満足度★★★★★
福岡公演の写真を見て・・
セット凄いなぁ・・と思ってて、でも王子にこれは持ってこれないだろう、どうするんだ?と思ってたら・・
ネタバレBOX
そのままもってきていたんで割と衝撃を受けた。
なるほど、セットの仕組みを考えても、これはアゴラより王子の方が組みやすいように見える。アゴラでもできなくはないが王子の方が観客の動線含め考えてもよさそうだ、と。
セットの使い方を考えるだけだけでも完成度が高い。
福岡公演のセットの組み方をアフタートークで聞いても、
壱劇屋が大阪公演でやってたみたいな使い方で、
これは東京の劇団ではとてもまねできない、
逆に地方で大物の箱があるところでしかできないんだなとちょっと納得もしてみたり。
・・いや、本当はいつもはセットなんかどうでも、役者さえいればくらいのスタンスなんだけど、今回はセットを見るだけで力のある劇団というのがよくわかった。
役者も脚本にうまくはまった、役ばかりで、でもそれが安定しているという落ち着きというよりか、爆発するところでは突発的に爆発できる感じというか。
小劇場というか、ほとんど大御所みたいな感じで。
満足度★★★★
凄い久しぶりに・・
B202に行ったら死ぬほど暑くて、「あれ、こんなん(気温)だっけ?」
とか思った。きょう行く人は半袖とか持って行った方が良いかも。
若くない人はフラフラになってしまうから(苦笑
それはともかくタイトルに惹かれて自分は行ってみた。
たしかにずいぶん前から自分の周りに氾濫している「自撮り」
自分は全くやらないんだが、
なんでこんな溢れかえってるのか、不思議には思っていた。
自分で撮った「自撮り」もあれば、他人に撮ってもらったのかさえよくわからないアングルの「自撮り」もある。
当日パンフにも書いてあったんだけど、
主宰のひとが「自分がいちばん見たい芝居」
と書いてあったんだけどなるほどなぁと思った。
舞台作品で言うなら「そんなこと」くらいなのかもしれないけれど、
たぶん10~20代前半の人にとっては死活問題かもしれない。
「カワイイ」と言われたいのか、そういうんではないのか。
ネタバレBOX
媚びないアイドル斬斬F(だっけ)「私カワイイなんて言われたくないんです。そんな媚じゃない。カッコいいといわれたいんです」
でも何故か肩パッド入れた自撮り部の女部長(にして唯一の部員)にはわかってしまう。
「ほんとうは心の中では『カワイイ』って言われたいって思ってる子は可愛い」
「カワイイ」って言われたい女の子は多い。でも気づけば上には上がいる。
小さいころはみんなカワイイカワイイ言われてたとしても、ネットを見れば果てがない。
雲の上みたいな女子連が(整形・加工含め)カワイイオーラをネット上で放って不特定多数の「カワイイ」コメントを吸収しまくってるのに、その同じ画面で足元にも及ばない「カワイイ」を発信することは、フェラーリの横でミニ四駆走らせるようなもの・・に思えなくもない。自分にしてみれば。
でも、ネット上の弱肉強食はさておき、
「私カワイイなんて言われたくないんです。そんな媚じゃない。カッコいいといわれたいんです」
=「本当は可愛いといわれたい」という心の叫びでそれはとてもかわいい。
という肩パッド部長の読み替え。
「キモい」すらも「キモカワイイ」、愛しにくいだけ、という
読み替え、前向きの姿勢。
それって、大学生になった昔女子で今も女子な、ちょっとだけ男らしくなったガイ(≒肩パッド入れた)から、今「カワイイ」という宗教にようやく縛られ始めた高校生の女子たちに贈るアレなのかなあとも思ったりもして。
観ていて思ったのは、女部長がカッコ良かった分だけ、本当はこれが男優がやっていればもっと良かったのかな、という。
そうすればみんな「カワイイ」って言われたいように見える女子だけじゃなく、カワイイなんて関係ないってカッコいいオーラを出す女子たちもかわいいって言われたいんだって、そんな自分が小学六年生のころにはとっくにわかっていたことに男子大学生も気づくはず・・だと思うんだがな。
男のナルシストも出てくるところはバランスが取れていて良いなと思った。
