誰も知らない貴方の部屋7月公演
庭劇団ペニノ
はこぶね(東京都)
2012/07/03 (火) ~ 2012/07/10 (火)公演終了
満足度★★★
演劇の意義
演劇の意義を、多様な言葉に置き換えて発想できる人でないと
許容できない舞台。
ただただ人を楽しませるだけのものを〜、
とか、
メッセージがないとダメだ〜、
とかいう
頑なな意見を持つ人にはオススメ出来ない。
しかし、そんな人の心にも
もしかしたら、
最後には一矢報いることが出来るかもしれない
・・・そんな確かな力があると思う。
舞台空間で表現されるものを大きく包んでいる
すべての人に向けられた優しい眼差し。
それがこの演劇の個性だ。
某かのマイノリティのアイデンティティを持ってるとか、
そういうものへの深い理解がないと気づきづらいものじゃないかと推測。
しっとりwet.
ちょっとヨーロッパなアートっぽいかな。
セルフセラピーな部分もあるかもしれない?
でも、最後に向けて気持ちよくなるようエンタメ的な配慮もあった。
朝がある
ままごと
三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)
2012/06/29 (金) ~ 2012/07/08 (日)公演終了
満足度★★★
はじめてのままごとは・・・
以前、喫茶店か料理屋なにかの会で会った男性が
「ままごと」の「わが星」を勧めてくれた。
私はそのときまでままごとのことを知らず、
携帯に2語だけメモして後日調べてみた。
公演のチケットは売り切れでもう手に入らなかった。
この劇団が随分人気なのではないかと気づいた。
しかし、だからと言って、良いものだという予感はなし。
特殊なスタイルの芝居をして、
普段商業演劇を観ない人、そもそも演劇を観ない人
に人気があるファッションに近いものなのだろうと想像した。
そしてこの「朝がある」の公演に突然行ってみた次第。
これまで思っていたようなものではなく、
存外に感ずるところのある作品だった。
以下、ネタバレ。
S.M.A.T!~歌え!警視庁特別音楽劇班~
The Dusty Walls
六行会ホール(東京都)
2012/06/27 (水) ~ 2012/07/01 (日)公演終了
大手じゃなくてもミュージカルは出来るか?
ミュージカルというのもの自体が、日本ではマニアックだと思う。
四季、東宝、松竹、宝塚(敢えて分ける)、ホリプロ、ネルケ以外の団体がミュージカルを興行し、成功するのは大変難しい。
ミュージカルは準備が大変だし、ここは層が薄い(歌えて踊れてスタイルも良い役者なんてなかなかいない)。
"ぼくら"でもミュージカル公演は出来るか?
そんな状況に果敢に挑戦している団体だと思う。
作りたいもののイメージ、理想は高そうだし正面から向かっていっている。
そういう意味で評価したい。
---
市民ミュージカルと学生劇団と名のあるミュージカルの団体のOBが集まった団体、を足して3で割ったようなグループだと感じた。
ソロが多く、政治を感じた。
オーソドックスにまともな良いミュージカルを作ろうとしたら、
あんなにソロをやる訳がない。
長くなるし、話のフォーカスが合わなくなる。
それぞれのキャストに歌わせる必要があったのだろう。
(だけど、それにしても、2度も3度も歌うのは・・・)
そんなことで観客全員を疲れさせるような構成するのはどうかと思う。
そういうのは小学校の○○会でだけやって欲しいものだ。
客は身内ばかりではないのだから。
また、その政治をクリアするために話も多重奏になっていく。
脚本家は大変だったろう。
一番の問題は、
最後の犯罪がたった一人を殺すかもしれないっていうだけだってことだ。
6人の女性に歌を歌わせるために、あんなオチになったのだとしたら
本当にやりきれないね。←誰が?
