tamaki86の観てきた!クチコミ一覧

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HELLO HELL!!!

HELLO HELL!!!

劇団子供鉅人

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2013/11/28 (木) ~ 2013/12/02 (月)公演終了

満足度★★

うーん・・・
なんつーか、言いたいことはいろいろあるけど、一言でいうと「雑」って感じ・・・

『バーニングスキン』から観てるけど、もっとちゃんといろいろ「密」に出来る劇団だと思うんよねえ・・・

モナコ公国 モンテカルロ・バレエ団「LAC~白鳥の湖~」

モナコ公国 モンテカルロ・バレエ団「LAC~白鳥の湖~」

公益財団法人日本舞台芸術振興会

東京文化会館 大ホール(東京都)

2015/02/27 (金) ~ 2015/03/01 (日)公演終了

満足度★★

うーん・・・
物語的にも、音楽的にも、「白鳥の湖」である必然性が感じられず。
(エックやノイマイヤー、マシューボーンが白鳥やってるから自分も!くらいのノリ?)
演出的にも「バレエにしては比較的“新しい”ことにチャレンジしてる、のかなあ・・・」程度で。
振付は面白かった部分も多し。
ただまあ、なんつーか、あれなのよね、チャイコフスキーの音楽が持ってるドラマ性と、振付の様式が持ってるドラマ性が、それぞれ全然噛みあってない印象があったっていうかなんていうか。

とりあえず、会場である東京文化会館の空間とは全然合ってない作品だったのは確実。
やっぱりっていうかなんというか、東京文化会館のあの空間でコンテ作品、しかも録音テープ音楽のコンテ作品って時点でちょっといろいろと「死んじゃう」モノってあると思うのよね、いろいろと。(いい加減、NBSは海外のコンテを東京文化会館のハコでやるのはやめてほしい)

各ダンサーのレベルは相当に高いものの、ステージと客席の遠さもあってか「芝居」がなかなか届いてこないのも、結構やきもき。
いろんなことが等価で置かれすぎてて、どこを見てればいいのか判らないところも、チャイコフスキーの音楽でそれってのはあまりあっているとは思えず。
録音テープ公演であることも手伝ってか、「あたかもダンサーが音楽をその場で生み出してる」ような感覚が希薄すぎて。

あと振付のためにチャイコフスキーの音楽を随分と大胆に切り貼りしてるんだけど、「そこ入れ替える必要性あった?」ってな部分も多い。
録音された音楽自体も、演奏が軽すぎるような。
音楽的な「タメ」があまりにも少なかったのは何だったんだろう?ダンサーがタイミングをミスらないため、とかだったり?でもダンサーがちゃんと音楽を掴んでるようにも見えなかったり。

STRIKE BACK 先輩

STRIKE BACK 先輩

芝居流通センターデス電所

ザ・ポケット(東京都)

2011/12/21 (水) ~ 2011/12/25 (日)公演終了

満足度★★

いろいろ足りないなあ、と
初デス電所、ショッキングなシーンがあるので好き嫌いが分かれる的な評判を聞いていたので「どんなもんかな?」と思ってたんですが、わりとそこら辺は大丈夫でした。
ただ今作は時間の余裕がなかったのでしょうか、それ以外の部分がどうにもイマイチ、いろいろと作りこみ不足なんじゃないかと思えてしまって乗り切れず。

ネタバレBOX

まず脚本が描きこみ不足に思えました。死体が話しかけてくるシーンから「数を数える」に繋がる想像力の展開は楽しめたのですが、それ以外の部分の描写が勢い任せすぎなのか、話やキャラクターが物語上の必要な手順を踏まずに飛躍してしまっているような印象を受けました。また「絶望」や「邪神」といったような安易な言葉が多用されていたのも、どうかなあと。
(個人的に「そのテーマで、その題材で、そういう結末/結論ってどうなの?」と思える部分もありましたが、ここでは割愛します)

演出も練りこみ不足に感じました。ミザンスのとりかた、動線の設定など、もう少しスムーズに出来なかったのでしょうか。またミュージカル部分で歌詞が聞こえづらい部分も多く、せっかく面白そうな歌詞なのだから、スクリーンに投影するなどして補完する的なアイデアはなかったのか、と思えました。