でも自分は大した顔じゃなくても生きてきて今まで不都合が全くなかったんで、いまだに男のナルシストの気持ちはわからんがな(苦笑
デブの気持ちはわかった!なんとなく。
あと、天才ハッカー(という言い方って古いのかな?)のウイルス?が女性というあたりも。
なかなかこういう作品って年取ってからは作りにくいと思うだけに今作れてよかったね、と思ったりした(笑
満足度★★★★★
わかりやすかった
こういうのもいいなと素直に思う(苦笑
満足度★★★★★
わかった気にはならなかった
どうしてもわからない部分があった。
でもまぁそれはそれでいいんじゃないかな。
1~2回見ただけで全部わかる芝居なんてつまらない芝居なんだよな(苦笑
満足度★★★★★
わからなかった
でも面白かったよ。
正直言うと8~9割は理解できたように思う。完全には理解できなかったという意味でね。
満足度★★★★★
3階席
物が飛んでこなくて足元が濡れないので良いなぁ・・
大分前に予約していたので、アレだったけど逆に安心して楽しめました。
混沌としているようだけど
立ち位置の戻りの速さを見ると
全然混沌じゃない。
アマンダ氏にどうしても目が行ってしまうけど(加藤氏との絡みなど
(入団の成り行きからするとここまで出番が増えるとは思わなかった気も
後ろの列の戻りまで整然としているし、一人一人の顔が違うのが驚きだと思う(ためしに後列の青髪のアキ氏と前列の男性陣を比べてみても良いと(笑
もしスキルが・・というなら駒場での制作・演出助手のスキルアップも大きいんじゃないのかな?
どこの席の足元に何を入れるかまで決まってるはずだから、
そこらへんが会場によって演出助手のスキルアップにかかわるのは多少仕方がない気も(苦笑
役者はたぶん最初からできていて、あとは声がかすれないかだと・・
瞳子氏、3階席から一人一人の顔・立ち位置の戻りまでチェックしてるんだな、というのを実感(苦笑
みんな、サイリウム持ってった方が良いよ。
これはサイリウム歌舞伎なんだから、
「よ、愛媛」とか「よ、テキサス娘」
みたいにサイリウム持って声かけなきゃソンだ。
満足度★★★★★
行けないかな、と思ってたけど・・
偶然家に来た兄貴の車で運んでもらって・・当日券で。劇場が家から近かったもので(苦笑
自分は逆にテクニックよりは物語の方が先に頭に浮かんできました。
ネタバレBOX
足元にある不気味な黒い塊。
なかにラジコンが内蔵されているのか、時折「ウィーン」という音を立てて男女の周りを巡ったり、男性の足にぶつかったり、後ろに回り込んだり。
音楽が時折変わる。
懐かしい音楽だったり、楽しい時もあるが、ふいに終わると不安に包まれたような表情で見つめ合う男女。
足が時折地面に吸い付くようで、ずっと重くなってしまったのか、自分の意のままに操れない。
成程。
あの黒い塊は、病気、あるいは怪我。あるいは不安そのもの。
慎重に間をとっていたつもりではいても、不意に運命とともに接近するその影をよけることは出来ず、二人の間を引き裂いてしまう。
やがて片方を闇の中に引きずり込んだまま物語は終わるのか?
観客席が明るくなってこれで終演かと思われた後抱き合う男女。
「死がふたりを分かつまで」・・?
いや、これは死んだ後の世界と見るのが正しいのではないのかなと自分は思った。
ここでは闇の意味は反転している。
それまでは、人生と言う闇。
やがて安らぎの中死という闇の中で睦み合う。
テクニックとしても高度、というかシンプル。最小限。
物語としても60分の中にすべてが凝縮されている。
まさに昔のサイレント映画のよう。
パースペクティブを強調した黒一色のシンプルなセットは昔の表現主義を意識しつつ完全に塗りつぶした贅沢な視覚だったのではないのかな。
帰りに外のポスターを見て思ったのは、
百年前(あるいは200年前)の場末の人生を美しい蒼い華に昇華することを目指した小品だったのではないのかということ。
美しい。チャップリンか何かのように。
満足度★★★★★
ベネディクトたち
両公演観てみて(あと北とぴでのとか)
思うけど、やっぱナカゴーが今一番東京っぽい?劇団のような・・
一番ポストモダン(ていう表現も古いのかな?
