
「さくら」~あの満開の桜の下で~
劇団デジハリ堂
吉祥寺櫂スタジオ(東京都)
2013/03/16 (土) ~ 2013/03/17 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪
五稜郭
函館と新撰組と言えば、当然、類推されるのがここだろう。白紙の手紙に満開の桜と頑張れない時とくれば、和紙を透かし見たときの血染めの在り様。桜はもともと狂気を孕む。その狂気が伝染してゆくとしたら? この手紙、ファシズムへの招待状ではないのか? と勝手に想像を膨らましてみる。無論、時代の流れはこの方向にあり、絶対行って欲しくない方向だが。

『 』
荒川チョモランマ
日本基督教団 巣鴨教会(東京都)
2013/03/11 (月) ~ 2013/03/11 (月)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
内容のありそうな予感
秘密のタイトルは、ただ、興味を惹きつける為だけでは無いような気がする。重く、大切で、微妙な何かが隠されているような気がするのだ。この紹介の仕掛けから既に演劇が始まっているような知性も感じる。

ぶっ壊したい世界
劇団TEAM-ODAC
青山円形劇場(東京都)
2013/03/13 (水) ~ 2013/03/20 (水)公演終了
期待度♪♪♪♪
現行の世界
これをぶっ壊したいのは誰でも、と言いたくなるような酷い世界だが、反対の者もあるだろう。だが、現状を是認するだけで責任を負わない者は怠惰なだけだろう。夢、理想、プライドを持つ者にとって、現行の体制、保守するだけの世界観は破壊すべき対象である。

花灯す夢
劇団セルビシエ‘
APOCシアター(東京都)
2013/03/09 (土) ~ 2013/03/10 (日)公演終了

僕たちの町は1ヶ月後ダムに沈む *TypeA*
ソラリネ。
上野ストアハウス(東京都)
2013/03/13 (水) ~ 2013/03/17 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪
カワウソ
日本カワウソの絶滅が報じられて1年が過ぎた。然し、目撃情報が途絶えたのは1979年だったと記憶している。人間の経済発展だけを目的とした、「護岸」工事やダム建設、水質汚染や餌の減少などが主原因であろうことは、誰にでも分かることだが、この国の人間は、己の利害だけを大切にしてきて、尚、目覚めることが無い。この作品がどのような切り口を見せるにせよ、これら大きな問題のうち、人間に纏わる部分だけでも深く掘り下げることによって見えてくるものがあるはず。その点に期待したい。

VS
キリンにhighキック
北池袋 新生館シアター(東京都)
2013/04/05 (金) ~ 2013/04/07 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪
清水 邦夫
彼の作品の中に「キリンてなんて鳴く?」という科白があって、答えは明かさないが、友人と遊びながらぶっ飛んだ経験を持つ。友人たちとの遊びは、清水のシナリオ(複数)を各々が持ち、勝手なページを開いて、目にとまった科白の中から、状況に応じた科白を掛けあうという即興で作った遊びであったが、これが、実に面白い。演劇関係者でなくとも、こんな遊びを勝手に作ってやってみることをお勧めする。面白さを競うバトル。期待している。

花束を渡すのは誰だ?
コマイぬ
Gallery&Café FIND(東京都)
2013/03/12 (火) ~ 2013/03/16 (土)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
「未来」のイブ
リラダンの”未来のイブ”とは反対方向に向かいそうであるが、ロボットとの伴走であるらしい。何れにせよ、作家の真相心理にあるであろうもの・ことをしかと受け止めたい。これから、長期に亘り被災地の困難・苦悩は続くであろう。然し、その予見を持ちながらも、非被災地に生きる我々が、日常的にできることは、被災地の方々を独りにしないことであろう。いつも一緒に、静かであるかもしれないが、伴走していたい。

一方向
OM-2
日暮里サニーホール(東京都)
2013/03/23 (土) ~ 2013/03/24 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
緊迫感
ギリギリの感覚が大好きだ。生きている感じが最も強く、深いということもある。先端に居るという意識もある。誰も他に居ないことから来る心細さも同時に存在する。だが、こういう地点に立たないと見えてこない地平と心の景色があるのも事実だ。

エレノア
サスペンデッズ
駅前劇場(東京都)
2013/04/26 (金) ~ 2013/05/03 (金)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
ピッコロシアター
昔、別役さんが関わっていた所なのだろうか? 何れにせよ、自分の生まれ故郷でもあり、東京なんぞと違って基本的に住民は地元の人間である。阪神沿い、省線沿い、阪急沿いとそれぞれ街の性格が分かれ、住民意識もかなり明確に分かれる。坂の街でもあり、大地震の前は、六甲山系の上へ行くと、こじゃれた喫茶店の珈琲は、どこも抜群の味であった。震災の時は、海外に住んでいたので、国際電話を掛けまくったが、全然通じなかった記憶が鮮明にある。