役者さんも演じこみ不足だったのではないでしょうか。5日しかない公演の2日目なのにセリフのやり取りがスムーズでないところが散見されました。またミュージカルを売りにする劇団であるなら、もっと歌やダンスにキレがほしかったところです。

劇団の作風的に「飛躍のあるストーリーを、演劇的パワーで説得力を持たせ、圧倒的な劇空間を作る」ということを志向しているとは思うのですが、、ここまで挙げたような不足が結果的に「演劇的パワー」や「演劇的説得力」の不足につながってしまっているのではないかという印象がどうしても拭えませんでした。

次回作に期待。乱筆乱文失礼。
天啓を浴びながら卒倒せよ

天啓を浴びながら卒倒せよ

綾門企画

アトリエ春風舎(東京都)

2014/01/16 (木) ~ 2014/01/19 (日)公演終了

満足度★★

ふーん・・・
実名ツイッターとかラインとかフェースブックとか、そういうのバリバリにやってるような人たちにはこういうのが「切実な問題」なんですかねー。
携帯はガラケー、匿名アカでツイッターやってるようなあーしにはどうでもいい話でした。

いまどき「情報」と「身体」を単純に二項対立させる(少なくともそのように見えた)ってのはどーなの?とかね。
現象学とか身体論とか的に展開させる前振りかと思って我慢して観てたら、そのまんまで終わっちゃってなんかもうガッカリ。
「SNSのある世界」「SNSの登場以前の世界」を作家が自分の頭で考えてない、ステロタイプなイメージで描いちゃってるような印象が。
結局は大学の中の狭い話っていう、「それ以外の世界」はどう捉えてるの?っていう、語ろうとしてることに対しての作品内の世界のスケールのしょぼさも気になったし。(てかさー、「大学の生徒」って言うなー、「学生」って言えー)

綾門さんの脚本、前に観た『止まらない子供たちが轢かれていく』は面白かったから期待してたんだけどなあ・・・。

あと演出の要求に対して役者の身体表現や発声に甘さがかなりあったのもイライラした。セリフと連動しちゃう腕や手の動きとか、かたちとしてアヴァンギャルドなことやろうとしてるってのに、ものすごく「古い」芝居に見えちゃってどうにもうーん。
最後のほう、何言ってんのか全然聞き取れなかったし。

ブルメイステル版「エスメラルダ」「白鳥の湖」

ブルメイステル版「エスメラルダ」「白鳥の湖」

キョードー東京

東京文化会館 大ホール(東京都)

2015/05/20 (水) ~ 2015/05/24 (日)公演終了

満足度

23日『白鳥の湖』ソワレ
うーん、せっかくのブルメイステル版白鳥の湖、エスメラルダに比べていろいろと不満の残るステージだったような・・・。
見慣れてる作品だけあって、ちょいちょい期待値に達してない部分がいちいち気になっちゃったり。

東京文化会館のステージの狭さ、そして露骨に踊りづらそうなダンサーの面々。
通常24人で踊られる白鳥コールドが18人と少なくなってるにも関わらずまだせせこましさが漂ってて・・・。せめて袖を後1mくらいずつ広げられなかったんだろうか^^;
王子役のスミレフスキにキレがほとんど感じられなかったのもガッカリ。

エスメラルダでは全然気にならなかったオケ人数の少なさも、さすがに聴きなれた白鳥の湖だと、弦と管のバランスの悪さだったり、管の音数の足りなさだったりに残念さが。
パーカッションとか、ティンパニ以外のパートを全部一人でこなしてたりして、結構聴いててハラハラしちゃいましたよ。

ブルメイステル白鳥の本編ともいえる第三幕が、なんともオケとダンサーの息があってないものに感じられちゃったのも、なんとも言えない哀しさが。

まあスパニッシュダンスはさすがのエレガントさとダイナミックさで魅せられたんで+☆1で

うまれてないからまだしねない

うまれてないからまだしねない

範宙遊泳

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2014/04/19 (土) ~ 2014/04/27 (日)公演終了

