸と才能の葛藤や相克にあまり興味なさそうなのは幸福なことかもしれないが…。若さにあかせてほたえるシーンはさすが。
東京ノート
青年団
こまばアゴラ劇場(東京都)
2007/04/19 (木) ~ 2007/05/14 (月)公演終了
苦悩のピラミッダー
ヨーロッパ企画
駅前劇場(東京都)
2007/05/03 (木) ~ 2007/05/14 (月)公演終了
冬のユリゲラー
ヨーロッパ企画
ザ・スズナリ(東京都)
2007/05/05 (土) ~ 2007/05/15 (火)公演終了
楽塾歌劇☆真夏の夜の夢
シアターRAKU
本多劇場(東京都)
2007/05/03 (木) ~ 2007/05/06 (日)公演終了
マトリョーシカ地獄
クロムモリブデン
サンモールスタジオ(東京都)
2007/04/19 (木) ~ 2007/05/01 (火)公演終了
満足度★★
with battered brain
板倉チヒロがスマッシュヒット。久保貫太郎、奥田ワレタもよかった。板橋薔薇乃介の演技は放課後電磁波倶楽部を彷彿とさせる。・・・つまり役者しか褒めるトコがなかったのがつらい。
狭い舞台の中に障害物を設置してさらにせせこましくなった空間を暴れ回るのだけど、個人的にはもっともっと暴れてほしかったし、やれるはず。
身体言語、舞台装置、テーマ、全てにおいて中途半端。もったいない!
錨の矛先
劇団上田
サンモールスタジオ(東京都)
2007/04/12 (木) ~ 2007/04/17 (火)公演終了
P.A.I.06
パパ・タラフマラ
かめありリリオホール(東京都)
2007/04/12 (木) ~ 2007/04/12 (木)公演終了
満足度★★
with battered brain
第2部から観劇。『ヒョッコ』は中盤ダレるがなかなかおもしろかった。第3部『春の祭典』は冒頭のイマジネーションは良かったが、あとはどうも安直で気色悪くて好きになれなかった。ダンサーたちも疲労困憊の極みといった体であったし。ダンスという道の遠大さを感じた。
『リターン』
流山児★事務所
Space早稲田(東京都)
2007/03/20 (火) ~ 2007/03/31 (土)公演終了
満足度★★★★★
with battered brain
・・・素晴らしかった!俳優たち、舞台美術、照明。ただ、冒頭シーンと唄・ダンスが説得力に欠けているのがじつに惜しい。なにはともあれ必見!
トレインホッパーズ
劇団桃唄309
ザ・ポケット(東京都)
2007/03/14 (水) ~ 2007/03/18 (日)公演終了
満足度★★★
with battered brain
ポケットってこんなに狭かったかと思うほどスケールの大きい芝居。もっと大きなプロダクツでも観てみたい。一部の人物造形と照明・美術には改良の余地があるかと思われる。
特急二十世紀
加藤健一事務所
本多劇場(東京都)
2007/03/14 (水) ~ 2007/03/28 (水)公演終了
満足度★★★
with battered brain
加藤健一氏、流石の貫禄でした。独壇場といってもよい。
とにかく「皆必死で生きてやがるなぁ」と思わせればコメディの勝利でしょう。
初日ゆえのぎこちなさや粗さもありましたがよい舞台だったと思います。