で前衛で、
あとダサさと雑さと訳わかんなさがあって。
でもこのベネディクトたちは
最近見た舞台の中では一番批評しやすい。
途中の語りとかラストとか、
わりと分かりやすく並んでいる。
で、Qより違和感が少ない(自分が男だからか(苦笑
逆にこれらをキッチリ分析できないようだと・・
あと、カッコよくやろうなんて気持ちがさらさらない。
今はカッコよくやろうなんて思ったら負けなんだよな・・
洗練は敵ってゆーか。
今、中高生(特に地方の)に一番観てみたもらいたい劇団のような気が。
何も考えずに。
で、文化祭でお化け屋敷やるより
校庭の端に小屋でも作って
演劇部に馬鹿にされそうな芝居うとうとしてほしいもんだなや♨
満足度★★★★★
ミッドナイト25時
面白かった。
まさかハンバーガーガールがあんなことになるとは・・的な感じは一切ありませんでした。
満足度★★★★★
ジャンプとは正反対の芝居だけれど・・
凄く面白く観れた(苦笑
ちょうど観に行った日の新聞に小学生ふたりの飛び降りの記事があった影響もあったかもしれないけれど。
ネタバレBOX
文字通りの「逆転裁判」的な?展開かも。
ラストで全てを牛耳ってたかに見えた生徒が日和ってどうせ何も役に立たないだろう先生の所に駆け込んで他の生徒全員に見限られるくだりが面白い。
また、そこにドラマ的な味付けが全く加わっていない所にも。
中学・高校の演劇で観たいのはまさにこういう舞台なんだよな。
現役の先生にこそ生徒たちに上演を勧めてほしい。
そして先生たちもこういった舞台を評価して生徒たちを見返してほしい。
若いころに必要なのは、
出てくる全員が善人ではなく、
ただ悪人とも言い難いが
地雷原のように全員が這って進むことを余儀なくされる
仮面など5秒で剥される戦場での死闘。
学生たちに凄くみて欲しい舞台だったと思う。
満足度★★★★★
いろいろ注文を出そうと思えば・・
いくらでもありそうなんだけど、
昨年の5月に船場で観た一人芝居より
体幹とかいろいろとパワーアップしていたりもして、
その成長の軌跡に期待して・・
ただ、海外からの一人芝居、二人芝居なんかはきれることが無く余裕たっぷりだったりする。
その意味では昨年から成長している感じがあまりなかったのが凄く残念。
体幹も大事だけど、スタミナもな・・。
小さい体では大変だとは思うけれど(苦笑
3000円としては十分すぎる舞台だと思う、個人的には。
過去の公演のDVDも二千円台までだし、お手頃かなぁ(自分も一枚買った(笑
ネタバレBOX
二時間以上あったわりに少し色が足りなかった気がするのが残念かも。
カリブの海ならもうちょっとカラフルでにおい立つようでないと。
良く考えたら匂いの演出があっても良かったかも。
ブリテンの古い伝説?がどんなのを指すのかもちょっと突っ込みが少なくて物足りなかった気も。
ブリテン島の古い伝説なんていうとアーサー王伝説なんてのがあったりするけど、
ああいうのは最近流行のウクライナあたりに昔いたサルマタイ人の伝説が起源なんじゃないかという説もある。
サルマタイなんていうと草原の民族だから、海の伝説とは接点が無さそうで違和感がある気がしたりする。
ヨーロッパの強国の多くが元は草原・平野の民だから、
大航海時代の冒険と昔のその民族の歴史を絡めようとすると実は相当アクロバティックな手腕を見せないといけないのかもしれない。
そういう意味ではそのあたりがちょっとぼやけて描かれていた気がするのが残念。
細い文学作品でもなければ、そうした細かい設定の描き込みの差が、将来のブレイクの成否を分けるように思う。
それだけにもっとブラッシュアップの余地は大いにあるように思った。
満足度★★★★★
ザリガニ釣りより面白い
なんとなく観に行ったら、凄く面白かった(苦笑
そうなんだよな、イヨネスコなんていうとフランスのエスプリ的な
シンプルで落ち着いた不条理を思い浮かべるけど、
所詮ルーマニア人なんだからもっと雑然としてガヤガヤして勢いのあるくらいでちょうど良い。
(マジメな顔しててもお前大阪人なんだろ的な←他意はありません。ただ大阪市内に入るとやたら口の中がパサつく話が耳に入る
ジプシーの行き交う平原と黒海の異国の船とが出会う場所@ドナウ・なんだからなぁ。