網走にいる脚本家はなかなかミュージカルらしいMADなキャラクターで良かった。
ロッキーホラーショーとか、リトルショップオブホラーズとか、そういうのの正統な流れを汲んでるよね。
レミゼでエリザベートでRHSというカオス。
みんなを楽しませたいという気持ちがあるのは確かだと言える。
だからこそ、政治を廃して純粋な作品作りを期待する。
La Nouveau Cabaret Quartier Latin! 1950
ベニバラ兎団
CBGKシブゲキ!!(東京都)
2012/06/28 (木) ~ 2012/07/01 (日)公演終了
日本の話
感想が非常に難しい。
やりたいもののイメージは分かるが、
スタッフ不足。
企画を理解して寄り添える舞台監督と
企画を十二分に活かせる演出家が必要だ。
コレオグラファーのクレジットに惹かれて観劇を決めたので
踊りに期待していたが、
踊りをみせるような舞台ではなかった。
THE BEE Japanese Version
NODA・MAP
静岡芸術劇場(静岡県)
2012/06/22 (金) ~ 2012/06/24 (日)公演終了
満足度★★
話題だったので行ってみたものの
THE BEEの話をすると、
見た、とか、見たい、とかみんなが言うんですよ。
注目の舞台だとことが分かったんで、
そういうことなら私も!、と、行ってみた次第。
・・・・・
あまりピンと来なかった。
ヨーロッパ人向けだと感じた。
この演劇は現代アートだ。文脈と解釈が必要。
日本ではやる意味がないかもしれない。
恐らく
これはフセインやビンラディンなどの「中東」とアメリカの争いを
念頭に置いて作られた演劇なのだろうけど、
その関係性の外にいる日本人には
メッセージの重さは理解出来ないんじゃないかな。
イギリスでやるくらいが丁度良いのかもしれない。
アメリカでやると、どストライク過ぎて、少し危険だね。
芝居について・・・
狂う演技というのが大変なのは分かるが、
野田秀樹さんが張り切りすぎていて、
機微が見えにくくなっているように感じた。
かつて見た野田MAPもピンと来なかったので、
私の好みではないのかもしれない。
マグダライブ!!
ネルケプランニング
SHIBUYA-AX(東京都)
2012/06/18 (月) ~ 2012/06/20 (水)公演終了
台風接近と台風一過
第二夜で大変満足したので、第三夜も行ってしまった。
普段演劇シリーズとして興行されているものの
特別バージョンのライブ。
何かの節目というものではないと思うが、
どうしてかおめでたい感じで祝祭ムードだった。
観客が始まりからテンション高くてそれが祭りっぽく感じる由縁かな。
主演のマリアさんの歌がライブ仕様で聞き応えあった。
他の登場人物の歌もそれぞれ力強かった。
サイリウムは持って行った方がよさそう。
恋に生きる人
月刊「根本宗子」
新宿ゴールデン街劇場(東京都)
2012/05/09 (水) ~ 2012/05/16 (水)公演終了
マハーバーラタ 〜ナラ王の冒険〜
SPAC・静岡県舞台芸術センター
舞台芸術公園 野外劇場「有度」(静岡県)
2012/06/02 (土) ~ 2012/06/23 (土)公演終了
満足度★★★★
2回目の感動
クオリティが高いことには違いないが
先週観たときに経験した感動はなかった。
最後まで阿部さんとのコンビネーションが上手くいかなかった
役者が多かったと思った。
雨での足下に気を取られて、
役者が"耳"と"気持ち"への集中力を欠いていたのではないか?
天然のfog効果は凄い。
あと、今回はまわりの木が登場人物として"生きていた"気がする。
天使達 -ANGELS-
トライアングル
新宿FACE(東京都)
2012/06/14 (木) ~ 2012/06/16 (土)公演終了
満足度★★★
実力のある若い男子
実力派俳優、とかってよく聞きますが、都市伝説じゃないんですね。
実力のある若い俳優(under23)がこんなにいるのかと驚愕。
しかもお世辞じゃなく美男子だなんて凄まじいですね。
全員が歌が上手く、
客は安心して座ってればいい。
この公演がなんであるかを説明しようとすると、
恐らく外国にあるアレ・・・"ショー"じゃないかな。
ラスベガスあたりでやってそうな。
物語仕立ての歌とダンスのあるショー。
Panelist Drive
トライフルエンターテインメント
シアターサンモール(東京都)
2012/05/30 (水) ~ 2012/06/03 (日)公演終了
緊張感の演出について
ミリオネアみたいなクイズ番組があって、それに出演する人物の物語。
クイズはガチで、その結果によってエンディングが変わる様式の演劇。
しかし、ガチだというのに
決めウチでもあんまり違いがないような空気感だった。
どうしてかな?
もっと、人生を賭けた
緊迫感溢れるものをイメージして制作されたのではないか?