満足度

この劇団、こんなつまんなかったっけ・・・?
2.5次元演劇だかなんだか知らないけど、スタイルありきで作ってるのにスタイルを活かせてないっていうかなんていうか、別にそのスタイル自体も目新しいもんでもないし、っていうかそもそも今回はお話自体が・・・

生と死についての、別段そこに新鮮さも切実さもうつくしさも無いような、どっかで見たような不条理噺の薄口な寄せ集めを、じっくりじっくりと(無駄に)間を取って演じられても困るんですよね・・・(´・ω・`)

大石さんの「ゴキブリ」は面白かったと思うのん。

くるみ割り人形

くるみ割り人形

新国立劇場

新国立劇場 オペラ劇場(東京都)

2013/12/13 (金) ~ 2013/12/27 (金)公演終了

満足度

ダンサーはいい、ダンサーは・・・
なんなんだあの演出と振付は・・・。
よくもまああんなふうに、音楽の持つダイナミクスとか魔力とか、そういうの一切を無駄にする振付演出にしちゃうもんだ。
あんなにちゃんと踊れるダンサー集めてアレかよ、と・・・。

無駄に凝ったことやらないで、「普通の」「ちゃんと楽しめる」クラシックバレエを上演してくださいよ、ホント・・・。

バックギャモン・プレイヤード

バックギャモン・プレイヤード

カムヰヤッセン

吉祥寺シアター(東京都)

2012/02/09 (木) ~ 2012/02/13 (月)公演終了

満足度

脚本が・・・
とりあえず役者さんたちのお芝居は素晴らしかったです。
前から注目していたかたのほかにも、豊かな身体性を持った役者さんが多く、見ごたえがありました。
全員に見せ場的なものはあるので、出演者のファンならば観て損はないと思います。

音響も、うるさくなく、それでいてダイナミックな迫力のある、適切なものだったと思います。

   ・・・それくらいですかね、よかったところは^^;

ネタバレBOX

とにかくお話がつまらなかったです。
若い人が、こんな古臭いスタイル/古臭いものの見方で脚本書いちゃダメなんじゃないですか?

キャラクターの作りこみが甘すぎるというか、ここまでステレオタイプな登場人物ばかりなお芝居も久しぶりに見たような気がします。
台詞も「次にこの人はこんな感じのことを言うんだろうなあ」という予想の範囲を全く出ることのない、凡庸なものだったのにはがっかりです。

キャラクターの心情の流れについても、不自然な個所が目立ちました。
一番駄目に思ったところは、自分の息子がレイプをして妊娠させたというときに、母親が(そして医療に携わっているものが)何も行動を起こさなかった、というところです。あそこはキャラクター的にもストーリー的にも、父親より先に何らかのアクションを起こさなければならなかったのではと思うのです。

社会を単純に二項対立化してしまうようなストーリーの流れも、観ていて乗れませんでした。
挨拶文で、震災とその後の日本についての芝居だととれるような表現がありましたが、だとするならなおさら、こんな貧弱な想像力で、勝手に他者を代弁するような作品をつくってはいけなかったのではないかと思います。

また震災のことを考えたというのであるなら、中盤での火災発生後の演出はナシなのではないでしょうか。あんな簡単にガレキを片付けてしまったことに無神経さを感じずにはいられません。
あそこはあのガレキを片さずに、その後の芝居もガレキが散乱したままで行われるべきだったのではないでしょうか。

チラシの文章が面白かったので期待してたんですけどね・・・。
限りなく☆1に近いですが、役者さんがよかったので☆2

追記:↑と書きましたがやっぱり☆1で
「物知り」が来る前の「村」のありようと、ストーリー上での「村」の意味・位置づけを考えると、<女性>の扱いが酷すぎるんじゃないのかなあと。
役者さんの熱演も、今から思うと空回りしてた人も多かったかなあ、と。
ピーター・ブルック、マリー=エレーヌ・エティエンヌ[フランス]『驚愕の谷』

ピーター・ブルック、マリー=エレーヌ・エティエンヌ[フランス]『驚愕の谷』

フェスティバル/トーキョー実行委員会

東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)

