写真一覧（乙女、ロレーヌより来る。(追加公演決定!)）

目も眩む銀の鎧を纏い、
戦場を駆るは猛き黒馬。
百合の花の旗を手にして、
降り注ぐ矢の雨の中、
精霊の導きのままに、
乙女は叫ぶ。

フラヴィー「そんな号令ないし」
バルバザン「てかなんで突何とかって言いたがるんだよ」

ライール「俺の為に摘んできてくれたのか？」
マリー「うん」
ライール「そうか。ごめんな」

神「救うことはできぬ、だが導きはしよう」
ジャンヌ「！」
神「ジャンヌよ、私の声が聞こえるか」
ジャンヌ「あーこちらジャンヌ感度良好感度良好どうぞー」
神「無線じゃねぇから。神だから」

フラヴィー「どうでしょう」
バルバザン「微妙だな」
イザベル「ぼーっとし過ぎだよね？」
オリビア「でも素材はむしろあんな感じの方がいいかも」
イザベル「そうか？」
フラヴィー「確かに無個性な方がやり易いかも知れませんね」
オリビア「１からどころか０から作るつもりでさ」
バルバザン「もうこのへんの村も回り尽くしたしな」
イザベル「あんまロレーヌから離れるとまずいか」
オリビア「じゃあ決まりで」
一同「了解」

私、本当に生きてるのかな。
もっと、どこかに、何か、あるような気がするんだ。

ジャンヌ、待ってろ。
お前はまだ死なせない。

オリビアが手を挙げる。
兵たちの弓が一斉にライールを狙う。

ライールが立ち上がる。
バルバザンは仰向けに倒れたまま、剣を高々とかかげる。
ライールがそこに剣を交える。
二人の剣が十字架を描く。
雲が切れ、処刑台に光が射す。
マリーは神に祈り続けている。