アリスインデッドリースクール オルタナティブ
アリスインプロジェクト
六行会ホール(東京都)
2013/03/20 (水) ~ 2013/03/24 (日)公演終了
期待度♪♪♪
展開は教科書通り
なんだろうか? アリスと言えば、やはりルイス・キャロル。もうちょっと気の利いた展開を考えてほしいものだ。説明書きを読むと、余りにアカラサマな物語の基本パターンだ。位相数学を使えとか現在発見されている最大の素数より大きな素数を発見せよなどと言っているわけではないが、ちょっと芸が無さ過ぎるんではないだろうか? 少なくとも説明を読んだ限り、そんな印象だ。出演する女の子が可愛いというだけではどんな芸も期待できないではないか? その代わり、スターシステムと使い捨ての論理だけが見える。

THE SHOW MUST GO ON!!
劇団天動虫
要町アトリエ第七秘密基地(東京都)
2013/03/20 (水) ~ 2013/03/24 (日)公演終了

「カンキン!」
W-Speak
赤坂元気劇場(赤坂GENKI)(東京都)
2013/03/28 (木) ~ 2013/03/31 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪
言葉 遊び
わざとカタカナでタイトルをいつけ、言葉遊びをしているわけだが、情報を明かさず好奇心を煽る、古典的な方法だが、有効性はある。好奇心旺盛は自分は釣られてみよう。

西遊記ZERO
SPINNIN RONIN
吉祥寺スターパインズカフェ(東京都)
2013/04/02 (火) ~ 2013/04/03 (水)公演終了

仮の部屋
ユニークポイント
atelier SENTIO(東京都)
2013/03/09 (土) ~ 2013/03/17 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
現在進行形
深刻な問題だ。仮であるとすることの功罪は、後代が判断するにせよ、3.12以降、物理的には、立ち入っていけない、とソ連・ロシアになってからも指定されている場所以上の線量が記録されるエリアに政府は居住を許し、新たに帰還を求める方向で動いている。無論、内部被曝の深刻さも一切、認めていない。おまけに、相変わらずの嘘と隠蔽体質だけは変わらない。先ずは、八方塞りの状況を認めた上で、どう生きてゆくのか根本的な所まで練られたシナリオであって欲しい。

あとにさきだつうたかたの
演劇集団 Ring-Bong
サイスタジオコモネAスタジオ(東京都)
2013/03/07 (木) ~ 2013/03/12 (火)公演終了
期待度♪♪♪♪
核
3.12を遠く忘れ果てたような安陪内閣の真の狙いは無論、核武装だろう。だが、その為に原発を稼働し続けるなど愚かとしか言いようが無い。原発のやっていることと言えば、湯を沸かすこと、湯を沸かす為だけに、あらゆる生命を危険に晒すことだけでも愚か極まりないことなのに、地震、津波、火山の爆発、等々の自然災害を多数受けてきたこのエリアで再稼働するなど、もってのほか。そのことをもっと直接的に訴えてもいいのではないか?

偽典・地獄変
鳥の血に悲しめど、魚の血に悲しまず
pit北/区域(東京都)
2013/04/12 (金) ~ 2013/04/14 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪
地獄のパロディー
地獄とは、意識だけ澄み切って何も起こらず、自ら動くこともならないような、完全な解放状態に置かれることだろう。当然、全き自由も保持している。説明を読んでいると芥川の地獄変のパロディそのものと感じるが、これはこれで観てみたい。

うそつき
踊れ場
RAFT(東京都)
2013/04/03 (水) ~ 2013/04/08 (月)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
嘘名人
彼或いは彼女は、誰を最初に騙すのだろう? 意識がはっきりしているようなら、それは先ず自分であらねばなるまい。明晰さを保持している以上、嘘は、必ずわざとらしさを伴い、そこから勘のいい奴にはバレるだろうから。では意識が混濁している場合は、これも、墓穴を掘るだろう。然し、両方が混在し、いつどこで入れ替わるか誰にも分からないとしたら?

シロツメの咲く後に
夏色プリズム
阿佐ヶ谷アルシェ(東京都)
2013/03/14 (木) ~ 2013/03/17 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
日本の官僚
官僚が腐り切っている、という認識は基本的に正しい。そうでない者は、辞めてしまうし、稀に、ほんとに稀に掃溜めに鶴などという例外が無いわけでは無いが、大げさでなく、官僚の劣化、政治屋の劣化の劣化には、目も当てられないのが事実だろう。それを、叩くのは当然のことだが、その実績があるという。期待しない方がおかしい。

鏡の法則
龍平カンパニー
東京スクールオブミュージック専門学校渋谷第一校舎地下1階スペース(東京都)
2013/03/09 (土) ~ 2013/03/26 (火)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
鏡
自らを映し、虚空に解放する道具。似姿を表す器具、異次元への入り口等々、鏡は、様々なことを考えさせるが、水面に映った姿の向こう側には、変身もあるし、割れた鏡に映るのは、多面的な、分断されたイマージュ。更に、凹面鏡や凸面鏡、球に映る像は、別のイマージュを齎す。更に、合わせ鏡は魔を生むとも無限に迷い込むともいうが、身近な誰かを母親が責めているから云々と転移させた発想が面白い。これは期待できそうだ。

劇場版マサ子の間男〜ある小男の一生〜
マサ子の間男
シアターブラッツ(東京都)
2013/03/11 (月) ~ 2013/03/11 (月)公演終了