2014/11/03 (月) ~ 2014/11/06 (木)公演終了

満足度

ピーターブルック初体験。で、これっすか・・・
初日以降、明確な意思を持った酷評とぬるい賞賛ばかりが目に入ってきてたんで覚悟はしてたものの、その覚悟のさらに下を行くつまらなさ、どーでもよさ。

「生ける伝説」ってことになってるらしいピーター・ブルック、観るのはこれが初めて。
若いころにはとんでもない「最先端」だったんだろうなーってのはなんとなくわかったけど、少なくとも今日の舞台はその手クセをなんも現代の演劇としてアップデートしないで作られたもんなんだろうなーって印象がどうしても。
あの程度の(「見立て」ですらない)演出、野田秀樹とかの芝居を観てる人間だったら新鮮味もないだろうに。

「脳」をテーマにしたってことだけど、こんな程度の話、養老先生や鷲田清一先生、アハモジャ茂木センセーの本をブックオフあたりで買って読んでた方がよっぽど面白いし、よっぽど詩的な世界に満ちてると思う。

せめて字幕見ないでもセリフを理解できるくらいの英語力があれば、「すごい」役者3人の演技を楽しむだけでも5500円分の元は取れた、のかもなあ・・・感はアリ。

夜光

夜光

わっしょいハウス

SNAC(東京都)

2014/12/06 (土) ~ 2014/12/09 (火)公演終了

すみません
コンディション調性に失敗しちゃって、途中から睡魔が・・・

最前列だったんで寝落ちしないように必死でこらえたけど、美味しい台詞を結構スルーしちゃってたような気が・・・

次回からは気を付けたいです(´・ω・`)

テンペスト

テンペスト

劇団山の手事情社

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2015/01/14 (水) ~ 2015/01/18 (日)公演終了

初めて観る劇団
第一印象は「何このすごい足腰!?あと声!?」。
どういう訓練をやったらあそこまで重心の低い粘った動きが実現できるんだろう?
照明や音響もあいまって夢をみてるようなストレンジさ、クセになりそうな100分間。

声の気持ちよさに前半うとうとしてしまったとこが何カ所か。次この劇団観るときは体調管理に気を付けたい。

・・・にしてもうろ覚えだけどテンペストってこんな話だったっけ?。

『銀色テンポラルの中で鳴く』『Make it futten』

『銀色テンポラルの中で鳴く』『Make it futten』

Crackersboat

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2014/05/21 (水) ~ 2014/05/25 (日)公演終了

せっかくの面白いステージだったのに
すいません、コンディション調整に失敗、睡魔に襲われ舞台に集中しきれませんでした!><、

終演後のアフタートーク、KENTARO!!さんの「寝てる客がいると即興の質が落ちる」との発言に(寝落ちしちゃわないでホントよかった・・・)などと一人胸をなでおろしてた自分。反省。

リピーター割引1000円だし、もう一回ちゃんと観に行こうかどうしようか。

MIWA

MIWA

NODA・MAP

東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)

2013/10/04 (金) ~ 2013/11/24 (日)公演終了

いつもの野田作品とは勝手が違う・・・?
とりあえず「次また二度目観にいくときのための予習」的な観劇だった印象。

星や感想はまた観に行ったその時に。

キメラガール アンセム/120日間将棋

キメラガール アンセム/120日間将棋

The end of company ジエン社

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2012/11/07 (水) ~ 2012/11/11 (日)公演終了

すいません
風邪っぽい体調のせいかしょっぱなから乗り損ねて、90分間集中力も持たず、完全に置いてかれちゃいました。
役者へのキャラクターの乗せ方とか空間のスライスとか、普段だったら結構楽しめただろうに、もったいないことをしたなあ・・・。

作品の世界に入っていけなかった分、扱っている震災云々についてのモノの見方に、作者と客席の自分との決定的なズレを感じちゃったってのはあるなあ・・・。
前作『アドバタイズドタイラント』ではあんまし気にならなかったのに。

ユーディの冒険

ユーディの冒険

東京芸術劇場

東京芸術劇場アトリエイースト(東京都)

2014/05/09 (金) ~ 2014/05/11 (日)公演終了

微笑ましい
和やかな、ゆるい空気な上演な中にも、演劇演劇した面白シーンあり。

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