ミリオネアでは人生を賭けるようなことはないのに
演出方法が非常に上手く、緊張感があった。
舞台では寄りで人の顔を映すことが出来ない。
みのもんたとにらめっこする長い時間もない。
改めて、演劇の可能性を追求する必要があると感じた。
生の方が強い、なんて絶対はないのだと痛感。
さらば、豚
流山児★事務所
ザ・スズナリ(東京都)
2012/06/06 (水) ~ 2012/06/12 (火)公演終了
満足度★★★★
本気のシャワーを浴びる
役者の本気を300%浴びる気持ちのいい舞台。
空気は古いが、それでもいい。
舞台上でも開き直って公言している。
今、これだけの本気を
観客の五体にたたきつけるが如く発してくれる役者に
いっぺんに9人も会えるなんて素晴らしい。
ストーリーがとか
演出がとか
そういうことが全く問題にならない作品。
マハーバーラタ 〜ナラ王の冒険〜
SPAC・静岡県舞台芸術センター
舞台芸術公園 野外劇場「有度」(静岡県)
2012/06/02 (土) ~ 2012/06/23 (土)公演終了
満足度★★★★★
テンポのいい日本のエンタメお家芸詰め合わせありがたや
めでたすぎて、グッとこみあげ=感動した。
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mover&speakerスタイルの作品の観劇は
天守物語、メデイアとこれで3作目。
単なるスタイルの継続ではなく、
どれも少しずつ違いのある方法となっており、
異なる意図が感じられた。
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まるでスナックのカラオケや、宴会芸のようなものも含んで、
存外にエンターテイメントだった。
見え方は随分アーティスティックで、
非現実的でどこか違う世界のものだということを強烈に感じさせるのだけど、
それぞれの登場人物に確立されたキャラクターがあって、
それが古い時代(1960-1980年代)のアニメに倣ったような
over30の日本人なら誰でも分かりやすい感情や行動をする。
え、
この人が、
こんな演技をするの??
ってな具合でいろいろ不意打ちcaos!
亀。噛め。え!?
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特に理由はない、
ただめでたくて感動する。
オリヴィエ・ピィの 『<完全版>ロミオとジュリエット』
SPAC・静岡県舞台芸術センター
静岡芸術劇場(静岡県)
2012/06/09 (土) ~ 2012/06/10 (日)公演終了
満足度★★★★
超カッコイイ
超カッコイイ
隙がなくカッコイイ
どの瞬間もカッコイイ
観に行って本当に良かった!!
言葉にしがたい感覚。
冒頭にむき出しの暴力が提示され、私を啓発する。
女の平和
ニコミュワークショップ事務局
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2012/06/06 (水) ~ 2012/06/10 (日)公演終了
満足度★★★
平和について <P組感想>
面白かった。全員が一生懸命だった。
衣装の色が素敵。デザインがいい。
髪型が良い。とても良い。毎日あれを作るのは大変じゃないかな。
ある場面で、ギリシャの円形劇場(というか闘技場)な感じになる演出が面白かった。
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この公演はある演劇ワークショップのアトリエ公演という位置づけ。けど、下北沢や池袋、中野などに行けば「これが初舞台です」という役者だらけの公演はいっぱいあるのだから、そういうものだと思えば、巷で観るものとの違いはない。実際そうだった。
しかし、
アトリエ公演だからということで敢えて言うことがあるとしたら・・・
---以下小言
先日、キャリアー45年の俳優さんと「キャリアーをスタートさせたばかりの役者」について話していたとき、
「役者って、実力はなくっても、なにか光るものがないと」
と彼が言っていた。
役者で"いく"には、何かないといけない。
だから育ての場であるアトリエの公演というものは、
そこに通うフレッシュな役者の光るところを見つけて伸ばしてやるのが
使命・意義だと言える気がする。
では、この公演ではどうだった?
「お!」と思わせるところがあった役者はいたか?
・・・そういう訳で、具体的な話をネタバレBOXでします。
アルヴィン・スプートニクの深海探検
SPAC・静岡県舞台芸術センター
舞台芸術公園 稽古場棟「BOXシアター」(静岡県)
2012/06/02 (土) ~ 2012/06/03 (日)公演終了
満足度★★
稚拙
この方は、もうちょっと出来ると思う。
そういう意味で、楽をしているように見えたのが嫌だ。
空間を使わない。映像でもいいんじゃないかという感じ。
顔面を照らす、というアイディアのみが大変素晴らしい。
No.346 勅使川原三郎 ヴォックス・クラマンティス ヤーン=エイク・トゥルヴェ
KARAS
東京国際フォーラム ホールC(東京都)
2012/05/05 (土) ~ 2012/05/05 (土)公演終了
旅
SPAC・静岡県舞台芸術センター
遠州横須賀街道(静岡県)
2012/05/04 (金) ~ 2012/05/04 (金)公演終了