戦後感もどことなくあったし。
イヨネスコの舞台には大戦後の虚無感みたいのが漂ってないと、
なんか無機質な舞台に感じられて・・ミニマリズムが似合わないというのか、逆に(苦笑
近所の駒場の小学生たち(特に注射が嫌いな)におススメ。
自分も小学校のころ、この近くの東山の公園でザリガニ釣りに夢中になってないで
こういう舞台を観たかったな、なんてなぁ・・♨
ネタバレBOX
「瀕死の王さま」なんて言うと、
イヨネスコの年代的にはやっぱロートっぽく
オーストア=ハンガリー帝国の残滓っしょ、
という気もするんだが、なんとなく、
これはシングの西の国から来たプレイボーイっぽく
アメリカと、なんか日本の未来の姿っぽくアレンジしてる気もして、
そこが微妙に現代っぽくも見え(まぁそういうのは人それぞれだけど
そこがちょっと面白いなと言う気もしたりした♨
あと、最期に残るのが聴覚と言うところを
微妙に暗くなり過ぎずに演出している所も・・
満足度★★★★★
シンプルだけど・・
無理してない感じがとてもいい。
何にもなさそうな風の吹きぬけるある地方。
なんか阪神間っぽいような、それよりずっと西のどっかのような。
満足度★★★★
カメハウス
長旅と劇場の近くの猫カフェで若猫(♂)と遊んだりなどで体力を使い果たしたりなどで、
諸般の事情によりカメハウスだけなんとかミ観ることができた・・♨
満足度★★★★★
90分
週末旅に出る前に無理くり捻じ込んだんだけど、
とても良かった。
シンプルで力強い。
壊れている人間とそうでない人間の描き分けがとても上手。
満足度★★★★★
建築現場の人たちを・・
デフォルメし過ぎてるんじゃないかなーって感じはあったけど、
凄く完成度が高い作品だと思った。
時間も短くて描写もあちこちバッサリカットされていて
観ていて気持ち良い。
割と重い鴨ってハナシをサクッと書いている所もGOOD。
ネタバレBOX
良くみるとさりげなく母子家庭が二組出てくるようだ。
施工主と施主。
・・いや、ひょっとしたら描写されていないだけで
全員そうなのかもしれない。
立場は全く違う二組だが、子どもの描写もだいぶ違う。
施工主の息子は子どもっぽく、もう一人の施主の方は繊細。
後に施主の息子は娘であることが分かる。
どうもお金持ちで放っておかれた息子の方は我儘になり、
逆に苦労して育った娘の方は父親不在の家庭の中で男のような外見をするようになったのかと推測してみた。
もしくは、将来一緒に住もうって言って先にバイク事故で死んで風になったっていう女友達(幽霊として登場?そのへんも描写は定かじゃない)が好きで男の子の格好をしていたのかもしれない。
思春期の女の子たちは、時に自分の好きな人間に合わせて自分自身を大胆にカスタマイズしてしまうことがある。
少し痛々しくもあるが、そういった若さも自分は好ましいと思った♪
これだけだとちょっとしんみりする話だが、物語の描写は全然しんみりしていない。
むしろ明るくサクサク進む。
何でかなって思うと、多分そんな文学的でない感じの現場の人たちが登場しているからかなって思う。
実際には新橋で飲んでるオッチャンたちより、現場のひとたちの方がよほど文学的であったりすることは疑問の余地が無いのだが。
ともかく、見かけ体育会系で内面は実は繊細であるような発言をするオッチャンたちが鋭い発言を繰り返すことで物語はテンポよく進む。
下らない話かもしれないが、美しい筋だと思った(笑
学校生活で演劇や読書に励んできた人たちには、
是非、土方とかで人生の研鑽を積んでほしいなぁと思った。
安全第一で。
満足度★★★
登場人物の誰に対しても・・
親の影響が大きそう、というのがちょっと・・まどろっこしいと言うか(苦笑
ネタバレBOX
見る限り、登場人物の5人中3人、心のどこかで親の愛情を渇望しているのではないかと見える気がする。
あと一人は愛情を渇望している。
もう一人は・・良く分からない(笑
逆に隠れマザコンっぽい弟君に何故惹かれるのかが良く分からない。あとなんであんなに鈍いのかも。
3人は幼少期に親の愛情を受けられなかったことがトラウマで幸せに踏み出せないように見えるんだが、そうだろうか?
