SING A SONG!
OSK日本歌劇団
いかるがホール(奈良県)
2007/07/01 (日) ~ 2007/07/01 (日)公演終了
満足度★★★★
桜花昇オンステージ
よく練られた構成だったと思う。歌がメインで、トークあり、ダンスあり、ちょっとしたお芝居あり。
生まれ故郷での公演となる桜花さんは、のびのびとしていて、充実ぶりを感じさせました。
負けてもイギョラ!!
浪花人情紙風船団
5upよしもと(旧ワッハ上方ワッハホール)(大阪府)
2007/06/28 (木) ~ 2007/07/01 (日)公演終了
満足度★★★
取り上げにくいテーマ
プロレス興行の裏事情…。今より雑多で素朴で野蛮だったらしい、昭和30年代を舞台に描く。批判が目的ではない。世の中には、嘘と真実だけがあるのではなく、その間には生きている人間がいるのだということが描かれていたと思う。
'S Wonderful
OSK日本歌劇団
世界館(大阪府)
2007/09/21 (金) ~ 2007/09/23 (日)公演終了
満足度★★★★
良心的な作品
チラシに書いてある通り、ガーシュインの名曲で綴るミュージカル。ガーシュインの、成功と危機と恋と早世を描く。
派手ではないが、微笑ましいエピソードが散りばめてあり、温かい気持ちになれる。
フィナーレのダンスも見どころ。
シラノ・ド・ベルジュラック
メジャーリーグ
青山円形劇場(東京都)
2007/08/29 (水) ~ 2007/09/09 (日)公演終了
満足度★★★
普段あまり翻訳物のお芝居を観ないので
最初は台詞の価値観になじめなくて入り込めませんでしたが、だんだんシラノ(右近)、クリスチャン(桂)が生き生きと動き始めて、物語に引き込まれていきました。異種格闘技なこの二人の絡み、面白いです。
普段は女役をやっている加納さんと、やっぱりオトコマエな安寿さんの絡みも面白かった。
ザ・漱石
花組芝居
「劇」小劇場(東京都)
2007/08/29 (水) ~ 2007/09/02 (日)公演終了
満足度★★★
やっぱり役者が上手いですね。
花組芝居の演出助手、大野さんの初作・演出作品ということで、熱い作品になっていました。漱石にまつわるエピソードの連続で、もう少し何か一本通るものがあれば良かったと思いましたが、当時の文豪たちの人間ドラマには興味が出てきました。
そんな作品を危なげなく支えた出演者たち、さすが上手いなあと思いましたが、これまで脇役でかわいいイメージの強かった大井さんが、今回主役でしっかりと存在感を見せ、カリスマ性のある漱石を演じていたのが、一番印象に残りました。
大坂夏の陣 踊るシジフォス!1615
大阪カルチャーナイト実行委員会
大阪城音楽堂(大阪城公園内)(大阪府)
2007/08/12 (日) ~ 2007/08/12 (日)公演終了
満足度★★
企画は面白そうなのに…
何かテンポが悪くまとまりない印象になっていました。面白いんですけど。もっと盛り上がるはずなのに、と。
野外ですけど、台詞がもっと聴き取りやすくできたら良かったのに。
売り物のダンスは、かっこよく、パワフルで良かったです。
Vampire Killer
Afro13
black chamber(大阪府)
2007/08/10 (金) ~ 2007/08/12 (日)公演終了
満足度★★★
言葉が通じなくても分かり合えるのか。
同じ人間だから、心を通わせることはできると思うけど、ここまで極限の状況(殺すか殺されるか)だったら、言葉が通じても分かり合えないかも…。
問題は、言葉だけじゃなくて、価値観だったり、他の種族を犠牲にしないと生きていけないという遺伝子だったりするから。
真田幸村
OSK日本歌劇団
松下IMPホール(大阪府)
2007/08/07 (火) ~ 2007/08/07 (火)公演終了
満足度★★★
テーマパークのアトラクションと思えば…
語り→実演→語り→実演という感じなので、芝居を観た、という満足感はあまりなかったですが、テーマパークのアトラクションと思って観れば、楽しめると思います。
殺陣も頑張ってますし、真田組はかっこいいですし。
来年2月に信州上田で、5月に紀州九度山で再演するそうです。土曜だったら、行こっかな♪(遠そうなので…)
大阪ショートプレイフェスティバル'07
OSPF
松下IMPホール(大阪府)
2007/08/04 (土) ~ 2007/08/05 (日)公演終了
満足度★★★★
楽しかったです♪
一昨年くらいから存在は知っていたのですが、参加したのは初めて。
3,000円でこんなに色々なものを観られるなんて、お得だし、お祭り気分で盛り上がりました。あまり夜遅くまではいませんでしたが、30前女子がブルマを履いてパフォーマンスをした“ユニット美人”、いつか観たいと思っていて初拝見の“ひげ太夫”が気に入りました。
劇場の外の吹き抜けの空間でおこなわれたカフェステージで、初めてザ・バックストリートシャイニングスを観られたのも感激でした。
とにかく、開催して下さった方々に感謝です。また是非来年もやって下さい。
新撰組異聞 PEACE MAKER
Blue Shuttle
松下IMPホール(大阪府)