満足度★★★
期待が外れた
ぐるりと観客に囲まれて演技をするなら、
正面を強く強要する演技はしないで欲しい。
原案となる詩を勉強して、改めてこの作品を解釈したい。
演劇祭のアピールにはまずまずの試みだとは思った。
GOEMON ~孤高の戦士~
早乙女太一
明治座(東京都)
2012/05/05 (土) ~ 2012/05/27 (日)公演終了
満足度★★★★
早乙女太一の独特な魅力
観ないと分からない
凄い
2部は素晴らしい満足感
それなのに、
早乙女太一さんにはまだ余地があってまだまだこれからがあると思わせられるので、また観に来なきゃとなる。
彼の演舞はお神楽のような感覚。
評点は1部のことも勘案して。
気持ちとしては、ほんとは5。
※3日後にワイドショーで彼女とケンカしたことが大々的に報道されていた。自分が観たのはケンカの夜の次の日だった。演技に違いはあっただろうか? とても気になる。確かめるためにリピートしたい。
ミュージカル「ロスト・フォレスト~Lost Forest~」
しんゆりシアター
川崎市アートセンター アルテリオ小劇場(神奈川県)
2012/04/27 (金) ~ 2012/04/30 (月)公演終了
地域劇場のこけら落としに相応しい作品とはなにか
音楽座を結成した横山由和さんが作・演出した舞台。
音楽座は名前を知っているだけで拝見したことはないのですが、非常に確かな舞台づくりをされて来た方なのだな、という印象を持ちました。
そして出演者は地力のある、基礎力の高い方が多く、この演出にも慣れた感じで安定感がありました。
けれど、どうしても、今ひとつ、心穏やかに観ることが出来ません。
これは脚本の個性がとても強い作品だと思います。だから、趣味が分かれる。いろんなものを混ぜたいみたいで、そして全く統一感がない。「あぁ、これはこういうものなんだな」と分かりやすいイメージを提示してくるのに、ちょっとずつ外してきます。意外とアヴァンギャルドなんですよね。とてもひねくれています。はっきり言ってよく分かりません。
例えばキャラクター造形について。
幽霊の役があります。
ピエロみたいな服を着ているのに、幽霊だと言って現れます。バレエダンスを踊ってクラシックの素地のある動きを見せつつ、パントマイムのような動きをしつつ、歌を歌い、自分は水子であることを示唆し、最後に道化になります。自分は生きた存在じゃないから命が欲しいと言ったり、幽霊然とすべく恨む能力が欲しいと言ったりもします。そして実は、彼は主人公が描いた絵本のキャラクターなんです。
・・・情報が多すぎます。こんなにいろんな情報を詰め込むと、もはや訳が分からない、スマートじゃないですよね。
人の潜在意識の下にある混沌を描いているので、こんなキャラクターが出て来ること自体は無理ではないのですが、ちょっとやり過ぎです。
でも役者がそれを演じちゃえるんですよね。凄い。
更に難を言うと、構成はくどくて、題材がギリギリなんです。
観客を飽きさせないためにだと思うんですけど、面白そうなオーソドックスなイメージをどんどんつなげてくる。でもそれがとにかくとりとめもなくばらんばらんなものなんです。しかも、楽しく見せようと押しつけてくるんです。疲れてしまいます。飽きさせたくなかったら、場面を重ねるより削る方が有効かもしれません。
また、主人公が女に流産させた胎児のことを題材にしているのだけど、それを何度も何度も重ねて説明してくる。きついですね。そんなに重ねなくてもいいでしょう。作者の個人的な強い思い入れを感じます。
川崎市の事業の1つ、地域劇場を目指して作られた「しんゆりシアター」という団体の最初の演目ですが、これで良かったのでしょうか?
地域を相手に、演劇をあまり観劇しない人にも観に来て貰うことを狙うならば、誰もが共感できそうな普遍的な題材を選ぶ方がいいのではないでしょうか? 胎児を失うこと(及び中絶)は、当事者にしか分からない非常に大きな感情の波を起こさせると思います。それは想像では補えないほどのものだと思います。その苦悩を負った男を応援する温かい、いや、熱い物語なんですけど、その熱さを役者も観客も共有出来るでしょうか? 経験者でなければ、おおいなる疎外感を持つのではないでしょうか。脚本を書いた人以外は。
私の読みでは、演出家の非常に身近な人にこういったことが起こり、
彼へのエールの気持ちから出来た物語なのではないかなぁ。
そんな"個人的な感じ"が強い作品を地域劇場のこけら落としに持って来るというのは、どうかなぁって思いました。
no.721
時速246億
新宿シアターモリエール(東京都)
2012/04/24 (火) ~ 2012/05/02 (水)公演終了
観劇後に頭が沸騰した
本を書いた人の本意は分からないのだけど、
人間の性について大いに切り込む話だったと思います。
最初のもしもクイズテストの辺りが凄くフックになって
そこから真面目に考えこんでしまった。
人間だけじゃなく、いろんな生きものが争いデフォだと思うんだ。
数が増えすぎると、昆虫もほ乳類も同種食い(殺してしまう)するんですってね。
争いはいけない、戦争はいけない、っていうのは分かるんだけど、
そういう人間の性を否定して、
なくしてしまおうってなるかというとちょっと分からないな。
それでもやろうというなら、
それでいいんだけど、結末がちょっと疑問が残るんだ。