描きたい主題はあくまで行間で、心理ではないと言われそうなんだが、
多少、物語の骨組みがシンプルすぎると、
行間も生まれにくいようにも感じる。
両親が不在でも感情の優しさを手に入れる人間は大勢いる。
物語の中に作者の希望が多く含まれすぎているようにも思う。
もっと素直に感じるままを描いた方が良いのではないかとも思う。
色彩をもっと増やした方が良いように思う。
ものごとは捉え方だと思う。
両親や周りに心配されない方が、
どの橋の下ででも野垂れ死にできるという気楽さもあるように思う。
5人のうち4人の若者の捉え方が悲観的過ぎるように思う。
きのう家族を失った人にでも、
爆発するような勢いで未来を指させる躍動感が若い人には欲しい気がする。
繊細さではなく。
満足度★★★★
(ソフト)ヤンキー?っぽい登場人物たち・・
が出るところが面白い、と思う。
ネタバレBOX
舞台を観ていて感じたけれど、
やっぱり主宰の穴迫氏の演技、台詞がダントツに面白いと思う。
あとはやっぱり河原のホームレス?家はあるらしいのだけど一生フジロック気分でいたいオバサン?ボヘミアンの女役の平嶋氏。
舞台を観ていて感じたけれど、
作・演出の穴迫氏がこの二人の登場人物・キャラに特に魅力を感じたのだな、というのが伝わってきた。
まだ発展途上なのかなぁ、とも思ったけど、
最終進化形がこのあたりにあるのかな、と思えば、
他にあまり似た舞台が無いので好感が持てる。
ボヘミアンの女は独特。
こういった感じのホームレスっぽいオバサンは割とどこの町にでもいるんだけど(横浜のメリーさんとか、自分の町にも・・)
みんな一見似ていて全く違うようで、
自分からはどうしてそういった感じになるのか、
全く想像がつかないだけに余計に面白い。
どんなに想像してもそっちがチープになりそうで・・(苦笑
でも、ああいうのは出来たら、
男に遊んで捨てられた的な安易な描き方はしないで(若い男性っぽい発想かも
自分のことより大事にして愛していた子供が同級生に殺されたショックで家を出た、
とか、そんな風に描いた方が誰にでもダイレクトに伝わると思う。
そういう風にエッジにすると、地方の観客はそこで思考停止するかもしれないけれど、
東京の小劇場好きの観客にはその位しないと伝わらないのでは・・とも思う。
賛否両論があるくらいでないと。
挑戦しなければ。
東京用に少し変えないと、すぐに埋もれてしまう気が・・。
主宰のような台詞運びを全員が出来れば確変するのは間違いないと思うんだけど・・。
地方の(ソフト)ヤンキー演劇ってのは、記憶にないから。
全員ヤンキー、あとボヘミアンでも良いと思うんだけど・・。
まぁ、そうすると全く違う作品か。
地方には東京より良い素材がたくさんあるのは分かるけど、
それをプレーンに描くだけじゃなく、
荒くザラザラとエッジに描くようにした方が。
音楽が良かった。
満足度★★★★★
もうちょっと救いがあれば良いような・・
でも、ちょっと重そうな主題?を軽く扱っているっぽいところは好感が持てたり。
ネタバレBOX
最後の夫婦の離婚問題に唐突に突入するところが面白い。
それまでなんとなく
「この二人合わないんだろうな」
と、感じさせるところが急に鮮やかに浮かび上がってくる。
こういうのはガレキは本当に巧い。
凄い。
だから逆に切なくもある(苦笑
二人とも一生懸命なんだろうけど、
どうしようもない二人の溝が、はた目から見ると哀しい位に明らか。
最後の奥さんの晴れやかな表情に一瞬救いを感じるが、
妹の眼からすると、
もう取り返しのつかない道を選んで戻れないことが見て取れる。
それはもう高校生には引き返せないことを暗示している。
「ダメ男」
という誰にでも読み解きやすいキーワードが
なんか上手く使われていないっぽい(女性にはこれだけで十分なんだろうが
感じがちょっと残念かなぁ。
男性はこういうの見ても割とピンと来ないかも。
優秀ではあるが夕日に共感できない(たとえだけど
夫のような観客が多そうな印象だからだろうか、男性には。