2007/07/21 (土) ~ 2007/07/22 (日)公演終了
満足度★★★★
どこかもどかしいような…
“動ける”ということがアクサルの最大の強みであり売りだと思っていて、私もそこに一番魅力を感じているので、そういう意味では、満足な公演でした。
ただ、ストーリーという面では、もう少し掘り下げて欲しかった気がします(原作は知らないのですが)。一人一人のキャラクターも、もっと深められるはず。
柄谷さんの土方、郷本さんの吉田稔麿はさすがのかっこよさ。古川さんの立ち回りが光る。定番になってきた(笑)女形も、よりしっくり来てました。
そして加藤さんの沖田総司。当たり役です。
松竹大歌舞伎
松竹
浪切ホール 大ホール(大阪府)
2007/07/21 (土) ~ 2007/07/21 (土)公演終了
満足度★★★★
楽しかった~
「歌舞伎のみかた」2005年7月国立劇場で好評を博したコーナーの出張版で、笑って観ているうちに歌舞伎への抵抗がなくなり、その後お客さんが拍手をしやすくなるので公演も盛り上がるというもの。よくできてます。
しかし「俊寛」「お祭り」とも、それほど初心者向けの演目ではないとは思う。「俊寛」地味だが力のある演目で、右近さんは現代人に俊寛の孤独を伝えていた。「お祭り」爽やかに舞い納め。美形揃いだなあ~としみじみ。
VIVA! OSK 煌く太陽 燃える情熱
OSK日本歌劇団
世界館(大阪府)
2007/07/20 (金) ~ 2007/07/22 (日)公演終了
満足度★★★★
太陽の光
陽気で、熱くて、夏!って感じです。芝居部分の終盤で多少だれますが(今後改善されることに期待)、オープニングとフィナーレのショーが盛り上がる!
珂逢こころのキュートでコケティッシュな魅力が全開。主演の桐生麻耶の、貫禄があるのにどこかあどけないところにも、心惹かれた。
七月大歌舞伎
松竹
大阪松竹座(大阪府)
2007/07/02 (月) ~ 2007/07/26 (木)公演終了
満足度★★★★
愛之助の鳴神
男前たちに溺れたいという私の願いは、海老蔵休演により脆くも崩れ去りましたが、その代わり、図らずも愛之助の鳴神を観ることができました。
仁左衛門の鳴神を知らないので、仁左衛門がそうなのかもしれませんが、優しい鳴神でした。鳴神でほのぼのしたのって初めてかも。一夜漬けとは思えない堂々とした演技でした。
「鳥辺山心中」は愛之助・孝太郎がお似合いで胸キュン。
極め付けに仁左衛門の「これが油地獄だ」というものを見せてもらい、これはこれで贅沢な観劇でした。
NINAGAWA十二夜
松竹
歌舞伎座(東京都)
2007/07/07 (土) ~ 2007/07/29 (日)公演終了
満足度★★★★
再演なので
初演のときほどの衝撃はありませんでしたが、菊之助さん、亀治郎さんの今の魅力が最大限生かされた作品だと思います。
この作品が作られたこと、そしてこのキャストが当てられたことに心から感謝。(できれば、どういう理由であれ、完全にオリジナルキャストで再演して欲しかったですが…)
恐怖時代
花組芝居
ザ・スズナリ(東京都)
2007/07/06 (金) ~ 2007/07/09 (月)公演終了
満足度★★★★★
夏の夜の心地よい悪夢。
配役の妙、最小限の衣裳・装置を生かした演出。劇場にも合っていました。
いかがわしくて、陰惨なんだけど、案外ポップでサラッと耽美。という感じでした。
カウボーイズ
OSK日本歌劇団
世界館(大阪府)
2007/06/22 (金) ~ 2007/06/24 (日)公演終了
赤いハートと蒼い月
劇団往来
大阪ビジネスパーク円形ホール(大阪府)
2007/06/21 (木) ~ 2007/06/24 (日)公演終了
満足度★★★★
堅実な脚本だと思う。
実際の話に基づいているので、うわついたところもないし。
友人と行ったので涙を堪えていたのですが、少し、こぼれてしまいました。
獨道中五十三驛
松竹
中日劇場(愛知県)
2007/06/03 (日) ~ 2007/06/24 (日)公演終了
満足度★★★
思わず
「おおーっ」とか「ええーっ」とか「かわいいー!」とか「何それー!」と声を上げそうになる仕掛けの数々を、久しぶりに堪能しました。
2004年11月博多座の、ほぼ同座組での『南総里見八犬伝』を観ているので、採点は辛め。仕掛け以外の部分で、心情的にノせてくれるところがあれば良いのですが。
La.fleur~咲き誇れ華やかに~
OSK日本歌劇団
世界館(大阪府)
2007/05/25 (金) ~ 2007/05/27 (日)公演終了
満足度★★★★
華麗な華たち
中堅女役たちの、普段は観られない(周囲を他のもので被われていない)生の姿を楽しめました。
チャーミングな演技と持前のバネのあるダンスで魅せた春咲、今までにない、大人っぽい色気とストイックさ、長い手足を生かしたダンスで魅せた平松。
トップを張った朝香さんは、それはそれはかっこよく、また可憐で美しかったけれど、あなたはまだまだこんなものじゃないはず!! 次回に期待!!
Rhythm & Dance
OSK日本歌劇団
たかいし市民文化会館 アプラたかいし(大阪府)
2007/06/03 (日) ~ 2007/06/03 (日)公演終了